登録日:2015/06/18 (木) 18:00:00
更新日:2025/04/08 Tue 18:32:20
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『悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair』(Castlevania: Harmony of Despair)とは、KONAMIから配信されているXbox360及びPlayStation3用ゲーム。
略称は「ドラキュラHD」、「悪魔城HD」など。
Xbox360版は2010年8月4日、PS3版は2012年3月29日に配信開始した。
パッケージ版は存在せず、ダウンロード専売作品である。
Xboxプラットフォームの下位互換に対応しているので、Xbox OneやSeries X|SのMicrosoft Storeからの購入、プレイが可能となっている。
2024年7月29日をもってXBOX360のマーケットプレイスのサービスが終了した為、現在XBOX版はXBOXONE・XBOX series X|Sのみでの購入が可能となっている。
■概要
2DドットをHD画面に敷き詰めたらどうなるのか?というコンセプトで開発された。
本作はある意味で総集編・お祭ゲー的な内容になっており、ステージ・キャラ等はNDS版の
「蒼月の十字架」「ギャラリーオブラビリンス」「奪われた刻印」をベースにしている。
オンラインのマルチプレイにも対応しており、最大で6人同時にプレイできる。
■ストーリー
500年以上に渡る悪魔城の歴史を綴った呪われた本。
魔王ドラキュラと戦った善なる記録 - ベルモンド一族やその仲間達は悪魔たちを滅ぼすため、呪われた本の中に現れた悪魔城に挑む。
(Wikipediaより引用)
…でも、基本的にストーリーは無いと思っていい。
■ゲーム内容
探索型をベースにしたステージクリア式の2Dアクション。
30分の制限時間内にボスを倒せばクリア。
ステージの各所には宝箱があり、そこからアイテムや金を入手できる。宝箱の色によって出てくるアイテムのレア度が違う。
なお、誰かが宝箱を開ければメンバー全員がアイテムをもらえるため、この手のゲームにありがちなアイテムの取り合いを心配する必要はない
宝箱は↓
シングル時はアイテムが、マルチ時は「生命の霊薬」が入手できる水色
金を入手できる赤
回復アイテムが出やすい茶
装備アイテムが出る緑
緑よりもいい装備アイテムが出やすい紫
ボス撃破時のみ出現し、レアな装備アイテムが出るかもしれない金
…以上のように色分けされている。
当然ながら、HPが0になるとゲームオーバー。
ただし、マルチプレイの場合は他のメンバーが生存している状態ならHPが0になってもスケルトンになって復活できる。このスケルトン状態でも骨投げで攻撃が可能だが、全員がスケルトンになるとゲームオーバー。
スケルトンになっても、メンバーの誰かが先述した生命の霊薬を所持していれば復活可能。
詳しくは下記のキャラクターのスケルトンの項目を参照。
■キャラクター
登場するのは本作直近の「蒼月の十字架」「ギャラリーオブラビリンス」「奪われた刻印」に登場したキャラが中心。
キャラごとに異なった成長要素を持っている。
ただし、HPとMPは一切成長せず、装備による最大値アップのみとなっている。
キャラごとに攻撃方法も異なり、固有のアクションであるパーソナルスキルを所持している。
共通アクションとして、2段ジャンプとスライディングがある。
一部キャラを除き急降下キックも使用できる。
またボイスの無いシモンと風魔を除き、ラジオチャットのボイスはそれぞれキャラ固有のものが用意されている。
マルチプレイでは2人のキャラがで協力して発動する「デュアルクラッシュ」が使用可能。
誰かが要請し受けた側が応じることで発動する。キャラの組み合わせによって発動する技が変わがいずれも派手な技になっている。
MP消費は大きめで威力がはそこそこだが、概ね範囲が広く何より盛り上がるのでたまに使われる。
□デフォルトで使用可能
成長タイプは収集型と熟練度型の2つに分けられる。
○来須蒼真 CV:緑川光
ドラキュラの生まれ変わり。生身の人間だが怪物の魂を支配する強力な力を持つ。
蒼月から参戦。原作の支配の力は健在。
敵を倒すことでソウルを入手できる。初期状態だと出やすいものでも数%とあまり高くないが
原作同様に、サブウェポンとして使えるバレット、
戦闘補助のガーディアン、ステータスアップ効果のエンチャント…の3種に分かれている。
この内、ガーディアンソウルがパーソナルスキルとなっている。
もちろん、ボスからもソウルを入手できる。ボス撃破時に出る金宝箱からのドロップという形でだが。
成長タイプは収集型、同じソウルを複数所持しているとそのソウルのレベルがアップしていく。また、ソウルの総数でソウルの効果も上がっていく。
使用武器も原作同様に剣・槍・斧と多種多様、果ては
RPGも使用できる。
性能は初出からかなり抑えられてるけどヴァルマンウェもあるよ!
ただし強力装備やソウルイーター(ソウル入手率UPアクセサリ、購入可能ではあるがお値段$200,000)はハードモード開放後でしか入手できないので本格的な強化は後半になる。
ソウル収集という運の絡む要素はあるものの装備を変えるだけである程度はカバー可能、さらにソウルが集まってくるとやれる事がかなり増えていくので初心者から上級者まで使い手を選ばない。
実際「蒼真にしかできないこと」がそれなりに存在(大抵はショートカット)するため人気は高い。
ドラキュラの息子でありダンピール。母の魂に安らぎをもたらすため、父であるドラキュラを倒した過去を持つ。
蒼月から参戦。でもグラフィックは月下に近い。
説明でダンピールと書かれたのは本作が初。
基本的には蒼真同様に装備を入れ替えながら進むことになる。
使用武器は剣・ナックル。また、蒼真が装備できないロッドや盾も装備可能。本作にシールドロッドは無いぞ!
