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リヒター・ベルモンド

登録日:2014/10/16 Thu 06:31:53
更新日:2026/08/03 Mon 18:46:03
所要時間:約 40 分で読めます


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V(ヴァンパイアハンター)系男子 「血の因縁は俺が断つ!」←無理でした うるさい もう許してやれよ アイテムクラッシュ イケメン スマブラ スマブラ参戦キャラ ダッシュファイター ハイドロストーム ハチマキ ベルモンド一族 ベルモンド家 リヒター・ベルモンド リュウ・ベルモンド ヴァンパイアキラー ヴァンパイア・ハンター 一族最強の男 三木眞一郎 上に落ちる変態 主人公 倒すべき敵が居なくなった英雄 堀川仁 夜を狩る一族 悪堕ち 悪魔城ドラキュラ 悪魔城ドラキュラX 悪魔城ドラキュラXX 所要時間30分以上の項目 最強 最強(笑) 月下の夜想曲 梁田清之 機動のリヒター 熱血漢 爽やか→耽美 紺碧のヴァンパイアハンター 美形 血の輪廻 闇堕ち 隠しキャラ 鞭の記憶





滅びよ!

ここは、お前の住む世界ではない。



リヒター・ベルモンドはコナミ開発のゲーム『悪魔城ドラキュラ』シリーズの登場人物。

声優:堀川仁(『血の輪廻』)
   梁田清之(『月下の夜想曲』『Xクロニクル』『悪魔城ドラキュラHD』『スマブラSP』『Grimoire of Souls』)
   三木眞一郎(『追憶の夜想曲』)

初出はPCエンジン(SUPER CD-ROM2)専用ソフト悪魔城ドラキュラX 血の輪廻(以下『輪廻』)。
以降も続編『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』(以下『月下』)等、多数の作品に登場している。




✝概要✝

100年に一度蘇る邪心の神・魔王ドラキュラ伯爵を討伐する宿命を背負うベルモンド家出身のヴァンパイアハンター。
代々伝えられる聖なるヴァンパイアキラーを継承し、その実力は「一族最強」と謳われている。

1792年、邪悪なる暗黒神官たちの手により復活したドラキュラをベルモンド家の遠縁に当たる不思議な力を持った少女マリア・ラーネッドと共に滅ぼした。

年譜での位置づけとしては『キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲』の主人公・ジュスト・ベルモンドの孫という説もある*1が、真相は不明。
また、直接の子孫には1999年、ドラキュラを完全に滅ぼした男であるユリウス・ベルモンドゥエがいる。


記念すべき第1作『悪魔城ドラキュラ』の誕生以降、主人公シモン・ベルモンドの活躍をリメイクした作品や(SFC版、X68000版)、シモン以前の時代を描いた作品(悪魔城伝説、ドラキュラ伝説シリーズ)で本シリーズは構成されており、
ゲームとしてのクオリティの高さはいずれも素晴らしいものがあったが、物語の展開としては実のところ行き詰っていた感があった。

そうした中、「シモンの時代から先を描く」という大きなブレイクスルーを果たしたのが『輪廻』である。

中世暗黒時代に幕を開けた聖なるハンター・ベルモンド一族と魔王ドラキュラ率いる夜の一族の闘争も、リヒターの代では既に近世と呼べる時代に入り、発表当時は彼がこの光と闇の果てしないバトルに終止符を打つ存在であると目されていた。

言わば彼はベルモンド・サーガ最後の戦士であり、その意気込みはキャッチコピー

  • 『血の因縁は俺が断つ!』(輪廻)
  • 『血と宿命のラスト・バトル』(XX)

にも現れている。

『一族最強の男』『最強のヴァンパイアハンター』といった大仰な肩書も、伝説の締めくくりに相応しい主人公像を打ち出すための演出の一環といえるだろう。


また、『輪廻』より前のシリーズではハード性能の限界から来る演出の貧弱さから、主人公であるベルモンド家のハンターの人物造形は極めてシンプルかつ無個性なもので統一されていたが、
シリーズ初のCD-ROM媒体作品として、その大容量を活かしたアニメーションによるデモシーンやキャラクターボイスなど、各種演出が飛躍的にパワーアップされた結果、リヒターはかつてない程の厚みを持ったキャラクターとして誕生したのだった。
このような経緯からマイナーハード作品出身でありながら知名度・人気共に高く、現在に至るまで愛されている。


専用BGMは『乾坤の血族』。
ギターの前奏から既に血のたぎるヒロイックな旋律が特徴で、別作品でも幾度となくアレンジされている名曲。
『悪魔城ドラキュラ黙示録』のタイトル画面では、何故かラスボスがバイオリンでこれを弾いている。



✝人物像✝

『輪廻』の時点では年齢19歳。血液型はB型。
新規にプレイするシリーズ初心者の間口を拡げるためか『輪廻』は明るくポップなアニメ風のキャラデザインが採用されており、

『真夜中にバケモノの巣窟へ単身殴り込みをかける、長髪・生脚の寡黙な鞭振りマッチョ』

というこれまでベルモンド一族に永らく定着していた変態的イメージもリヒターを境にかなり和らぐことになる。
鞭振りマッチョなのは変わらないが。

黒に近い茶の短髪に白いハチマキがトレードマーク。顔のパーツ構成はコテコテのソース顔だった先祖とは違い、日本人に近いしょうゆ顔でなじみ易い。
ハンサムだがスカした臭いのしない、爽やかな好青年といった雰囲気は「リュウ・ベルモンド」とか言われる。ハチマキをしたてつをのようとも。
まさかそのリュウ本人と後に対面することになろうとは誰が予想したであろうか…

戦闘服のデザインは作品・絵師ごとに変化しているが、

  • パーソナルカラーが
  • 上衣はダブルブレストのナポレオンジャケット風(上着の合わせ目が正中線でなく身体の右寄り)
  • 袖は短く(あるいは無い)、拳法着のように長く伸びた裾、白のボトムスにブーツ
  • そして一族の伝統、使わないのに腰に吊るした剣*2*3

といった特徴は大体共通している。

なお、当たり前だが四六時中この恰好ではないようで、自宅でドラキュラ城の地図を睨んでいるシーンでは青緑のスーツに襟を開いたドレスシャツというラフな服装をしている。
月下の時もそうだが、首回りがきつい服は嫌いなのかもしれない。


性格は王道の熱血主人公。正義感が強く、曲がったことが大嫌い。
開発当初のゲーム雑誌の記事では、


と描かれたこともあるが、ゲーム本編ではマイペースなマリアに呆れながらも彼女の調子に合わせてドラキュラを「悪いおじちゃん」呼ばわりしたり、
ドラキュラ退治の同行を願うあまり駄々をこねる可愛らしいマリアを見て実に爽やかな声で「はっはっは」と笑うしかないシーンがあったり、
教会のシスター・テラを救出した時の伝説の振り向き+Vサインなど、中々お茶目でノリの良い面もある。
とにかく彼は笑顔が眩しいのだ。(CVの堀川氏の爽やかな演技も相まって)

