Bシリーズ・バトルドロイド(STAR WARS)

登録日:2015/11/13 Fri 18:20:26
更新日:2025/04/23 Wed 07:23:47
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「止マレ」
わたしは議長の特使で、彼らをコルサントまで連れていく」
「ドコヘ連レテイクトイッタ」
「コルサントだ」
「こるさんと。ア、ぷろぐらむニナイ。ア、ダメダ、オ前ヲ逮捕スr バシ/ュッ



Bシリーズ・バトルドロイド(通称『バトル・ドロイド』)とは、STAR WARSシリーズに登場する人型ロボット兵器。

●目次

【概要】

Bシリーズ・バトルドロイドは『スターウォーズ エピソードⅠ』から『エピソードⅢ』にかけて、ヌート・ガンレイらの属する通商連合、およびドゥークー伯爵が率いる分離主義勢力/独立星系連合などによって運用された兵器である。

歩兵の代替として設計されており、二足歩行で、人の手のようなマニピュレーターを備えている。
同じドロイドであるC-3POやR2-D2に比べても思考に柔軟性が無く、間抜けな面が目立つ。

戦闘能力に関してはジェダイは元よりクローントルーパーにも劣り、
出番のほとんどはジェダイに滅多切りにされ、クローントルーパーに蜂の巣にされる哀れな敵役である。

そんな本種の最大の武器はズバリ「数」。
生産性と整備性は基本性能の低さを数で補うのに十分すぎるほどであり、さらに思考プログラムが浅いぶん自らの犠牲を全く考慮しないというメリットもある。
ある意味「無限に用意できる、忠実この上ない究極の兵士」といえる。ついでに整備費用も給料などの人件費ほどかからない。
エピソードⅠの4年前に日本のアニメで登場した自立無人兵器銀河規模になったらどうなるかを体現した存在と言えよう。
その上、生産ラインもとことん切り詰めており、設定によってはたった10分で一台を製造でき、クローン戦争には1億を越える数が参戦したとされている。

クローン大戦では、ドロイディカマグナガードらとともに共和国からの分離主義勢力の主戦力となった。

当初はその簡素なデザインから不評もあったが、
作中でのそのあんまりの扱いからある種の人気がでるようになり、
感情はないはずなのだが、後の作品になるにつれて言葉・動作に愛嬌が出ることも多くなり、『クローン・ウォーズ』ではすっかりコメディリリーフとなっていた。


【種類】


◆B1バトルドロイド

武装 E-5ブラスター サーマルデトネーター 消火器 など 一部でジェットパックを装備した特殊仕様も

背中の通信装置、細い手足、ギーガーがデザインしたエイリアンの頭を逆さに取り付けたような馬面の頭部が特徴的。
輸送時には体育座りのようなコンパクトな状態に変形する。
フレームは惑星ジオノーシスの住人、ジオノーシアンや通商連合を構成する種族、ニモーディアンの骨格をモデルに設計されている。

そのため、骸骨が歩いているような不気味な印象を相手に与える……らしいが、ぶっちゃけ全然怖くない。

一体当たりの戦闘能力は極めて低い
各関節が磁力連結という形で繋がれている関係上運動性は歩いたり走ったりだけ、その構成に加えフレームが剥き出しなので防御力は最低レベルで兎に角脆く、ちょっとした衝撃で外れる・壊れるはしょっちゅう、固有武装はなくパワーもそんなにない、と安さゆえの簡素さ・弱さがモロに出ている
一対一では一般市民レベルの女性にすら壊されることがある程で、当然ジェダイなどのプロフェッショナルに掛かれば動く的も同然。
おまけに人工知能まで簡素を超えてお粗末でとにかくマヌケ。その割に感情表現がやたらと豊富でドロイド同士で雑談や口喧嘩は勿論、頻繁に愚痴をこぼしたり自分達のガワがほぼ同じなのを良いことに狙いをなすり付けたり、美しい風景に見惚れて感想を言ったり…と挙げればキリが無い。