成長タイプは収集型、特定の敵を倒したり宝箱からのドロップで暗黒魔法の巻物を入手できる。同じ巻物を複数入手すると魔法のレベルがアップしていく。
パーソナルスキルは霧変身。発動にMPを要するが霧になっている間は敵の攻撃を完全回避できる。またほんのわずかだけ移動できるため、2段ジャンプでギリギリ届かない場所へ強引に飛び移ることもできる。
装備の入れ替えだけで進んでいける上に蒼真よりも低難易度の武器が強力、そして比較的成長させやすい部類でなので初心者にオススメ。
○ジョナサン・モリス CV:櫻井孝宏
鞭の一族「ベルモンド」から聖なる鞭「ヴァンパイア・キラー」を託された男。
GoLから参戦。
ベルモンドの分家であるモリス家のハンター。
原作と違って武器の入れ替えが出来ず、使用できるのは聖鞭ヴァンパイアキラーのみ。振りは遅めだが空中で斜め下にも打てる。
その代わり、多種多様なサブウェポンを扱えるのが最大の魅力。
投げナイフ・斧・クロスといった歴代おなじみのものから、くない・手裏剣のような和風なもの、コンバットボムのような現代兵器、果ては紙飛行機や鎖付き鉄球等のネタに走れるものまで種類はマジで豊富。
成長タイプは熟練度型、サブウェポンを使い込んでいくとレベルが上がり、さらにヴァンパイアキラーの攻撃力が上がっていく。
サブウェポンのレベルが上がると性能が強化され、一部はグラフィックも変わる。
サブウェポンだけでなくマーシャルアーツも使用できる。マーシャルアーツは宝箱から巻物を入手することで習得する。アーツの威力も自身の攻撃力によるので、サブウェポンが成長すれば相対的に威力が上がる。
マーシャルアーツに関してはコマンド入力が苦手だと不発や誤発も頻発するので慣れがいる。
サブウェポンの種類の多さから育成に時間がかかるものの使った分だけ成果が見えてくる大器晩成型といえる。
育てば豊富なサブウェポンと独自のマーシャルアーツからあらゆる状況に対応できるようになる。
あと、ネタ方面でもかなりの活躍が出来る。付いた愛称がジョナさん。
ラジオチャットのオッケェーイ!とか鎖付き鉄球のショーターイ!とか。
キー↑押しっぱなしで謎のポージングも。ヤァルジャン!
◇マーシャルアーツ
キー入力はテンキー表記、コマンドは箱〇版のもの。PS3版はYを△、RBをR1に置き換える。
●ガード RB
パーソナルスキル。その名の通り、ガードモーションを取って被ダメージとノックバックを減少させられる。
バックダッシュが出来ない空中でサブウェポンのモーションをガードでキャンセルして連発する「耐えキャン」というテクニックもある。名前の由来はガード時に発する「耐えてみせる!」のセリフから。
●アッパー 28Y
昇龍拳。鞭勢全員が共通して使えるアーツ。上昇中は無敵。
ジョナサンのものは上方向への判定は小さいが拳にオーラを纏っているからか横の判定が広い。
発動時の掛け声「タァッ!」で他のボイスをキャンセルして別のセリフにする遊びもできる。
例:まかせタァッ!(ラジオチャットに「まかせた」は一応あるが) まタァッよろしくな!(複合、ちょっと操作が忙しい)
●デンジャラス・ニー 426Y
通称膝。動作中は完全無敵。
ヒット時に反動でノックバックするため敵にめり込んで接触ダメージをもらうことはない。
発動時の掛け声は「せいやッ!」で、こちらも他のボイスをキャンセルする遊びができる。
例:まかせいやッ! 耐えてみせいやッ!
●前転 6246Y
攻撃判定を持たない回避専用の技、動作中は完全無敵。
敵をすり抜けて裏に回りたい場合に。裏回りの有用性は特にファイナルガード戦で実感できる
性能は良好な反面、とっさに出すには難しいコマンドなので慣れがいる。
●ソニックアタック 8426Y
一瞬のタメ動作の後に前方へ高速移動、すれ違いざまに敵を斬る。
例によって動作中は無敵だが、発動時にタメがあるので咄嗟の回避には向かない。
また、膝と違って位置によっては敵にめり込んでしまうため注意。
崖っぷちに向かって発動すると高速で前方へスッ飛んでいく。これを利用したショートカットも可能。
コイツを使った壁抜け「ソニックホァイ」も有名
○シャーロット・オーリン CV:かかずゆみ
天才と呼ばれた魔法使い。未熟なジョナサンを補佐するため、共に悪魔城に乗り込んだ。
GoLから参戦。
ジョナサンの幼馴染の魔導士。
使用武器は封印の書で、通常攻撃は貧弱なものの豊富な魔法で火力を補える。
魔法はパーソナルスキルの封印魔法で敵の攻撃を防ぐと取得できる。
封印魔法は簡単に言うとシールド。
この技で敵の魔法を受け止めると魔法を習得出来ることがある。展開中はMPを消費するので注意。
成長タイプは収集型、同じ魔法を取得していくとレベルが上がっていく。また、魔法の総所持数で封印の書による攻撃が強化されていく。
ただし、急降下キックは使えない。その代わりスライディングの性能が高め。
収集要素が敵を倒さなくても得られるので一応育成しやすいキャラではある。
シャノア程原作で使えた魔法が使えないという訳では無いが、原作にあったステータス上昇系の魔法や変身魔法等は未登場となっている。
ただし一部魔法(まじょがダメージを受けると使用してくるの『ヒール』)は強化しすぎると入手できなくなるので注意