物語開始時点でアネットという恋人がおり、ドラキュラに攫われた彼女を救うのが、血の宿命を果たすのと並ぶ彼の戦いの動機でもある。



✝戦闘能力✝

『最強』の名は伊達では無く、鞭・サブウェポンに加え様々な体術や、ハートを多く消費する代わりにより強力な必殺技を発動する『アイテムクラッシュ』を使いこなすトータルバランスに優れた戦士。

ただ、『輪廻』ではマリア、『月下』ではアルカードと、どういう訳か登場作品で常に彼の上を行く比較対象が存在するため、その強さがまっすぐに受け取ってもらわれにくい向きがある。
ストーリー上の扱いはともかく、操作キャラ的には主人公(笑)最強(笑)とネタ扱いされることも。
舎弟に世話になりまくっていたラルフの代からそうだといえばそうなのだが…

これは作り手の狙いで初級者向け中級者以上向けにキャラ操作の難易度を分けた結果(マリアは前者、リヒターは後者)であり、決してリヒターを幼女より弱い男として描いているわけではない。

実際、『月下』ではマリア自身の口から「私の力ではリヒターを止めることができない」と明かされているので、設定上の強さは「リヒター>マリア」が公式とも取れる。
だが、それを差し引いてもマリアの性能が圧倒的すぎて……まさに兵器。

なお、似たような構成は『悪魔城ドラキュラ黙示録』でも見られる。幼女の方が人気というのも含めて。


【鞭】

伝家の聖鞭、ご存知「ヴァンパイアキラー」。『輪廻』のOPムービーでは先端にソフトボール大のトゲ付鉄球が付いており、これを叩き付けてスケルトンの頭骨を粉々に吹き飛ばしている。それは鞭というよりモーニングスターでは…?
『月下』以降の小島版デザインでは他のベルモンド同様革の一条鞭に変更されている。

従来のシリーズでは道中パワーアップアイテムを入手するたびに段階的に強化されていくものだったが、リヒターの場合終始鎖の鞭であり、強化も弱体化もしないため安定性は群を抜いている。
シリーズの中では結構振りも速く、『Xクロニクル』では少しリーチも伸びている。
サブウェポンを何も持っていない状態でアイテムクラッシュを発動すると鞭が聖なる炎でコーティングされ、一定時間攻撃力とリーチが上がる。
(『XX』では聖なる炎を纏い大型化させた鞭を振り下ろす攻撃となっている)
ジョニーが使っていた波動鞭のようなものだろうか。

隠しテクニックとして最大に伸びた状態で前方にキーを入れる鞭が光って半キャラ分リーチを伸ばせる。
『輪廻』は敵の間合いも長めなので、アドバンテージを得るために是非マスターしておきたい技。

だが、時代が悪かった。というのもすでにSFC版『悪魔城ドラキュラ』の八方位に鞭を振れる上に振り回しで敵の弾を消したりロープフックでぶら下がり移動までできるシモンがいたため、特にSFC版移植『XX』が世に出ると否応なしに比較されてしまったのである。

実際、海外ではTurboGrafx-16(海外版PCE)向けに『輪廻』が出ず『XX』がリヒター初披露だったため、かのAVGNでも、前にしか鞭を振れないリヒターを『鞭の扱いがヘタ』と酷評している。
一方で強い、弱いは抜きにしてSFCシモンは鞭が強すぎてサブウェポンが空気(特に斧)という問題点があったためサブウェポンの存在価値を復活させたと言う意味で、『XX』版のバランスを評価する声もある。



【サブウェポン】

各作品ごとに微妙にレパートリーや性能が異なる。ハートが20以上ある時は2連射可能。
切り札であるアイテムクラッシュの概念が加わったことで戦術の幅が一層増した。
『月下』以降必殺技名の付いたアイテムクラッシュもあるが、つかないままのものもありはっきりしない。

なお、『ギャラリーオブラビリンス』の隠しモードにおいては数種類のサブウェポンを使い分けることができるようになったが、
その一方でアイテムクラッシュは専用のグランドクロス一種のみとなり、『悪魔城ドラキュラHD』においてはアイテムクラッシュそのものが使えなくなっている。
ゲーム性の都合で仕方ないのだが、ファンとしてはいささか物足りなくもある。




【体術】

歴代ベルモンドの中でも特にリヒターのユニーク性をアピールできる要素。

ジャンプボタンを2回素早く押すことで可能な「後方宙返り」は緊急離脱や普通なら届かない足場への移動に重宝し、攻撃ボタンを押しっぱなしにした状態で左右のキーを押して移動すると、ムーンウォークのように体の向きをかえずに歩くことができる。
こちらは背中を見せたくない敵を相手したり、間合いを微調整したい時に有効。
マリアみたいに二段ジャンプできれば苦労せんのに…

また、しゃがみ入力中はダメージを受けても後方に吹き飛ばなくなるという仕様も地味ながら大きな躍進を感じられる。(『XX』のラスボス戦はこれを前提にしているかのように足場が悪い)
先祖の代ではことあるごとに「ウッ!」と後方に飛んでは水に落ちて死んだりしていたものだし…

これに加え『月下』ではダッシュ移動など基本的な機動性がさらに伸ばされ、格闘ゲームのように特殊なコマンドを入力することで発動可能な体術がいくつか追加された。
この体術は攻撃と同時に無敵時間の発生による緊急回避や高速で距離を稼ぐ移動手段としても高い性能を誇り、
使いこなせさえすれば誇張抜きで鞭など無用となる。*6
『ギャラリーオブラビリンス』や『悪魔城ドラキュラHD』では二段ジャンプとそれに合わせて飛び蹴りを習得、さらに回し蹴りや連続キックといった蹴り技が追加されている*7

祖父に当たるジュストがライバルマクシームの操るキシン流の戦いを身近に見てきたことで、リヒターの代には既に一族は様々な体術をものにするまでの鍛錬を重ねたという考え方もできなくない。
(時代の流れ関係なく後発の作品ほどアクションが強化されるのは普通の事ではあるが)



✝シリーズにおける主な活躍✝

『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』

初登場。血の宿命に従い、ドラキュラを滅ぼすべく奮闘する。
嵐の夜に「やあ やあ やあ」と妙に間の抜けた声を出しながら2頭立ての馬車を飛ばし、小手調べに現れたデス様と闘うプロローグの臨場感が素晴らしい。
ドラキュラの元に辿りつくまでに、さらわれた4人のヒロインたちを救出するというアドベンチャー的要素もあり、成功するごとにイベントムービーが挿入される。
ギャルゲーっぽい軟派な雰囲気と食わず嫌いするなかれ、リヒターはアネット一筋なので応対も実に爽やかで紳士的。まさにヒーロー。

伯爵を撃破することに成功するも、この作品の伯爵は敵とのトークを楽しむのが好きな終始余裕に満ちた態度で、潔く負けを認めたうえ「ベルモンドの子孫よ、また逢おう!」などと高笑いと共に消えて行かれると勝ち逃げされたような悔しさがあるような無いような……
というか、この時点で既に血の因縁を全く断ち切れていない。

なお、伯爵は以降のシリーズでも次の100年を待たずに何度か復活するが、リヒターと顔を合わせるのはこれが最初で最後となった。


『悪魔城ドラキュラXX』

SFCに『輪廻』を(別物レベルで)アレンジ移植した作品。ゆえに正史である『輪廻』とはパラレル関係にあるストーリーであり、ハードの演出力の違いから物語の構造は大幅に簡略化、救出するヒロインはマリアアネットのみで二人は姉妹、
なおかつマリアは戦う力を持たない普通の少女という風に設定が変更されている。

