デニス・マックフィールド

登録日:2015/06/15 Mon 16:18:10
更新日:2024/11/28 Thu 06:51:29
所要時間:約 7 分で読めます




Show Must Go On

デニス・マックフィールドとは遊戯王ARC-Vに登場するキャラクターの一人。
CV:柿原徹也


概要

LDSブロードウェイ校からの留学生。
エクシーズを使うのだが、所属コースは何故か不明(厳密にはエクシーズコースとは公言してない)。
熱血デュエル塾では、社長から実力は認められているものの、「彼自身に関しては謎が多く、私もまだ調査中」と言及されている。

榊遊勝に憧れており、デュエル中には遊勝のエンターテイメントを意識した動きをしている。
特にアクロバティックな動きは遊勝の息子である榊遊矢も感動し、姿を重ねる程であった。
また、遊矢とのデュエル後は柊柚子と接触し、自身のエンタメを披露。そして勝利した。

だが、その現場でエクシーズ召喚を使ったのを見たエクシーズハンターことセレナに目を付けられてしまう。
言葉の届かないセレナとのデュエルを受け入れ、誤解を解くためにエンタメデュエリストなりの戦いを披露する事を宣言する。
しかし、いつもの癖でエクシーズ召喚への準備をうっかり揃えてしまう。

誤解を強まる事を危惧した為にエクシーズ召喚せずに《バリア・バブル》による守備の布陣を整えてあっさり最初のターンを終えた。
守備モンスターをセレナのモンスターに撃退された次のターン、セレナから挑発を受ける。
これに「少し本気出しちゃおっかな~」とニヤついたものの、ここでも大きな誤算が起きる。

なんとこのタイミングで「融合」を引いてしまうのだった。本気出したからデッキが応えちゃったんだね。

融合を見て真っ白になり、愕然となりながらデュエルに対して意気消沈してしまい、伏せカードを伏せるだけ伏せてターンエンド。
突然「本気を出す」と言った相手がまるで手を抜いたかのような布陣を構えてセレナを激昂させてしまう。

最後の月光舞猫姫に対して伏せカードによるミラクルイリュージョンを発動しようとしたが、オベリスク・フォースが出現したのが見えた為、敢えて攻撃を受けて敗北した。
誤解を避けるためにエクシーズ召喚しなかったのは良いとして、何故《融合》があったのか。



その後……

赤馬零児との契約で動く風魔塾の日影/月影の兄弟によって柚子とセレナが救出されてエリアを移動したが、何故か彼らの居る場所の死角に回り込むという謎の行動を見せ始める。

視聴者からは良い奴過ぎるせいで疑われてたが、実はアカデミアユーリと知り合いであった。
同じLDSであるはずのオルガやハリルに、ユーリとの会話を見られた際には普段見せなかった表情をしている。

襟の裏にアカデミアの校章があり、それを使ってオベリスク・フォースに指示を出す事が出来る。
オベリスク・フォースからは「お前」と呼ばれている事から階級は同じか彼ら以下と思われる。

死角に隠れて動いていたのは街中に配置された監視カメラに映らないようにする為の行動であり、セレナ奪還の任務においてデュエルの協力を求められても「監視カメラでバレる」という理由で拒否している。

遊矢から「素良」という単語を聞いた際に思い当たる節があったのだろうか、一瞬だけ表情を変えて話を逸らしていた。
舞網CSに参加しているとはいえ、融合次元の人間が参加している事は想定していなかったとも思われる。

融合次元にあるアカデミアの関係者でありながら、素良とは違いエクシーズ召喚を使っている。
これはLDSの召喚エネルギー検知を掻い潜る為の対策であると思われるが、生粋のスタンダード次元の人間の可能性もある。
逆に言えば、エクシーズのエネルギー検知が目立ってない事からエクシーズ出身ではないと見る事もできる。


以上のことから現状真っ黒である。
騙されないぞ、融合次元の悪者め!