特性上マルチプレイでの魔法習得行為は厳禁です。
ジョナさん同様キー↑押しっぱなしでポージング。
対ドラキュラ組織「エクレシア」に所属する女魔術師。グリフと呼ばれる魔術を用いてドラキュラと戦った。
奪刻から参戦。
原作同様に
グリフを用いて戦うのだが、通常攻撃でMPを消費することはない。
グリフには通常攻撃用の武器タイプとサブウェポンとして使う魔法タイプがある。
成長タイプは熟練度型、魔法グリフを使い込んでいくとレベルが上がっていく。
パーソナルスキルはキルクルス、ステージの各所に設置されている磁石を利用して移動できる。磁石に留まっている間は攻撃も可能。
マップによっては使ってくださいと言わんばかりの実質シャノア専用ショートカットが存在したり、ボス部屋磁石で回避が容易になったりと役立つ場面では非常に輝く。
またキー↑を押すと敵の刻印魔法を吸収して魔法グリフとして使用できる。
シャーロットと違い確実に入手でき、吸収された敵も刻印魔法を使ってこなくなるので通常プレイでも役に立つこともある。
他の女性キャラでは不可能な重装備ができるものの武器の種類が非常に少ないため、最終的にやれることが限られてしまうのが残念。
奪刻が発売してから約2年近く経ってるのに
ただし、魔法グリフはどれも強力で使いやすく数が少ない分攻撃力の上がり方が大きいのでジョナサンよりも強化が楽。
(DLCを使わない場合は)難易度ノーマルでも全ての武器、魔法が入手可能
なので初心者やハードモード解禁までなら
おそらく最強候補に入る。
バーサーカーメイルといった男性キャラのみの装備を身に付けられるのも魅力の1つ。
○スケルトン CV:緑川光、置鮎龍太郎、櫻井孝宏、かかずゆみ、桑島法子、稲田徹、高梁碧、梁田清之、斎藤千和
白骨死体のスケルトン。マルチプレイで体力が無くなってしまうとこれになって復活待ちの状態となる。
敵のスケルトンとは違い、天使の輪っかがある。死んだキャラの肉体が魔力によって白骨化、魂もその白骨に封じられてしまっている状態と思われる。伯爵率いる魔物の姿にされている事もあり、本人らからすればだいぶ屈辱的な状況とも言えるだろう。
蒼真「こんなホネ姿、ミナには見せれねえ…」
アルカード「母上の形見どころか姿まで奪われてしまうとは」
シャノア「私は魔を斬り払う骨となる!」
ジョナサン「ノ、ノープロブレム…」
シャーロット「きゃあ!天才魔法使いの私が、スケルトンだなんて…」
ユリウス「今よりも歳をとったような気分だ…」
ヨーコ「は、恥ずかしいわねえ…こらぁ~!」
リヒター「ドラキュラめ…姿を奪い、体術まで封印させてくるとは」
マリア「いやーん♥…でもマリア、ホネになっても兵器だもん!」
このスケルトン状態では骨投げ・スライディングで攻撃が可能。
だが…スケルトンはドラキュラシリーズの中でもかなり下位のザコであるため、戦闘力は完全にお察しくださいレベル。
しかもスケルトン状態で倒されると制限時間-3分のペナルティを喰らってしまうため、基本的には逃げ回った方が無難。
さらに装備品も全て外されている状態なので基本的に1発か2発位でバラバラにされてしまうので注意。なおトゲなどのオブジェクトダメージは通常よりもかなり低くなっている。
バグなのか仕様かは不明だが、骨投げと同時に霊薬での蘇生のタイミングが合うと蒼真のスケルトンソウルで出てくる大骨が出てくる事もある。ダメージもほんの少し上がる。
どのキャラでやられてもスケルトンの見た目こそ変わらないが、男キャラか女キャラ、もしくは風魔で出てくる墓が違う。
また第4章や第9章にある絵画にスケルトンの状態で入ると変なムキムキポーズや疲れ果てたポーズを取りながらキャラが叫ぶ。
💀〈ウィーーーーーッヒヒッ! 💀〈エキサイティングーーッ!
💀〈うわあっ〜! 💀〈くるくる~♪ 💀〈おおぉぉおおおおお…!💀〈オイぃぃぃぃぃいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ…!
□DLC追加
6人のうちユリウスとヨーコはPS3版ではデフォルトで使用可能。
○ユリウス・ベルモンド CV:稲田徹
ドラキュラを完全に滅ぼした唯一の男。
蒼月から参戦。
1999年にドラキュラを完全に滅ぼした
ドゥエリスト。
使用武器はジョナサンと同じヴァンパイアキラー。
成長タイプもジョナサン同様熟練度型。ただし、こちらは使えるサブウェポンの種類がジョナサンの半分くらいしかないため、その分成長が早い。
さらに、通常攻撃の振りが速いうえにリーチも長く、更に上下左右斜め8方向へ打ち分けられる。
パーソナルスキルは鞭移動、シャノアのキルクルスを使用する磁石に鞭を引っかけて移動できるが、ブランコの様に左右に振れるようにぶら下がるので上方向への移動は難しい。
一応ジャンプ→空中下鞭を連打することである程度は上昇できるがシャノアほどの自由度は無く、上昇距離も小さい。
ドゥエ急降下キックももちろん健在だが、今回のボイスは「デェーヤッ!」になっている。
なんだかんだで通常攻撃の使い勝手が非常に良いため鞭キャラ入門におススメ。
ただ、通常攻撃が優秀な反面、前述の通りサブウェポンのバリエーションに欠け、使えるマーシャルアーツも少ない。年だから?