キャラデザインにはイラストレーターの山田章博氏を起用。シャープで陰影のメリハリが利いたタッチとシックな色調が特徴。
全作品のリヒターの中では最も「19歳の少年」らしい雰囲気に仕上がっている。
操作性・ステージ構成共にオリジナルより数段ハードであるうえにグッドエンディングを迎える条件自体もかなり厳しく、鍵を手に入れてからはノーミスでヒロインの下へ辿りつかねばならない。*8

更に、アネット救出が間に合わなければ彼女は女吸血鬼カーミラの憑代として魔物にされてしまい、リヒターはその使命ゆえに彼女を滅ぼさねばならなくなるという非常に憂鬱な展開が待っている。*9
エンディングは3種類あるが、マリアだけ助かりアネットは助けられなかったり、伯爵は倒したが孤独に帰郷する一枚絵は哀愁に満ちている。

なお、ドラキュラ復活の黒幕である暗黒神官シャフトの存在も本作ではオミットされているので、『月下』へとは繋がらない。……100年後にはまた伯爵も復活するだろうが。


『悪魔城ドラキュラX クロニクル』

PSP専用の『輪廻』のリメイク作品。クリアしていけば最終的には原作であるPCエンジン版『輪廻』や『月下』もプレイ可能になり、「クロニクル=年代記」の名の通り、『悪魔城ドラキュラX』シリーズを網羅可能なお得な一本。
原作からの変更点として、『月下』以降のシリーズに合わせキャラデザインが小島文美氏、CVは梁田清之氏に変更されている。
ハチマキは首に巻いた白スカーフという形に変更され、顔立ちも西洋人風に。
なお、全身イラストの大股開きで仁王立ちしてる構図は『闇の呪印』のラルフとまったく同じ。血は争えないのか……

性格描写は全体的に『輪廻』よりシリアスさが増しており、真面目で思慮深く落ち着いた雰囲気。
『XX』同様、アネット救出が間に合わなかった場合は彼女が敵になってしまうという展開だが、
本作ではアネット自身が自分の意思を持ったまま吸血鬼と化してしまい、リヒター(マリア)を仲間に引き込もうと襲ってくるという一層精神にクるイベントとなっている。
また、バッドエンドとしてあと一歩で伯爵にトドメというところでシャフトが乱入し、伯爵共々逃げられてしまうという結末も。


『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』

『輪廻』の完全な続編。シリーズのキャラデザインが小島版になったのはこの作品から。
本編は『輪廻』から5年後で、リヒターは24歳。青のロングコート肩に届く長髪というちょいワル臭のするデザインになっており、梁田氏のシブかっこいいボイスと相まってプレイヤーからの人気も高い。
実際の画面内では『輪廻』のグラフィックがほぼ*10そのまま流用されているため違和感があったのだが、セガサターン版では小島版に合わせたグラフィックが新規で用意された(ドット絵の精度自体はやや粗いが)。


本作のプロローグは前作のラストバトルから始まるという変則的な構成で、通常プレイではここでのみリヒターを操作してドラキュラ伯爵に挑む。体力ゲージまで『輪廻』仕様という嬉しい心遣い。
ちなみにハートのグラも月下本編のものではなくここだけ輪廻のものと同じ。BGMはここでしか使用されていないオリジナルで、短いループだがかっこいいので人気がある。
プレイヤーは「いきなりラスボスかよ!?」とビビるが、このバトルではリヒターのライフが尽きるとマリアが四神の加護でリヒターを復活させ、以降は無敵状態のイベントバトルとなるため問題ない。
なお、『輪廻』では伯爵を倒した後に続く人間の本質を廻る問答がこちら(『Xクロニクル』でも)では戦いの前に変更されており、シリーズ屈指の名場面となっている。


ドラキュラを滅ぼしてから4年後にリヒターは謎の失踪を遂げていたが、それからさらに1年後、突如姿を現したドラキュラ城の気配を悟り、再び穢れし故郷を封じるべく城に赴いた主人公・アルカードの前に…



ハッハッハッハ……!


!! 誰だ。


開け冥界の門!

いでよ我が下僕よ!


この血の匂い…。貴様まさか!


我が城を汚す小賢しいハエをたたきつぶせ!

フッハッハッハッハ!!


……悪魔城の新たなる城主として現れるという衝撃の登場を果たす。
城主の間にて乱心の理由を問い質すアルカードに彼は答える。


伯爵は百年に一度しか蘇らん。 そして、俺の役目は終わった…。


だが、俺の血が戦いを求めている!


奴さえ復活すれば、戦いは永遠に続くのだ!



狂気に囚われた最強のハンターと、魔王の血を継ぐダンピールの死闘が幕を開けた。

★ボスキャラとしてのリヒター

バッドエンドルートにおけるラスボス。
乱心したとはいえ、ベルモンドの聖なる力は健在であり、聖属性の攻撃を操り、弱点は闇属性となっている。
開幕と同時にグランドクロス、ある程度ダメージを与えると本気を出してハイドロストームを繰り出してくる。

HPは高くないがバック転やアイテムクラッシュを超反応で返してくるなど、他のボスとは異質。
台詞もかつての好青年振りからは想像もつかない荒々しいものになっているが、ダメージを受けた時の声が何かおかしいような… 

攻撃パターンは多彩だが、聖属性の攻撃を受けるとHPが回復する「ぎんのサークレット」を装備しておけばほとんどの攻撃をシャットアウトできる。アリオルムナス「助けて」*11倒せばそのままエンディング。
戦闘時のBGMは『乾坤の血族』のアレンジ『異形の血族』。
常人を超えた力を持つベルモンド一族の暗黒面が伝わってくる表題である。



終りだ……ベルモンド。


そうだ…。人と吸血鬼の闘いの歴史は、今ここで終わる……

……。


狩られる者がいない今、狩る者は不要だ……
もう、ここには俺の居場所はなかったのかもしれないな……

決着の後、城主であるリヒターが斃れたことでドラキュラ城は再び混沌へ帰っていく。
そしてアルカードは、


彼は戦う宿命に生まれた為に、戦いの中に生きる道を求めてしまったのかも知れない。


と思いを馳せ、独り去っていくのだった。

このルートはかつての主人公が悪に堕ちたうえ落命するという悲劇的な幕切れであり、事件の真相を考えると明らかにバッドエンドなのだが、
「倒すべき敵がいなくなったヒーローはどう生きればいいのか?」という骨太なテーマやリヒターとアルカードの台詞の美々しさからこれはこれで好きというプレイヤーも多い。

しかし、何よりも「血の因縁は俺が断つ!」と豪語していたリヒターが、ベルモンド家の誰よりも血の因縁へと囚われてしまったかのような言葉を発したのは皮肉としか言いようがない。

だが…



その考えが己自身のものなら、それもよかろう。


リヒターとの決戦を前に、同じく城内にいるマリアから「聖なるめがね」を受け取り、これを装備して戦いに臨むことで事態は更なる展開を迎える。


くっ、しくじったか……だが、まだ終らぬ。伯爵様の復活は目の前なのだ!

