登録日:2017/04/07 Mon 22:58:00
更新日:2025/04/23 Wed 12:53:36
所要時間:約 11 分で読めます
演:前嶋曜 / 田口翔大 (少年期) / 高橋琉晟 (赤ん坊~幼児期)
アマゾンに育てられた少年
仮面ライダーアマゾンネオに変身する少年。
赤いマフラー、低めの身長、童顔が外見上の特徴で、見方によっては中学生にも見える。
食事は正体不明のチューブで済ませている。(season1で悠が摂取していたサプリメントのようなものだろうか?)
普段はあまり社交的ではないものの、他者への思い遣りや優しさが無いわけではない。
その反面、
アマゾンに対しては怒りと憎悪を剥き出しにし、自分がアマゾン呼ばわりされると激昂する。
現在は家出少年で成り立つ不良グループの「Team X」に身を置いており、アマゾンの探知と戦闘を担当している。
アマゾン狩りの動画で稼いでいる「Team X」にとっては欠かせない存在のはずだが、千翼自身の問題もあって仲間との折り合いはあまり良くない。
しかし、
イユと出会ったことで彼女を守る為に戦うことを決意し、徐々に変化を見せ始める。
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その正体 |
左腕のネオアマゾンズレジスターからも分かる通り、千翼はアマゾンである。
数年前の4Cに捕まった時点では幼い少年だったが、それから数年と経たない内に今の青年の姿へ成長している。
特殊なアマゾンらしいが詳細は不明で、現時点では人間の遺伝子を持っていることしか判明していない。
また非常に強力な個体であるらしく、ネオアマゾンズレジスターでも食人衝動を抑えられず、ネオアマゾンズドライバーも彼にしか扱えない。
食人衝動への忌避感から他人を遠ざけていたが、初めて「人間でありながら食べたいと思わない相手」であるイユに出会い、彼女の為に戦うことを決意する。
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過去 |
ある程度の年齢までは両親の元で穏やかに暮らしていたものの、何者かによって人間だった母親が食い殺されてしまう。
この事件が切っ掛けでアマゾンを憎むようになり、また自身がアマゾンであることを受け入れられなくなってしまった。
母親が食い殺された際に千翼は 4Cに捕獲され、橘にモルモット兼対アマゾン兵器として使われるようになった。
その後、4Cからネオアマゾンズドライバーとジャングレイダーを持ち出して脱走する。
4Cから脱走した後に「Team X」に拾われ、アマゾンを狩り続けていた。
千翼の回想には 彼らしき影が映っていたものの、依然として詳細は不明である。
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劇中の活躍
episode1「NEO」
「君はいったい…。何なんだ…。」
冒頭から「Team X」のメンバーと共にアマゾン狩りを行う。
ヒョウアマゾンをフルボッコにして勝利するものの、死体を滅多刺しにして他のメンバーに呆れられる。
ねぐらにしているバーに戻ると、ピザなどで祝勝会のようなものを行う他メンバーを尻目に味気ない食事を取っていたが、
長瀬にアマゾン呼ばわりされたことで激昂し、彼と衝突してしまう。
その後、クワガタアマゾンが教会に出現したことを感知し、Team Xと共に現場に向かうと、そこでイユと出会い、共闘。
千翼はあることに気付き、イユに問い掛ける。
episode2「ORPHANS」
「イユ…。俺がお前の痛みになれたら…。」
教会での戦闘が一段落した直後、黒崎に薬を打たれて捕獲され、4C本部に連行される。
橘と再会し、4Cへの復帰を要請されるが拒否した。
しかしその後、加納からイユが何者なのかを教えられてイユを守るために4Cに復帰することを決意し、
橘に「イユを人間として扱う」という条件を突き付け、Aroma Ozoneの工場へ向かう。
そこで青山隊と共に出動し、ウニアマゾンの襲撃を受けて戦闘不能になったイユに代わってウニアマゾンを殺害する。
ウニアマゾン殺害時に図らずもイユの
トラウマを刺激し、その際のイユの反応から、彼女にまだ人間性が残っていると確信するが、
しかし、その場に
彼が現れたことで一触即発の状態に陥る。
episode3「PERSONA NON GRATA」
「今はそうでも、いつかは感じるようになるかも…!」
悠が変身したアマゾンオメガがイユを狙っていることに気付いた千翼/アマゾンネオは彼女を庇って戦うも、
戦闘経験の差もあってか、まともに歯が立たずに圧倒されてしまう。
悠の義妹であり、青山隊に所属していた水澤美月の介入もあって悠は戦線から離脱し、窮地を脱した千翼だったが、
その時のイユの行動から彼女が記憶を取り戻そうとしているのではと考える。
その事に関連して、シグマタイプのアマゾンの特徴を橘から聞かされた千翼は、
それでもいつかイユは何かしらの感情を持てるのではないかと考え、彼女に積極的に話しかける。
また、本話から正式に黒崎隊に配属されたため、アマゾン狩りのために患者が連続失踪している病院へ急行。
そこで患者を地上波では放送不可能レベルの方法で捕食していたゾウアマゾン、ゾウムシアマゾンを発見。
そのままゾウアマゾンと戦闘に入るも、まだ生きていた犠牲者から流れる血を見て自身の食人本能が暴走し、そのまま食べようとしてしまい、
その結果、カラスアマゾンに変身して戦っていたイユに「ターゲット(=アマゾン)」とみなされ、彼女に襲われて戦闘不能になってしまった…。
episode4「QUO VADIS?」
「俺達は絶対…人間だ!」
イユからの傷を回復させる過程で、母親がアマゾンに捕食される悪夢を見る千翼。
その後、イユを研究棟に隔離するという橘の方針に憤り、そのままイユを連れて研究所から逃亡。
彼女に人間らしさを思い出してもらうべく、遊園地で服選びやアトラクションを楽しむが、買ってきた