このため大抵の場面でひたすら鞭ペチペチが基本戦術になる。裏を返せば考えることは少ないのでそういう意味でも初心者向けか。
とはいえ後述する色即是空がユリウス最大の特徴とでも言うべき代物なのでマーシャルアーツの影が薄いことはなく、やり込み度も非常に高い。
ちなみにスライディングの隙が少ないのでスライディング連発で高速移動も可能。スライディングブーツ装備時はメチャクチャ速くなる
◇マーシャルアーツ
●アッパー 28Y
ユリウスのものは横の判定が薄いが縦に強く天井裏にいる敵も攻撃しやすい。
その他無敵に関しては鞭勢共通。
●色即是空 6426Y
「色即是空ゥ…」
完全無敵で前方へ高速移動。消費MPが少なく連発できる。一応回避技。
大きな特徴としてスライド動作を各種攻撃でキャンセルできるため、色即是空とキャンセルを繰り返す(通称シキキャン)ことで高速移動でき、ネタ方面へ突っ走ることもできる。
その結果…
シキソシキソ…と呟きながら他のプレイヤーをブッちぎって駆け抜けていく様はまごうことなき変態
この色即是空を使いこなす変態(褒め言葉)はシキソリストと呼ばれる。
シキキャン時の速度はソニックブーツ(移動速度1.6倍)を装備したキャラを超える程であり、かなりの速度で移動できる。
なおシキキャンはコマンドが「色即是空→鞭→バックステップ→しゃがみ→色即是空→以下繰り返し」とかなり複雑なのでブーツ持ちをブッチぎる速度で高速シキキャンしているユリウスは相当の手練れである。
なおキャンセルが高速すぎると逆に遅くなる模様
ラジオチャットの「よろしく頼む」を色即是空でキャンセルした「よろ色即是空ゥ…」はシキソリストの挨拶。
ボイスを別のボイスでキャンセルできるのは箱〇版のみで、PS3版ではほとんど出来なくなっている
○ヨーコ・ヴェルナンデス CV:高梁碧
有名な魔法使いあの一族「ヴェルナンデス」の末裔。
蒼月から参戦。
教会に所属する魔導士。
通常攻撃は初期装備のヴェルナンデスの杖を使用。
シャーロットと同じく魔法を使うが、初期装備分のみで後から追加されることはない。
成長タイプは熟練度型、魔法を使い込んでいくとレベルが上がっていく。
また、シャーロット同様に急降下キックは使えない。
収集要素はないので考えることは少ないはず。
ホーリーライトニングが非常に便利な為、他のサブウェポンのレベルに差がついてしまっている状態になっていた人も数少なくはないだろう。
最強のヴァンパイアハンター「ベルモンド」の男。多彩な体術を得意とする。
血の輪廻…ではなくGoLから参戦。(GoLにリヒターモードがある・本編中に「ムチのきおく」という名でボスとして登場したからか)
最強と謳われるヴァンパイアハンター。
武器はもちろんヴァンパイアキラー。しかし、地上でも空中でも正面にしか打てない。
サブウェポンもユリウスと同じもので数は少ない。
…正直これだけ聞くと他の鞭勢の劣化に見えるかもしれない。しかし、リヒター最大の強みは高火力かつバリエーション豊かなマーシャルアーツにあり、これを駆使することで他キャラにはない火力を出せるのが魅力。複数のアーツを組み合わせた格ゲーみたいなコンボもできる。
そのぶん鞭・サブウェポン・マーシャルアーツを的確に使い分けることが要求されるので操作は忙しい。
鞭勢の中ではサブウェポン最大育成時の鞭火力が最も高いこともあり、やり込みがいがあるとも言える。
成長タイプは他の鞭勢同様熟練度型。サブウェポンの数が多くないため、ユリウス同様に成長が早め。
ラジオチャットの「了解」が「ま゛か゛せ゛ろ゛!!!」と妙に気合の入ったボイスなのがよくネタにされる。
◇マーシャルアーツ
●スピニングキック RB
パーソナルスキル。前方へ回し蹴りを見舞う。
1ボタンで出せる上に無消費、さらに鞭による通常攻撃をキャンセル可能と至れり尽くせり。
ジョナサンの膝同様にヒットすればノックバックするためめり込んでダメージを受けることはない。
ただし、出始めと終わり際に隙があるため注意。
●スライディングキック スライディング中にA
スライディング中に跳び上がって蹴りをぶちかます。
この飛び蹴りは他の攻撃でキャンセル可能。
移動用としても悪くなく、移動速度上昇系のブーツをまだ持っていない人には重宝される。
●宙返り ジャンプ中にLB
空中バックダッシュ的なもの。宙返り中は無敵時間がある。
大半の動作をキャンセルして出せるため、コンボの中継に使える。
●アッパー 28Y
リヒターのものはジョナサンとユリウスの中間といえる。
●タックル 8426Y
鞭を振り回しながら突進。動作中は無敵時間あり。
空中でも出せるソニックアタックといったところか。
「ツ゛ア゛ッ゛!!!」
○マリア・ラーネッド CV:斎藤千和
魔術の実験により力を得た少女。四聖獣を使役する。
こちらも血の輪廻ではなくGoLから参戦。マリア兵器だもん!