フッフッフッフッフ……! フッハッハッハッハ!!


俺としたことが……くそッ、なんてことだ。

リヒターは操られていた。5年前の闘争で彼に倒されたはずの暗黒神官シャフトが肉体を捨てた状態で現世に留まっており、事もあろうにリヒターの意識を乗っ取った上でドラキュラ城の番人に仕立て上げていたのである。
一度死んだ後幽霊として復活し、そこから倒されても消滅せずに暗躍し続けるというしぶとさはもはや賞賛に値する。

ベルモンド家の力は他を圧倒する。ゆえに、最強のヴァンパイアハンターであるリヒターが城主となれば、属性を同じくする人間のハンターではその打倒は不可能となる。それを狙っての計略であった。
つまり、バッドエンドでは結局元凶であるシャフトが健在なまま、ヴァンパイアハンター達は失われ、城もいつ復活するかわからないという絶望的な状態だったということになる。
聖なるめがねを貰った状態でリヒターを倒すと、マリアがリヒターの豹変の原因の調査を始めるのでシャフトがマリアにシメられている可能性がないとは言えない。

実際あのマリアですらリヒターを止められず、アルカードにリヒターの解放を頼まざるを得ないほど追い詰められたくらいなので、シャフトの計略はアルカードが目覚めさえしなければ間違いなく上手くいっていたであろう。


リヒターを解放した後、アルカードはシャフトが逃げ込んだ『逆さ城』へ挑み、これを討伐。
シャフトの断末魔に応え復活した父・ドラキュラを再び闇に帰した。

全てが終わった後、呪縛から解き放たれたリヒターはアルカードに感謝の意を伝え、ノーマルエンドではマリアと共に帰郷。
ベストエンドではアルカードの孤独な魂に寄り添ってあげたいと願うマリアの背を押し、リヒターは二人の前途を祝福しつつ見送るのだった。めでたしめでたし。



ゲームクリア後のおまけ要素としてスタート時登録するプレイヤー名に『RICHTER』と入力すると、プロローグ時のリヒターを操作してプレイできる「リヒターモード」が始まる。


アルカードでのプレイ時との主な違いは

・レベル、経験値、MP、装備、魔導器の概念が無い(代わりに逆さ城では与ダメージが2倍になる)
・ライフマックスアップ(ライフの上限を上げるアイテム)はある
・ハートマックスアップはあるが、ハートが30回復するだけ。ハートの最大値は99で固定
・金は存在するが使えないのでいくら拾っても意味はない
・アルカードの協力者である『図書館の主』が後ろを向いており、アイテムを売ってくれない。ベルモンドは敵だし仕方ない。

といった感じ。
基本的にスタート時点で城内に行けない場所は無いので、いきなり終盤のエリアに行くことも可能だが、体力的にかなり打たれ弱く回復手段も無きに等しいので、難易度自体は上級者向けと言える。

また、戦う前後にイベントが伴う一部のボス戦はなくなっている。
ドラキュラとも戦えず、シャフトを倒して(伯爵復活のための儀式を阻止?)、城が崩れるのを見届けておしまい、という流れ。ストーリー性?そんなものウチにはないよ。


+ 変態の系譜、ここに始まる?
さて、悪魔城・闇の愉悦たるTAS動画の起源はこの『月下』前後とされている。

リヒターは純アクション型と探索型を跨ぐ形で登場した稀有なキャラクターであり、それに伴い大幅に機動力がパワーアップされた。

特に発生中は無敵状態で、敵を突き抜けて進むことができ、コマンド入力さえ正確ならMP消費などの制約も無い体術「タックル」と「アッパー」の性能は圧倒的で、TASだと前者で横軸・後者で縦軸移動を賄うことで地に足を着くことも無く城内を縦横無尽に飛翔する変態的な光景を見ることができる。

これ以降、探索型悪魔城にはリヒターに習い、
打たれ弱いが機動性が高く、レベルやアイテムといった概念を持たない
ストーリーと無関係なおまけモードで使えるライバルやサブキャラ
……というポジションが確立したのであった。

そして、それらに該当するマクシームユリウス、アルバスといった彼らも、TAS動画では漏れなく変態である。


★その後のベルモンド一族

その後、ドラキュラが蘇ると予言された西暦1999年までベルモンド家と鞭を引き離すことになり、19世紀初頭にはベルモンド一族は表社会からもその姿を消してしまう
一体誰が、何故そのような判断を下したのか明確な設定はなく、「今ベルモンドはその鞭に触れられない」「予言の時まで鞭とベルモンドを引き離す必要がある」とだけ説明されている。

そこで空いてしまった魔王への対抗者をめぐって一騒動起こることになるのだが、これはまた別の話である…
その後、ドラキュラ復活に立ち向かう使命はヴァンパイアキラーと共に分家であるモリス家に託された。

これらの事実は後にモリス家と同じくベルモンドの血を引く傍系・リカード家ハンターの口から語られた真実であり、具体的にいつモリス家に譲渡されたのかまでは明かされていない。
ただ、モリス家に渡って以降もヴァンパイアキラーの持つ最後の『記憶』がリヒターだったことから、リヒターの次の代にはベルモンド家の元を離れていた可能性が高い。

更に時は流れ予言通りの200余年後、リヒターの子孫であり伝説のヴァンパイアハンター・ベルモンドの正当な血族である青年ユリウスの手に鞭は握られる。
表舞台に舞い戻り、再び一つとなったベルモンドとヴァンパイアキラーは、復活を繰り返し増し続けたその力で、今こそ人間全てを滅ぼさんとする魔王ドラキュラとの最後の戦いに赴く事となる……。


★よくある誤解

ネット上では、これを先の一件と関連付けて
「リヒターは心の内に闘いへの渇望を秘めていた」
「そしてその感情につけ込まれて操られた」
「そのせいで鞭に宿るサラの魂*12に拒まれ所有者としての資格を失った」
「つまりベルモンド一族が鞭に触れられなくなったのはリヒターのやらかしのせい」
といった説がさも事実であるかのように語られることがある。
(かつてのWikipediaや本項などもそのような解釈に基づいた記述をしていた。現在も一部のwikiサービスでは同様の記述が見られる。)

しかしそれらは正式に明言された設定ではなく、事実と断定するにはあまりにも情報が不足していることを留意していただきたい。


「流れとしては自然に見えるし、明言されてないだけで解釈としては妥当なのでは?」と考える諸兄もいるかもしれない。

+ だが判明している情報を整理すると、そうではない可能性が見えてくるのだ。
  • 彼の語った闘争本能は本心だったと言えるのか?
元々リヒターがあのような凶行に走ったのはシャフトに操られたからであり、本来の彼は正義感の強い熱血漢。
「内に秘めた闘争本能は本物であった」という解釈はファンの間で共通認識のように扱われているが、実際はそう断定できるほどの確証がなく、闘争本能に関する発言が本心なのかは不明瞭である。
「シャフトがそれっぽいことを言わせていただけ*13」「操られたことで闘いへの欲望が後から芽生えた」といった可能性も否定できない。

