惑星シャモ(ドラゴンボール)

登録日:2017/03/11 Sat 22:04:56
更新日:2025/07/05 Sat 21:29:04
所要時間約 4 分で読めるといいなぁ……






惑星シャモから連れて来られた奴隷どもか…

いつかは自分達の惑星に帰りたいと星を眺めていたな…

いつかは帰れるといいなぁ……


\ヒュイイイイ…/

\ビュウウウウン…/


あっ、シャモ星…

           
  ●




           
  ◎







\デデーン/

        





あぁ…うあぁぁぁぁ!!

























惑星シャモは映画『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』に登場する星。
劇中では「シャモ星」とも呼ばれている。南の銀河に位置しており、戦いの舞台となった新惑星ベジータの内側の軌道を廻っている模様。
この項目では、かつてこの星に暮らしていた異星人であるシャモ星人についても併せて解説する。

パラガスブロリーにこの星を荒らさせ、住人達を奴隷として従わせた上で、復讐対象であるベジータを誘い込むべく新惑星ベジータにニセモノの宮殿や廃墟を作らせていた。

奴隷をさせられていたシャモ星人達は故郷に帰りたい想いで星を眺めていたが、伝説の超サイヤ人に覚醒したブロリーによって星を破壊され、その想いは踏みにじられてしまった。
「ドラゴンボールで戻せばよくね?」とは言わないお約束。

劇中におけるシャモ星はブロリーのエネルギー弾で破壊されるシーンで遠目に見えるのみであるため、どのような星なのかは不明。
一応、孫悟空がブロリーの気を追って新惑星ベジータの前にとある星に辿り着くシーンのそれがシャモ星だった可能性はあるだろうが。

然程大きくないエネルギー弾で惑星をいとも簡単に、それも住人たちが帰りたがっていることを知った上で目の前で破壊してみせるというブロリーの恐ろしさ、凶悪さを表すシーンなのだが、
爆発した瞬間のアレのせいで、ブロリーMAD界隈の外でもすっかりネタ扱いされているこの始末☆。


余談だが、新惑星ベジータの地上からあれだけ大きくはっきり見える星ということから両惑星の距離はかなり近いと思われる(現実の地球と月ぐらいか、下手するともっと近い?)。
そして迫っていたグモリー彗星は、新惑星ベジータが小さく見えるほどの巨大さと、近づくだけで新惑星ベジータが引力で壊れるほどの超質量をもっていたため、
仮に本編の出来事がなければ惑星シャモはやはりグモリー彗星の引力に捕らえられて、あるいは一緒に直撃して\デデーン/されていたかもしれない。


シャモ星人

CV:江森浩子(少年)/佐藤正治(老人)
シャモ星に住んでいた小柄な知的生命体で、戦闘能力は持たない。
年をとるにつれて濃くなっていく緑色の肌をしており、
子供や若者は紫色のモヒカン状の紫色の髪、年老いたものは白い顎髭を蓄えている。

劇中での活躍(?)

労働をしている最中、倒れた老人に少年がかけよるが、そこをアンゴルに見つかり「小僧、サボるんじゃない!」と暴行を加えられる。
少年は「俺たち、サボってたわけじゃねぇぞ、じいちゃんの具合が悪くて…」と反論し、老人もまた「シャモは悪くねぇ、ワシのせいだ」と彼をかばう。
そこへ割って入った孫悟飯トランクスクリリン達によって助けられ、宮殿で食料を分けてもらった。
そして少年は、悟飯達に自分らが新惑星ベジータで奴隷をさせられるまでの顛末を語る。

「そんなこと知るか、俺達は超サイヤ人に星を荒らされここへ連れて来られたんだ…」
「食べ物もろくにくれねえんだぜ! サイヤ人なんて宇宙の悪魔さ!」
(何気に後者は劇中でブロリーを「悪魔」と形容した初めての台詞だったりする)

その後はパラガスの目論見が発覚するシーンでトランクスや悟飯達に証人として連れてこられ、ブロリーの姿を見て発した「あいつだぁ…俺達の星で暴れたのは!!」という彼の発言によって、ブロリーこそ南の銀河を荒らした犯人であったということが判明する。
視聴者にはずっと前からバレバレだったとか言わない

覚醒したブロリーによって一部の同胞達が殺されてしまった中、少年は逃れたものの、その後大きな絶望を味わうことになってしまう……

生き残ったシャモ人達はブロリー戦の最中にクリリン達と共にピッコロが乗ってきた宇宙船で新惑星ベジータを離れていた。
ブロリーが倒された後、宇宙船に瞬間移動したZ戦士達と一緒に地球へ向かっていたが、最終的に彼らがどうなったのかは不明。
出来ることならどこかの星で平和に暮らしていてほしいものである。

ちなみに少年は老人から「シャモ」と呼ばれているが、名前が惑星そのままってどうなんだとしばしば突っ込まれる。
ベジータの例から(半ば冗談交じりで)「実はシャモ星の王子なのでは」と言われることも。

また、TVアニメではあの世一武道会編にてシャモ人によく似た金色の髪に赤色と青色の肌の2人の宇宙人が修行をしていたが、関連性は不明。


MADでの扱い

映画本編ではほんの脇役であり、台詞もそれほど多いわけではないが、ブロリスト界隈では「そんなこと知るか」とばかりにMADでの出番はそこそこ多い。
主に少年の汎用性の高い「そんなこと知るか」「違うよ」といったものや、老人の「シャモは悪くねぇ」「ワシは悪くねぇ!」某RPG主人公の迷台詞っぽく改変して使われることが多い模様。
加えて本編における気の毒な被害者としての要素はどこへやら、性格が悪くなっていることも多く、「シャモのせいだ!」と少年に責任転嫁するクズなじいちゃんや、「俺悪くねぇぞ! じいちゃんが悪くて……」などとこれまたじいちゃんに責任転嫁するクズな少年も見られる。
その手のMADでは本編での極悪非道ぶりが鳴りを潜め、愛すべきおバカキャラと化しているブロリーによって故郷を\デデーン/されるorまとめて爆殺されるなど、ぶっちゃけ自業自得ではあるが本編同様に悲惨な目に遭うことが多い。


その他

ちなみに意外と知られていないが、シャモ星が破壊される時に流れる\デデーン/はSEとかではなく、BGM「悪魔のブロリー」のイントロである。
そしてこの曲名なのに、ブロリーは登場しないTVアニメ本編でもたびたび使用されていたり……まあ曲そのものは戦闘シーンの類には非常にマッチしているのだが。

テレビ朝日系列で2015~21年放送のバラエティ番組『日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』では、この惑星シャモが破壊されるシーンのBGMがよく使用されていた。


まだメンバーになっていないwiki篭りどもか…

いつかは項目作成したいと、このサイトを追記・修正していたな…

いつかは項目作成できるといいなぁ……


この項目が面白かったなら……\デデ-ン/

最終更新:2025年07月05日 21:29