他の魔法タイプ同様に四聖獣の朱雀・青龍・白虎を召喚して攻撃する。
また、通常攻撃はブーメランのように自分の手に戻ってくる鳩を飛ばす。
パーソナルスキルは四聖獣の玄武、亀の甲羅を被って防御。
成長タイプは熟練度型、玄武を除く四聖獣と聖歌を使い込むとレベルアップするのだが熟練度型の中でも進行が遅く、全てをレベル最大までにするまで膨大な時間がかかる。
箱〇版とPS3版で性能が少し違う。
急降下キックがキックではなく頭突きで、さらにスライディングもヘッドスライディングになっている。
やられてスケルトンに変身してしまったマリアも(ラジオチャットで)喋ると可愛い事から、
萌え骸骨と呼ばれた事もある。
ちなみにマリアのヘッドスライディングにはダメージも当たり判定も無い為、スケルトンにならない限りはスライディング攻撃やサッカーボーイを地上で蹴ったりは出来ない。
◇マーシャルアーツ
●ガーディアンナックル
前身に光属性の攻撃を繰り出すスタンドを出す。発動中は無敵である為、アシュタルテのテンプテーションやパペットマスターの鉄の処女もこれで回避する事が可能。
後転キャンセル時の聖歌もこれを発動すればキャンセル出来る。
血の輪廻やGOLとは違い、今作では地上のみでしか発動出来ない。
最も有名なベルモンド。数多くの危機を乗り越えた歴戦のハンター。
初代悪魔城ドラキュラからまさかの参戦。
キャラグラフィックがファミコン版そのまんま(顔グラフィックは悪魔城年代記)。
それでも2段ジャンプ・急降下キック・スライディングはちゃんと使えます。
サブウェポンは通常のものと旧式(ファミコン風)のものを使用。リヒター同様鞭を前方にしか打てないが火力は高い。
またコマンド↓→攻撃で火の玉を出して攻撃が可能。
成長タイプは熟練度型で成長していく度にムチが強化される(皮→鎖→長い鎖)。
特徴と呼べるかは疑問だが最初からサブウェポン(通常)を全部所持しており、
ジョナサン達ムチ使いと共用が可能で入手する手間が省けるという利点がある。
○月風魔
月氏三兄弟の末子。兄の敵を打つために宿敵、龍骨鬼に挑む正義感。
ドラキュラシリーズではない月風魔伝からまさかの参戦。
攻撃時に衝撃波を飛ばす波動剣を用いる。
また、原作に登場したアイテムをサブウェポンとして使う。
例によってキー↑でキメポーズ(実はダメージ判定がある。)
■ステージ
元ネタとなったタイトルの複数のステージが継ぎ接ぎになっているのが特徴、まさに混沌の産物。
なお、1度クリアしたステージはオプションでBGMを変更できる。
□デフォルトで選択可
そのステージをクリアすると次のステージをプレー可能。
ノーマル第6章をクリアするとハードモードが開放される。
○第1章 屍輪に囚われし骸
道中BGM:荒城回廊 ボスBGM:闇夜の激突
元ネタは蒼月の黒の礼拝堂・罪人の塔・呪縛の時計塔。
出てくる敵もゾンビ・スケルトン・はんぎょじん等の対処しやすいヤツばかり。
ノーマルなら茶宝箱を開けてもミミックが出てくることはない。
ボス:ゲーゴス
通称師範。
ボス部屋に入るまではボス部屋から壁を貫通する極太ビームをブッ放してくる。
ビームが飛んでくる場所には直前に予告線が出るのですぐ回避できるようにしたい。
戦闘ではビームの他に噛みつき・突進・腹部の触手(?)で攻撃してくる。
頭部が最も安定してダメージを与えられる。逆に
ケツはあまりダメージが通らない。
脚は最もダメージが低いものの、攻撃を当てていくと足首のリングが壊れて頭部よりもダメージが通るようになる。
○第2章 傀儡の王
道中BGM:懺悔の後に ボスBGM:闇夜の激突
元ネタは蒼月の地図から消えた村・狂乱の花園・妖魔迎賓館。
所々にある鉄の処女(アイアンメイデン)に入ってしまうと大ダメージ。ハードだと即死。
ボス:パペットマスター CV:梁田清之
ゲーゴスと違って戦闘前から手を出してくることはない。
戦闘では人形を召喚して攻撃してくる。
大量にバラ撒いてくる女性型の人形は触れるとカース状態になってしまう。
また、「この人形を…ここに入れると…!」のセリフと共に人形を鉄の処女に入れてランダムで1人に強制ダメージを与えてくる。
阻止するには人形を鉄の処女に入れられる前に人形を破壊すればいい。難度によって人形の耐久力も変化する。
ある程度ダメージを与えると別の鉄の処女がある場所へ移動する。
ステージ内の鉄の処女がある場所には木箱が置いてあることがあり、その木箱を鉄の処女の前まで押しておくとその場所には移動しなくなる。
また時間に余裕がある場合だが、パペットマスターが人形を鉄の処女を入れる際にスケルトンになったプレイヤーがその鉄の処女に入って阻止する事も可能である。
○第3章 混沌の終わり
道中BGM:PHANTOM OF FEAR ボスBGM:尖白の闘志
元ネタは蒼月の深淵。
ボスはステージ中央にいるのだが、そこへ到達するにはステージ外周をほぼ1周しなければいけない。
ボス:メナス
蒼月のラスボス、メチャクチャデカい。
弱点部位は口・胸部・膝と分かりやすいのだが、その巨体故に狙いづらい。弱点以外の攻撃は全て1ダメージになってしまう。