アルカードが「(彼は)戦いの中に生きる道を求めてしまったのかも知れない。」と言ったのはあくまでリヒターが操られていたことを見抜けなかったため
条件が揃うと「その考えが己自身のものなら、それもよかろう。」と呟いたり、マリアが「私には彼の意志だとは思えない…。」と訝しむ様子が見られるため、本心ではない可能性が示唆されているという見方もできる。

とはいえ、『輪廻』で「そなたには欲望というものが無いのか?」と問われて言葉を詰まらせた*14ことや、『Grimoire of Souls』にて、シャフトに操られた一件を知り*15「俺の中に闘争を求める欲望が潜んでいるのかも知れない。」と推測していたことを踏まえると、現時点では「闘争本能は本心ではなかった」と断言することもまた不可能である。

  • はたして闘争本能につけ込まれたのか?
「闘争本能につけ込まれて操られた」という説もよく言われるがこれに関しては事実無根。
彼がどのような経緯でシャフトに操られたのかは未だ明確に描写されたことがないのだ。*16
『GoS』ではリヒターが「俺にも弱い心があったからこそシャフトに操られてしまう事になるんだろう。」と推測する場面はあるのだが、あくまで「弱い心」としか言っておらず、これを「闘争本能につけ込まれた」と解釈するにはいささか無理がある。

仮に闘争本能が本物で、尚且つそこにつけ込まれたのだったとしても、この一件だけで嫌われるというのはあんまりな仕打ちだろう。
なにせ欲望は人間なら誰もが持ち合わせているものだし、ましてや彼は普段からそんな欲望を暴走させて悪事を働くような人でもない。

「操られたからとはいえ結果的に闇の眷属に力を貸したことがアウトだったのでは?」と考える人もいるかもしれない。
しかしリヒターよりも前にソレイユ・ベルモンドがドラキュラに操られて復活に加担したことがある他、
◇知らない内に利用されていただけとはいえ、ヴァルターよりも凶悪な吸血鬼の誕生に加担し、取り逃がしてしまった挙句子孫に押し付けたレオン
敵対する意思のないヘクターを早とちりでボコった上にアイザックの策に乗せられ、間接的にドラキュラ復活を手助けしてしまったラルフ
◇本人は知る由もなかったものの、一度はドラキュラを滅ぼせず、ソレイユが操られる遠因を作ってしまったクリストファー
◇ドラキュラを滅ぼし自身にかけられた呪いを封印するためといはいえ、一旦ドラキュラを復活させている*17 上に結局完全に滅ぼせてないシモン
といった事例があったことは留意すべきである。(いずれも不本意であったり、半ば不可抗力のような形であったりするが、それはリヒターにも同じことが言えるだろう。)

  • そもそも鞭に拒まれたのか?
ここからが本題。
「鞭に拒まれた」というのも半ば定説扱いされているが、上記の通りこの件は「ベルモンドと鞭を分ける必要がある」「今は触れられない」としか明かされていない。しかもその判断がいつ、誰によって下されたのかすら不明瞭である。
(『GoS』では、責任を感じ落ち込むリヒターに有角*18が「鞭が一族を見放したかどうかは定かではない」と返答している。)

また、彼が操られている最中や、それから一年が経過した『追憶の夜想曲』でも問題なく鞭の力を引き出せている様子*19であった。
もし鞭に拒まれたとするなら、これらの描写は不自然である。(『追憶』は『ギャラリー』よりも後に発売されており、IGA氏も携わっている。)

第一、リヒターを拒んだとするならあくまでリヒターのみを拒めば済む話であり、わざわざ何代にも渡って分家に預けさせる必要などない。

さらに、詳しくは後述するが鞭にはリヒターの「記憶」が宿り続けていた。
拒んだ相手の記憶をわざわざ残したりするのか?という疑問が浮かび上がるが、これに関しては「あくまでドラキュラ討伐時のリヒター」と強引に解釈できなくもない。

最後に、この手の話題ではよく「鞭に宿る『サラの魂』」という存在に触れられるがこれも色々と怪しい。
そもそも生前の彼女は出番は短いが温厚かつ誠実な女性であり、最期の瞬間までレオンのことを一途に想い続けていた。だが直後に完全体となった鞭からは、一転してヴァンパイアへの憎しみの力や激しい怒りが発せられている。
果たしてサラの魂がそっくりそのまま鞭に宿っていると言い切っても良いのだろうか。



では何故この解釈がここまで広く浸透してしまったかと言うと、元々この件に関する情報が少なく、色々解釈ができるだけの余地があったためである。(これ自体は悪いことではない)
wikiサービスの類に憶測や考察をまことしやかに語れば自然と受け入れられてしまいかねない状態になっており、それらを閲覧した人達が次々と信じ込むという流れが出来上がってしまっていた。

そして「『正義感溢れる最強の熱血漢が、実は醜い欲望を内に秘めていた』『その欲望につけ込まれて大失態を犯し、後世での悲劇の遠因を作ってしまった』という筋書きであったほうがインパクトがあって面白い」という点もこの解釈の流行を大きく後押ししてしまったと言えるだろう。
また後の「Circle of the moon」の描写や同作に関する噂も少なからず関係していると思われる。

彼が闇に力を貸してしまったのは事実ではあるが、真相が明確でない今、過度に彼を貶さないようにしてあげよう。いつか全てが明かされる時が来るかもしれないのだから…。





『悪魔城ドラキュラ 追憶の夜想曲(ノクターン)

ラジオドラマ版。月下の夜想曲の回想&1年後の後日談という構成。
主要キャラクターのCVが原作から全員入れ替わっており、リヒターを演じるのは三木眞一郎氏。
ちなみに『悪魔城ドラキュラ ジャッジメント』版のアルカード(CV:宮野真守氏)とマリア(CV:松来未祐氏)もこの作品と同キャストであるため、もしもジャッジメントにリヒターが参戦していたならこちらも三木氏になっていた可能性がある。

当然の反応というか基本的に原作ファンには不評なのだが、CD化した際の挿絵が耽美…というか凄い腐臭がする乙女ゲー風なのでそっちのビジュアルをイメージしながら聞くと違和感も薄まるかも。
特に悪堕ち中の邪悪なモノに取り憑かれている演技は鬼気迫るものがある。


この時点ではまだモリス家にヴァンパイアキラーを預けておらず、戦闘でも問題なく扱えている。
ブックレットによるとシャフトに操られた失態を恥じ、一旦ヴァンパイアハンターの職を辞していたとのことだが、未だに高名なハンターとして、闇の眷属の残党が起こした吸血鬼事件の解決をさる有力者から依頼されている。
しかし、その一方で市井では『ベルモンドがドラキュラに寝返った』という噂が一部で流れているらしく、この物語に登場するへっぽこハンター・シリルからは胡散臭い変態という色眼鏡で見られている。

事件を追って再会したアルカードのことは信頼しているが、望むと望まざるとに関わりなく、魔王軍の残党がドラキュラの血を引くアルカードを狙い暗躍することを指摘し、『月下』後彼と共に生きることを選んだマリアへ、「アルカードの側からも何らかの意思表明をするべきだ」と詰め寄るシーンも。
要は妹を心配するお兄ちゃんがヘタレな彼氏に「男になれよ!」と発破をかけている。

ヘタするとリヒターは自分の御先祖様に発破をかけていた事になっていたわけである(それが仮説であるとしても先代の戦友にタメ口と言う無礼を働いたのは変わり無い。アルカード側は気にしないと思うが…)。