クレープを食べている時に悪夢を思い出して嘔吐してしまったり、
食人衝動の再発と、それに伴い再びイユに攻撃されかかると、改めて自分達がアマゾンであるという現実を突きつけられてしまう。
が、悪いことばかりというわけではなく、イユが自分の背中に生前の父親の姿を見て手を繋いでくる、
彼等を連れ戻しに来た黒崎からの指示とはいえ最終的にはイユが自分を名前で呼び、ターゲットにしなくなった事には喜びを見せた。
戦闘の方ではゾウアマゾンと再戦。カラスアマゾンに変身したイユとのコンビネーションで追い詰める。
途中、ゾウアマゾンに駐車場から落とされるがクローを使用して戦線に戻りその勢いのまま、撃破に成功。そしてイユと共に黒崎隊に戻っていった。
episode5「RAMBLING ROSES」
「何か、好きだったものでも分かれば…。」
イユに人間らしさを思い出してもらうべくバルーンアートを持っていこうとする。
話を聞いた札森には一笑に付されてしまうが、それでも千翼は「生前の記憶」を糸口に、何か彼女について知ることができないかと考える。
その後、アマゾン狩りでは連絡を受けてイユと共にバラアマゾンと戦闘するが、彼を仲間候補と見なしたモグラアマゾン/マモルが乱入し、
その結果、バラアマゾンを取り逃がした上に、マモルとイユ、マモルを守ろうと現れた悠/アマゾンオメガと千翼の2vs2で戦うことに…。
episode6「SCHOOL DAYS」
「やめろ! 終わらせない…俺たちはまだ何も始めてない!」
アマゾンオメガとモグラアマゾンとの戦いは、彼らが撤退したことで中断されたが、戦闘によってボロボロになってしまった千翼とイユ。
生前のイユに関する情報がなかなか掴めずに放浪していた千翼は、長瀬と思わぬ再会をする。
彼から生前のイユが「ケーキが好き」という事実を知らされたために彼女にケーキを買ってくるも、
出動命令によりそのまま現場へ向かってイユと共にバラアマゾンと再戦。
形勢はやや不利だったが、旧駆除班とアマゾンオメガが自分たちに加勢し、そのまま彼と共闘する形でバラアマゾンの撃破に成功。
が、新型アマゾン駆除では協力できてもイユのことに関しては話は別。
彼女を殺そうとする悠と三度ぶつかり合うが圧倒され、あっさり変身解除。
悠は彼を尻目にイユを殺そうとするが、ここで千翼に異変が生じる。
突如目を青色に発光させながら彼を制止し、そのまま彼に一撃を食らわせたのだ。そしてその腕には溶原性細胞によるものと思われる模様が…。
その状態はすぐに解け、悠は旧駆除班と共に退散。
戦いが終わり、買ってきたケーキ(注:戦闘前のアクシデントでぐちゃぐちゃ)をイユに渡そうとするも、転んで顔にぶつけるというコントハプニングが発生。
しかし、その様を見て思わず千翼は笑い、イユの方も生前の記憶とリンクし、「楽しい…」と呟いた。
その一方、悠経由で美月が持ち帰った、人をアマゾン化させる溶原性細胞の大本、通称『オリジナル』の腕の研究をしていた研究所では、
そこから千翼のアマゾン細胞と同じものが検出されたという衝撃の事実が明らかになっていた…。
episode7「THE THIRD DEGREE」
「そうだ……そこ行くってのは? 住んでた町とか、学校とか、楽しかった場所!」
前回、ハプニングが原因とはいえ初めて感情らしいものを見せたイユ。
それに対し千翼は、他にも思い出に残っている場所を訪ねれば、まだ楽しいものが見つかるのではないかと提案する。
しかし、オリジナルの腕に付着したものと同じ細胞を持つ彼を4Cが放っておく訳もなく、
検査に偽装した苛烈な拷問を受け、自らの生まれにまつわる情報を洗いざらい吐かされる。
大方の予想通り、やはり彼は鷹山仁の息子であった。
さらに、千翼が苦しんだ拷問用の腕輪は、装着者にアマゾンを殺せる『圧裂弾』を受けた時のダメージを味わわせるというものだったが、
加納からイユの腕輪にはそれと同じ物が仕込まれている事が告げられ、彼女を人質にした命令への服従を強制される。
その後アマゾン出現の報を受け現場に急行。
交戦を開始するものの、拷問によるダメージのせいで苦戦を強いられる。
そんな千翼の前に、数年前から消息不明だったもう一人のアマゾン、鷹山仁が姿を現し……
episode8「UNDER WRAPS」
今回は殆どが過去の
回想シーンなので、千翼の出番は少なめ。
しかし、Season1
最終回後からSeason2までの仁の行動と共に、千翼の出生の秘密も明かされていく。
これまた大方の予想通り、母親は仁の恋人である泉七羽であることが判明するが、
七羽が千翼を身籠った経緯は恋人同士が愛し合った結果ではなく、トラロック作戦で心身共にボロボロになった仁が、
それでも自分を見捨てることなく一緒にいた七羽を、理性を無くした状態で襲ってしまった結果懐妊したというものであった。
仁はアマゾンとなった自分の子である以上、産まれてくる子は間違いなくアマゾンであろうと考えて新たな脅威になる前に殺そうとするが、
七羽は自らの胎内に宿った子を「良い
お母さん」として大切に育てる決心をしており、
2人の意見がすれ違った末、ついに七羽は産まれてくる子供を守る為に、仁の元から去っていった。
仁が危惧した通り、千翼は生まれて間もない赤子の時期から無意識に母親に噛み付く程食人衝動が強いアマゾンだった。
それでも母親として千翼を愛し、育てていく七羽であったが…
そして時は現代。
千翼の前に姿を暗ませていた仁が姿を現し、互いに相手が自分の父/子であることを理解するが、
行き別れた親子の感動の対面となるはずもなく、父親から残酷な言葉を告げられる。
「千翼、お前を殺しに来た」…と
episode9「VANISHING WINGS」
仁からの「お前の母親(=七羽)はどこにいった」という詰問に慄く千翼だったが、
かつての戦いの結果、視力を殆ど失っていた仁の隙を衝き、なんとか逃走に成功。
しかし、オリジナルと遺伝子が一致すること、また仁の子供であることに危機感を覚えた橘の指示で、