ユーリと柚子の姿が見えなくなった事でユーリの任務を補佐できたと思い込んでいたが……。



結成、ランサーズ

上記のヤバい経歴を引っ提げながらもスタンダードの精鋭部隊「ランサーズ」の一員に招かれた。
もっとも赤馬零児に泳がされている可能性を想定した上で参加している模様。

メンバーの紅一点であるセレナが自ら融合次元の人間である事を明かした際には露骨に不味い顔をした
更に追い打ちをかけるがの如く、もっとも不味い情報をセレナの口から明かされてしまう。

実は柚子がシンクロ次元のデュエリストに連れ攫われた事を知ってしまった。
ユーリの柚子を確保する任務が完全に失敗していた事に驚き、思いっきり声を上げている
意外な事に弱く、案外ポーカーフェイスを維持できないデニスであった。

融合次元のデュエル戦士の任務失敗が立て続けに起きている事もあり、ランサーズの一人としてシンクロ次元に赴いた。

エンタメデュエリストとしては現在ある意味で遊矢よりも上の実力の持ち主。
上述の柚子戦のほかにも、シンクロ次元での権現坂とのデュエルでは道化師を演じ切り、その果てには権現坂も乗せきった。

黒咲とのライディングデュエルでも「黒咲コールをデニスコールにしたい」と意気込み、ペンデュラムエクシーズを披露するなどして盛り上げるが、残念ながら中断させられてしまっている。



仮面が破れる時

華やかな見た目とは裏腹に壮絶な競争社会のシンクロ次元における大会「フレンドシップカップ」に出場。
その初戦の相手は地下ライディングデュエル場で対戦した仲間である黒咲が立ちはだかる。
黒咲は対戦時にLDSの生徒とは思えない対応力を見せつけられた事から疑惑を持たれてしまっていた。
そして遂に、その正体を探ろうと隙を窺っていた黒咲によって手札に融合がある事を公開されてしまう。

そして……



使用デッキ

バーンダメージに関係する【Em(エンタメイジ)】を使用する。
その中でも特にバーンメタに関する効果が特徴的となっている。
エースモンスターの一つ「Em トラピーズ・マジシャン」は彼の愛用カードでもある。



ゲーム作品では

デュエルリンクスでは2024年5月に実装。
ゲットイベントではアクションデュエルが行われる。

使用デッキは案の定というか古代の機械混成型の【Em】だが、シナジー皆無の2種を混合しているためか古代の機械側の上級モンスターは一切入っておらず、騎士、飛竜、箱、兵士、猟犬の下級組と融合モンスターの魔神のみ。
Em側はヒグルミ以外の全種類が投入されており、ミラー・コンダクターでステータス逆転によるコンバットトリックを狙って来たり、トラピーズ・マジシャンで2回攻撃を付与したり自壊デメリットを利用してこちらの大型を潰しに来たりとかなりトリッキーな戦術を取る。
特に高レベルだと2枚投入されているダメージ・ジャグラーが非常に鬱陶しく、ダメージ効果を無効破壊されたり、トドメの一撃をキャンセルされたりでストレスになりがち。
さらに「バリア・バブル」で破壊耐性を付与してくる上、トリック・クラウンとトラピーズ・マジシャンの後続召喚効果により壁が途切れにくいため非常に攻め込みづらい。

弱点としては装備魔法抜きの最大打点がトラピーズ・マジシャンの2500止まりである点。
権現坂であればビッグベン-Kで完全に止められる他、シュテンドウ-Gでバックを薙ぎ払うなどで対処可能。打点勝負に持ち込むならセレナも候補だが、月光猫舞姫が相性最悪なので、効果対象耐性/効果破壊耐性を持つ3体融合を狙いたいところ。

アクションデュエルで出て来るレベル60は何と混沌巨人を投入しているが、レベル4を並べることを優先して来るため滅多に融合してこないのが救いか。


シナリオ面ではアカデミアの尖兵として犯した過ちを償うため、一人でも多くの人々に笑顔を届けるべくデュエルリンクスにやって来たと語られている。
ランサーズの面々とも交流があるが、唯一黒咲だけは頭から拒絶しており、アカデミアの爪痕の深さを痛感する場面もあった。*2


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最終更新:2024年11月28日 06:51

*1 ARC-Vでの【古代の機械】はOCGとは異なり融合召喚とバーン効果がメインであり、OCGの【古代の機械】とは全く別物である。

*2 図らずも本編における黒咲へのフォローともなっている。