ステージ上部にあるハンマーを起動させてメナスにヒットさせると大ダメージを与えられる上にしばらくの間弱点を曝け出した状態でダウンする。
ハンマーがヒットした際に下で戦っているプレイヤーがメナス本体にぶつかってやられてしまったという事も十分有り得るので注意。
スケルトン状態になっても弱点に骨が当たれば、ハードでもそこそこダメージが出る。
○第4章 暴虐のエスキース
道中BGM:見上げよ、闇を ボスBGM:暴虐のエスキース
元ネタはGoLの服従の大階段・主の居城・魔の13番街。
起動すると特定の場所へワープする絵画トラップが登場。
どの絵がどこに行くのかを覚えないと同じ場所を行ったり来たりすることになる。
ボス:ブローネル CV:江川央生
珍しい人型のボス。
キャンバスに描いた絵を具現化して攻撃してくる。
具現化するのは、触れるとダメージを受ける絵具や状態異常を受ける物体。
基本的にその場から動くことはないが、絵画の中に入り込んで反対側へ移動することもある。
○第5章 渇望の刃が刻む旋律
道中BGM:漆黒の翼 ボスBGM:闘魂狂詩曲
元ネタは奪刻の悪魔城機械塔・悪魔城兵学舎。
さすがに後半だけあって構造が複雑になってくる。さらに開始から1分経つとボス部屋からデス様ご出張。
こちらに近づいてきてデスシックルをバラ撒いてくる。だがこの時は本体に触れてもダメージはない、こちらの攻撃も通る。
一定ダメージを与えるとボス部屋に叩き帰せる。ステージ内にある光のトラップを使えば一発で強制送還。
ボス:
デス CV:佐藤正治
ボス部屋での戦闘は本体にも当たり判定が付くようになる。しかも持っている鎌にも判定があるため注意。
部屋外で使ったデスシックル以外に鎌を使った攻撃も繰り出してくる。
デス様が戦闘状態に入った後にボス部屋を出るとペナルティとして通常よりもさらに大量のデスシックルが襲いかかる。
○第6章 甘き死の刻は来たれり
道中BGM:ガルガンチュア ボスBGM:繻紗魔交響詩(第1・2形態)、幻想的舞曲(第3形態)
元ネタは奪刻の悪魔城Entrance・悪魔城蔵書庫・悪魔城最上部。
一本道なのだが、装備変更等をするための本がスタート地点にしかないため、アイテム補充をしなければいけない状況になるとちょっと面倒。
一応ラスボス。月下がベースとなっており、一定のダメージを与えると形態変化。合計で3形態ある。
●第1形態
人型、弱点は頭部のみで胴体部分は無敵(攻撃しても当たり判定が無い)。
攻撃はヘルファイア・ダークインフェルノといったおなじみのものを使用してくる。
頭上が安全地帯なので、攻撃を凌ぐ際には頭をひたすら踏み続けよう。若本御大のステキボイスも聞けます
アルカード使用時のみ戦闘開始時セリフが「さぁ来るがいい、我が息子よ。」に変化する。
●第2形態
「遊びは終わりだ…我に力をォォォォォ…!」
\ヨロシクナ/\ヨロシクタノム/\ヨロシクナ!/\マ゙ガゼロ゙!!/\ヨロシキソクゼクウ…/\・・・/
巨大化。
攻撃方法も変わり、カース状態になるカースチェイサーやこちらに迫ってくる火柱、極太ビーム等の強力なものが多い。
…だが、こちらは当たり判定が全身になったので攻撃を当てやすく、回避方法さえ分かれば一番楽…かも。
●第3形態
「終わりではない、これからだ…我が暗黒の姿を見るがいい。」
\ヤルナァ/\サスガタナ/\オッケー!/\ヤ゙ル゙ナ゙!!/\ヨロシキソクゼクウ…/\・・・/
真祖ドラキュラ。セリフの通り本番はここから。
本体及び弱点は中央。両側の手はダメージは通らないが攻撃判定があるのでこれを回避しつつ攻撃する必要がある。更に全ての攻撃が超火力なので回避スキルが問われる。
絶対に喰らってはいけないのがデモニックメギド。ノーマルでもかなりの脅威だが、ハードでは4ケタダメージ(!?)をもらって問答無用で死亡。
オーラブラストも即死とまではいかないが1発でHPMAXから瀕死まで持ってかれるので確実に回避したい。
急降下キックで頭上を通る等をしなければ回避しづらい攻撃もある。
また、女性キャラを使用している際は操作を受け付けなくなり味方プレイヤーを攻撃する魅了状態にするテンプテーションも使ってくる。
\イイオトコ♥/\カッコイイ~♥/\ステキ~♥/\ドラキュラ様♥/\ニャオウアアア!!/
□DLC追加
これ以降はDLCを購入してダウンロードしていれば前のステージをクリアしなくてもプレイ可能。(極端な話、ゲーム開始直後からプレイ可能)
ノーマル・ハードの切り替えも出来る。
複数のエリアが継ぎ接ぎになっておらず、ほとんど原作通りの並びになっている。
○第7章 美貌と欲望と絶望と
道中BGM:Hail from the Past ボスBGM:切り裂かれた静寂
元ネタはGoLの熱砂の墓所。
ピラミッド内を突き進んでいく。レバーを操作して扉を開けたりリフトを起動しなければならない。
少々頭を使うかも。
ボス:アシュタルテ
\ステキダ!/\ウツクシイ…!/\アナタニシタガイマス…/\イイオンナダ/\イイオンナダァ…/\…♥/\♥…/
あんたら殺すわぁ!
