カルマバランサー(らんだむダンジョン)

登録日:2016/01/05 (Tue) 20:33:27
更新日:2023/12/25 Mon 19:25:35
所要時間:約 3 分で読めます




「負けイベントだと思った」
カルマバランサーについて、バルバトス・ゲーティア

「こんなのが雑魚敵としてダンジョンをうろついている訳がない」
カルマバランサーについて、イフリート

「力こそパワー、良い時代になったものだ」
カルマバランサーについて、キラーマジンガ










カルマバランサーとは、フリーゲームらんだむダンジョンに登場するモンスターである。
分類上雑魚敵だが雑魚敵とは思えない凶悪さで数多のプレイヤーにトラウマを植え付け、装備品の説明文にまで登場するという偉業を達成している。
以下詳細
※一部「らんだむダンジョンwiki」を参考



能力


らんだむダンジョンでは雑魚でもボスでも何かしらの状態異常と能力低下が通る。
なのでその穴を突きながら立ち回るのが基本なのだが、 カルマバランサーには状態異常も能力低下もほぼ全て通らない。
通るのは「確実に能力を下げるが下げ幅は低い」という砕き系くらい。
カルマバランサーはこの強固な耐性とそこそこの耐久力を盾に、二回行動で下記の攻撃を行ってくる。

  • サンダーⅩ
  • スパークⅨ
それぞれ雷属性の単体魔法攻撃と全体魔法攻撃。
無視は出来ないがそれでも一番優しい。


  • サンダーブレイク(雷/麻痺/RD3回)
  • サンダーブレス(雷/敏捷性低下/RD3回)
  • 光無き雷光(雷/暗闇/RD3回)
  • パラライズストーム(風/麻痺/RD2回)
状態異常付きの複数ランダム攻撃。
バラければ状態異常が厄介で、一人に集中するとダメージが危険。
パーティーの頭数が減る程危険になるので、戦闘不能になったメンバーは急いで起こしたい。


  • 禁断の秘術
耐性を無視して一回強制沈黙状態にさせる全体攻撃。
とにかく攻撃が激しいというのに魔法での回復を阻止される。
カルマバランサーが素早いのに加え、サンダーブレスの追加効果で敏捷低下にされるとまず先手で使われてテンポを崩される。


  • 罪を天秤に委ねた
即死級ダメージの単体連続攻撃。
カルマバランサーの代名詞と言える最も危険な攻撃。一発耐えられるかどうかというダメージなのに二連打されるのでまず耐えられない。
防御力が高ければ減衰出来るが、物理担当のアナンタでもバフなしでは相当痛い。


見ての通り行動が全て攻撃技であり、下手に補助技を使わない分常に激しく攻めてくる。無駄行動と言えるものは一切ない。
BGMも相まって初見のプレイヤーでも見た瞬間ヤバい雰囲気が伝わってくるが、大抵わけもわからないままに猛攻をくらって村に戻される。
こんなのが突然出てくるのだから正直たまったものではない。
というか雑魚として出てくる分しっかりと準備しておけるボス戦よりもタチが悪い。
当然コイツ一体だけで出てくることもなくお供が二体ついてくるおまけ付き。
幸い雑魚敵シンボルで出会うことはなく、強敵シンボルや死神シンボルに触れなければ問題はない。
だがレアアイテムを求めて羅刹マップに挑戦したりすると、コイツが門番で出てきて宝箱を前にして送り返されるというのはよくある話。
そして雑魚敵であるがゆえに、やっと倒したと思っても直後に二体目と出会うなんてことも。


対策


攻撃属性が大きく偏っているため、雷耐性を上げる装備を一つでも装備しておけば多少は楽になる。出来れば麻痺耐性も欲しい。
上述の通りいつエンカウントするかは分からないので、出会い始めたら常に装備しておきたい。
一応弱点属性もあるので、対策武器を用意しておくのも有効である。

最も危険な「罪を天秤に委ねた」も、メッセージで「善の判定はとても期待できない……とにかく避けるんだ!!」と出る通り、一応避けることは出来る。
回避率を上げる装備があれば生存率は上がる。二回連続で回避しなければいけないが。

あとは上手くバフをかけつつ、急いで体力の低いお供から倒して短期決戦をしかける。
特にバフをふりまく「エンジェルトランペッター」がいる場合は最優先で対処しないとマズい。

しかしカルマバランサーの強さの根幹は強力な状態異常耐性と禍々しい攻撃性能にあり、プレイヤー側の対策はほとんどが受け身。
「バフを回す前から天秤ラッシュ」、「ここぞという時に禁断の秘術」など準備していてもどうしようもないこともある。
装備で対策をしておくのは基本で、プレイヤー側の読みや戦闘センスまで求められる難敵である。
強敵シンボル以上でエンカウントする影響により、逃げることも選択出来ない。
とある場所では「カルマバランサー×3」というおぞましい構成でのエンカウントすらある。

唯一確実な対策はがっつりとレベルを上げることだろう。らんだむダンジョンではパーティーのレベルとダンジョンの階層で出現する敵が変化するので、
カルマバランサーが出てくるレベル帯を超えれば滅多なことでは戦わなくて済むようになる。
なるのだが、その後も「首無し令嬢」や「ミシャクジサマ」などのこれまた危険な雑魚敵が待っているわけで・・・。


そして恐ろしいことに、過去verをプレイした人間からは
「嘘みたいだろ・・・これ弱体化されてるんだぜ?」
という声を聞くことが出来る。
つまり 以前はもっと強かったということである。


死霊使いというと、ゾンビばかりを思い浮かべるが、
無念にも生きられなかった赤子――水子という未熟な魂を
人形の中に入れて動かす者も、死霊使いの亜種としている。
魔王を倒した経験もある僧侶が、自ら死産を経験して、
この禁忌の術を編み出してしまったらしい。
ただし、この術は非常に不安定であり、魂の成長に合わせ
肉体の方も新しい器に次々と変えていかないといけない。
その移し変えの段階でエラーが起きる事は多く、
人の形を取った、心無い凶器を作り上げてしまうこともある。
……洞窟にいるカルマバランサーはこうして作られた。
──『★邪悪なる聖杯』解説文より


追記・修正はカルマバランサー×3を倒してからお願いします。



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最終更新:2023年12月25日 19:25