百目婆ァ

登録日:2016/08/01 (月) 15:10:49
更新日:2025/04/08 Tue 00:59:06
所要時間:約 3 分で読めます





※推奨BGM:「仮面ライダーBLACK RX(インストゥルメンタル)」


ついに、命懸けの攻撃を仕掛けてくるクライシス。

RXを倒すため、
百年の眠りから目を覚ました怪魔妖族・百目婆ァ。

その眼力の前に、
響子達の命が尽きようとしていた!


変身!仮面ライダーBLACK RX!!


百目婆ァの恐怖


……ぶっちぎるぜ!!










2千年の命を持つ百目婆ァなら、必ずやRXを滅ぼしてくれることでありましょう


出典:仮面ライダーBLACK RX/東映/第41話「百目婆ァの恐怖」/1989年8月13日放送


【解説】

仮面ライダーBLACK RX」第41話「百目婆ァの恐怖」に登場。
CV:伊倉一恵


若い女性の命を吸って2千年生き永らえた(何気に建国前から生きている)怪魔妖怪族の頭領。マリバロンの大叔母に当たる。
「婆あ」は蔑称でなく自らそう名乗り、「大叔母様」と呼ぶマリバロンもそう言う。

怪魔界が歪み始める中、クライシスの破壊光線も効かなくなったRXのため空港の建設もままならない時にマリバロンに乞われて打倒RXのため地球に来る。


ジャーク将軍も信頼しており女性の命は不死身の秘訣ともなっており、攻撃を素通りさせることができる。
的場響子をまず目の一つに閉じ込め、なり替わって南光太郎を毒殺しようと謀る。

しかし性格は老獪とは程遠く、年甲斐のないスキップで怪しまれ、死臭も隠せないため見破られる。
正体を現すと光太郎を白鳥玲子と霞のジョー共々目に閉じ込める。 


私の本当の目を潰さない限り、お前の仲間は助からんぞ


光太郎は3人の念波を集めて脱出、変身したRXとの戦いとなると破壊光線に火炎で攻撃する。
上記の失言の後嫌でも目立つその“本当の目”がついたを振り回して握られて苦しみ、そのことを知られる。
盾になり得る3人は助け出され、RXの容赦ない処刑タイムが始まる。

巨大な単眼となって光線を乱射するが、突き刺さったままのリボルケインでとどめをさされて「マリバローン!」と言い残して爆死する



【余談】

彼女が倒されると「おのれ」と恨みを露にしたマリバロンだが、45話で自らの顔に傷を付けられたことを恨むようになる。
最終回で皇帝の光太郎との会談の邪魔をした際も傷のことだけ言っている(その後皇帝に処刑される)。

この回でクライシスの本格的な攻勢が始まったことが語られ、それを受けて先輩ライダーがアリゾナの1号の下に集結することとなる。

ロストヒーローズ2では、諸事情によりマリバロンが不在のため、怪魔妖族大隊の頭領となっている。
が、今作では部隊丸ごとボスガンの配下となっている微妙な扱い。
戦闘面では中ボスの一人として登場する。
終盤に差し掛かった時点での登場で、他の中ボスが5桁のHPを誇る中、そこらの雑魚と変わらない4桁程度のHPしかない。
しかしこいつ、確率によって何度でも復活するというとんでもない仕様を持っている。
おそらく本当の弱点を潰さなければいけないという事の再現なのだろうか。
運が良ければ瞬殺できるが、運が悪いと何十ターンも殴り合いをさせられる羽目になる面倒な相手。
しかも直後にブラックエンドとの連戦となるため、できるだけ消耗のない状態で勝利したい。



―――もうろく婆? あほぬかせ! 私の偉大さを追記・修正するのじゃ。


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2025年04月08日 00:59
添付ファイル