話の中心はアルカードなのでイマイチ本領を発揮できていない感もあるが、黒幕のインキュバス・マグヌスの精神攻撃に苦しむアルカードを救うべく、攻撃の基点である爪を鞭で砕き反撃のチャンスを作った。
事件解決後はベルモンド本家へと帰郷している。


『悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンス』

聖鞭ヴァンパイアキラーに宿る『鞭の記憶』として登場。
ベルモンド本家以外のハンターがその力を揮うには、鞭の記憶に打ち勝つことでそれに相応しい存在だということを認めさせねばならない。

主人公・ジョナサン・モリスはヴァンパイアキラーの真の力を受け継ぐことを決意し、その儀式を司るリカード一族の姉妹・ステラロレッタの力を借りて挑む。

ジョナサンの父・ジョニーや祖父・キンシーもおそらくこの儀式をクリアしたということになる訳だが、ジョナサンの相手が先代であるジョニーの記憶でなく当時ベルモンド家最後の鞭の所有者であったリヒターであるあたり、伝統の重さとそこはかとない寂しさを感じる。

ボス敵としては出が速く高威力、リーチも長い鞭を振るいつつ、各種サブウェポンで波状攻撃をしかけてくる強敵。
儀式が可能になってすぐよりも、強力な装備が手に入ってからチャレンジした方が確実。
一応、何度負けてもリトライは可能である。弱点は『月下』と同じ闇属性で、逆に聖なる属性の攻撃は効きが悪い。


戦闘時にかかるBGMはリヒターのテーマ『乾坤の血族』と月下での『異形の血族』、両者のリミックスアレンジである『-継承- 乾坤の血族』。
ベルモンドの光と闇を表したかつての最強が、懐かしい旋律を背に浮かび上がる───否応なしに燃える!
いざ最強の残影を超えろ!

鞭の記憶を倒して試練をクリアしたうえでグッドエンドを迎えると隠し要素であるリヒターモードが解禁。
マリアをタッグパートナーにしたうえでプレイヤーキャラクターとしてリヒターが使用可能になる。

『月下』同様、おまけモードなのでストーリー性は無くメニューも開けずアイテムも限られているが、最初からハイジャンプ等のアクションが使用できるので自由な攻略を楽しめる。

性能的には非常に機敏なのが特長で、ホァイや『ハイスピード』のような特殊な移動アクションを抜きにした素の機動力は歴代最高峰。
アイテムクラッシュが専用のグランドクロスを除いて廃止され、『暁月の円舞曲』『蒼月の十字架』のユリウスモードのようにサブウェポンを自由に使い分けできるようになった。
その一方でコマンド入力さえ正しければいくらでも出せたタックルなどの技がMPを消費する仕様になっていたり、使い勝手や機動性を向上させる代わりに尖った強さは失われた感もある。
もっとも、火力はパートナーのマリアが十分すぎるほどに持っているので協力して進めば…進めば…


なお、本作ではプレイヤーキャラの顔グラフィックが画面上部のパネルに表示されるのだが、リヒターの顔グラは過去のどのイラストにもまったく似ていない。
ハチマキは締めているが黒髪ロング&色白の優男で、なんだかシモンをソフトにしたような感じである。

本作ではいかにも青年らしい爽やかな声をしているが、正式なCVは不明。「グランドクロスッ!」


『悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair』

30分タイムアタック方式の横スクロールアクションゲーム。ベルモンドのハンターとして先祖シモン子孫ユリウスと共に参戦。
マリアやアルカード、鞭を預けたモリス家のジョナサンも居り、非常にワクワクするクロスオーバーだが、残念ながらストーリー性は無く、単なるお祭りの域を出ていない。
また、リヒターは有料DLCのキャラクターなので購入しなければ使用できない。

時期的にはマリア共々『輪廻』の時期のようで、ビジュアルは小島版だが、『Xクロニクル』のそれとは違い白ハチマキの復活や袖を千切ってノースリーブにした上衣など、
かなりPCエンジン版に近い容姿にデザインが変更されている。また、追加BGMの『乾坤の血族』もPCエンジン版と継承のリミックスだったりする。

CVも引き続き梁田氏が担当しているが、ラジオチャット用の呼びかけボイスがどれも異様にテンションが高く、過去最大級の荒ぶり&熱さである。文章にする際は台詞の一つ一つに濁点を付けて表現されるほど

「マ゛リ゛ア゛ァ゛!!」「ア゛ル゛カ゛ー゛ド゛ォ゛!!」

単独の時なら雄々しくかっこいいのだが、マルチプレイでリヒターだらけになった時のうるささ・暑苦しさは地獄絵図である。

性能的にはヴァンパイアキラーを使うキャラでは最大の攻撃力を持ち、多彩な体術(本作ではマーシャルアーツと呼称)とそれに起因する豊富な無敵時間、爆発的なコンボ火力を誇る。
しかし、それらすべてがコマンド入力を必要とするため、格闘ゲームに熟達したプレイヤーでなければ真価を引き出すのは難しい上級者向けキャラクター。

サブウェポンは敵に当てる事で熟練度が増加し、一定量溜まることでレベルアップする。
また、そのレベルの合計で攻撃力が決定し、なおかつ使用可能なサブウェポンの総数は少ない分、攻撃力の上昇値は多く設定されているので成長スピード自体は大器晩成タイプのジョナサンよりも上。

特定の相手と協力して放つ合体攻撃『デュアルクラッシュ』が存在するので単独でのアイテムクラッシュは使えなくなっている。

『悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls』

ドラキュラが滅びてから長い年月が経った後の物語。
本作のリヒターはいわばレプリカ。作中世界にはリヒターにまつわる情報をまとめた文献が残されており、それらの記録を魔力によって実体化した存在である。
デザインは『HD』準拠だが、設定やキャラ付けは『輪廻』と『Xクロニクル』を折衷したような形となっている。
1792年(『輪廻』等)時点での情報を元にした存在のため、それ以降の事は把握していない。

魔導書の暴走の影響で凶暴化したワイバーンに苦戦させられており、そこに有角幻也ら一行が駆けつけたことで窮地を脱し、現実世界に召喚される。
しかし召喚に利用した目録の情報量ではリヒターの力を十全に再現することが出来ず、一時的にしか力を発揮できないという形での参戦となってしまった。

召喚されて早々、1797年の出来事を有角からネタバレ聞かされ、*23深く落ち込んでしまう。
しかし高祖シモン二人のマリアに励まされて立ち直り、かつて自分のしたことを無かったことには出来ないからこそ、この時代の闇を払うために全力を尽くすと覚悟を新たにした。

シャノアからグリフの原理について説明されても珍紛漢紛だった上「食べ物を出せたりはするのか?(中略)うまい肉も出せれば完璧だな!」とか言っちゃったり*24『月下』時代のマリアさんじゅうななさいの成長ぶりに困惑するなどコミカルな場面も。

尚1797年時点でのリヒターは未登場。(同一人物でも、記録された時代が違えば別個の存在として扱われるという設定のはずなのだが…)


