カザハナ(FE)

登録日:2017/03/28 (火) 06:08:28
更新日:2024/06/20 Thu 01:49:40
所要時間:約 9 分で読めます






もっと強くなってみせるわ……サクラ様を守れるように!



出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

概要

『カザハナ』とは『ファイアーエムブレムif 白夜王国/暗夜王国』の登場人物。
主に白夜編で登場し仲間になるユニット。
初期クラスは

CV:菅谷弥生

誕生日は3月28日。軍の中で一番サクラ桜が好き。
人気投票女性部門21位、英雄総選挙総合部門83位。
ファンからの通称はKZHN

白夜王国の国民で、現在は白夜王女のサクラの直属の部下。同じく部下のツバキは同僚。

白夜王族に仕える侍の家に生まれ、剣聖と言われた父親は白夜王スメラギに仕えており、最後は主君を守って命を落とした。
そんな侍の鑑である父親の事を尊敬しており、父親と白夜王子のリョウマを目標にしている。
カザハナもサクラとは昔からの付き合いになる幼なじみ
そのため部下として接する時は敬語だが、二人きりになると普通の口調になる。

勝気な性格のお転婆娘で、例え誰が相手でもズケズケとした物言いをしてしまうため、場合によっては相手を傷つけてしまうこともある。
しかしそれはカザハナが裏表のない、良くも悪くもまっすぐした気性の表れであり、フランネルなどには信頼できるタイプと言われている。
また、カザハナも悪気があって相手を傷つけているわけではないため、自分の発言で相手が傷ついたと知ると素直に謝りに行く。

このお転婆な性格は幼少の頃からであり、兵士の訓練に強引に参加したり野山を駆け回り修行したり、サクラを危険から救うなどをしており、体中は傷だらけだった。
修行でついた傷はこの頃仲良くなったサクラに治療してもらっていたが、サクラを庇った事で出来た傷跡は成長した現在でも癒えてはいない。

この幼い頃の一件でサクラはカザハナを申し訳なく思う反面、
何があっても自分を守る存在として絶対的な信頼を寄せており、周囲の反対を押し切って部下に任命したらしい。

部下になったばかりのカザハナはサクラに仕えた事を喜んでおり、
当時タクミと訓練をしていたが、その訓練を見に来たサクラに良い所を見せようとタクミをボコボコにしてしまったらしい。
タクミは手加減していたらしいが、それでもボコボコにされた事で現在でもカザハナと距離を取っている。

頑なに強さを求めるのには理由があり、幼少時に友達の男の子に「女の侍なんか弱いに決まっている」と言われたから。
今でもこの時の悔しいという嫌な気持ちは残っており、それで修行を積んで強くなり、強い侍に性別は関係ないという事を証明しようとしている。


カムイの事は自軍の大将としては認めているものの、長年サクラを悩ませ、泣かせ続けてきた人物ということで嫌っており、
どのくらい嫌っているかというと近づくと「げっ!」と言ってしまったり、カムイを試すついでに木刀で斬りかかるほど。
サクラを悩ませたことに関してカムイ当人に責任はなく、彼(彼女)も被害者であることを理解はしているのだが、
誘拐された兄(姉)について悩み、涙するサクラを長年見てきたことから、どうしても辛くあたってしまうのだという。

ただし、カムイからすれば理不尽な八つ当たりのような形で嫌われているようなもので、支援会話でもAの前半まで基本的に剣呑なままのため、
カムイとの支援会話は見ていて気分の良いものではなく、心象を損ねるとしてプレイヤーからは好意的に受け止められていない。
が、何故かマイキャッスルに登場するカザハナはプレイヤー(カムイ)に対して明るくフレンドリーに接してくる。
裏表のない性格から考えると「他の人の視線を気にして表面上友好的に接している」等とは思えず、支援会話内との落差に目を丸くしたプレイヤーは多い。
つまるところカザハナが悪いというより、こういう設定をつけたことが問題といえる。