とまあ「これで本当に兵士か!?」と言いたくなる性能だが、実際には意外と優秀な点が多い。
というより、これらの弱点はそのまま彼らの長所の裏返しであった。

まず壊れやすい・外れやすいという特徴は被弾箇所以外にダメージが波及しないという利点があった。
そんな事態が起きても最小限の修理で済むというわけである。

また、華奢で頼りない外見に似合わず器用であり、汎用性は非常に高い。プログラムさえ組んでやれば宇宙戦艦や戦車、スピーダーバイクなどの乗り物の操縦も出来た。
前線での戦闘だけでなく、後方勤務や補佐、物資の運搬、機械の修理まで、とにかく仕事を選ばない。
意外にも環境耐性も侮れず、砂漠や沼地はおろか、水中や真空・宇宙空間でもそのまま活動可能なほど。

後述のOOMのように通商連合が戦争なんか考えていなかったころから運用していたのも、船団防衛はもちろん、貨物の積み下ろしから、果ては宇宙空間で事故が起きた場合の修理要員まで、幅広く使えたからだろう。
いくらハイテクのSW世界でも、宇宙空間は一歩間違えたら死の世界であることには変わりがない。そんなときに人間並みの器用さを持ち、人間より遥かに調達しやすく、宇宙空間で作業できる雑用ドロイドは大いに価値がある。

なにより単価が安いので大量に調達することが容易であり、物量任せの戦術が可能だった。
とにかく数が凄いため、一体一体チマチマ壊されようとも全体的な戦線では圧倒してくるのだ。

また攻撃能力は人間の兵士と共通で手で持って動かす武器によるので、強い銃さえ持たせれば十分な脅威となる。
一撃で人を殺せるブラスターを持った兵士が何万と襲ってくれば、たとえ兵士一人一人がザコであっても勝てない相手はそうそういない。
しかも彼らは浅い思考プログラムしか持っていないだけに、どれだけ犠牲が出ようが使い捨てにされようが、ためらうことなく前進するのだ。

安くて調達しやすく、壊れても直ぐに補給でき、どんなところでも動けて、命令は必ずこなす、まさに兵器の鑑である。


当初ドロイド部隊は(いちおう各々AIを積んではいたが)、一台の中央制御コンピューターによって制御されていた。
そのため、当時は中央制御コンピューターが破壊されると途端に機能停止してしまうという重大な弱点があった。
もっとも、これは後年改良されたらしく、クローン戦争時に運用されていたタイプは中央制御コンピューターが破壊されても前線でコントロールが可能。


個々の能力では優れた点が無いB1だが、群体として運用すれば真のポテンシャルを発揮できる。
それができるほど桁違いの財力を誇った分離主義勢力には魅力的な兵器だったため、分離主義運動から発展した独立星系連合の主戦力として凄まじい数が生産され、クローン大戦を通じて活躍した。
特に「低コストによる数の暴力」は他のバトルドロイドでは真似できないもので、より強力なB2やマグナガードの登場後も主力であり続けている。

ちなみに動力と人工頭脳(制御部分)は胴体だけでなく腰部にもあるようで、EP1では胴体を無くした下半身だけが歩いている場面があり、
EP2ではB1の胴体と悪魔合体させられたC-3POの頭部が一瞬「死ネーじぇだいドモ!!」と叫ぶバグを起こしていた。


◆OOMバトルドロイド

見た目はB1バトルドロイドと全く同じで、機体性能にもほぼ全く差がない。
しかしB1よりも高度なプログラムが仕込まれていて、車両や艦船・各種メカニックの運用などに関する専門知識や、ドロイド軍団指揮のための戦術プログラムなど、単なる歩兵以上の専門知識が組み込まれている。
船のクルーとして精密機器を扱っているものにはこちらのOOMタイプが多いとされる。

実は開発自体はB1よりも早い。OOMをベースにして、さらなるコストカットと兵種使い分けのために専門知識プログラムを削除して戦闘用に特化したのがB1、というものらしい。
要するにガワはそっくり使いまわし、プログラムだけシンプル軽量なやつにしたのがB1ってことなのである。


◆B2スーパーバトルドロイド

  • 武装 固定式二連装レーザーキャノン

B1の失敗を反省して、テクノユニオンの技術陣の意見を受けて開発された機種で、B1よりも大型でより高性能・・・だよね?
B1より太い手足と、まるでジャミラのように頭と肩が一体化して見える外見が特徴的。
B1と違ってブラスターなどの武装は携帯せず、もっぱら固定武装である右腕のレーザーキャノンで戦う(携行武器の使用はおそらく可能)。
このレーザーキャノンは一般のブラスターに比べて火力が高く、またマシンガンのように連射もできるため、火力だけならドロイディカにも比肩する。

