登録日:2016/10/15 Sat 00:24:41
更新日:2025/03/05 Wed 20:10:12
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ウォン ウォン ウォン……
「……項目名め! よく見れば『コラ画像』ではないか!」
「どうにせよ項目内にコラ画像を貼ることはできないのにのう。ワグナス」
「チョサクケーン」
「ここは穏便にルールを守ってコラ画像について解説しようではないか」
「では我々にコラ画像もなしに、コラ画像を語れと言うのか!」
「そうじゃ。それがアングラな話題を語る時のルールだ」
「照英のコラ画像くださいが半公式化していてもか」
「ノエルお兄様! 『有名なコラ素材』が多過ぎて把握しきれないわ!」
「きっつ!」チャキ
「このまま立てるのか?」
「しかし1人だけでは知識に限界があるぞ」
コラ画像とは、コラージュした画像のことである。
主にふたばや5ちゃんなどで用いられるネットスラングの一種。
色々と著作権や肖像権に違反しているため、作成・使用には細心の注意が必要。
ちなみにコラージュとはフランス語で「糊付け」の意味を持つ、立派な現代絵画の技法である。
●目次
コラ画像の種類
(一部、名称があるのかないのかわからないので仮の名称としています)
好きなアイドルなどの顔写真をグラビアモデルや3次元の
エロ画像の体に合わせる。
手軽で敷居が低く、需要も多いため、まだ
パソコンがなかった時代から写真素材とノリとハサミで作る者が多数存在した定番の技法であった。
今でもエロサイトなどにある「あの人気女優○○の衝撃全裸画像が流出!?ネットでは大騒ぎwww」的な怪しいリンク先の流出画像とやらがこれだったりすることも。
一方で、画像加工技が上昇した現在では本物と間違えられて、肖像権や本人の名誉を棄損する可能性があり問題となっている。
場合によっては訴訟沙汰などにもなりかねないので注意が必要。
漫画のコマのセリフや映像作品の字幕部分を書き換えるもの。
コマだけを対象にするのではなく、ページ単位でコラにすることでまったく関係ない話にすることができる。
上の七英雄コラもそのひとつ。
一見簡単そうだが、フォントについてはしっかりと考えて作らなければならないため意外と難易度は高い。
面白さは半減するものの、文字だけでも内容が伝わるのも魅力のひとつ。
コロコロコミックで読者コーナーの企画としても用いられていたのが元とされている。
『
DEATH NOTE』のコラージュ画像、通称デスノコラ(後述)は原作の人気も相俟って質・量ともにかなりの物が投下され、ネット上にこの文化を広めるのに一役買った。
逆に、ネタになりそうなセリフを既存のイラストに貼りつけるパターンもある(だいたいエロいのばかりだが)。
「スク水姿の
照英が泣きながら消火活動をする
消防車の前で大根をおろしている画像ください!」
なんてスレタイを見たことある人はいるだろう。
多くの人がコラ画像といえばこういうものを連想するのではないだろうか。
何枚もの画像を合わせて1枚の画像にするため、一目見ただけでも破壊力には優れている。
ある作品に別の作品のキャラを出演させて勝手にクロスオーバーをやったりとやれることの幅は広い。
反面、違和感が生まれないように合成をする必要がある(あえて違和感を出す場合もあるが)ため、もちろん制作難易度は台詞コラに比べると高く、初心者は迂闊に手出しできない。
二次元のキャラクターにユニフォーム画像を合成させ、そのキャラクターにユニフォームを着させるように見せるコラ。
自分が好きなキャラに自分が応援しているスポーツチームのユニフォームを着させることで、かわいさと「同じチームを応援している優越感」を得られる。
Twitterでは「自分はこのチームのファン」という証明的な意味で、アイコンやヘッダーにこのコラ画像を用いる人は多い。
シンプルにユニフォームを着用させるのが基本だが、技術者の実力や好みによって、
- 「野球帽だけを着用させる」
- 「元の独特な服装をユニフォームと組み合わせて専用のオリジナルユニフォームっぽく見せる」
──などの様々なパターンがある。
一方で「著作権的な問題」「勝手に特定チームの服を着させる」などの要素から、ユニコラ画像をアイコンなどに使う行為を嫌っている人も一定数いる。
また、製作難易度も素材やどのようなユニフォームを着させるかのスタイルで変動する面もあるが結構難しい。
また、現実の野球選手にもユニフォームを着させるというコラもある。
これはドラフト入団前のアマチュア選手やFA権を獲得・行使した選手、戦力外通告を受けたなどで所属フリーになった選手のプロフィール画像に、様々な球団のユニフォームや帽子を合成させる。
入団前の妄想ネタなどの盛り上げとして作られることが多く(注目度の高い選手の場合スポーツ新聞などに掲載されることも)、似合ってる似合ってないで盛り上がることが多い。
「ギャル化」や「
ビッチ化」といった名称も使われるコラ。
清純そうな美少女イラストに「褐色」「金髪染め」「タトゥーor刺青(エロ目的なら淫紋)」「濃い化粧」「露出の高い服装」などの改変を行い、派手な女性の姿にしてしまう。
ギャルや派手な女の子と言った要素が好きな人に需要があるが、
洗脳や
NTRなどのエロジャンルの需要に応じて作られることも非常に多い。
街や青空を背景につけることで対象を大きくなったように見せるコラ。
巨大娘もこの方法で生み出されたりする。
近年Twitterなどで流行を見せているコラ画像の種類。
元は読んで字の通りクソみたいな出来のコラという意味を持っており、実際に短時間で作られた低品質な物も多い。
どちらかと言えばコラージュの精巧さよりも、面白い画像になっているかが重視されてる。
なにかの画像が発端となり、それを元に「○○クソコラグランプリ」というタグが生まれてトレンドの上位に上がる。
瞬間最大風速はすさまじいものの、トレンドに上がらなくなると一気に勢いが落ちるために一部層を除けば根強く作られる傾向にはない。
作品や企業などのロゴや題字を使って作るコラ。
ジブリ作品の題字やTCGのカード名を使って作るものが一つのジャンルになっている。
新聞の記事の見出しや広告を使って作るコラ。一昔前の
脅迫状の作り方と同じだが、あえて一文字単位までバラさずそのまま利用することで笑いを誘う。
以前、某新聞の号外を元に首相夫妻が逮捕されたというコラ画像をTwitterに投稿し、元になった号外を発行した新聞社をガチ切れさせた一般人がいる。
鉄道車両の塗装や行先、車体形状を変えたコラ。
鉄ヲタ向けのコラのため、作品のクオリティが非常に重視され下手糞だとまず叩かれる。
元々は同種のコラを作成・公開していた人のHP名だったが、サイト主が鉄道模型雑誌「RM MODELS」に同名のコーナー連載を持って以降、一般名詞として定着した。
そのため、鉄道模型の世界ではコラ普及前からフリーランスのジャンルで同種の作品を発表する例も見られた。
近年は鉄道会社がリバイバル塗装を実施し、図らずもウソ電が実現してしまった例もしばしば。