殺されこそしないものの、人為的に脳死状態とするべく、凍結処分を下されてしまう。
イユの身を案じて当初は処分を受け入れるも、処分される直前に見たイユを「欲しい」と思ったことで感情を暴走させ、
六本の腕と無数の触手を持つ異形のアマゾン態に変化。
アマゾン態となった千翼は自らが閉じ込められていた凍結処分用のゲージを内側から破壊して飛び出るや、
暴走状態のまま、その場にいた機動隊員や4Cのメンバーを殺傷するも、
黒崎の放った手榴弾が当たって触手がイユを傷つけてしまったことで沈静化した。
しかし、暴走していた時の記憶がない千翼は、目の前の惨状を自らが起こしたことに絶望し、発狂して4C本部から脱走した。
episode10「WAY TO NOWHERE」
大勢の人を殺傷し、イユまで「欲しい」と思った事に絶望した結果アマゾンとしての食人衝動を抑えられなくなってきた千翼。
ヤケになって食人衝動に身を任せようとするも、イユ・黒崎隊に見つかり集中砲火を食らう。
アマゾンネオに変身して戦うも、一連の出来事で気力が萎えきっており、一方的にやられてしまうが、
千翼がイユに片想いしていること、そのイユによって千翼が殺されることを阻止すべく追ってきた長瀬に身体を張って庇われ、逃走に成功。
しかし一難去ってまた一難。
今度は仁が自分のもとにやってきて、「お前が人で無くなったら殺せ」と母親が言っていると告げられる。
父親は自分を殺そうとし、母親でさえ自分の死を望んでいると知って絶望する千翼。
そこにアマゾンアルファに変身した仁の攻撃が襲ってくるが…。
「でも……でも俺は、生きたい!」
「アマゾン!!」
「ウッ、ウワアアアァァァァァ!!」
「生 き た い ん だ ! ! 」
千翼はそれでも自分の運命に抗い、「生きる」事を決意。
変身して仁と戦い始めるが千翼と仁では戦闘経験の差は歴然。
必死に抵抗するも圧倒されて追い詰められたところ、再び溶原性細胞が暴走。
オリジナル態になって仁を退け、這々の体で逃げ出すも空腹と絶望に打ちひしがれるのだった。
episode11「XING THE RUBICON」
空腹に苦しむ千翼は、廃棄品のハンバーガーを見つけてかぶりつくも、すぐに吐き出してしまい食べることができない。
人肉以外で彼が食べられるのはあのチューブしかない。
TEAM X時代の時の在庫が残っているかを探しに志藤のバーに来たところを長瀬と遭遇。
彼に自分の身の上と功罪・それでも生きたい事を吐露していたが、恐ろしい事にそこに再び仁が現れる。
「母親を食ったか?」というやり取りの中で仁に恐怖して彼を突き飛ばして変身。
アマゾンアルファとの2戦目が始まったが、やはり劣勢は変わらずあっという間にやられてしまう。
しかし親からの境遇を自分と重ねた長瀬が店にあったショットガンで仁へゼロ距離ヘッドショットをブチかまし、千翼を庇った事で難を逃れた。
「千翼ォ!逃げろォ!!」
その後は草村で隠れながら手に入れたチューブで久々の食事をしていた所をイユに見つかり…
「イユ!お前が俺を殺すっていうのなら、俺はお前と戦うよ。」
「だって俺は、生きたいから!お前と…お前と一緒に!!」
「…だから戦う!」
イユと共に生きる為、千翼はイユと壮絶な戦いを繰り広げる。
一進一退の攻防の後にダブルKOのような形で二人は倒れ、イユの方は変身が解けた。
痛覚が遮断されているイユはなおも向かってくるが、ここでまたしても仁が乱入。視聴者「何度目だよ」
元々戦闘経験に由来する実力で劣る上にイユとの戦闘でダメージが蓄積している千翼に勝ち目があるはずもなく、抵抗むなしく変身解除まで追い込まれる。
しかしここで千翼がボロボロになっていく様を見て彼との触れ合いを思い出したイユが僅かながら感情を取り戻し、
アマゾンアルファの腹部を貫いて戦闘不能にし、千翼を救った。
九死に一生を得た千翼はそのまま彼女と共に4Cからの逃亡を再開したのだった。
11話目にして、ようやく本作の本題の一つとして挙げられていた「ジュブナイル恋愛」の始まりである。
episode12「YELLOW BRICK ROAD」
イユと共に逃亡する千翼だったが、彼女のネオアマゾンズレジスターの信号が位置情報の発信源となり、
4Cによる包囲網が徐々に狭められていき、追い詰められていった。
誰もいない教会で一夜を明かすが、その間に「システムYBR19」イユの機能停止処分命令が復帰した橘から告げられ、
それによって、イユの身に着けていたレジスターに含まれる圧裂弾の成分が体内放出を開始。
7話時点で加納からイユの腕輪のことを聞いていた千翼は何とか腕輪を外そうとするも外れず、アマゾンの気配を察知した為にそちらに向かう千翼。
その間にも4Cの追手はさらに接近していたが、赤松隊の隊員の1人が9話のオリジナルの騒ぎの際に千翼の体液が体内に入っていたことが原因でアマゾン化。現場は大混乱となる。
アマゾンの正体が分かった千翼は混乱の隙にイユの腕輪を何とかしようと考えるもアマゾンに襲われる姿を見過ごせず、アマゾンネオに変身。
同じくアマゾンの気配を察知して来た悠も、ニューオメガに変身してアマゾンネオと共にアマゾンに攻撃する。
しかし千翼がいない間に、彼の何気ない言葉でトラウマスイッチが入ってしまったイユは生前の自身の最期を思い出してショックを受けて暴走。
見境なく4Cの隊員を殺傷し、事態に気付き制止を試みる千翼にも攻撃をしてくる。(なおニューオメガにも攻撃をしたものの簡単にいなされた)
暴走の原因を知った千翼はイユを抱きしめながら絶望。
アマゾンネオのアーマーの一部が割れてオリジナルの触手が出現。そのまま近くにいた4C隊員数名を串刺しにして殺害しながら、慟哭した。
「何で……俺達は生きてちゃダメなんだ!」
「何で……」
片や自らの細胞を取り込んだ人間をアマゾン化してしまうアマゾン、千翼。
片や一度死んだ後にアマゾン細胞を植え付けられ、アマゾンとして生ける屍とされてしまったイユ。
彼ら自身に悪意や責任は無くとも、人を食う存在・アマゾンとして生を受けてしまったばかりか、