また低い防御力を改善するために胴体に装甲が付加された他、おつむの出来も改善されたのである程度の自律行動が可能だった。
おかげで一発二発ブラスターが直撃しても倒れないぐらいの防御力はある。結局もう数発で壊れるけど……

その体格もあってかB1と比べて拡張性が高く、パーツを交換することで飛行用のロケットパックや登山用フックの装備が可能で、様々な戦場に対応出来る。
それでいてコストの増加も許容範囲で収められており、B1の完全更新とはいかなかったが、それでも「主力」と言えるほどの数が生産・配備された。

先代機種よりは高性能なはずだが、B1みたいに壊されたり、R2-D2にロケット燃料をぶっかけられて丸焼きにされたりと、扱いはあまり変わっていない……
スピンオフではユージャンヴォングの侵略の時に少数が再生産されて使われていた。


◆B2HAシリーズ・スーパーバトルドロイド

  • 武装 固定式二連装レーザーキャノン キャノンアーム

スーパーバトルドロイドの上位機種で、左腕に大口径砲を装備している。
火力が増大しており、クローントルーパーにとっては厄介な相手だった。
他の歩兵型バトルドロイドを指揮する役目を与えられていたが、分隊程度の指揮ぐらいしか出来なかった。


◆BX-シリーズ・ドロイドコマンドー

  • 武装 E-5ブラスター サーマルデトネーター バイブロブレード スタン・バトン 個人用エネルギー・シールド など

エピソードIIとⅢの間を描いたCGアニメ『クローンウォーズ』に登場。
なお「コマンドードロイド」と表記されることもある。

隠密任務用に開発された機種で外見はB1に似ているが、比べ物にならないほどの高性能を誇った。

この機種の最大の特徴はクローントルーパーへの擬態である。
BX-シリーズはクローントルーパーに近い骨格を持つためクローン兵の装甲服を着ることが可能で、更に声帯模写機能を駆使することで外見上ほぼ完璧な擬態を可能としていた。
だが、ドロイドだけあって咄嗟の事態に弱く、また声はそっくりでも語法や動作の細部に不自然さがあり、観察眼に優れたクローントルーパーにはすぐに見破られてしまう。

機体そのものの性能も向上しており、バイブロブレードや自身の拳などを用いての格闘戦を仕掛けることが可能なほどの高度な運動性能と、ブラスターを数発被弾しても行動可能な耐久力を併せ持つなどかなりの脅威だった。
ジェダイ相手にもまともに通用する兵器で、足の裏に磁力を発動させてフォースプッシュを堪えたり、素早い動きからの銃撃でブラスター弾を命中させたりもする。
BX-シリーズはコストが高すぎたせいで大量生産はされず、エリート部隊として一部の重要な作戦に投入されたり、重要拠点の防衛などに用いられるに留まるなど、運用面ではマグナガードと似た部分がある。
運動性ではBXがやや上、攻撃力と防御力ではマグナガードに軍配が上がるか。

かなりの高性能ではあるが、アナキンいわく「デストロイヤー(ドロイディカ)のほうが手ごわい」とのこと。


◆T-シリーズ・タクティカルドロイド

  • 武装 E-5ブラスター など

エピソードIIとⅢの間を描いたCGアニメ『クローンウォーズ』に登場。

戦略の立案に特化したバトルドロイドの一種で、標準的なバトルドロイドの上官として前線、または後方で作戦の立案や指揮を行った。

身長はB2スーパーバトルドロイドとほぼ同程度で、B1バトルドロイドほど細身ではなく、より人間に近い形状をしている。
特にリップを塗った口を連想させる顔が印象的。
その高い知能ゆえか、あるいは学習・経験の差か、他のドロイドほどに一様ではなく、カラーリングや音声・性格などには個体ごとの明らかな差異があり、男性型・女性型の区別さえ存在していた。