主に性欲を満たす為に作られる物。
性質上、著作権や肖像権を著しく侵害する恐れがあるので注意が必要。
アイドルの写真や健全な美少女イラストの服を剥いたり、精液を合成したり、モザイクを追加したりしてエロ画像にすること。
これを作る人は職人として讃えられていた。
服を剥いだコラはまんま剥ぎコラなどとも呼ばれる。
「全体を隠した上で顔や服を着ていないところを水玉のようにくり抜き服を着ているところを隠すことで、目の錯覚で全裸のように見させる」という「水玉コラ」も存在する。
アイコラもエロ画像と合成する場合はこの類
美少女イラストの胸を大きくする。
貧乳キャラの人権救済に使われたり、もともと巨乳なキャラを爆乳にしたりと多種多様。
盛り具合も様々で、設定より少々小さく描かれたイラストを妥当なサイズに微修正したり、
数メートル単位の超乳になるまで盛大に盛ったりと多種多様。
美少女イラストのお腹を膨らませて腹部をボテ腹状態にした画像を指す。
妊婦フェティシズムを持つ人向けに作られることが多く、需要も少なくない。
妊娠している事を強調(或いはそちらの性癖も持つ人向けに)するために「黒乳首化」「母乳」などといったコラも合わせて行われることも多い。
洗脳や人体改造などの要素も持っている場合は、下腹部に淫紋と呼ばれるタトゥーも加えられることもある。
目のハイライトを抜く。
ただそれだけでキャラが鬱屈しているように見えるため、単純で効果が高い。
手首などに注射やリスカの跡を加えられることもある。
美少女イラストに痣や血をつけたり、首に線状痕をつけたり、首から上を切り飛ばして体の横に添えるなど様々。
これらも数少ない需要を満たすために作られている。
精神へのダメージや死んでいることを強調するため、目のハイライト抜きも併せて行われることが多い。
腐乱死体にされてしまうこともあり、ハエや蛆虫までつけられることも。どこまでも業が深い。
はすこらと読む。
蓮の花托を三次元の人体に移植したものを指す。
蓮の花托は◎みたいな穴が大量に開いており、これだけでも集合体恐怖症な人は相当な恐怖を感じる。
それを人体にコラしたのだからその破壊力はくぁwせdrftgyふじこlp
こうやって文字だけを見ると大したことはないが、この3文字を見てサブイボが立った人もいるのではないだろうか。
効かない人には全く効かず、効く人だったら泣いて嫌がる、非常に個人差が激しく分かれる禁断の精神的ブラクラである。
知らない人は知らないままでいい。
もう知ってしまったって? 知らんな。
検索してはいけない言葉の1つである。
数あるコラ手法の中でも群を抜いて他者に強い不快感を与えるものであるため、
嫌がらせ目的で蓮コラ画像を作成・拡散した事が問題視され著作権法違反で逮捕に至った事例がある。
有名なコラ素材
三次元
詳しくは項目参照。
かわいい
赤ちゃんの画像にキツい煽り文と「まさに外道」の文を組み合わせた有名なコラ画像群。
派生作品に二次元キャラに同じようなことを言わせるシリーズも存在する。
海外
ゲームサイト「IGN」の編集者たち。海外ではReaction Guysと呼ばれているらしい。
2003年のE3のお葬式ムードを嘆く静寂と2004年の
トワプリに沸き立つ興奮の2枚で構成され、
微妙な物→1枚目→素晴らしい物→2枚目
……を4コマ画像のようにして並べるのが主流。
3コマ目にニッチな画像が貼られ4コマ目は1人だけ沸き立っているパターン、1コマ目で期待させるものを出し3コマ目で実際に出てきた不評なものを出して沸き立つ→お通夜の順番にしたものなどがある。
女性専用車両導入についての街頭インタビューの映像をキャプチャしたものを組み合わせている。
三コマ目までは賛成意見をあまり顔がよろしくない人が述べるが、四コマ目はアイドルを経て現在VRアーティストとして活動している顔立ちの整った女性が「私は特に どこでもいいです」と述べている画像でオチとしている。
なお、四コマ目をミルコ・クロコップが「
お前は何を言っているんだ」と煽る画像にする例や、オチまでにもう二コマ分賛成意見の画像を付け足すことパターンもある。
尤も、顔にこだわらない痴漢も結構いる上に、被害に遭ったら洒落にならない問題であるためあまりネタにするのもどうかという声もある。
因みにこの画像に使われている女性も後に芸能界デビューしており、インタビューで「あの時はエキストラのヤラセだったんじゃ?」という質問を否定し「もしヤラセならもう少しメイクとか決めていく」と答えている。
ギンガブルー/ゴウキで特オタには有名な人。
項目を見ての通り、どこが発祥なのかは不明だが、
「照英が泣きながら○○している画像ください!」というスレがブームとなっていた。
次第に一部メディアにも公式コラ画像公募がおこなわれるなど、コラ画像が有名になったケースととされる。
氏自身はネットをやらないが、人づてでコラ画像で話題になったことは知った模様。
インタビュー等では仕事にも繋がったので感謝していると述べる一方、
「何がウケたのかは良くわからない」「楽しんでやって欲しいけど権利問題は守った上で行ってもらいたい」という冷静で模範的なコメントを残している。
いかにもヤンキーな中学生4人組が「チャリで来た。」と書き込んだプリクラ。
それをうち1人がモバゲーのアイコンにしたせいでなぜか広まってしまい、コラ画像として広く用いられるようになってしまった。
港南から二俣川を改チャリで走ったことで撮ったのが後のインタビューで明らかになった。
同時に、雑誌に勝手に画像を掲載されたり、知らない人に顔を知られていることの怖さも語っている。
元は2ちゃんの「りぼんちゃん」と言う名前のコテハン。
酔った勢いで、シチメンソウの花畑の前に妙な雰囲気でたたずむ自撮り写真をうpし、それが広まったことで日本一有名なコラ素材になってしまう。
顔をぼっさんにする、服だけをぼっさんにするなどぼっさん自体を加工するパターン、
全く無関係な写真にぼっさんを紛れ込ませたり写真に写っている人物をぼっさんにすり替えるパターンなどコラの仕方は幅広い。
一生懸命プレーしているだけなのに面白い画像が多数出現してしまう野球選手。
素材が凄いのでそれを楽しむ方向性が強いが、コラ画像の素材としても一部界隈で人気である。
顔が面白い新井貴と
イケメンの鳥谷は、同じチームで隣同士で守っていたこともあり比較されたり一緒にコラにされたりする。
元は「ザ!世界仰天ニュース」の「ネット炎上!追いつめられた女子中学生」の再現VTRのワンシーン。
このシーンでいじめっ子役がカメラ目線で「オタクは学校来んなよ」と言っているシーンがTwitterで大ウケし、クソコラグランプリが開幕。
セリフ差し替え、顔をすげ替える、顔の一部を変形させるといった全く別の内容にするなどのコラが大量生産され、別ベクトルでネットを賑わすことになった。
もし当時この役を演じたご本人が何かのきっかけでこれらを見てしまったら、あまり良い感情を抱かないであろう物も少なくないため、これに関してもあまりやりすぎるのもいかがなものかという意見も見られる。