自分の意思に関係なく、人をアマゾンとしてしまう細胞で身体が構成された千翼は、人の支配するこの世に存在することが決して許されない。
そして、生前の人格を少し取り戻し、千翼と一緒にいることを決めたイユも、既に駆除対象と見なされてしまった。
4Cが、悠/アマゾンニューオメガが、仁/アマゾンアルファが千翼たちの命を狙う理由は、たったそれだけである。
千翼たちが憎いわけでも、千翼たちが悪いわけでもなく、本当に、たった、それだけのことなのだ。
episode13「AMAZON“Z”」
絶望する千翼は黒崎からイユに残された時間は数時間しかない事を知る。
「イユは死なせない!」と千翼は4Cの攻撃を振り切って逃走。
廃棄システムを止める為に4Cの本社はそのまま直行。
機能停止が進んでボロボロになっていくイユの腕を見て時間がない事を悟った千翼は、形振り構わず特攻を開始。
ニューオメガに変身した悠に制止されるも振り切って自身を攻撃してくる4Cの隊員をブレードで次々と殺傷。
入口付近に構えていた美月を襲おうとした結果ブチ切れた悠に猛反撃を食らい、ニューオメガにアームカッターで首筋を押さえられながら、
叩き折られたブレードで腹部を攻撃して必死で食い下がるも、イユの身体が限界に近づいている事に気を取られた隙を突かれて撃破される。
4Cからの集中砲火で変身解除された千翼はイユを庇って蜂の巣となり大ダメージを受けるも、もはやイユを助けられないと理解し、撤退して彼女の思い出の地へ向かう。
誰もいない牧場で土のケーキを作るイユ。その表情は…
「イユ…今笑ってる!笑ってるよ!!」
活動を停止していくイユを背負って移動する千翼。彼は「やがて星が降る」を歌っていた。
「千翼。私…楽しい。」
「うん、俺も。」
その後、限界時間を迎えたらしく、意識を失ったイユを背負って千翼はある建物へ向かう。
そこはかつて、産まれたばかりの頃の自分が七羽と共に隠れ住んでいた場所だった。
しかしそこに彼を追って来た悠と仁がやってきた。
自分が溶原性細胞を持つ危険な存在である事を受け入れ、大勢の人を直接間接を問わずに殺してきた事。
そして母親の事について後悔の念を述べようとした千翼。それを制止し諭したのは仁だった。
「違う!俺の責任だ。……俺が送ってやる。母さんの所へ。」
「分かった。でも…」
必死で運命に抗い続けてきた千翼はようやく彼の言葉を受け入れた。
そしてその上でネオアマゾンズドライバーを装着し…。
「俺は最後まで生きるよ!」
「……やっぱり、七羽さんそっくりだ。」
千翼は最後まで運命に抗い、「生きる」事を決意して戦いの道を選ぶ。
悠・仁もまたそれぞれが始めた事を終わらせる為にそれを了承し…
すぐにもう一度死を迎えるであろうイユの身体を背中から下ろし、その頬を優しく撫でた後、
千翼は「最後まで生きる」ためにアマゾンネオに変身し、アマゾンアルファ、アマゾンニューオメガに立ち向かっていった…。
その後、アマゾンたちの戦いがどうなったかについては描写されていない。
しかし、戦いを終えて美月と会った悠も、一人どこかへ向かう仁も、「千翼を殺した(死んだ)」という趣旨の発言をしており、
一対一の状態でも劣勢であったアマゾンアルファ・アマゾンニューオメガ二人を向こうに回していたことから考えても、
千翼は彼らとの戦いの末、命を落としたであろうことはほぼ確実であろう。
悠や仁が立ち去り、誰もいなくなった最後の戦いの場所には、千翼たちが流したであろう夥しい血痕と、
シグマタイプのアマゾンであったイユが、二度目の死を迎えた後にその遺体が溶解したものと思われる黒い液体が遺されていた。
そして、その近くにあり、幼少期の千翼が母親の七羽と共に隠れ住んでいた建物の中には、
かつて七羽が描いた天使の絵に見守られる様な構図で、建物内に残されていた七羽のストールと、
そして、千翼とイユが付けていた物と思われる、ネオアマゾンズレジスターが並んで置かれていた。
まるで仲良く寄り添う恋人2人と、それを暖かく見守る母親の様に…。
仮面ライダーアマゾンネオ
身長 188.0cm
体重 99.7kg
パンチ力 25.0t
キック力 31.0t
ジャンプ力 ひと跳び53.0m
走力 100m3.7秒
スーツアクター:松岡航平
千翼がネオアマゾンズドライバーを使って変身した姿。
変身時には
アマゾンアルファ並の爆炎と衝撃波を数回に渡って放出する。
青いボディに赤いライン、更にその上から銀色のプロテクターらしき物が装着された姿をしており、見る者に何処と無く機械的な印象を与える。
実際、千翼役の前嶋曜氏も自身が演じる
仮面ライダーはseason1で出てきたようなリアルなフォルムを想像していたらしく、アマゾンネオの機械的なフォルムは意外だったと語っている。
複眼に見える部分はバイザーであり、その奥にはタレ目の複眼が収納されている。
カタログスペックはかなり高めで、パンチ力やキック力については
あのアマゾンシグマを越えている。
防御力も7.62×51mm弾程度なら平然と弾くレベルに達しており、圧裂弾クラスの破壊力でなければダメージを与えることは難しい。
更に再生能力はアマゾンオメガ並という凄まじいスペックを誇る。
ちなみに変身時のシルエットと爆炎の色はアマゾンアルファと同じ赤である。
戦闘スタイル
飛び付きから近接戦に持ち込み、反撃することすら許さないほどの連続攻撃で相手を狩り立てる。
さらに戦闘不能の相手にすら執拗に攻撃を加えるなど、狂暴さに関してはアマゾンオメガすら上回っている。
またアマゾンネオの場合は燃費が良いのか、燃料切れを起こす前に片が付くのか、一度も空腹によるスタミナ切れを起こしていない。
この戦闘スタイルは千翼のアマゾンに対する憎しみに起因しており、彼の深い怒りと憎悪が窺える。
だが、裏を返すとアマゾンへの憎悪から半ば暴走しているような戦い方とも言え、実際にアマゾンオメガのような経験と技量を備えた相手には返り討ちにあっている。