ツバキとは同僚だが、どちらが一番サクラを守れるかで争っている。
また、ツバキが生まれながらの完璧人間ではない事を知る、数少ない人物でもある。


性能

初期クラスは侍。従来のシリーズでいう剣士に該当する。
白夜編・透魔編共に序盤から仲間になる。

成長率は力と技・速度が高く、特に力と速はなんと55%もある。
力と速は同職で憧れのリョウマを凌いでいる。女は弱いどころか男より力持ちじゃないか……。と言っても、FEifは基本的に女性の方が力が高いこと。
優秀な攻撃面に反し、HP・守備といった防御面は紙という極端な伸びしろである。魔防はそこそこ。
そのため後半にもなると一撃死もありえるという、まさに殺られる前に殺れなキャラ。
白夜のキャラとは言えど、一度は必ず対峙することになる忍は天敵で、下手をすると何もできずに倒されてしまうので注意が必要。
専用スキルは、自分から攻撃して敵を撃破した時、隣接する敵全員のHPを最大HPの20%減少させる『お転婆』

しかし前述のリョウマは本作でも最強とまで言われる強キャラであるため、総合的な性能ではどうしてもカザハナは影に隠れがちになってしまう。
とはいえ性能自体は弱くはなく、特に序盤から仲間になる点を利用して育てれば影に隠れる事もないだろう。
問題は高難度の時で、その場合相方のツバキ共々即戦力としてはかなり心もとなく、十分な育成をしておく必要がある。

実は転職をして弓を持たせれば上記の欠点はかなり解決する。前線に出なければ低い耐久も関係なく、攻撃面の優秀さを無理なく活かせる。
自身の素質で戦巫女に転職し弓巫女にするか、セツナとの支援を上げて弓使いの素質をもらえばOK。
育ってくれば力の高さと武器相性の良さも相まって、防御の高いジェネラルすらぶち抜けるようになる。

ifにはユニットの名前を関した武器が多数登場するが、彼女の名前を関した武器は『カザハナの麗刀』。
威力はそこそこだが、反撃時攻撃力が二倍になるという効果があり、侍のスキル『待ち伏せ』と相性が良い。
また装備すると二刀流になるため、ビジュアル面でも格好いい一品となっている。

……が、デメリットが問題で、それは追撃できない&回避が-10という点。
これの何が問題かというとそれはカザハナ本人に装備させた時で、追撃出来なくなるので高い速さが生かせず、
また回避が大前提のような性能なのに回避が-10になって被弾しやすくなる、と全くもって彼女の性能にかみ合っていない。
つまりこの刀、肝心のカザハナ本人にとっては完全な地雷武器なのである
カザハナ自身で扱うには少々愛が必要。
どちらかというと受けができる壁キャラ向けなので、そちらに回した方が賢明である。



親世代の男性ユニットとは結婚可能。嫌っているカムイ(男)でも、支援会話を進めていくと結婚できる。
支援内容はガンガン行こうぜ!な行動や、修行、もしくはサクラについて。
幼馴染で主君ということもあり、サクラに向ける親愛は非常に強いが、
別段二人共両性愛者、もしくは同性愛者ではないので支援会話等でキマシタワーは建たず、仲の良い親友関係に留まっている。
なお、カザハナのパラレルプルフの兵種は巫女であるため、残念ながらカザハナ側からするとサクラとのバディの利点がない。


カムイ(男)との支援会話では、話しかけてくる彼に当初は冷たい態度で接し、侍の姿勢に関する話では険悪なムードも立ち込めたが、
彼の話に思うところがあり、彼のことを見直して関係は改善された。支援度Sではきっちりデレてくれる。
結婚後のifパルレでは基本的にデレデレで、甘い声色も合間って結婚前、というか支援度Aまでのカザハナとはまるで別人である。
それにしても、あれほど辛辣な態度を取られながらも諦めずにコミュニケーションを取り続け、好意を抱けるカムイも凄いものである。

