ミクトラン

登録日:2015/04/12 (日) 16:58:18
更新日:2018/07/03 Tue 19:47:57
所要時間:約 5 分で読めます





あそこにいるのは神などではない!妄執に取り付かれた千年前の亡霊だ!



ミクトランとは『テイルズ オブ デスティニー』の登場人物。
CV. 置鮎龍太郎(PS版)、堀川りょう(ドラマCD、PS2版)


天地戦争時代に空中都市を率いて、ソーディアンチーム率いる地上軍と戦った天上軍のリーダー。
通称「天上王」。
ソーディアンチームとも互角に渡り合ったが、戦争終盤にソーディアンチームの一人であるカーレル・ベルセリオスと刺し違えて死亡した。


以下ネタバレ













本作の真の黒幕にしてラスボス。

強い選民思想を持つ種族主義者で、テイルズオブシリーズの悪役としては珍しく、過去や行動原理に悲劇性や同情すべき点が全くない、はっきり言ってかなり徹底したクズ。
(が…かつては弱すぎて、プレイヤーに同情されたことがある。(後述)かなり正統派な悪役なのに。)


実は死の間際に魂をソーディアン・ベルセリオスのコアクリスタルに移すことに成功し、生き延びていた。
このことについては諸説あるが、ゲーム中では戦いの最中にソーディアン・ベルセリオスのコアクリスタルが破損したことで人格が失われたところに逃げ込んだとされており、PS2版では加えて、天上軍でもソーディアンの開発・研究がおこなわれていたため、その技術を応用したとされている。


その後長らく眠りについていたが、ルーティとリオンの父であるヒューゴがソーディアン・ベルセリオスを発掘したことで目覚め、ヒューゴの体を乗っ取ることに成功、暗躍を開始する。
手始めにオベイロン社を興すと数年で大企業に成長させ、セインガルドの重責の地位を手に入れる。
さらに世界各地にオベロン社の支部を設立、忠実な部下を据えることで神の眼の行方を調査していた。
この時の手腕は全てミクトランの物であり、経営手腕も極めて高いことが伺える。



マリアンを人質にとってリオンを操り、さらにスタン一行を上手く利用してまんまと神の眼を奪い、空中都市群を復活させることに成功した。

その後ベルクラントにてスタン一行と対峙し、ヒューゴの姿のまま戦うもこの時は敗北。
しかし直後に本来の姿を取り戻して完全に復活し、圧倒的な力でスタン達を一気に瀕死まで追い込む。
この時初めてヒューゴがミクトランに乗っ取られていたことが明らかとなった。

この後これ以上スタン達に何もできまいと過信してとどめを刺さずにベルクラントごとスタン一行を海に捨てるがスタン達はジョニー達に助けられ、辛くも生き延びた。



その後ダイクロフトにてスタン一行と再び対峙する。
PS版ではこの時にリオンをゾンビとして甦らせて差し向けてくるなどやはり外道。
そしてスタン一行はミクトランとの最終決戦に挑むことになるのだが・・・







・・・弱い。 メッチャ弱い。

第1形態は上級晶術を連発したり、遠距離攻撃をしかけてきたりと厄介な攻撃もしてくるのだが、第2形態の「NEOミクトラン」は 超弱い。
一応全体に攻撃する技や術を多数持っているのだが、その巨体と動きの鈍さが仇となり攻撃が非常にあてやすく、適当に奥義を連発するだけで簡単にハメることができる。
当時はゲームシステムが練り切れていなかったこともあるのだが、そのあまりの弱さからシリーズ最弱のラスボスとまで称される。
また、ビジュアルも正直言ってイマイチで、その姿から「千葉県」「手羽先」などとネタにされる始末。
あげく攻略本にまで弱いと書かれてしまった。ひでえ。

あまりにも弱いためベスト版では強化された。
回避率を念入りに強化されてるため、固めることができず簡単に割り込みの攻撃を仕掛けてくるためやっかいとなった。
対策としては命中率の高い技で仕掛けること。そして命中率の高い技に殺劇舞荒剣があるので…

倒されると最期のあがきとして外殻大地を崩落させ地上に大きな被害をもたらして死亡。
最後の最後まで往生際の悪い散りざまであった。








PS2版

一応蘇生途中の天上人たちへの思いを口にしたり、外殻大地を緑溢れる世界にしたりと彼なりの理想や信念の描写が追加された。
しかし、ヒューゴの家族愛をあざ笑うようなセリフが追加されるなど、その外道っぷりにはむしろ磨きがかかっている。

また、グレバムの行動も彼の差し金であり、空中都市群復活の下準備であったことが明かされている。
つまりTODの物語はだいたいどころか、ぜんぶこいつのせいだった。


ベルクラントでのヒューゴ戦の後の展開はPS版とPS2版でだいぶ異なっており、PS2版ではミクトランの体に残されたヒューゴの残留思念が抵抗し一時的にミクトランの体を奪い、ベルクラントを落下させる事で娘達を逃がした(この時にヒューゴの残留意思は完全に消滅してしまった)。



続編との整合性を合わせるためかゾンビリオンけしかけてこなくなった。

PS2版では第2形態は「NEOミクトラン」から「ミクトラン・イグゼシブ」に変更され、ビジュアルも何とも言えない三角形っぽいやつから紫色の人型に変更された。

そして何よりも






・・・強い。 メッチャ強い。

いままで散々弱い弱いと言われてきた鬱憤を晴らすかのように、鬼神のごとき強さを見せる。
そのため、リメイク前と同じつもりで挑んで返り討ちにあったプレイヤー多数。

攻撃の大半に各種の状態異常にするものが含まれており、数が多彩なため防具や宝石だけでそれら全部に対処するのはむずかしい。
なので対処しきれないものはパナシーアボトル等で対処しよう。
特に危険なのは麻痺。大勢がマヒると即全滅に追い込まれかねない。
せめて操作キャラだけでもパラライチェックは装備しておきたい。
攻撃は光属性と闇属性が多いため、防具か宝石かで事前に両属性に対する耐性を高めておくと戦闘が楽になる。
隠しボスを倒すとさらに強くなり、ヒール、リカバー、レイズデッドなどに対して全滅必至のカウンター攻撃まで仕掛けてくるようになる。
その強さからリメイク前の評価とは一転、シリーズ最強のラスボスとまで称される。

最終的にはスタンの斬空天翔剣を受けて消滅し、最期のあがきは行わない。



追記・修正は天上王になってからお願いします。


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