ゲーム内では、第3章クリア後に『アルターアーツ』という時間制限付きで使用できるキャラ*25として登場する。(本編クリア後に解禁されるアルターアーツモードでは終始リヒターでのプレイも可能。)
使用技は伝統的な鞭打ち、クロス、タックル、アッパー、スライディングからのドロップキック、そしてハイドロストーム。
アップデートにてさらに技が追加され、高祖シモンのような8方向への鞭打ち、さらにジョニーの波動鞭に似たエフェクトが特徴的な溜め攻撃ができるようになった。もう鞭の扱いが下手とは言わせない。「厳密には本人じゃないだろ」は禁句。
今回は総じて動きも火力も重いパワーキャラ寄りの性能になっているが、攻撃時はスーパーアーマー状態となるため、怯まず積極的に攻めていける。
なおバック転はできない。*26

CVは今回も梁田清之氏。ボイスの大半は『HD』からの流用で、そこに一部新規収録したものを加えている。
「ハ゛イ゛ト゛ロ゛ス゛ト゛↑ ー゛ム゛!!」

✝️客演✝️

2018年には『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』への参戦を果たす。同じく参戦したシモンのダッシュファイターとして扱われる。
只、技に関してはリヒター由来な物が多いため、むしろシモンがリヒターのダッシュファイターと解釈する人も。原作でリヒターが使わない技は鞭のぶら下がり位。
特設リングでのリングネームは「紺碧のヴァンパイアハンター」。
ダッシュファイターとしてはファイターセレクトで最後に位置するため勝ちあがり乱闘では全てダッシュファイターが相手になるルートである。
また、エンジェランドのスマッシュアピールではピット達の会話にアルカードが割って入り、リヒターの人となりを解説してくれる。『SP』からの追加・新録組では唯一のゲスト枠である。

  • 通常必殺ワザ:斧
山なりに斧を投げて攻撃する。
威力やふっとばし力が高めで復帰阻止にも役立つが、斧を投げる時と投げた後の隙は大きいためなるべく相手から離れて使用するべし。

  • 横必殺ワザ:クロス
十字架を投げて攻撃する。
キングクルールのクラウンスローと同じく行きと帰りでダメージを与えられる。

  • 上必殺ワザ:アッパー
上昇するジャンプアッパーで攻撃する。原作再現なのか出始めは無敵。
復帰性能が低めなのもありワイヤー復帰できる鞭と合わせて上手く使い分けたいところ。

  • 下必殺ワザ:聖水
足元に聖水入りのビンを投げて攻撃する。
ルフレのギガファイアーに近く、着弾すると火柱が発生する。
シモンとはほぼ唯一の差別化としてシモンが炎属性に対し、リヒターはルカリオの技のように波導属性となっている。
とはいえ基本的には爆薬箱の扱いやスピリッツにおけるスキルの違いくらいであまり気にする必要はないかもしれない。

最後の切りふだはグランドクロス。
詳細は個別項目を参照。

その後2024年にVampire SurvivorsのDLC5「キャッスルヴァニアの頌歌」に登場。
このDLC専用エンディングに行くのにリヒターが必須となり、またDLC7に合わせて追加された要素をアンロックするためにアドベンチャーモードでリヒターを使いこなす必要があるなど優遇されている。
初期武器はプラチナの鞭で、横しか攻撃はしないが3回攻撃するたびにリヒターの分身が進行方向を薙ぎ払ってくれるのでそこまでは癖が無いタイプ。

✝余談✝

★時止めの能力でよく『ジョジョの奇妙な冒険』の空条承太郎と対比されるが梁田氏は実際にドラマCDと対戦格闘ゲームで承太郎を演じている。
さらに言えばドラマCD版でのDIOの担当は若本則夫氏。悪魔城ではドラキュラでお馴染みの人……つまり月下の冒頭の「リヒターVSドラキュラ」がまんまドラマCD版ジョジョの「承太郎VSDIO」……偶然だろうか?
さらに余談だがリヒターは使わないがマリアの方は「ガーディアンナックル」と言うスタンド攻撃によく似た技を使用する。

リヒター=Richterはドイツ語圏の姓で現実にもありふれているが、あくまで『姓』であって名前では無い。
『黙示録』シリーズにて主人公、ラインハルトとコーネルのネーミングを巡る、『山田鈴木&一郎二郎』事件という悲劇が起こったが、
何のことは無い『輪廻』の時点で同様の頭悪いミスはしでかしていたのである。

なお、『ギャラリー』のリヒターモードは“RICHITER”モードと表記されるが、これはスペルミスで本来ならHとTの間にIはいらない。


★ベルモンド一族、プロレス転向!?

コナミ発売のSFC専用ソフト『実況パワープロレスリング96' マックスボルテージ』ではコナミの看板キャラクターをモデルにしたレスラーが多数登場するのだが、その中になんと『リヒターベルモンド』名義で彼がいる。
画面上のグラフィックは共通キャラの髪やタイツの色が変わる程度なのだが、
選択時の顔グラフィックは完全に原作そのまんま。トレードマークの白ハチマキも健在である。
アメリカンスタイルの団体「WWK」の所属で身長187㎝・体重118㎏とのこと。

このゲーム『実況』と銘打たれてるだけあり要所要所で当時テレビ朝日アナウンサーだった辻よしなり氏のボイスが入る。
無論、『リヒター・ベルモンド』の名もガンガン呼ばれる。


行ったぁーっ!!リヒター・ベルモンド、闘志剥き出しです!

リヒター・ベルモンド、フェンスに激突ゥーッ!!

リヒター・ベルモンドまるでいいところがありません!


パイルドライバー!リヒター・ベルモンド、凄まじい攻撃です!

これでもか!?まだやるのかぁーっ!?!?!?


……SFC末期とはいえ大したゲームだ…

また、勝利時インタビューへのコメントも彼専用のものが用意されている。


「いかがでした?今日の試合は?」

「どうだい、俺がバンパイアキラーと呼ばれる理由が、分かっただろう?クイを打つのは勘弁してやるよ」


なお、使用できる技の中に『ドロップキック』がある。……月下で初披露した格闘技はよもやこのゲームからの逆輸入ではあるまいな



★幻の続編

メガドライブスーパー32X対応ソフトとしてリヒターとマリアを主人公とする『輪廻』の続編が企画されていたことがある。


こちらの新グラフィックではリヒターは黒いコスチュームの上に丈の短い青いジャケットを着、
体格もすらっとしていて輪廻よりもスタイリッシュなイメージ。ハチマキは相変わらずで髪は伸ばしていない。

また、同じヴァンパイア・ハンターのライバルキャラが登場する予定で、こっちは輪廻版リヒターの青い部分を赤に変更し、胸にでかい十字がプリントされた黒Tシャツを着たブロンドマッチョ。
これはP曰く、(スーパー32Xが日本より普及しているであろう)海外市場でのウケを良くするためのキャラデザらしい。


結局この作品自体はタイトルが決まる前にキャンセルになったので世には出ず、代わりにPS専用の『月下』が開発された。
ある意味この作品は『月下』のパラレルといえるのかもしれない。
リヒターのドット絵は月下のラルフ・フェイクに改変されたという説もある。



★衝撃の未来図!?