後半ではダメージを受けた状態での戦闘開始や戦闘経験の足りなさが影響して相手に押されることもかなり多くなっている。
ネオアマゾンズドライバー
4Cが開発した新型アマゾンズドライバー。
赤いボディとトカゲの左眼のようなデザインが特徴で、
千翼の物は目の部分が黄色に発光する。
各種性能は強化されているが、強力すぎて千翼以外に使いこなせないという本末転倒な事態に陥っている。
……なのだが、第7話にて悠も「彼のよく知る人物」からの提供で
白眼のネオアマゾンズドライバーを手にしている。
ホルダー部分にアマゾンズインジェクターを装填することでアマゾンネオに変身する。
変身時にはインジェクターの中身が減り、「ボコボコ」という生々しい液体音が静かに響く。
武器の展開時はインジェクターを、
必殺技の発動時にはホルダーを操作する。
アマゾンズドライバーと同様に変身音声も鳴るが音声自体が機械っぽくなっており、正直言って聞き取りづらい。
アマゾンズインジェクター
ネオアマゾンズドライバーでの変身や、イユの整備の際に使われる注射器。
全体がシルバーで塗装されており、アマゾンネオ用の物は中身が黄色い。
中身の詳細は不明だが、札森の発言からすると高濃度に濃縮されたタンパク質の可能性が高い。
また、インジェクターを押して中身を出しても気泡の位置が変わらない事から考えて、恐らく液漏れ対策にゼリー状になっている可能性がある。
ネオアマゾンズレジスター
千翼とイユが左腕に着けている新型アマゾンズレジスター。
鷹の頭部のような造形、赤いカラーリングが外見上の特徴となっており、普段は眼の部分が青く発光している。
くちばし部分がスイッチになっており、押し込むことで目の部分が赤色に変化し、アマゾンへと変身する。
アマゾンズドライバー同様の細胞活性化機能でもあるのか、またはアマゾン細胞の抑制を任意にカット出来るのか、イユは変身用ツールとして用いている。
武器
戦闘中にインジェクターを操作することで、「○○(武器名) ローディング」の音声と共に右腕の装甲から生えるように展開される。
「右腕に装備した武器を使い分ける」という戦い方は、アマゾンズ4人目のライダーという点と青い体色もあって
ライダーマンを彷彿とさせる。
アマゾンネオブレード
アマゾンネオの右腕から展開する切断武器。
使用時にはアマゾンネオの右腕が展開し、中から赤熱化した金属のような物体が出現、剣状のブレードを形成する。
刀身にはカッターナイフのような線が入っており、接触した状態からアマゾンの腕を腕力だけで切断可能な切れ味を誇る。
千翼がよく使う武器で、滅多刺しから辻斬りまで幅広い使い方を見せている。
アマゾンネオクロー
ブレードと同じ右腕から展開する武器の一つ。
釣り針のような形状の爪で、右腕とワイヤーで接続されている。
ワイヤーの長さの範囲で射出が可能なので
逃げる敵に引っ掻けて捕獲したり、高所に登る際などに使用される。
巻き取る力が相当に強いようで、引っ掻けたアマゾンを問答無用で一本釣りすることが出来る。
アマゾンネオニードル
右腕から展開する武器の一つ。
ガントレットの上にシンプルな筒状の銃身が付いた形状をしている。
その名の通り、鋭い針状の弾丸を高速で射出する遠距離用武器。
一発撃つと次弾が自動的に装填されるようで、連射も可能。
しかし、使用されたのはバラアマゾンとの初戦だけでしかも上二つと違って一発目は避けられて、二発目も簡単に止められてしまうなど、扱いが若干不遇。
必殺技
ネオアマゾンズドライバーのホルダーを操作して発動。
各種武装の殺傷力を強化する技で、第2話にてアマゾンネオブレードを展開した状態で発動し、ウニアマゾンの顔面を貫いた。
アマゾンアルファの「バイオレントスラッシュ」や、アマゾンオメガの「バイオレントパニッシュ」に当たる切断系の技だが、劇中未使用。
ネオジャングレイダー
千翼が使っているのは4C製のものであるが、悠が使っているジャングレイダーと全く同じ型である。
外見上の違いとしては、複眼形のヘッドライトであるジャンサーチャーの色がジャングレイダーでは緑色だったのに対して、ネオジャングレイダーのものは黄色になっている。
恐らくこちらもアマゾン駆除の『足』として製造されたのだと思われる。
因みにあちらの項目にも書かれている通り、作中設定ではジャングレイダーは千翼用と悠用の2機が存在するが、
ジャングレイダーはギルスレイダーの改造機であり、外見上の違いも上記のものぐらいしかない為、恐らく同じマシンを交替で使用して撮影しているのだと思われる。
(事実、2人同時にジャングレイダーに搭乗しているシーンは1回もない)
千翼オリジナル態
シーズン2第9話で登場した、千翼のアマゾンとしての姿。
アマゾンネオを生物的に歪めたかのような本体に六本の腕、背中から伸びる千本の触手を持った異形のアマゾンで、
何かしらの生物をモチーフとしている他の個体と比べて明らかに異質である(同じく溶原性細胞のオリジナルである七羽はクラゲアマゾン)。
ネオを模した本体からすると、文字通りの「仮面ライダーアマゾン」というべきか。
触手は一本一本が千翼の意志あるいは本能によって制御され、逃げ場を塞ぐように垂れ下がるなど敵意にも敏感。
何よりその攻撃力が尋常ではなく、人体程度ならやすやすと貫通・切断でき、暴走時には4Cや研究員を切り刻み、貫き、
挙句胴体を引きちぎるわ、簀巻きにして体中の骨を圧し折るわの地獄絵図を展開した。
母・七羽が変貌したクラゲアマゾンもまた触手を持ち、それを束ねることで翼のような形状になるが、それを継承するこの触手こそが「千翼」の名を体現している。
ちなみにこの能力はアマゾンネオに変身した状態でも使用可能で、装甲を突き破る形で触手と本体が露出するが、戦闘力自体は明らかにアマゾンネオよりも上。
外見モチーフは恐らく十面鬼ゴルゴス。
ゲーム作品では
「シティウォーズ」にプレイアブルキャラクターとしてニューオメガ・アルファ共々登場。専用テーマは「DIE SET DOWN」。
言動や挙動からして本編後の千翼が変身していることが読み取れる。
