神宮司辰ノ進(タツさん)

登録日:2017/03/29 Wed 17:48:28
更新日:2025/03/08 Sat 21:27:36
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神宮司辰ノ進(しんぐうじ・たつのしん)とは、『勇者特急マイトガイン』の登場人物。
通称「タツさん」。

定年退職後、ヌーベルトキオシティで悠々自適の生活を楽しむ68歳の老人であり、趣味は釣り。
妻を一昨年に失っており、二人いる息子はそれぞれに独立した所帯を持っている為、現在は一人暮らし

定年前は旋風寺重工の青戸工場に勤めており、車両点検部の主任であった。そのため、大阪さんや舞人にも顔が利く。
特定のメインエピソードはないがちょくちょく顔を出しており、納豆好きでもあったため例の騒動でも嘆いている姿が出ていた。

マイトガイン』が参戦したゲーム『スーパーロボット大戦V』にも登場し、主人公らに納豆を振舞うなど日常シーンで強い存在感を出している。















…というのは、半分嘘で半分本当である。


このタツさんは『マイトガイン』原作のキャラではなく、『スーパーロボット大戦V』のバンプレストオリジナルキャラなのだ。
ストーリー上は(西暦世界の)地球に流れ着いた主人公とサブ主人公を一時的に保護するだけの役割であり、
主人公たちが舞人(あるいはナデシコB)に拾われてからはほとんど登場しなくなる(ルート次第では再会する事も無くなる)。
もちろん、主人公は一宿一飯の恩義を感じており、エンディングでも「まずタツさんに挨拶に行く」と発言している。

しかし、他のオリキャラと絵柄が異なり、設定含めて自然に舞人達に溶け込んでいるため、
『マイトガイン』の原作未見者には(下手したら原作を見た者にすら)原作キャラにしか見えなかったのである。
(キャラクター事典のタツさんの登場作品を『勇者特急マイトガイン』に変えたコラ画像まで作られた程)

第2次α』のククル、『W』のホリス、『NEO』のザンパ、『第3次Z時獄篇』のサイガス等、原作キャラと間違われるオリキャラの中でもトップクラスの馴染みぶりと言えるだろう。

攻略本掲載の寺田貴信Pによるインタビューによると、一応『マイトガイン』勢とはグラフィックの「陰影の付け方」で明確に区別してあるらしい。
…が、『マイトガイン』勢のうち、主役・ヒロイン・ライバルの3人の陰影の付け方にはむしろ似ている。
そもそもスパロボというゲーム自体が時代もキャラデザもバラバラな複数作品のちゃんぽんというゲームなのに、陰影の付け方を変えた程度で違和感が生じるかというと……。

タツさん自体の立ち位置については、主人公達が新正暦世界から西暦世界に飛ばされてきた際に、
ヤマト2199』主体の世界観から『マイトガイン』主体の「昭和な」世界観に舞台が移行する際の導入として用意されたキャラクターとのこと。

2017年12月には周回プレイ支援パックDLCとして新規エピソード「タツさんへの手紙」が追加された。
内容は主人公が地球艦隊・天駆のシミュレーション戦闘映像をタツさんに送るというもので、タツさんは主人公について「良い友人に恵まれている」と安心しており、
またナインと共に再会することと、その時に最高の納豆をおごることを約束した。


追記・修正はタツさんの参戦作品を初見で見破れた人のみお願いします。


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最終更新:2025年03月08日 21:27