2016年に放送された「日テレWakeupプラス」の
新橋駅前の街角インタビューに登場した男性。正式には「占い師の鉄平。」という占い師。
まるでドラマや特撮の悪役のような濃い風貌から、現代人が持つ将来の年金への不満を手短な正論でバッサリ切るというギャップが大ウケした。
その中の「自己防衛、投資、あと海外移住、日本脱出だよね」という言葉から、「自己防衛おじさん」の愛称が広まる。
ファンアート、セリフや人物の差し替え画像、吹き替え動画といった様々なものが大量生産された。
ブームが巻き起こった頃
仮面ライダーへのレギュラー再登板が話題になっていた武田航平が悪ノリしてモノマネしたことで主に仮面ライダーのコラージュが中心になり、『国なんかアテにしちゃダメ』という
エボルトが一番言いそうな台詞が余計ライダー×自己防衛おじさんの人気を加速させた。
あまりの人気にTwitterで本人からファンアートの投稿者に連絡がいき、そこで彼の正体が判明することとなった。
このブームについても把握しており、寛大な心で見守っているという。
元は
テレビ東京の経済ニュース番組「ワールドビジネスサテライト」の「
AKB48を超える…!?企業も注目Vチューバーとは」のVTR内で放映されたインタビュー映像。
秋葉原のツクモパソコン本店のVRコーナーでインタビューに答えた一般人がスマホの画面にドヤ顔でカメラを睨む
電脳少女シロを映し、「誰が見てもかわいい」とインタビュアーに断言。
曇りのない澄んだ瞳と自信に満ちた愛情表現が大ウケし、スマホの画面のシロを別のキャラクターに差し替えるクソコラが量産された。
その性質上、自分の好きな
バーチャルYouTuberに差し替えられることが多い。
YouTubeにおいて、芸能ニュースの内容をただテキストで垂れ流すだけの“ウザい”と評判の動画達。
特に、有名人が言ってもいない言葉をあたかも言ったかのように見せかけるサムネイルと「一同驚愕」「涙が止まらない」などの大袈裟なタイトルが目にとまるという状況が、ユーザー達の反感を買っていた。
ある時、「本気の芸能ゴジップch」から投稿された「Mステ初出演のCHAIが
タモリに“失礼すぎる態度”で大炎上」という動画の「ガキが…舐めてると潰すぞ」というサムネイルが特に酷い例として話題になる。
現在は動画や該当チャンネル、投稿したユーザーのアカウントも削除されている。
だが、その絶大なインパクトにより、今までの憂さ晴らしもかねてかコラネタとして急速に流行した。
他にも楽曲「Lemon」の大ヒットによって紅白出演も果たした
米津玄師に関するテキスト動画の「レモンだ?貴様この野郎」というネタが流行を見せている。
唐揚げにレモンだ?貴様この野郎。
『
Acceed』等で活躍するAV男優(及び男娼)であり、元の芸名は「拓也」や「瞬」なのだが、淫夢厨から「漫画家の久保帯人に似てる」という理由で勝手に「KBTIT」と名付けられておもちゃにされた挙げ句、マクドナルドの店員にさせられたり、スピードスケートをさせられたりと、様々なコラが産まれてしまう。
それだけに留まらず、久保帯人氏がジャンプのTV番組『サキよみジャンBANG!』に登場した際に使用された彼の氏名が表示されたテロップを勝手にあてがい、あたかもKBTIT=久保帯人と誤認させるようなコラまで作られた上に、そのコラが淫夢内外問わず広く拡散してしまい、KBTIT=久保帯人と本気で勘違いするノンケが続出。
終いにはここにはとても書けないようなおぞましいコラまで制作・拡散された事で、久保氏の名誉を著しく毀損すると判断したのか、最終的には集英社が本気で警告を出すまでの事態にハッテンしてしまった。
男優の方もコラ素材に認知されている事を認知しており、その心境を度々語っている。
特殊なケースではあるが、コラ画像は節度と良識を持った上で楽しまなければならない、ということが改めて周知された事例と言える。
三岐鉄道北勢線270系の登場時の姿で、殆ど凹凸のないマルーン一色の平面顔。
これが大いに受けたのか、ふたばでは奴っぽいと言われると即座にコラが製作され、細々と長く鉄道界隈を賑わわせていた。
コラを保存し保管庫と称して公開するといった行為もコラの世界ではよくあることだが、
その管理人が横柄な態度を取って職人達を激怒させたためふたばでは奴そのものがNGワードと化し二度とコラは作られなくなった。
『
アイドルマスター シンデレラガールズ』の
二宮飛鳥役などで有名なKDエンタテインメント所属の声優・タレント。
見た目は非常にクールなイケメンなのだが、自身が出演するライブの終演後はほぼ毎回クソコラ素材を自身のTwitterアカウントへ投下し、投下された素材を元に「#青木志希クソコラグランプリ」が開催されるのがお約束の流れとなっている。
- 「スカイウォールの惨劇」から10年。我が国は3つに分かれ混沌を極めていた……
『
仮面ライダービルド』のOPの前説で、スカイウォールという巨大な壁によって東都・北都・西都の3つに別たれた日本列島が映し出されているCG映像。
3つの勢力に分かれているのが視覚的にわかりやすいことから、そうした状況を表す時のコラ素材として非常に優秀。
もちろんタイトル代わりに前説のこの一言も添えられる。
二次元
- ストリングプレイスパイダーベイビー(燃えろ!スピナー)
中村名人が披露した
ヨーヨーのトリック。ヨーヨの紐(ストリング)を用いる技「ストリングプレイ」の一種で、あや取りの如く絡めて両手の指の間に展開する。
そのなんともいえない強烈な絵面から、脈絡もなく多くのキャラクターにこれをさせるコラやイラストが大流行した。
ヨーヨーは知らずとも、ストリングプレイスパイダーベイビーという名をきっちり言える人も多いのではないだろうか。
時々勘違いされるが、1st
ハイパーヨーヨーの人気を盛り上げた漫画『
超速スピナー』のコマではなく、その作者が超速スピナー連載前に描いた
読み切り漫画の一コマである。
余談だが、1stハイパーヨーヨーの時代のストリングプレイは「ストリングスプレイ」という表記なのだが、この作品ではヨーヨーブーム最初期故のミスなのか「ストリングプレイ」になっている。
しかし現在では英語の文法上正しい「ストリングプレイ」の表記で統一されたため、ミスの方が正しくなったという珍現象に。
「いるさっ! ここにひとりな!!」
月を背にしたシルエットで、高い窓から姿を見せて叫ぶ
コブラ屈指のカッコイイ名セリフ。
このコマそのものを改変するのではなく、他の漫画で主に「誰も助けになんか来ねぇぜ」的なシーンの後にこれをくっつけることで、
助けが来ず救われない結末を迎えてしまうヒロインをコブラが救出するというもの。
原作でも実際そういうシーンでの一コマであり、違和感もなく使いやすい
鬱展開クラッシャーとして活用される。
同様のコラ素材シーンとして、突然現れた乱入者に対して「誰だ!?」と問いかけているシーンの後に続けられる
「当ててみろ ハワイへご招待するぜ」というシーンも有名。
こちらは既に乱入した後のシーンなので鬱展開を破壊するような使い方をされることは少ないが、