相変わらず食人衝動と理性のせめぎ合いに悩まされており、シティの廃墟の一角でひっそりと生活している。
しかし本当に孤立無援だった本編世界と異なり、ライダー同士で殺し合う理由がないためかニューオメガ(悠)が親身になっており、
本作のインフォーマーの「レプリカ」も何かと世話を焼いている(悠的にはシティの技術でアマゾン細胞の影響を抑制するという目論見もある模様)。
イベントストーリーでは身を潜めていた廃墟を「アマゾンメモリ」を作ろうとしていたウェザー・ドーパントに発見され、
ウェザーメモリの力で文字通り一蹴されてしまう(格闘による白兵戦偏重のアマゾンは特殊な力を用いる他のライダーの敵と相性が悪い)。
ウェザー・
ドーパントは乱入してきたアルファとの交戦ののち撤退したが、アマゾンのデータを破棄すべく追撃してきたアルファと再度交戦、重傷を負わせる。
しかし、アルファがトドメを刺されそうになっているところに間一髪で割り込み、ニューオメガと共にウェザー・ドーパントと対峙。
「まだだ! まだ……倒れねえ! 千翼も、お前も、そこのアマゾンモドキも! アマゾンは一匹残らず……俺がアアアアア!!」
「父さん……。……それでも! 俺は、生きたい……生きたいんだ! だから、この戦いも必ず生き残る!!」
ウェザー・ドーパントを撃破し、その後満身創痍のアルファを昏倒させるとその場から姿を消した。
なお、レプリカに対しては食人衝動が刺激されないことを語っているが……。
余談
千翼役を担当した前嶋曜氏は多くの特撮俳優を輩出している
ジュノンボーイの一人。
なんと本作が
演技初経験。
それにもかかわらずあの堂々とした演技力であったものの、やはり
初出演にしてもいきなり主役抜擢、しかも毛色は違えど国民的ヒーローの代表格の一つである仮面ライダー、
加えて
千翼というキャラクターが置かれた立場上の周囲からのプレッシャーという新人には大変過酷な役柄であった事からやはり現場では心理的、肉体的に相当苦労していたらしく、
そのあまりの追い込まれっぷりからモブ役含めた他の演者達から毎回ガチで心配されたり、
極め付けには仁(谷口氏)との初会合のシーンでは
谷口氏の迫真の演技に本気で心を折られて泣いてしまい、撮影を長々とストップさせ、イユ役の白本氏、七羽役の東亜氏双方から叱咤激励され漸く立ち直った事が一番効いたという。
そして彼の幼少時代を演じた田口翔大氏は『
宇宙戦隊キュウレンジャー』にて
佐久間小太郎/コグマスカイブルー役を演じており、奇しくも同時期に仮面ライダーと戦隊の両方に出演することとなった。
物語当初は出生が謎に包まれていた千翼であるが、公開されたPVやepisode1の回想から早い段階で千翼の父親は鷹山仁、母親は泉七羽ではないかと予想されていた。
回想シーンで登場する七羽も役名は「千翼の母」で、キャスト名も「???」と表示されて隠されるなど物語の盛り上がりに一役買っており、
最終的にepisode8でその予想の通りに七羽が母親で、仁が父親であることが明かされた。
なお、クレジット及び呼び名は一貫して下の名前である「千翼」でフルネームは明かされていないが、
上記の出生から考えてフルネームをつけるとするなら「泉千翼」、もしくは「鷹山千翼」となる。
実際、
白倉PはTwitterにて
「出生届が出されていないので名字はないが、仮に出すとしたら泉千翼になる」と発言している。
七羽と仁が入籍していないため泉姓になるとのことだが、千翼自身が幼少時に七羽と育ってきた事を考えると、法的な意味を抜きにしても泉姓が妥当だろう。
追記・修正は倒れたアマゾンを滅多刺しにして、死体に恋してからお願いします。
- 千尋のアマゾン態は凶暴で恐ろしいだけど、自発的にアマゾン化してる訳じゃなくて周囲が聞く耳持たない上に一方的に精神的に追い詰めてアマゾン態に暴走というやり場のない結果で辛い。 -- 名無しさん (2017-06-15 11:25:10)
- イユが感情取り戻して一緒に逃げ出すシーンでなんか泣きそうになった。もうこの際黄金の出世道をイユと一緒に黄色い目のジャングレイダーで突っ走れ千翼!!!! -- 名無しさん (2017-06-16 02:56:31)
- ↑ただタイミングとしては最悪だよな…もう少し早く取り戻せばまだ明るい可能性はあったと思うんだけど、もう絶対に駆除しなくちゃいけない対象になっちゃった以上は… -- 名無しさん (2017-06-16 04:19:25)
- 長瀬くんとイユだけが理解者か、よかったな千翼 というか長瀬くんイイヤツすぎる -- 名無しさん (2017-06-16 04:36:35)
- でも、イユがどんどん死に近づいていってるし、イユが完全に活動停止したあと、彼がどうなるかが気になるな。 -- 名無しさん (2017-06-16 07:38:22)
- 食べるんじゃないの? -- 名無しさん (2017-06-16 12:53:50)
- ↑6仁さんの時はともかく4Cでの暴走はイユへの執着だから追い詰められた事は直接的な原因ではないよ。覚醒してから食わずにただ殺した事から見て、ストレスではあったみたいだし、一因ではあるだろうけどメインではない -- 名無しさん (2017-06-16 14:56:01)
- 最期、千翼だけ残して人間もアマゾンも全滅…とかならないよね? -- 名無しさん (2017-06-18 23:23:26)
- 今更だけどオリジナルとしてクラゲアマゾンになった七羽には七羽としての理性や記憶は残ってるのかな? -- 名無しさん (2017-06-19 00:20:13)
- ↑美月の呼びかけで悠のとどめを刺さなかったから、ほんの僅かに残ってるだろうね。 -- 名無しさん (2017-06-21 23:40:15)
- 今回、ライダーらしいニチアサな行動をとれたかと思いきや、結局自分の意志で人間を・・・・・これはもう・・・・・ -- 名無しさん (2017-06-23 02:17:56)
