ドレミー・スイート

登録日:2016/04/05 Wed 00:07:00
更新日:2024/04/04 Thu 22:42:01
所要時間:約 3 分で読めます



東方Project』の登場キャラ。


登場作品

二つ名:夢の支配者(紺珠伝)、夢を見せる妖怪(憑依華)
種族:獏
能力:夢を喰い、夢を創る程度の能力
テーマ曲:永遠の春夢


【概要】

東方紺珠伝に登場する獏の妖怪かつ夢の支配者。
中黒付きの全文字が片仮名であるキャラクターはメディスン・メランコリー以来で約10年ぶりとなる。
能力は「夢を喰い、夢を創る程度の能力」といったどっかのハクタクを思い出すような能力。
すべての生き物が見る夢は根底部分でつながっており、彼女はその夢を消したり創造したりして作り変えられる。
夢の世界はなんでも思い通りになるのだが、それに気づいた者が秩序を乱さぬよう監視する役目も担っているのだとか。

髪の色は濃い青。赤いナイトキャップを付けているため正確な髪型は分からないが、ボロ絵を見るにポニーテールである可能性が高い。描き手によって異なることはあるが。
元ネタの獏のカラーリングと同じくモノトーンカラーの服を着ており、白黒のポンポンがいくつか付いている。
立ち絵では下の方に尻尾が生えていることも確認できるが、これは動物ではなく妖怪としての獏についている物である。

右手に持っているピンクの物体は「夢魂」であることがZUN氏のインタビューで判明している。ドット絵では蠢いており少しキモい。
左手には本を持っているが設定でも触れられることはなく謎のままである。


【本編中の活躍】

本編ではStage3のボス。今回の異変に関わっているため月の都に向かおうとする主人公を先に通すまいと立ちはだかる。
生身の人間が夢の世界に来ることは珍しいようであり優曇華以外に対しては「生身!?生身の人間!?」などと驚いている様子が見られる。
口調は基本的に丁寧語だが優曇華に会った際はやたらと姐さん臭い話し方をする。

実は稀神 サグメの頼みにより偽の月の都を用意した張本人。
純狐の襲撃にあっていた月の都の住人をドレミーが再現した夢世界の月の都に避難させていた。
本物の月の都が閑散としていたのはそのためである。
しかし本人はその計画にあまり乗り気ではなかった。
月の住人は人間の穢れを嫌うため本来先に通してはいけないのだが、計画に動きもなくちょっとした意趣返しもあり主人公たちを本物の月の都に通した。お茶目。
サグメの計画に深く関わっているので、「オカルトボール」の存在も彼女の口から語られている。

EXストーリーでは再び夢世界へと侵入した主人公たちの前に再び立ちはだかる。
「夢の支配者」という大きな立場、ZUN氏が曲に関して「強敵感を出した」と発言したことから再登場を予想した人はそれなりに多かったりする。


  • 『東方憑依華』での行動について
幻想郷での完全憑依異変が夢の世界にも影響を及ぼし、夢の住人が幻想郷に脱出。
結果、夢の住人の監視や制御を行いつつ、幻想郷の住人に忠告や情報を与えるなど裏側から異変解決に奔走する羽目になった。
八雲紫とは異空間の管理者同士故に対等な立場でやり取りをしており、情報を与えた際には彼女からも「大変勉強になりました」とお礼を言われている。
このシーンに限らず今作ではドレミーの力の強大さ、大物っぷりが随所に出ており、そんな彼女が3ボスに甘んじた紺珠伝のヤバさを再認識したファンも多い。
最終的には夢世界の某暴れん坊を制御するために身を削る形で協力するなど、終始苦労人ポジションであったと言える。

因みに今作では他者から突っ込まれるほどの長髪であり、髪を入れているキャップが相当に長い。



『東方憑依華』での扱いの良さが反映されてか、発売半月後に行われた第14回人気投票では前年の70位から27位と大躍進を遂げた(通称”獏上げ”)。
新キャラ9人を加えてなお43位も順位を上げており、歴代の東方Project人気投票では最大の更新順位数となる。


【スペルカード】

  • Stage3
夢符「緋色の悪夢」 (E/N) 夢符「緋色の圧迫悪夢」(H/L)
夢符「藍色の愁夢」(E/N) 夢符「藍色の愁三重夢」(H) 夢符「愁永遠の夢」 (L)
夢符「刈安色の迷夢」 (E/N) 夢符「刈安色の錯綜迷夢」(H/L)
夢符「ドリームキャッチャー」(E/N) 夢符「蒼色のドリームキャッチャー」(H) 夢符「夢我夢中」 (L)
月符「紺色の狂夢」 (E/N/H/L)

  • EX中ボス
胡蝶「バタフライサプランテーション」
超特急「ドリームエクスプレス」
這夢「クリーピングバレット」

スペルカードはやはり夢に関係したものが多く、色が含まれていることも多い。
また、夢の空間をイメージしてなのか自機を拘束するタイプのスペルカードが多いことも特徴である。

EXのスペルカード「ドリームエクスプレス」は『東方怪綺談』に同名の曲があるが関連性はないと思われる。
一種のファンサービスであろう。

余談だが彼女の通常弾幕は小玉や中玉を高密度・高速で飛ばしてくるものであり非常に難易度が高い。
そこで苦戦したプレイヤーも多く彼女のテーマ曲に合わせて「いちばーんー怖いーのーは通常弾幕ー♪」という歌詞が作られていたりする。


  • 『東方憑依華』
夢符「留紺色の逃走夢」
夢符「漆黒の宇宙夢」
羊符「ナイトメア・オブ・キメラ
オカルトアタック「干渉するドリームランド」
怪ラストワード「*もう目覚めなくて良いのよ*」

この内、特に「ナイトメア・オブ・キメラ」については発売前のPVに登場した時点でファンの間で話題になる程衝撃的な姿である。要必見!


【二次設定】

  • カップリング
稀神サグメとのカップリングでサグドレ・ドレサグが主流らしい。
ストーリー中で接点を持つのが彼女くらいだし…。
性格からお姉さん的な立場で書かれることも多い。

  • ドレ顔
彼女を語るに欠かせない要素。「ドヤ顔」+「ドレミー」の造語である。
本編の会話中に度々彼女の見下したようなドヤ顔が描かれ、これが絶妙にウザ可愛いと評判に。
「ドレェ・・・」という効果音が付くことも多い。
良くも悪くも彼女の性格をよく表している表情だといえるだろう。

  • 苦労人
憑依華の一件から「トラブル解決のために駆けずり回る羽目になる」「住人の暴走に振り回される」「夢世界のメンテナンスのためにデスマーチ突入」といった夢の支配者としての苦労が扱われる事も多い。
実際憑依華の時点で、有事の際は「現実の住人への警告と協力要請」「夢の住人の我儘に付き合う」「暴走する住人に強制完全憑依して動きを抑えつつ一緒にボコられる」といった激務の数々を、自分の分身による一人人海戦術で何とか回しているハイパーブラック状態であり、これらのネタも強ち誇張とは言い切れないところがある。

  • 夢オチ
彼女の「悪夢を処理する」という業務から、話の最後に夢オチ担当として出てくることがある。
どんなに無茶な展開でも最後にドレミーを描いてそれっぽいことを言わせときゃいいので結構万能。

ちなみに紺珠伝以前の作品で夢オチが扱われたのは『東方非想天則』の美鈴ストーリーが有名。
この夢もドレミーが見ていたりするかも…?
話半分のネタだったのだが、『東方憑依華』を見る限りネタじゃなくてガチでそうだった可能性がある。




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