しかし、カザハナが支援会話でカムイに対して本格的に態度を軟化させるのは支援度Sからのため、
支援度A+まででストップしてしまうカムイ(女)の場合、カザハナとは(支援会話中では)最後まで少し余所余所しいままで終わってしまう。
性能云々よりも、この会話が彼女の評価を下げてしまった可能性が考えられる。
ただし、それ以外の会話ではお転婆な彼女らしい会話が見れるので、その辺りは問題はない。


ツバキとはどちらが臣下に相応しいか、お互いにそれぞれの得意分野で戦った。


台詞

  • あたしは泣かない! あたしは負けない! ここから先には絶対絶対、行かせないんだからーっ!!
  • 大丈夫ですよ、サクラ様。敵なんて、あたしがやっつけてきてやります!
  • あたしのこの刀は、サクラ様を守り通すまで絶対に折れたりしないんだから!
  • 今夜一緒に、訓練……しよっか? うふふ! やだ、赤くなってるよ?
  • でも、いつの間にか全然付き合ってくれなくなっちゃいましたね。ちょっとだけ、寂しいなーなんて…




白夜王国の侍、カザハナよ。父上のような立派な剣豪になるのが夢なの。

手合わせしたいなら、かかってきなさい!


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

スマホゲーにも主君のサクラ、同僚のツバキと一緒に参加。
イラストを手掛けたのはサイファでもお馴染みの藤ちょこ氏。ちなみに、親友であるサクラも同じく氏が担当している。
英雄戦にも出て来るので星が少ないカザハナなら簡単に手に入る。

能力面は原作再現で攻撃、速さに能力を極振りし、その上で攻撃と速さが最大+5されるパッシブスキル『死線』でさらに火力を高めた攻撃特化型。
ただし防御は物理も魔防も元々の低さに加えて、こちらも『死線』によってどちらも-5された、もはや紙装甲などという表現が生ぬるいくらいのペラッペラ。

前述の通り、☆5まで覚醒した場合の速さは赤属性の歩兵としては群を抜いており、
必ず追撃が発生する変わりに速さが-5される『勇者の剣+』を装備しても『死線』の効果でデメリットを帳消しにし、その上で大抵の相手には追撃を狙える。
さらに『攻め立て』を継承してやれば『誰を相手にしても必ず4回先制攻撃出来る』というロマン砲が完成する。
その超火力に魅せられ、彼女を愛用するエムブレマーは少なくない。
最近では強力な重装キャラも増えたため、元々所持している『アーマーキラー+』での採用も選択肢に入る。

そしてついに専用武器『カザハナの麗刀』が実装。原作通りの二刀流ではないが、威力の高いアーマーキラーで現環境のトップメタであるスルトを一撃で葬ることができるように。錬成することで鬼神飛燕の一撃2と同じ効果が追加。重装キラーとしては破格の性能を手に入れた。

欠点は、やはり防御力を始めとした生存能力の低さ。
能力を攻撃に極限まで突き詰めた代償として、得意属性相手でも何気ない一撃が致命傷になりかねないため、受けに回る戦いは滅法苦手。
敵陣に切り込んで攻撃した後は他ユニットの補助スキルによるケアは必須と言えるだろう。




あたしの名前はカザハナ!
今日は侍ではなく忍者なの。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

20年11月、忍者に扮した超英雄が登場。イラストは円居雄一郎氏。
戦禍の連戦の報酬で登場し、現在は聖杯で召喚可能。
緑属性の斧使い、歩兵ユニット。

武器スキルは、速さ+4、守備・魔防-4、自分から攻撃した時2回攻撃する『忍の斧+』

Aスキルは、攻撃・速さ+5、守備・魔防-5となる『死線3』
Bスキルは、自身のHPが75%以下で攻撃時発動の奥義装備時、ターン開始時奥義発動カウント-1、奥義発動時奥義によるダメージ+10加算する『怒り3』





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最終更新:2024年06月20日 01:49