- イユと千翼可哀想ですね -- 名無しさん (2017-06-23 08:59:35)
- 視聴者からも劇中の面々からも「心底同情するが、人類のために頼むから死んでくれ」と思われてる主人公 -- 名無しさん (2017-06-23 10:52:28)
- ↑全て、あのじじいが悪い(爆 -- 名無しさん (2017-06-23 12:09:01)
- アマゾンズは所謂「ヒーロー」のイメージをとことん崩してくるね。千翼はヒーローらしい事をしても報われない上についには殺してしまうし、フクさんもマモルへの絆で殺せなかったが故に母親を自らの手で殺さざるを得なくなったし。 -- 名無しさん (2017-06-23 15:10:30)
- マスク割れしたけど口周りの部分もドライバーで形成されたアーマーだったんかい。今更だけど千翼って生物学的にはともかく法律的には完全に人間なんだよな・・・。 -- 名無しさん (2017-06-23 23:24:39)
- 体液ぶっかけただけでアマゾンに感染か…おお、もう… -- 名無しさん (2017-06-23 23:30:55)
- ↑全ライダーぶっちぎりでヤバいよね -- 名無しさん (2017-06-23 23:33:28)
- 自分のせいでアマゾン化した人間から自分を狩ろうとする人間を守って戦うあたりが皮肉効いてる。善良なのに存在が許されない千翼の生き方そのものというか -- 名無しさん (2017-06-24 00:07:41)
- はやくアマゾン態と9話以降の記述をしてくれ!もう待ちきれないよ! -- 名無しさん (2017-06-24 11:00:28)
- 超スーパーヒーロー大戦では悠と仁の3人でチームを組んでたけど、今思えば在りえない姿だと思う -- 名無しさん (2017-06-24 18:38:31)
- ↑春映画での戦いが一番平和でしたね…(遠い目 -- 名無しさん (2017-06-24 20:01:36)
- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-06-24 20:55:45)
- 前原くんの時が一番平和だったなぁ -- 名無しさん (2017-06-25 11:02:36)
- 本人はあまり考えてないかもしれないが、一連の経緯を見たら仁さんだけでなく悠も千翼の宿敵の1人な気がするなぁ。個人的には勝手に思ってるが最終的に千翼本人も悠に「なんであの時殺してくれなかったんだ!?」って詰め寄りそう… -- 名無しさん (2017-06-25 11:59:59)
- もし万が一千翼が死んだら、それが全人類アマゾン化へのトリガーになるとかだったら面白そうと思った(小並感) -- 名無しさん (2017-06-25 19:16:11)
- 千翼「こころ~ときめいて~ときめいて~くる~♪」 -- 名無しさん (2017-06-26 10:37:06)
- 最期の最期は爪痕残してほしい やむを得ないとはいえ自分を殺しにきた父、アマゾンを利用する者達に対して せめて千翼という存在はいたんだと -- 名無しさん (2017-06-26 15:23:54)
- イユのと千翼のとで2人分のレジスターが並べられたシーンでなんか泣けてきた。あの世というものがあるならばそちらの方でイユと目一杯ラブラブチュッチュできてたら幸せだろうな千翼…。タケル殿ォッ!!なんかあの世かなんか覗くマシーンかなんか出してェッ!!! -- 名無しさん (2017-06-30 03:21:55)
- 生きて欲しいと強くは思えなかったが、最後の最後まで生を全うした千翼の姿は心を打たれた -- 名無しさん (2017-06-30 08:12:04)
- もう一度アマゾン態が見たかったな CG、操演が無理なら、余分な腕パージでもいいんで -- 名無しさん (2017-06-30 09:33:55)
- ↑S.I.C.でもいいから再現してほしいよね -- 名無しさん (2017-06-30 09:40:08)
- SEASONS2を振り返って見ると悲惨の一言だったな、千翼の人生。本人にその気が無くても生きてるだけで災厄を振り撒き、多くの人から死を望まれる生き地獄。正直、「イユと出会えたことが唯一の救い」と思い込んでないとやってられないレベル -- 名無しさん (2017-06-30 21:50:31)
- あのアマゾン態は十面鬼だけでなく永井豪先生の「魔王ダンテ」も意識してそう… -- 名無しさん (2017-06-30 22:35:15)
- 今更ながら気づいた気がするんだが、アマゾンネオの模様が初代アマゾンっぽい細い赤いうねうね模様なのって単なるオマージュだけじゃなくてあれ身体中を端回ってるオリジナルの触手なんじゃなかろうか… -- 名無しさん (2017-07-06 02:45:50)
- タグのネクロフィリアで草生えた -- 名無しさん (2017-07-10 20:07:59)
- 千翼の不幸の一つとしては「まともな人柄だった」ってのもあるよね 例えば自分の欲望に忠実で、自分の手足として新種を積極的に産み出す外道だったら、本人としても悠としても、そして仁さんとしても救いがあったかもしれない -- 名無しさん (2017-07-17 15:00:56)
- 千翼としては好き勝手やらかした末路になるし、悠と仁さんとしては心置きなく討伐できるし そうじゃなかったからこそ誰も救われねぇ……… -- 名無しさん (2017-07-17 15:02:27)
- キラキラネームってタグにあるけどそんなにキラキラな名前してるか? -- 名無しさん (2017-08-06 14:57:09)
- 長瀬くんとイユに出会ったこと、結局死んでしまったとはいえそのイユが最後に心を取り戻したこと、そして何より、「自分は危険な存在である」という事実を受け入れた上で最期まで自分の意志で生き抜いたことが救いなのかもしれない。 -- 名無しさん (2017-08-06 16:54:04)