説明しなくてもコブラだと分かる説得力と使い勝手の良さ、コブラが来てくれたなら絶対大丈夫だという信頼感から多用される。
コブラは他にも
「あと2時間で夜が明ける」
「夜が明けるとどうなる?」
「知らんのか」
「日が昇る」
の題詞改変コラが有名。
例えば
「もうすぐローンが終わる」
「終わるとどうなる?」
「知らんのか」
「ローンが組める」
とか。
- 「オイオイオイ 死ぬわアイツ」の奴ら(バキシリーズ)
日本最大のフルコンタクト空手団体・神心会が主催する大会に外部エントリーとして道場破りよろしく主人公の刃牙が外部参加。
勝ち進んで次は神心会でも有数の実力者・末堂との対戦だという時に、控室で特大タッパのおじや、梅干し、炭酸抜きコーラなど
ともすれば暴飲暴食と呼んでも差し支えない程に飲食を行う刃牙を見て、神心会の名無し下っ端の2人が遠目から刃牙の事を嘲笑したシーンである。
ただでさえ相手が末堂先輩であり勝ち目皆無な上に、試合直前にこんな暴飲暴食をしては悲惨な結果になるのは間違いない、と言うニュアンス。
しかもそれが命知らずな道場破りのガキと来れば、煽りたくもなるだろう(本人の目の前では言わないけど)。
この「オイオイオイ 死ぬわアイツ」の煽り文句が「見かけ上無謀な事をしようとしている実力者」でも「本当に無謀な未熟者」でも
どちらにもあらゆる作品で使いやすく、原作の画像との合成、原作と同じ雰囲気に書き下ろしたコラ画像など様々に使われる。
なお同シーンでは「ほう 炭酸抜きコーラですか」から始まって刃牙の食事に関する理由を解説してくれる
突然話に入ってくる大会役員らしき知らないおっさんが続いており、「オイオイオイ」単品だけでなく、
この一連の流れを改変するコラ画像も多数作られている。
同じくバキシリーズの第四編『刃牙道』にて登場する人物。実在の剣豪・宮本武蔵その人(がクローン技術で現代に蘇った)。
戦国の世からいきなり現代に蘇ったため、文明の様子のギャップに驚くシーンが多く素材に事欠かないキャラだが、
中でも最も有名なのは以下のシーンだろう。
「武というよりは舞 舞踊だな」
現代に生きる武闘家の中でも最高峰の達人の一人である空手家・愚地独歩が徳川邸にて武蔵と対面した時、
空手の実力を見せるために空手の演武を行い、ゼロ距離の掌底で石を粉砕したり足刀で角材を切断したりして見せたが、
戦国の世に生きていた武蔵にとってはそれらが「武術」であるとは到底思えず、ただ踊っているだけにしか見えなかった…というシーン。
この後に「しかし何故 石や木を………?」「なんだァ?てめェ……」と続き、
チャンピオン連載版では最後の独歩のセリフのコマに「独歩、キレた!!」という煽り文も入っている。
このシーンがコラ素材として
「似てはいるがその界隈の人にとっては明確に違うものを、ニワカ丸出しで同じものと一括りにして相手を怒らせる」
「一瞬逆鱗に触れるような事を言ったかに思えたが至極真っ当な正論を言って逆に納得させる」
等のネタとして主に使われている。
「○○、キレた!!」の本誌掲載版の煽り文句も使われる事が多く、前者の場合はそのまま、後者の場合は「○○、納得!!」などと改変される。
『
ポケットモンスター X・Y』の悪の組織・フレア団のボス。
まるで紅葉のような髪型とどこか笑いを誘う真顔が話題を呼び、Twitterで「#フラダリクソコラグランプリ」が開催された。
人気が落ち着いてもクソコラグランプリが週に1度くらいはトレンドに上がっていたことを見るとその影響力がうかがえる。
元々フラダリ自身は
ネタキャラではなかったのに、これがきっかけでネタキャラ扱いされることになってしまった。
今ではすっかり一般向けになった『Fate』シリーズだが、第一作「Fate/stay night」はエロゲーだった。
そのヒロインの一人「間桐桜」が、特徴的なロングスカートをはしたなくたくし上げ、下半身を露わにしているシーン。
本来はエロ画像なのだが、スカートの中身が
四次元ポケット状態になった雰囲気ぶち壊しのギャグコラが多く存在する。
まど神さまの宇宙スカートなんかと同じノリ。
第38集「ラーメン戦争(3)」で
ラーメン屋立て直しの専門家3人組が登場する1ページが素材。
三銃士はガタイがよく田舎くさい顔をした男3人組で、服装は黒いタンクトップで統一。
麺の専門家・乃士勇造、
スープの専門家・出川実、
チャーシュー・メンマなど具の専門家・多木康で構成され、軽い挨拶を送っている。
本当のラーメン専門家なら3人組でなく1人であるべきだろうとか、具の専門家・多木の微妙な存在感からツッコミどころが多い。
性質上、多木がオチに使われる。
ふたばで一通り繁栄した後、時期を置いてTwitterでも発掘されたせいか大流行し、古参ネットユーザーは少なからず困惑したこともあった。
また、このページ内に山岡などは登場していないため、美味しんぼだとは一目でわかりにくい。
ジブリ映画『かぐや姫の物語』で姫を強引に連れ去ろうとしたやんごとなきお方。公開当初も作品を鑑賞した人を中心に話題になったのだが、本格的にコラ素材になったのは2015年3月の
金曜ロードショーでの放送がきっかけ。
そのあまりにも尖ったAGOがコラ職人の琴線に触れ、Twitterを中心に大量のクソコラが投稿された。
テレビアニメ第2期5話「新しい私」で、台風で外に出られない穂乃果、海未、ことりの3人がババ抜きに興じているシーンでのこと。ババを抜かれ、負けが確定した瞬間の顔芸が一躍コラ素材の仲間入り。
他のキャラに目と口を移植したり、ババ抜きから
遊戯王OCGにしたりと妙に汎用性が高い。
アニメ1期で廊下に寝ている犬のしいたけを避けるためにつっかえ棒のように上を通るシーンとゴスロリ服のまま華麗なる大ジャンプを決めるシーンがコラ素材入り。
2016年6月にゲーム内で開催されたイベント「咲いてJewel」のイベントコミュ第2話でレッスンルームの片隅に横たわる
橘ありす。クールな彼女が見せることがないへたった姿が一部のPの琴線に触れ、一躍コラ素材の仲間入り。翌年放送のアニメ「シンデレラガールズ劇場」のアニオリ回ではへたった姿のありすに似たようなものが登場している。
- フライング蘭子(アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ)
2018年2月にゲーム内で開催されたイベント「Frost」のオープニングコミュで雪に飛び込もうとする
神崎蘭子。普段
中2全開の彼女が見せることの少ない、年相応の姿
といつぞやのブリュンヒルデを想起させる趣深い表情がやはりコラ職人の琴線に触れ、一人前の素材の仲間入りを果たす。
有名絵本の『100万回生きたねこ』の表紙を素材に改変したコラ。
表紙に描かれている猫の腕にエロ画像や美少女イラストを持たせて、それは100万回「抜ける」ことを強調したタイトル名に改変したコラ画像。
100万回どころか数字が増えていたり、挙句の果てには「かわいそうなのはぬけない」「かわいそうなので抜け!(ギアスマークが入った目のアップで)」「だいたいなんでも抜ける」というコラも出回ったりと、表紙単体にも関わらず散々弄られまくっている。