手に持った杖を使った魔法を繰り出してくる。
デルタ・スパークや竜巻を使ってくる。ダメージが高めなので注意。
特に男性キャラを使っている際にはテンプテーションにも警戒しなければならない。
ドラキュラに比べると使用頻度が高く、マルチでは大抵男性キャラの方が多いためしっかり回避できなければ大惨事になる。
さらに、打撃と聖属性以外のほとんどの攻撃に耐性を持つ。
○第8章 多くにして、一つなるもの
道中BGM:失われた彩画 ボスBGM:死の詩曲
元ネタは月下の地下水脈・焉道・地下墓地。
ここも7章と同じくレバーを操作して扉を開けなければならない。
ボス:レギオン
外殻から亡骸を無尽蔵にバラ撒いてくる。
外殻を破壊すると破壊した箇所の触手からビームや火炎放射を撃ってくるようになる。
弱点は中心の核。中心の外殻を破壊するとダメージが通るようになる。
○第9章 蠅の王
道中BGM:ドラキュラ城 ボスBGM:しもべたちの祭典
元ネタは月下の城入口・錬金研究棟・大理石の廊下。
レバー操作に加えて絵画トラップもある。
城外郭ルートや中央ショートカットなどショートカットが多めであり、マルチプレイで右半分はほぼ空気になっている。
XBOXプラットフォームでは、中央ショートカットである絵画ルートを利用すると高確率でゲームフリーズを起こすので、なるべく通らないようにしよう。
ボス:ベルゼブブ
蠅の王。薄くなってきた髪を気にしている。
本人はボス部屋の中央から動けないが、蠅を大量に召喚して攻撃する。
体の部位それぞれにダメージを与えていくと部位を破壊可能、全部位を破壊すれば撃破。
蝿は右側の下から1番目の足場に入れば、殆どの移動パターンを回避出来る。が、何故かリヒターとスケルトン状態のキャラはその足場に居てもダメージを喰らう事がよくあるので蝿が来たらしゃがんでおこう。
また部位の多いのボスということでマルチではデュアルクラッシュが強烈に刺さる。キャラによっては下手に殴るより火力が出るので積極的に要請してみてもいいだろう。
○第10章 全ての始まり
道中BGM:Vampire Killer ボスBGM:Nothing to Lose
初代悪魔城ドラキュラの全ステージを簡略化して全部繋げている。
大コウモリ・メディウサ・ミイラ男・フランケン・デス様が中ボスとして出現、倒さなければ先へは進めない。
メディウサ撃破後のエレベーター地帯は安定してホァイが出来る、また極めた変態(褒め言葉)なら全中ボスをスルーしてスタート地点から一気にボスまでショートカットが可能だったりする。ただしホァイした場合、トゲに当たるのでノーダメージボーナスのスコアは貰えないので注意。
このステージのボス&中ボスの特徴として攻撃ヒット後の無敵時間がかなり長い。
これまでのステージで猛威を振るいがちだったヴァルマンウェのような低ダメージ高速連打系の武器はまるでダメージが出ないので単発ダメージの大きい武器を持っていく必要がある。
ボス:L.ドラキュラ
通称L親父、攻撃方法は6章の親父とは違う。コイツも2形態ある。
●第1形態
人型。弱点は頭部。
マントから火球を飛ばしてくる。また、背後にいると猛スピードで後退してくる。
行動パターンはそれだけだが、火力が非常に高い。(さすがに親父のデモニックメギドみたいなアホ火力ではないが)
ノーマルとハードで火球の飛ばし方が変わるので注意。
●第2形態
クッキーモンスター魔物化。
全身に攻撃が通るようになる。
攻撃方法は突進や火球。どれも予備動作があるので回避自体はしやすい。
しかし、喰らうと大ダメージなので要注意。
ボス部屋手前でプレイヤーがいる場合、ボス部屋手前に火球を飛ばしてくるので後から駆けつける人は気を付けよう。
こちらも6章の伯爵同様、回線の影響で突然城から逃げ出すなどの様々な現象が起きる可能性があるので注意。
○第11章 月風魔伝
道中BGM:行け!月風魔 ボスBGM:龍骨鬼
月風魔伝のステージを全て繋げたようなマップ。
ステージ中央の本から3方向に分岐し、各分岐にいる中ボスを全て倒さなければボスに辿り着けない。
登場する中ボスは、独眼独頭・龍頭鬼尾・凶骨牛骸の3体。
ボス:龍骨鬼
月風魔伝のラスボス。3形態ある。
●第1形態
ちっこい。
攻撃をワープで回避したり前方に光弾を撃ってきたりする。
光弾は攻撃でかき消せる。
●第2形態
ちょっとデカくなる。
喰らうと毒状態になる短剣を投げてくる。でも動きは緩慢。
●第3形態
デカい。本番はここから。
3体の中ボスの攻撃を繰り出してくる。ある意味で弾幕ゲー。
弱点は胸部のコアだが、通常は腕が邪魔で攻撃が通らない。
腕を伸ばして攻撃してきたところがチャンス。
■一部装備アイテム紹介
○インピジブル
戯れに光学迷彩の魔呪がかかっている布。
序盤に入手出来る上にそこそこステータスが上がる良いマント系のアイテムだが、自キャラが透明になってしまい、マルチでも他のプレイヤーから透明に見えるので注意。
○アストラルリング
装備するとMPの代わりにHPを消費してサブウェポン・マーシャルアーツを使用する。
一見使いづらそうなアイテムにも見えるが、全体的にステータスが常に呪い状態となる『ドクロのゆびわ』と併用することで呪い状態でもサブウェポンやマーシャルアーツを使用するする事が可能。
○愚者の石版
装備者に毒をもたらす石版。
機種によって効果が全く違う物となっており、
XBOX版は攻撃力が上がるが、常に毒状態でダメージを受け続ける事になる。
PS3版での性能が大幅に変更されて、HPが1となり毒状態といういわばオワタ式になるアイテム。全員愚者の石版を装備して挑む愚者部屋というのもある。XBOX版の性能でも「アストラルリング」と併用のするのもアリ。
