登録日:2015/10/23 Fri 23:50:32
更新日:2025/03/05 Wed 10:58:26
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黄緑色の短髪の細身の男性。
襟元には鳥の羽をあしらった奇抜な服を着ている。
原作以上に巨大組織になった
KING(シン)の右腕的な存在で、彼への忠義はとても厚い。
組織の事実上のナンバー2であり、KING傘下に属する軍団も彼の命令には逆らえない。一方、スペード、ダイヤ、クラブ、
ハート様ら原作から居る四幹部との序列は特に語られていないので不明。
またペットで大鷲を連れており、鷲の脚に捕まることで空中へ逃亡する。
◆本編での活躍
シンに
ケンシロウの動向を報告や配下の者に指揮やサポートを行っている。
具体的には
- トランプを投げてハート様に切り傷を作り、ブチ切れモードを発動させる(原作はシンが投げた羽)
- シンの配下になっているジャッカルにデビルリバースの母親の写真の入ったロケットを渡して操るように指示させる(原作ではジャッカルの案で、ジャッカルのエピソードはシンの死後)
- 5話ではシンが捨てた城に居残り、ケンシロウにシンとユリアは別の場所に行ったことを伝えた上で城を放火させて焼き殺そうとした(アニオリエピソード)
などと様々な策でケンシロウを始末しようとするも奇しくも失敗に終わる。
その後、KING軍の一派のバルコム軍による爆撃でケンシロウは死亡したという報告に疑問を持ち、現地に赴き確認する。
そこでやっぱり爆撃でも生きていたケンシロウと相対する。
ケンシロウの
「いつものように逃げないのか」という
煽り問いに対し
「時が来たのよ。お前とはいつか戦う運命だったのだ」と言い
南斗翔天拳で挑む。
善戦するも瞬間移動術を完全に模倣され、隙をつかれ北斗残悔拳を喰らい敗北。
ケンシロウから
「シンに伝えよ。ユリアは必ず俺が助け出すと。そうすれば貴様の命、助けてやろう。」と言われるも
「な、情けは要らん、殺れ!」と断り、潔い死を選んだ。
最期はケンシロウ生存の報、そして自身が敗れた事をシンに伝えるよう、鷲にメッセージの入れた
トランプを託した。
そして
「キング様とどちらが勝つか楽しみだな…」とセリフを言ったあとに残悔拳の効果で頭部が爆散、死亡した。
断末魔は
「ひ~で~ぶぁ~!!」
アニメオリジナルキャラでありながら弱者を人質にとったりする他のKING軍配下の者とは違い、
拳士として果敢に挑み、命乞いをもせずに潔く死を選びながら、最後まで忠義を尽くすなどの行動にファンがいたりする。
ケンシロウも人質を使わずに正々堂々と一騎打ちに挑んだジョーカーには珍しく猶予を与えていた(他の奴らは容赦なく
北斗神拳で殺害する)。
また最後の言葉は挑発のようにも見えるが、「どちらが勝つか」と述べている辺り、ケンシロウの強さはキングであるシンに匹敵する事を認めた、彼なりの
敬意とも取れる。
同じアニオリの
こいつらとは大違いである。
◆拳法
南斗聖拳の一派である
南斗翔天拳の使い手。
他にはトランプを使った攻撃もある。
瞬時に他の場所に飛び移る移動術。
直接対決時ではケンシロウに真似されてしまう。
ケンシロウとの直接対決では投擲武器として使用し、その切れ味は岩を容易に切り裂いた。
怒濤のラッシュでケンシロウを攻めるも発勁の法で叩き落とされた。
攻撃以外にメッセージでシンや部下に報告などでも使用。
「発勁の方か、見事だ。ならばわしも奥義を出そう!!」
跳躍中の円運動で作り出した2体の分身と共に攻撃する拳法。
ケンシロウとの一騎打ちで使用し、互角に渡り合う程。
そこらの猿真似拳法家とは異なる、本気で修行し伝承したであろう流派。
追記・修正お願いします
- CV:千葉繁、ジョーカーという名前のイメージから未見だとヒャッハーAにしか思えないだろうが、実はKING配下では至って正統派の拳法家&忠臣であり、原作序盤の敵ゆえ後続と比べるとイマイチしょぼい感のあるKINGという組織の厚みを補った名キャラクター。 -- 名無しさん (2015-10-24 17:48:00)
- 北斗の拳がドラゴンボールみたく「アニオリ?映画限定?そんなの気にせずガンガンメディアミックスしようぜ」のノリだったら今なお語り継がれるキャラだったろうに -- 名無しさん (2015-10-25 21:03:18)
- イチゴ味に出してほしい -- 名無しさん (2019-01-10 06:45:53)
- アメコミの方の同名某キャラとは髪の色も同じなんだよな -- 名無しさん (2019-12-03 17:58:20)
- 同じくアニオリキャラの蘭山紅拳の伝承者・ベラの兄貴なんじゃないか、という考察もあったな。女性のベラが伝承者にならざるを得なかったのは兄のジョーカーが出奔してしまったから、みたいな。 -- 名無しさん (2022-06-15 22:39:52)
- 一番好きな北斗考察サイトの管理人さんがコイツのファンだったのが印象深い -- 名無しさん (2023-05-02 11:08:48)
- 初期アニオリはカオスだったのに、「正統派の拳法の使い手」「占星術が関わるような世界観で主人公との戦いを運命になぞらえる」「実戦では卑怯な手も使わず意外と強い」「メッセンジャー役としての助命より敵の情けを拒んでの死を選ぶ」「最期は嘲りとも取れるものの、主人公が主君に勝ち得る相手だとも認めたと取れる言葉の遺した」、確かにこれはいい意味で原作らしい雰囲気でアニオリながら人気が高めなのもわかる気がする -- 名無しさん (2023-09-09 23:42:18)
最終更新:2025年03月05日 10:58