何とも言えない顔つきの二足歩行の猫が安全ヘルメットを被り「ヨシ!」と指差し確認をしている画像。
あからさまに大丈夫じゃない状況で「ヨシ!」させるのが基本。派生として「ヨシ!」と自分に言い聞かせる社畜と化しているパターンも。
元ネタはくまみね氏が「夜中科学電話相談」というツイート共に投稿した「どうして夜中に起きてるんですか?」と電話している猫の画像。(通称:電話猫)
その後、画像掲示板「ふたば☆ちゃんねる」で色々とコラ素材とされた結果、現場猫が誕生した。
ちなみにふたばで生まれた現場猫の画像自体は、顔部分はくまみね氏は「イラストのコラなどに使う分には黙認している。(要約)」としてくれている。
しかし、体部分は加工禁止のフリー素材サイトから流用しているので全然「ヨシ!」じゃなかったりする。
そんなこともあってか、後にくまみね氏本人の手でグッズ化した時には体部分もオリジナルにした「ジェネリック現場猫」となっている。
なおこれらの経緯を一切知らないであろう一般人が「現場仕事関係のマスコットキャラクターなんだな」と思って標語のポスターなどのキャラクターに使用している事例が見られた。
権利関係が大丈夫なのかは不明だが、それ以前に元ネタを知る人間から見ると「真っ当な事を言わせているのにキャラクターのせいで全然大丈夫じゃなさそうに見えてしまう」という声が…。
ご存知こち亀、141巻の『あこがれライダーの巻』が元ネタ。
両津が持ち込んだ歴代ライダーの超合金コレクションを次々に見せられた中川が、最初のうちは感心しているものの、あまりに微妙すぎる違いを認識できずついには音を上げてしまうシーン。
オタクのこだわりが門外漢には理解できない、という汎用性の高いネタであることから、一見して違いのわからないものを扱う様々なジャンルでコラ素材にされている。Twitterで #クソコラグランプリ が開かれたコラ素材の一つでもある。
逆に微妙に表現だけ変えて中身や本質は変化していないものを例に挙げて「全部同じじゃないですか!?」
「同じですよーっ」というパターンもある。
「追記・修正すると気分が良くなるよ」「一度だけなら…」
たった一度の誘惑に負けた結果、ループに陥り抜け出せなくなる様子が描かれたポスター。
人は様々なものに対して依存しがちなので、色んなものに悪循環を起こす様子がコラにされる。
ここを見ている人も一時的に知識や承認といった欲求が満たされているだろうが、脳に耐性ができてしまい次第に……
ちなみになぜかアニメ版の『
ぼっち・ざ・ろっく!』第8話で
ネタにされたことがあるが、原作にはないシーンなので注意。
元々コラやパロディが多い漫画だが、その中でも特に有名なのがゲンがデッサンの練習をするシーンを使ったコラである。
劇中でゲンは画家を目指して懸命にデッサンの練習をするが、出来に納得がいかず絵を破り捨てて苦悩するというもの。
コラでは、1・2コマ目で特定のテーマ(例えば知り合いにおすすめしたいゲームや漫画など)を取り扱って絵や文章を紙に書き、3コマ目でツッコミを入れて破り捨て、4コマ目でダメな理由を説明する、という流れが鉄板である。しかし、場合によっては破り捨てず「これじゃ……!」と決定するものも……。
初出は2ちゃんねるの軍事板で、F-X(時期主力戦闘機)候補の戦闘機を挙げては無視できない欠点や課題を前にどれを選んでも結局何かしらの問題が付き纏うジレンマを表現したもの。
ラストは両目が上下逆転し目にクマができた状態で絵を描いているように見える図になっている。
- 夜神総一郎「うわぁ!いきなり落ち着くな!」(DEATH NOTE)
こちらもコラやパロディにMADの多い作品であり、近年有名になったのが主人公の
夜神月が狼狽するシーンにて「落ち着け月!」と忠告した直後に、月が急に真顔で黙った事で驚きのツッコミを挙げるというコラである。
汎用性があるせいか、2020年代になってSNSを中心に何故かネットミーム化した。
- 武村雄介「抱かせろ」藤野深月「っ…!」「男の人っていつもそうですね...! 私たちのことなんだと思ってるんですか!?」
ノクターンノベルズの人気作をコミカライズした『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』の第2話における主人公とヒロインの一連のやり取り。
一般的には「ゾンビから守る見返りとしてヒロインに性行為を要求する」という雄介の邪な性格が示されるシーンだと思われているが、
実際は「ゾンビから捕食対象として認識されないという体質なだけでインフラの整備から食料の保存・運搬など何でもやらざるを得ない主人公」に対し、
「小さい弟を抱えていて他に手がなく仕方がないとは言え、何の対価も出さずに要求だけするヒロイン」という状況であり、
我慢の限界に近くなっていた主人公が「どうしてもというなら」と言う意味で言い出した対価の方法にヒロインが逆ギレに近い事をしている状況である。
コマのインパクトの強さもあってか元々コミックシーモアの
バナー広告としてこのコマが使われていたところを注目され、大量のコラ画像が制作された。
基本的には雄介に無茶な要求やあるあるネタを言わせ、深月がそれに対してツッコミを入れるという構成のものが多いが、キャラの顔ごと差し替え
コマ割りのみを利用しているものも散見される。
元がマイナーな作品であるため少なくとも知名度向上に一役買ったのは間違いないと思われ、公式側もこのシーンをあしらったTシャツを販売したりと割とノリノリである。
カード名の文字を無理やり繫げて意味の通る文章にするというコラ画像。
当たり前だが、カード名が綺麗な並びになっているだけでイラスト部分はめちゃくちゃなことになっているためクソコラの性質も併せ持っていると言える。
「~する」という形で繋げられるためか、「翻弄するエルフの剣士」や「盲信するゴブリン」がオチとして使われる例が割と多い。
なお、『
デュエル・マスターズ』でも同様のコラ画像は作られており、こちらは「
百合の邪魔になる男絶対殺しタル・ランサー」などが比較的有名か。
有名なコラ画像
改変や派生コラの余地を残した「コラ素材」ではなく、一枚絵として有名なもの。
実際には全員に見せ場のある漫画なのだが、元漫画のマイナーさに加えTV版でテコ入れのはずの先輩達の見せ場を奪ったことのあるRXのインパクトゆえに、コラだと思わずに本当の台詞だと信じてしまった人が結構いるとか。
敵怪人を追って溶岩に突入しようと意気込むスーパー1とZXを制し「スーパー1もZXもせいぜい数分しかもたない。おれが行く」と1人で突撃していく…というシチュエーションなのが大きいかもしれない。
その直後、ボルテックシューターで敵を撃つロボライダーと「おおこれは硫酸の海だ!しかし俺は平気だぞ!」と叫ぶバイオライダーが続け様に出てくるので、やっぱりこいつ一人でいい気がしてくる。