通常のバトル・ドロイドよりも遥かに優れた知能を有しており、高度な作戦を立案して的確に戦闘分析を行えるため、独立星系連合軍で完全な指揮権を与えられることもある。
状況に合わせて優先順位を自ら判断することができ、自身の所有者を見捨ててでも手遅れになる前に上官の命令を実行に移したり、味方のドロイドが乗った船ごと躊躇なく敵を殲滅しようとするなどの場面もあった。

しかし他のバトルドロイドと同様、急な状況の変化や想定外の事態に対する判断力にはやや弱い面もあり、時々抜けた行動も見られた。

後に、さらに高性能な後述のスーパー・タクティカルドロイドが開発された。


◆T-シリーズ・スーパー・タクティカルドロイド

  • 武装 E-5ブラスター など

エピソードIIとⅢの間を描いたCGアニメ『クローンウォーズ』に登場。

戦略の立案に特化したバトルドロイドの一種で、T-シリーズ・タクティカルドロイドの上位機種にあたり、独立星系連合軍の作戦の立案や指揮を行った。

旧型のタクティカル・ドロイドと同じ人間型だが、より屈強そうな体格をしており、外見上は鎧をまとっているようにも見える。
さすがに直接戦闘は想定されてないが、劇中では自ら前線に立って、あるいは巻き込まれてやむなくなどで、戦う場面も割と見られた。
素早い判断を下せるためかB1では行えない接近しての肉弾戦もこなすことができ、なんとアナキンのライトセーバーによる一撃をかわした上に彼にパンチを叩き込んでみせたことさえもある(その後すぐにやられてしまったが)。
三つのカメラアイが特徴。

予想外の事態にもうろたえることなく的確な状況判断を行うことができ、他のバトルドロイドのように抜けた面を見せることはほとんどなかった。
また、敵に捕らえられても尋問に抵抗するようにプログラムされている。
さすがに味方ドロイドのアホ行動には頭を抱えたりするが…。

その優れた能力から独立星系連合では極めて信頼が高かったようで、ドゥークー伯爵も重要な任務に人間や他のドロイドの指揮官ではなくこのドロイドを用いることがたびたびあった。
また、旧型のタクティカルドロイドも含めて他のバトルドロイドには名前がなくナンバーで呼ばれているのに対して、スーパー・タクティカルドロイドには「カラーニ」「クラーケン」「オート=オー」などの固有の名称が与えられていた。


【劇中での活躍】

エピソードⅠ ファントム・メナス

初登場のエピソードⅠでは通商連合の軍隊として使用され、前身機であるOOMシリーズ・バトル・ドロイドなどと一緒にニモーディアンの護衛及び圧倒的な数を生かして封鎖していたナブーの首都を制圧した。
しかし、特使として送られたクワイ=ガン・ジンオビ=ワン・ケノービには機械だからなのか、一方的かつ容赦なく破壊され、ファン達に新世代スターウォーズ界のやられ役であるのを印象付けた。

その後ナブーと同盟を組んだグンガンの軍隊と対峙。
圧倒的なファランクスを展開し、持ち前の死を恐れぬ数の暴力で、勇猛な戦士であるグンガンたちを追い詰める。
戦車からみっしり詰まったB1バトルドロイドが延々と展開され、司令船からの指示一つで一斉に立ち上がり、完璧な動作で整列するさまはCMでも使用され、無機質な凄みを存分に見せつけた名シーン。
グンガンの軍団を打ち破ることに成功したが、直後にアナキンが司令船「ヴーチュン・パーラ」を破壊したことで機能を停止してしまう。

ナブーでの事件を契機にバトル・ドロイドに関する厳しい規制法案が制定されるが、
通商連合が法律破りの常習だったことや、銀河共和国の力が腐敗などで弱まっていたこと、通商連合の総督ヌート・ガンレイの力量もあって、
通商連合は表向きにはドロイド軍の数を減らしたように見せかけて、密かに大量のバトル・ドロイドを製造し続けていた。