○ソニックブーツ/ウィングブーツ
移動速度アップ。
ソニックブーツが1.6倍、ウィングブーツが1.5倍移動速度がアップする。
持ってる人と持ってない人でかなり距離を付けられてしまう為、誰もが欲しがる程、非常にレアリティの高い靴系のアイテム。
○ミリオネアリング
これまで入手した金額の量で攻撃力が上昇するレアアイテム。
過去作のギャラリーオブラビリンスでは所持金0にするクエスト達成報酬である為、入手直後では性能を活かしきれなかったりと不遇なレアアイテムであった。
○バーサーカーメイル
大幅に攻撃力がアップするが、防御力が非常に下がってしまう上にHPも-20となる。ヴァルマンウェ持ちの蒼真が大体この装備。
通常の敵の攻撃ですら高いダメージを受ける上に基本的にボスの攻撃は即死となるので、蘇生直後にやられてしまうなんて事も。
バグについて
大小有利不利さまざまなバグがある。
意図して発生させるものを除けば発生頻度そのものは高くないが、いざバグると大変なことになる場合もちらほら。
〇霊薬重複取得
2人以上のプレイヤーが同タイミングで同じ水色の宝箱を開けると、1つの水色の宝箱から霊薬を複数入手出来る実用性ありありのバグ。
全員のタイミングが良ければ3つも4つも入手出来る。
「よろしく」などのラジオチャットを使ってタイミングを合わせるのが定番。そして失敗して「ごめん」連打までがテンプレ
○加速壁抜け(ホァイ)
崖際ギリギリに急降下キックし、硬直落下の瞬間にジャンプするとキャラが斜め上方向にブッ飛びつつ壁抜けする。通称「ホァイ」。
難易度がかなり高いがルートを無視したりギミックを飛ばしたりと無茶苦茶が出来るためTA勢御用達。
蒼真のパペットやジョナサンのソニックなど急降下キック以外で似たようなことが可能なキャラもいる。
一応バグ技なのでマルチでの仕様はあまり推奨されない。10章エレベーターは割と簡単なのでやる人が多い
〇伯爵消滅バグ
6章ボスで稀に回線の影響で一部のプレイヤーのみに伯爵が消滅してしまう現象がある。
「しまった」「まかせた」を連打しているプレイヤーが居る場合、間違いなく消滅現象が起きているので、残った他プレイヤーのみで伯爵を倒さなければいけない。
6章が多いが10章や11章でも発生の報告がある。
〇バグ魔城
連続でマルチプレイしていると背景がバグってまともに見えなくなる「バグ魔城」というバグがある。9章は特にこれが発生しやすい。
マルチで開幕「しまった」を連打しているプレイヤーがいた場合ほぼ間違いなくバグ魔城になっているので、他のプレイヤーはうまく誘導してあげよう。
〇スケルトン出撃バグ
前のステージでゲームオーバーになった際に稀に発生するバグ。
自キャラがスケルトンに変身した状態でステージ開始となり、全員同じ場所からスタートするステージなら護衛しつつ霊薬を取りに行けば良いのだが、5章や12章といったプレイヤーの位置が別れている場合では助けに行かなければいけない。
また、自分が操作するキャラがスケルトンになる場合ロード中に自キャラの断末魔が聞こえる。怖い。
〇同期バグ
ロード中に一部のプレイヤーの接続が切れてしまうと発生しやすい。
中には切断したプレイヤーがまだ部屋の中にいる扱いになっている事も。
さらにはロード直後のステージ全体画面で画面がストップ、一切の操作が出来ない状態でロードし終わった他の味方が動いているなんて事も。
〇大骨バグ
スケルトンの骨投げでタイミング良く蘇生もしくは、クリア宝箱を取ると蒼真のソウルでしか出てこない大骨を出す事が出来る。
■余談
マルチプレイの意思疎通はラジオチャットのみだが、必要十分なものが用意されており困る場面は少ない。
人数が多いこともあって大抵の場面で賑やかなラジオチャットが行われるのが日常になっている。
幾つかの武器や技は攻撃→バクステ→しゃがみ→攻撃でキャンセルできる。通称ステキャン。
操作は忙しいが高速で繰り返すことで倍近いの速度で攻撃可能になっており、熟練プレイヤーのテクニックの一つになっている。
上記の色即是空キャンセルも理論上はこれと同じ操作をしている。
スマブラSPにシモンとリヒターがゲスト出演した際、なんと
本作名義で「行け!月風魔」がスマブラに収録されたため「月風魔伝」がスマブラ参戦を果たした。
追記・修正は悪魔城を破壊してからお願いします。
- 実況動画を見る限り、かなり面白そうなんだよな…… -- 名無しさん (2015-06-18 18:47:38)
- きちんとしたストーリーが欲しい・・・ッ!! -- 名無しさん (2015-06-18 23:51:50)
- 変態が多過ぎて新規にはハードルが高く見える難儀なタイトル -- 名無しさん (2015-06-19 04:02:38)
- でも、実際は新規さんにもそれなりに優しいゲーム。このゲームの変態は初心者歓迎な紳士もそこそこいるし -- 名無しさん (2015-06-19 05:40:40)
- でも、実際は新規さんにもそれなりに優しいゲーム。このゲームの変態は初心者歓迎な紳士もそこそこいるし -- 名無しさん (2015-06-19 05:41:38)
- タイトル画面にベルモンド一族どころか鞭使いもいない 悪魔城とは・・・ -- 名無し (2015-06-19 05:44:39)
- この部屋、変態しかいねぇ…… -- 名無しさん (2015-06-19 22:31:47)
- BBA、はよミリリン落とせやゴルァ! -- 名無しさん (2015-06-19 23:43:53)
- 頼むー!定価の3倍のお金を出すから続編出てくれ! -- 名無しさん (2024-12-29 02:56:01)
最終更新:2025年04月08日 18:32