このコラ画像のネタがあまりにも有名になったが故に、他のキャラの出番を根こそぎ奪ってしまうような全方面に有能なキャラクターのことを「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」と表現する風潮すらある。
漫画『
ゲゲゲの鬼太郎』に登場する妖怪「バックベアード」のセリフを差し替えたコラ。
原作では「わしの眼力には いかなる力も かなわぬのだっ」と言っているシーン。
画像掲示板「ふたば☆ちゃんねる」に投稿されたのが元で、このコラ画像が製作されるに至った経緯は不明だが、
これが投稿されて以降はロリコン画像を貼り付ける者を叱りつけて排除する定番画像、またはスレタイだけでロリ画像スレだと釣られてくる愚か者を煽る画像として広まった。
この画像があまりにも有名になりすぎたために、素で「バックベアードは幼女趣味を嫌う妖怪だ」と思っている人がいたり、
二次創作では「ベア子」という擬人化少女が作られたりしている。
ベア子は「ロリコン嫌いのバックベアード」そのものの擬人化であったり、バックベアードの娘である(娘をロリコンの魔の手から守っている)場合もある。
さらには三次創作(?)として、DMM GAMES提供の戦略SRPG『ガールズクリエイション』にて
「多数のトゲが生えた黒い一つ目の球体(のように見える気球)を背景に従えた、子供たちを熱心に見つめる不審者を取り締まる少女」
という明らかにこのネタをモチーフにしたであろうキャラクターが登場している。
他にもTCG『
デュエルマスターズ』にも原作者・水木しげる先生の描きおろしイラストで出張しているが、
カードの性質上《知識の精霊ロードリエス》というカードを主軸にしたコントロールデッキ「ロードリエスコントロール」、通称「ロリコン」に対して非常に効果が良く刺さる。
これは流石に意図したものではないとは思いたいが…。
漫画『ウルトラ兄弟物語』の「決闘ウルトラ兄弟編」が出典で、上と同様に台詞を差し替えたコラ。
実際は「しまったっ!」と言っている。
コラのせいでギャグっぽく見えるが、敵宇宙人を
スペシウム光線で攻撃しようとした新マン(ジャック)が誤って人質に取られた子どもを撃ち殺してしまうという、悲劇的なシーンである。
台詞だけ抜き出せば明らかに不自然なのでコラだと気づきそうな物ではあるのだが、上と比べネット上にほとんど元画像が転がっていない事や、明らかに人質に当たることが事前に分かっていそうな感じのコマ割りになっているため、本物だと信じてしまう人が多い模様。
『
るろうに剣心』の緋村剣心の色々な場面のセリフを差し替えたコラ。
連載初期に、評判を聞きつけて集まった入門希望者に殺人剣を人に教えることを断ったのが元か。
この影響か、実際そうだからか、二次創作で剣心は
NEET扱いされる事が多々ある。
人誅編で廃人状態に陥った剣心が答えを見出して復活するシーンの
「例え巴の本当の魂がお前に微笑んだとしても それだけは絶対に許さんッ!!!」という叫びを
「働きたくないでござる!! 絶対に働きたくないでござる!!」という力強すぎる決意の叫びにコラした画像もある。
るろ剣からは他にも、
石動雷十太や数では圧倒的に劣る維新志士達が使った技がよくコラ素材として使われている。
『
NARUTO』の一シーンのセリフをコラしたもので、本来のセリフは「やめておけカカシ そんな術オレには効かない」。
うちはマダラを名乗る
謎の仮面男を止めるため、
カカシが必殺の「
神威」の術で攻撃をしかけようとした時、仮面男は余裕を崩さないどころかカカシがこれからどんな術で攻撃するのかも全て知っているかのような素振りを見せる。
読者に「あの神威が効かないのか!?」と驚きを与えると同時に、他の相手だったら攻撃を無視してすり抜けて反撃するところをカカシにだけ何故そんな丁寧に忠告するのか?
というその後の伏線になる重要なシーンを、情けない事を言っている改変でギャップの笑いを誘う。
数多く存在する「ナルトス」関連ネタコラの中でも単純に面白さで人気であった所、後の展開で本当にカカシの神威が仮面男の無敵と思われたすり抜け術の攻略の決定打になった事から「予言を的中させたコラ」としても有名になった。
なお厳密には「すり抜け術のからくりに介入する手段になった」ものであり、神威そのもので直接攻撃すると攻撃をキャンセルされ本当に効かない。
池原しげとの漫画版『
ロックマン6 史上最大の戦い!!』の「~こらしめてやる!!」を差し替えたコラ。
これも単行本が微妙に入手し難い上に、
そもそもワイリーに発砲してること自体は事実のためコラだと思ってない人が結構いるようだ。
もっとも池原版のロックは結構怒りっぽいのに加えて、今回は本来平和のために集まった
ロボット達を破壊する羽目になったためこの場面の直前に「ロボットは人間を傷つけちゃいけない!だがお前だけは別だ!」と発砲の件と合わせて同じぐらい危険なことを実際に言っている(分かっている上で発言している分むしろ危ういとも取れる)。
- ゼロ「オマエのために はやおきして おべんとうつくってきたんだ」
ロックマンX6にて、エックスが死亡したと思われていたゼロと再会するイベントの台詞を改変した画像。本当は「ダメージが 完全にかいふくするまで 身をかくしていたんだ」という台詞である。
めっちゃ喜んでるエックスとゼロのギャップが物凄い照れ顔が見事にマッチしてるが、ネタが腐向けなので賛否両論。
山川純一のホモ漫画『
男たちの夏』に登場する銀行マンの堤圭介の台詞を改変した画像。
上記の諸々と同じく「
実は言ってない台詞」をあてたコラであり、本来の台詞は「すまない こっちに来ないでくれないか!」である。
これをさらにAA化したものもネット上で広まっているため、元ネタを知らずにこの改変台詞が印象に残っている人も居る模様。
また、特にAAだと作者が同じ『
くそみそテクニック』の
阿部高和に顔が似ているため勘違いされることも多い。
更なる別バージョンとして、顔を真っ赤にして叫んでいるシーンの
ドラえもんに言わせているコラもある。
グルメ漫画『一本包丁満太郎』の主人公が、
炊飯器の蓋を開けて香りを嗅ぎ
悪人が悪巧みしているかの様な表情
で上記の台詞を叫ぶ。
グルメ漫画として、そして炊飯器から漂う香りとしてはあり得ない表現である事と彼の表情が合わさって妙な笑いを生む一コマである。
本来の意味するところは「うん この香りだ」と言う文章であるところ、吹き出しのスペースの都合で改行位置がズレて「うんこの 香りだ」となっているだけで、それさえなければ
料理漫画に出てきてもおかしくないセリフであったことが妙に本物感を産んでいた。
「コラ画像の様でコラでない画像」として有名であるが、実際にはやはりコラであった。
実際の台詞は
「うーん この 香りだーっ!!」。
ぎなた読みの悪用例でもある。
あまりに広まったために
国会図書館にわざわざ確認しにいった人もいたが、どうやら雑誌掲載時の時点でちゃんとこうなっている模様。
なおこれは、おにぎりを作るに当たっておこげの付いたご飯を炊く事に成功したシーンである。
- レスリー(さすがシンプソン博士だ…専門外の質問にも動じない!)