エピソードⅡ クローンの攻撃

ジオノーシスの工場でバトルドロイドが生産される場面が描かれたが、囚われたオビ=ワンたちの救出に来たジェダイたちとの戦いに投入された。

最初はジェダイ側が優勢でザコキャラのごとく斬られまくっていたが、工場が近く破壊されてもすぐに新しいのを戦場に送れたこと、またジェダイ側もこれほどの数のバトルドロイドが投入されるとは想定していなかったことから、改良機であるB2スーパーバトル・ドロイドとともに徐々にジェダイ達を押し始める。
さらに中央指令コンピューターの機能停止も対策済みで、ジェダイ側のナブーでの経験に従ったドロイド達の制御装置の電源遮断も無駄骨に終わるなど、次第に追い詰められていく。

つまり、B1・B2バトルドロイドの物量作戦が、個々の能力だけで戦うジェダイの戦法を打ち破ったのである。

しかし、後一歩のところでヨーダが連れてきたクローントルーパー部隊20万人の攻撃によってジェダイ達を取り逃がしてしまう。
コロシアムでの戦いの後、援軍として駆け付けたクローン軍と初めて大規模な戦いを繰り広げるが、柔軟な思考と連携を意識したクローン軍の前に苦戦を強いられ、退却を余儀なくされた。


エピソードⅢ シスの復讐

単純な歩兵以外にドゥークー伯爵の護衛や戦艦の操縦士、砲撃要員など分離主義勢力の主力として随所で登場。

が、アナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービの二人によっていつものように破壊されるだけでなく、R2によって二機のスーパーバトルドロイドが燃やされたりといつものようにやられ役だった。
あまりのやられっぷりに小説版ではアナキンに舐められ、グリーヴァス将軍には「役立たずな上に更なる危険をもたらす」と言われて捕らえたジェダイを対処する際にハブる様に指示を出される始末。
オマケに仲間であるマグナガードにさえ「邪魔」だから横に押しやられて壊されるなど散々な扱いである。

惑星キャッシークではウーキー達と、惑星ウータパウではグリーヴァス将軍を逮捕すべくやって来たオビ=ワン率いるクローン軍と戦うが、いずれの戦いも最終的には敗れる。
最後は火山の惑星ムスタファーで独立星系連合首脳部の護衛をしていたが、ダース・ヴェイダー によって斬り捨てられたのを最後に、ムスタファーから発信されたコントロールシグナルによって全宇宙のバトルドロイドは機能を停止させられた。


◆その後

簡単に壊されるので役に立たない印象が強いが、プログラム次第では器用に何でもこなせるだけでなく安価で容易に数を揃えることが出来るので、
資金さえあれば誰でも軍隊を持つことが可能だった。

そのため、クローン大戦以降は皇帝となったパルパティーンは容易に軍隊を作ることが出来るのを脅威と捉え、
マグナガードやドロイディカなどの一部の高価な機種以外のバトルドロイドの製造は完全に禁止となった。

敗戦軍であることからイメージが悪いのか、あるいは真価を発揮するだけの数をそろえる余地が無かったのか、反乱同盟軍も進んでバトルドロイドを使用しなかったことも拍車を掛け、バトルドロイドは一部を除いて銀河系から姿を消していくこととなった。

なお、銀河の中でも極一部ではあるが何らかの事情でムスタファーから発せられた停止シグナルが届かなかった星系もあり、そういった場所ではクローン大戦以降も稼働し続けるバトルドロイドが存在した。
元々共和国から変化した帝国にとってもバトルドロイドは敵性存在のままであり、そういったドロイドを発見した場合、ストームトルーパーにはバトルドロイドを破壊するようマニュアルが組まれていた。
また、膨大な数が各地に投入されたことや、修理しやすかったことも関係し、帝国に反抗する勢力の一部(反乱同盟軍に属さないものなど)、あるいは本物の独立星系連合残党が回収・再起動させて使うこともあった。


◆反乱者たち

シーズン3の第6話「クローン戦争の名残」では、アウター・リムのアガマー星系において一体のスーパー・タクティカル・ドロイドが残存するB1バトル・ドロイドやドロイディカからなる部隊を率いて登場。
10年以上稼働し続けどの機体も既に整備不良気味ではあったが、クローン大戦の終結を知りながらもあくまで分離主義同盟として、対共和国・ジェダイ戦闘の任務についていた。





追記・修正はジェダイに斬られ、クローントルーパーに首をもがれ、R2-D2に丸焼きにされてからお願いします。

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最終更新:2025年04月23日 07:23