『悪魔城ドラキュラ Circle of the Moon』(以下『月輪』)のヒロインにして主人公の師である
ヴァンパイア・ハンター、モーリス・ボールドウィンは開発当初は『リヒター・ベルモンドの老いた姿』という設定で、
月輪も本シリーズの正史(月下の数十年後)に加わる予定だった。

しかし、「歳食ったリヒターを見たくない」
…というさるコナミ女性社員のもっともな希望を聞いて、名前と設定を変更、
モーリス・ボールドウィンとして登場になり、作品の扱いもパラレルな外伝となったらしい(GBA発売当時の『コナミマガジン』より)。


ただし、この話も現時点では該当する『コナミマガジン』の記事が発見されておらず、真偽の程はいささか怪しいことを付記しておく。*28
海外Castlevania Wikiでは悪魔城に関わる同誌記事の多くが発掘されているが、現在発掘されている限りにおいては、2000年~2001年の範囲では上記のような記載は確認されていない。

可能性の範疇に入るが、前述の「ベルモンドは鞭を使えなくなったため姿を消さざるを得なくなった」という噂が出た話とも関わっていると思われる。
モーリスは以前ドラキュラと戦った事があり*29、且つ実子のヒューではなく拾い子のネイサンを後継者としている事から、
「若い頃の戦いが原因で一族に鞭を継承できなくなったために、外から継承者候補を探し出してハンターとして育て上げた晩年のリヒター」
と解釈すると互いに妙に辻褄があってしまうため、この二作の噂が相互補完的に噛み合ってしまった側面もあるのだろう。

★弱点
『月下』『ギャラリーオブラビリンス』では闇属性が弱点に設定されており、「聖なるハンターなのに悪の力に弱い」という点でネタにされることがある。

これについて『月下』や『GoS』にて、「同質の力を持つもの同士がぶつかれば、純粋に戦闘力の高い方が勝つ」「ベルモンドの力は圧倒的なので同質の力では対抗不可能」と示されていることから、逆説的に「対抗するには逆の性質の力=闇の力しかないのでは?」と考察されることがある。
「あくまで聖なる力は闇に対抗できるだけで一方的に有利というわけでない」あるいは「ゲーム都合で弱点になっているが、実際は闇以外の全属性耐性」とでも言うべきか。
『闇の呪印』では先祖のラルフも闇属性が弱点に設定されているため、納得はいく。
なお『暁月の円舞曲』ではユリウスが聖属性に耐性を持つ反面、弱点属性が一切存在しないが、これに設定上の理由が存在するのかは不明。

ただしこれらはあくまでゲーム描写からのファンの考察であり、公式にリヒターの弱点の理由に言及されてはいない。




項目はヲタ知識だけでは作成できない。追記し、修正する心があるからこそ良項目ができるのだ!

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最終更新:2026年08月03日 18:46

*1 本編シリーズとはパラレルワールドにあたるアニメ版では孫であることが明確に描写されてはいる。

*2 サブウェポンの短剣を装備しているイラストもあるが明らかに腰の剣とは別物

*3 イメージイラスト等ではシモンやクリストファーが剣を使っている姿が結構描かれている。ゲーム中で使えないのは「鞭」が物語のキーアイテムである為、そちらを強調させるためにあえて予備武器として携帯しているだけのフレーバー的な扱いにしたのかも知れない

*4 塩を撒いていると勘違いしたため。聖なる灰だと指摘された後も「どう見ても塩だろ」と言っていた。

*5 と、プレイ動画の生配信を視聴していたアルカード役の置鮎龍太郎氏に呟かせて「これで公式だ!」と喜んでいた。もちろん公式ではないのであしからず。

*6 前方に突進するダッシュアタックは「鞭を高速回転させつつ渾身のタックルを見舞う技」、大ジャンプするアッパーカットも「鞭を振り上げて攻撃する技」なので、厳密には使ってないわけではないが。

*7 ちなみに飛び蹴りと回し蹴りは月下の時点で構想があったらしく、ゲーム内に没グラフィックが残されている

*8 具体的には鍵を所持し実質サブウェポンなしでステージ3ボスのデュラハンを撃破、そこからマリアの幽閉された部屋に行くまでをノーデスでこなさないといけない。しかも鍵のあるステージは落下すると別のステージに分岐してしまうので、その時点で達成不可能になる

*9 この設定は後に『Xクロニクル』にも使われることになる

*10 髪の長さや肩周り等、微妙に描き直されている。

*11 ぎんのサークレットを落とすのはアリオルムナスだけである

*12 ベルモンド一族の始祖レオンの許嫁。ヴァンパイアに汚染されてしまい、レオンの持つ鞭をより強力な完全体『ヴァンパイアキラー』にするため、自ら犠牲となることを選んだ。

*13 現に『Xクロニクル』でシャフトが魔物を召喚した時の発言は、『月下』でのリヒターの発言とほぼ一致している。

*14 この下りは『月下』のプロローグや『Xクロニクル』では変更されている。

*15 同作でのリヒターは、過去の文献等の情報を元に再現された存在であり厳密には本人ではない。

*16 『月下な夜想曲』を元に独自のアレンジを施した演劇『月下の覚醒』では、婚約者のアネットを人質に取られ、嫌々ながらも闇の勢力に力を貸したという解釈が取られている。

*17 この一時的な復活については判明している情報が少ないため、シモンにとって想定内だったとも想定外だったとも取れる。

*18 リヒター達と違い悠久の時を生きるアルカード本人。

*19 『月下』では前述の通り「ぎんのサークレット」で鞭を無効化できることから聖なる力を発していることがわかる。『追憶』では「聖鞭ヴァンパイアキラーの力、とくと味わえ…燃え尽きろ!」と言ってマグヌスの爪を破壊している。

*20 厳密には本人ではなく、過去の文献等の情報を元に再現された存在。

*21 サイドストーリー#15、#23等を元に一部意訳

*22 『暁月』では、鞭も記憶もない状態で煉獄闘技場に到達できていた。『蒼月』では「鞭の力を失いながらも、その戦闘力は桁外れ」と説明書に記されており、本編では魔封陣を用いずに魔物を消滅させている。

*23 なぜ有角がこのことを話したかは不明。リヒター加入直後に挑む事になる魔導書が1797年について綴られたものだったことが関係していると思われる。

*24 シャノアによると具現化できる時間が短いため、食せたとしても腹は満たせないとのこと。

*25 敵に攻撃を当てる毎に専用のゲージが溜まり、満タンになると交代可能になる。制限時間は約20秒だが、ダメージを受けるとその分残り時間も減る。

*26 ワイバーンとの初回戦闘時のイベントにて、NPCリヒターがワイバーンの攻撃をバック転で回避するシーンはある。

*27 とは言え、ドラキュラの勢力へ対処を行っている東方正教会はベルモンド一族に頼る事自体を良く思っていない節があり、理由はどうあれドラキュラ討伐から離れざるを得なかった彼らに協力的な態度を見せなかった可能性はある

*28 「Circle of the moon」は1830年が舞台とされている。逆算するとリヒターはこの時点で57歳で、「蒼月」のユリウスとほぼ同じと考えるとビジュアル的には少々老けすぎである。だが前述のヒューは確かにリヒターに似ており、これだけで判断できるかは微妙なところである

*29 伯爵は「老いたな…」と呟いており、以前の戦いでは明らかにもっと若い姿だったのだろう