『
ゴルゴ13』の1エピソード「血液サンプルG」を基にしたコラ画像の一コマ。
特殊性癖についての質問を振られた
シンプソン博士が困惑しながらも自分の見解を述べるのを見て、CIA工作員のレスリーが感心するというもの。
「講演中の博士が無関係な質問をされて律儀に答える」というシチュエーション自体は元ネタのシーンそのままなため原作の台詞を活用したコラ画像と勘違いされやすいが、実は博士の台詞もコラであり、該当するコマのレスリーは
無言である。
梶原一騎が原作、原田久仁信が作画を担当した漫画『プロレススーパースター列伝』の一コマ。
元になった画像では「ワン・モア(お代わり)」と言っているのだが、これを誰かが「麦茶だこれ」に差し替えたことで腹筋を崩壊させる人が続出した。
他のパターンとして乾杯をしたところでジョッキを割ってしまいびちゃびちゃになるコラ、そもそも一人しかいなくて「寂しい」と言っているコラ、
ワンモアも何もなくひたすら「ワハハハハハハハハハハハハハ」と笑いながら飲んでいるだけのコラなどがある。
元々は同じ弓使い・学生・正体を隠して化け物狩りをしているという共通点がある『
魔法少女まどか☆マギカ』の
鹿目まどかのセリフ。
画像元は『
BLEACH』4巻収録の34話「Quincy Archer Hates You」186~187ページで、
無言で弓を構え、「疾ッ!!」の掛け声と共に放ち、遠方にいた虚を打ち抜くシーンである。
本来ただのコラ画像ネタなのだが、ゲーム『
パズル&ドラゴンズ』の『BLEACH』コラボにて
石田のスキル名として採用されてしまった。
石田のキャラ的には違和感があるがシチュエーション的には違和感がないセリフであるため信じた人、「どのシーンのセリフだっけ」と単行本を読み返した人もいた模様。
間違えたのが人気アプリのパズドラだったこともあってか注目度が高く、一時は様々なメディアが取り上げるほどだった。
もちろんしばらくした後に、問題のスキル名が「
僕の弓になら籠っているよ」に変更された。
ちなみに修正後の台詞はこの後「君の好きな
殺意ってやつが」と続く。
戦意の薄い者を嘲り、狙い撃ちにしていた敵に言い放った台詞であり、「殺意を籠めてお前と戦う」という宣言。
コラ版の台詞から一転してかなり殺伐としている。
- デンジ「タコピー鬼つええ! このまま逆らう奴ら全員ブッ殺していこうぜ!」
元は
チェンソーマン第4話の終わり際、「魔人のパワーがデビルハンターをやってもいいのか」と訝しんだデンジがパワーの胸を見て「まあいいか!!よろしくなぁ!」とあっさり態度を変えたコマ。
コラ台詞の方はと言うとこれまた奇遇にも
タコピーの原罪の
第4話にて、ブラウザ版ジャンププラスに寄せられた
読者コメント。
2021年の大晦日に掲載された第4話は読者に大きな衝撃をもたらす展開で話題になった。
「大晦日だぞ救いはないのか」「どうすんだこれ…」などなど戦慄のコメントがアプリ版・ブラウザ版双方に多数寄せられた中、ブラウザ版の470番目に投稿されたコメントが「
タコピー鬼つええ! このまま逆らうやつら全員ブッ殺していこうぜ!」(原文ママ)である。
まるでバトル漫画でも読んでいるのかと思うようなテンションで繰り出された、コメント欄の中でただ一つ異彩を放つこのコメントが「
いかにもデンジが言ってそう」と話題になり、台詞コラを施された。
ちなみにこのコメント、多いものでも100いいね辺りが精々の同話のコメント欄の中でぶっちぎりの
1200超えを叩き出している。
後に本編第二部序盤にて「コケピー」なる鶏の悪魔が登場したが、これが元ネタなのかは不明。
藤本タツキの事なので把握していてもおかしくはないが
元ネタは『
名探偵コナン』7巻収録の「ピアノソナタ「月光」殺人事件」の回。
もちろん彼が実際に嘗めていたのは青酸カリなどではない。
極めて微量で人を死に至らしめる毒物なので、本当に舐めていたら問答無用で『名探偵コナン』が最終回になってしまう。
時折コナンが本当に青酸カリを口にしていたと勘違いして彼の身を心配する人もいたりするが、実際にはそんな危険なことはしていないので安心して頂きたい。
元のセリフは「これは
麻薬!!!」であり、グランドピアノの隠しスペースに粉末状の麻薬を仕込んで取引を行っていた犯罪者がこぼしたものを、偶然見つけたコナンが嘗めてそれの正体を見抜いた時に発したもの。ただ、これはこれで何故麻薬であることが分かったのかというツッコミがあったためか、アニメでは嗅覚・視覚で麻薬と見抜くように修正されている。
- キース・ハワード「どんなコンテンツでも初心者が入らないと廃れていく…初心者は大切にして沼に沈めねぇとなぁ!」
カードバトル漫画『
遊戯王』の王国編に登場する悪役キース・ハワードのセリフを改変したもの。
作中では下衆な戦術を使う悪役であるキースだが、ネット上ではそれと真逆に「
遊戯王カード初心者に丁寧に指導する親切な上級者」となっているコラ画像が大量に出回っている。
特に、
ゴースト骨塚とその子分にカードを渡してデッキを強化するシーンを改変した上記の台詞のものが有名。
あまりにもコラ画像が出回ったせいで後から漫画を読んだ人が
『強面だが実は優しいプレイヤー』だと思っていたキースが正真正銘の悪人だったことに驚くといった逆転現象まで発生したという報告もあるほど。
- ゆの「お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな」
本来は『少女ファイト』の式島滋の台詞なのだが、これを『
ひだまりスケッチ』のゆのに言わせるコラが有名。
『少女ファイト』自体が知る人ぞな漫画なところもあり、「コラだとは知っているが元ネタがわからない」なんてことも多い。
なお、両漫画の作者がこのコラをきっかけに交流を始めたり、流通してる画像の解像度の低さから作者が高画質版のイラスト素材を提供したりしたりとなにやら半公認状態。
- 宮永咲「誰だよてめーは いきなり現れて好き勝手言ってんじゃねーぞ」
『
咲-Saki-』のヒロインによる煽り画像として広まっているが、こちらも別作品の台詞を当てはめたもの。
画像自体も加工されており、頬の斜線や目のハイライトを消していかにも言ってそうに見せている。
実際は『
CLAYMORE』の登場人物レイチェルが妖魔と対決した時の台詞。
本来の咲の台詞は「
麻雀部皆で全国に行ってお姉ちゃんと仲直りして…また家族一緒に暮らすんだ」という、勝負への決意を語ったものである。
こうした「温厚なキャラに暴言・毒舌を吐かせる」コラ画像は他にも多く見られる。
- 防災研の研究員「強い竜巻だと毎秒100m近い風が吹くがこれは僕が飛ぶくらいの強さ」
竜巻の猛威について、眼鏡をかけたとても恰幅の良い体型の男性が自虐的とも言える非常に分かりやすい例えで説明してくれる画像。2006年頃のニュース映像が元ネタらしい。
実際は「車が飛ぶくらいの強さ」。拡大してよく見ると「僕」だけフォントが異なっている。
画像の男性は、当時は「防災研研究員」となっているが、2020年のNHKのニュースに線状降水帯の専門家として出演した際の肩書は「防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門 主任研究員」となっている。
どうやら出世された模様。あと少しスリムになっている
なお、風速100mで1t以上ある車が飛ぶくらいなので当たり前だが、平均して50~70kg、どれだけ大柄でも精々200kg弱でしかない人間は風速30~40m程度で余裕で空を舞う。
竜巻や台風の中では絶対に外に出てはいけない。
「正解 死は救済ではない」という剣呑なテロップに
目を剥いて驚愕する女性のネタ写真。
図の女性の正体は声優の
上坂すみれ氏で、元ネタはバラエティ番組「上坂すみれのヤバい○○」。
声優の内田雄馬氏がゲスト出演した際のワンコーナー「クイズ!うちだゆうま」にて、「物事が思うようにいかず、もどかしいさまをことわざで「二階から~」なに?」という問題に対し、
「二階からできることはない」という珍回答を繰り出した事に対する驚きの表情がこれ。テロップも元は
正解「二階からできることはない」である。
番外編・コラと思われていたがコラじゃなかった画像
元は『NARUTO』のワンシーン。
突如現れた「暁」に所属する仮面の男「トビ」がナルトと接触を試み、そこに駆けつけたカカシとヤマトが連携しトビの背後を取る。
この時彼らはトビこそが「うちはマダラ」という人物と考えていたものの確証はなかった。そこで「そうカンタンにナルトに手は出させやしないよ うちはマダラ!」とカマをかけたワケである。
その言葉を当人があっさりと認めたために口にしたのがこの言葉……なのだが、あまりに変に近い位置で自分の言葉に驚いてたことに加え、当のカカシが
小さいコマで妙に影の入った迫真の表情だっただめに1ページだけ切り取ると不自然に見えてしまい、コラと勘違いする人が少なくなかった。
実際は経緯を通して見れば普通のシーンである。
カカシの表情がシュールなのは否定できないけど(ちなみに、カカシに影が入っているのは千鳥を使っているため)。
他にはナルトとサスケが激突する「逆だったかもしれねェ…」など、コラと思われていたがコラじゃないシーンもNARUTOには多い。
なおナルトスの宿命としてこれらの画像もちゃんとネタコラされているので、「コラに見えるがコラじゃない本物画像」と「コラに見えるコラ画像」が混在しているカオスな世界になっている。
作品単位でコラが多い作品
話題性があるためか、やはりジャンプ系など知名度の高い作品が多い。
マイナーな作品の場合、コラから作品を知った人もいるだろう。
問題点
ネットミームとして話題に上がる反面、様々な問題を多数抱えており、否定的な意見も多い。
・法律や権利の問題
散々書いたが、そもそも人の作品や写真を勝手にいじくる物なので著作権や肖像権を侵害する物が多い。
現在は、画像加工技術の上昇により精巧な物を作れるようになり、本物と勘違いされて大問題になってしまう恐れもある。
あまりにも悪質な場合は、権利者から警告が出されたり、最悪摘発されて訴訟沙汰になってもおかしくはない。
・作品やキャラクターへの誤解を生みだす元となる。
その作品への知識がないと、コラだと知らずに信用してしまうこともしばしば。
「コラとしては知ってるけど作品としては知らない」なんてことも多い。
時には公式や関係者が騙されたり、悪ノリしたりして、作品の評判を下げてしまうこともしばしばある。
一例としては「
実は言ってない台詞(架空人物)」→他人の名言が別人のものとされた系を参照されたし。
・年齢にそぐわない内容や望まない内容を意図せず見てしまうきっかけとなる。
近年は若年層でもネットを利用しており、また老若男女問わずインターネット利用者の全てがネット文化に明るいわけではない。
あくまで二次創作であるコラの内容を作品本編と信じて拡散したり、
子供向け作品のキャラクターを大人向けに加工したような(エログロ等の)画像をを見てしまうなど、
「インターネットの全年齢性」「検索・アクセスの容易性」が元で結果的に大事になってしまうこともあり得る。(
スマプリコラ画像事件など)
・実際の事件に発展したり、トラブルに巻き込まれる恐れがある
コラ画像が発端となって大きな事件起こる可能性も否定できない。
実際、「ISISクソコラグランプリ」が流行した時に、ムハンマドの侮辱に捉えられるコラ画像を投稿したユーザーが、
ISIS関係者を名乗る男のアカウントから「殺害予告」を受け、テロ警戒のため警察が出動する自体になってしまった。
幸い大事にはならなかったものの、フランスではムハンマドの風刺画が発端のテロ事件が起こっており、決して他人事ではない。
また、ISIS関係者を名乗る男のアカウントにコラ画像投稿者の個人情報を寄せた愉快犯もおり、こうした人物も併せて問題視された。
・元画像作品の関係者はその作品を見て喜ぶだろうか?
・被写体となった人物の気持ちは?
これも著作権や肖像権と関わる話。
コラ画像含めた二次創作の扱いについて、作品が広まった結果として好意的に受け止める人もいる一方、中には意図しない内容を加えられることを嫌って二次創作を好ましく思わない人もいる。
特にコラ画像は「公式内容に見える」ことから誤解を生みだしかねず、そこから作品や作者に歪んだ評価を与えかねない。
特に実在の人物の写真を使ったものについて、被写体となった人物の心境はどうだろうか。
仮面ライダーゴーストにて
ネタキャラとして愛される御成を演じた柳喬之氏は、「作品が終わってしばらくした今でこそ明るく話せるが、自分の姿を使った身に覚えのない画像が出回った当初は恐怖を感じた」(意訳)と語っている。
自分の姿を見てもらうのが仕事とはいえ、写真や映像が勝手気ままにいじられるとはさすがに想定していなかったのだろう。
そもそも人の写真や作品をあれこれ加工して広めるのは、その内容次第で明確な嫌がらせ・名誉棄損の方法としても使えるものである。
自分の写真が色々な形にいじられ、不特定多数に出回っても平気でいられるだろうか?
現在では1つの文化として栄えているコラ画像だが、色々な意味でグレーなものであり、元画像の関係者を傷つけているかもしれない作品である。
取り扱いには十分に注意されたし。
ウォン ウォン ウォン……
「ワグナス!! 『有名なコラ素材』の部分思ったより結構かけた!」
「……Google検索め! いざコラを探そうとしてもまとめばかりで機能していないではないか!」
「……奴を責めることはできまい。日頃のコラ収集を怠っていたのは俺たちだ」
「これで項目が完成したわけではないのにのう。ワグナス」
「コメントラーン」
「人に見てもらっていない項目など項目と言えるものか」
「では我々は項目を立てたあとも項目をチェックしろと言うのか!」
「そうじゃ。それが『正しいWiki篭り』の編集作業だ」
「人の推敲能力はアップしてから格段に上昇するものだしな」
「ノエルお兄様! コメ欄に『この作品も追加してほしい』の声が!」
「マジで?」チャキ
「幅の広い項目の通過儀礼か」
「列挙するだけでは飽和するぞ」
「それらを踏まえての『追記・修正お願いします』だよ」
最終更新:2025年03月05日 20:10