- ↑2DQN/キラキラネームは「本来の音読みや訓読みができない漢字を使う」場合も該当する。翼に「ヒロ」という読みは現在の漢字用法には無い。 -- 名無しさん (2017-09-08 19:36:09)
- 千翼とイユって純愛や悲恋みたいな雰囲気出してるけど、そもそもイユは千翼の被害者なわけでイユの家族や友人が事情知ったら相当な胸糞に思いそう -- 名無しさん (2017-10-22 01:12:06)
- 生きてて欲しいと思うと同時に死んで欲しいとも思う -- 名無しさん (2017-10-22 02:59:41)
- ツイッター見る限り、ネオが出ることはほぼ確定なのよね アルファ&ニューオメガVSネオからスタートなのかな? 劇場版の事件はネオの肉片が切欠で起こってしまうんだろうか・・・・ それだとあまりにも残酷すぎるが -- 名無しさん (2017-12-14 11:14:42)
- ニコニコで逆なろう主人公とか言われてて大草原や -- 名無しさん (2017-12-15 23:47:45)
- 溶原性細胞関係のアマゾンなら死体や切り離された体は残る筈だからなあ……。千翼の死体やその処理の描写がなかった、というのは気になっている。 -- 名無しさん (2018-01-08 20:46:02)
- 望まれずに産まれて、危険な存在として生きてきて、大切な人を守れず、父親に殺される…本当に悲しすぎる… -- 名無しさん (2018-01-08 20:58:38)
- ぶっちゃけ、特別なアマゾンで、特別なベルト持ってる割にあんまり強いイメージがないと言うか、苦戦しかしてないような…。 -- 名無しさん (2018-02-18 16:28:50)
- ↑アマゾンズの世界では「戦闘経験>>>スペック」みたいな節があるから、ネオ自体のスペックは良いんだけど千翼の戦闘経験は悠や仁に比べると圧倒的に少ないからある意味苦戦も仕方ないのかもね。 -- 名無しさん (2018-02-26 00:13:29)
- 終盤は圧倒されっぱだったオメガ相手にほぼ互角だったし、数年後には悠と同じく恐るべき強さを身に着けていたかもしれないよ ニューオメガ戦では暴走形態も辛うじて制御できるようになってたし -- 名無しさん (2018-02-26 11:11:11)
- 唐突になんだが、SEASON2観終わって何故か千翼とイユの関係がおねショタに見えたんだが変かな? -- 名無しさん (2018-03-16 15:50:24)
- ↑実年齢から見ればそうだが実際は終盤を除き、あくまで動けるだけで感情を持たぬ死体にすぎないイユに対して、人間でありたい願望を持つ千翼が独り相撲的に絡んでいたので言うなれば「幼児のお人形遊び」でしかないという辛さ… -- 名無しさん (2018-03-18 18:40:02)
- アマゾン態、スモーク抜きなら相当エゲツない造形だったでござる これが純粋に仮面ライダーのラスボスだったら良かったんだが・・・・・・・ -- 名無しさん (2018-03-18 18:43:38)
- 2年で十代半ば程度まで成長してたけど、まかり間違って悠や仁さん、駆除班、4Cとエンカウントせずより長い歳月過ごしていたら、どんな変貌遂げてたんだろ -- 名無しさん (2018-03-18 18:44:57)
- ↑2 あれシグマ(というより悠アマゾン)とよく似たボディのモールドあったけどシグマの改造だったりするのかな -- 名無しさん (2018-03-24 22:57:07)
- 胸回りはアルファっぽい所が散見されるからアルファの予備スーツ改造じゃない? -- 名無しさん (2018-03-25 05:33:47)
- Dボゥイのほうがマシとか言われてて草 実際千翼以上に不幸・不憫な主人公ってのもなかなか思いつかんが…… -- 名無しさん (2018-03-31 01:00:29)
- ↑自分が思いついたのはヴァンパイア十字界のローズレッド・ストラウスですね -- 名無しさん (2018-04-24 22:16:05)
- 「仮面ライダー シティウォーズ」のアマゾンズイベントがまさかの千翼救済ルートで泣きそうになったゾ・・・ -- 名無しさん (2018-05-16 20:24:55)
- 全体的に主人公ライダーらしいことをさせてもらえなかった感じ 悠と仁さんのエピソードの中のサブシナリオでの主人公って感じ -- 名無しさん (2018-05-16 20:49:00)
- ↑×2 あの世界が特殊なのと、千翼は誰かを守るのが最優先&悠が色々フォローしてるってのもあってのことやね でも平常運転の仁さんェ…… -- 名無しさん (2018-05-16 20:57:30)
- 「この世に生まれた事が消えない罪というなら~♪」というOPの歌詞が千翼の人生そのものなのが悲惨 -- 名無しさん (2018-05-25 02:16:13)
- ↑ でも千翼の場合「生きること」も罪なんだよなぁ -- 名無しさん (2018-05-25 08:03:38)
- マスク割れた後の気合で修復が好き。演じる人がいじめられたりせいしん病まないかが心配。 -- 名無しさん (2018-06-30 17:34:43)
- 劇場版では仁さんも死亡・・・ -- 名無しさん (2018-09-04 23:29:41)
- あれ?千翼ってジオウが来たら救われるんじゃね? -- 名無しさん (2018-09-10 09:11:21)
- 何かアマゾンズシーズン2まともに見てない奴が千翼の事死ねとか言ってるの嫌い -- 名無しさん (2018-09-10 10:20:09)
- ジオウ「千翼さん、アマゾンネオの力取り戻しておきました!」 -- 名無しさん (2018-09-10 18:06:29)
- ↑ それが最高最善の魔王のすることかよぉ! -- 名無しさん (2018-09-11 08:58:26)
- 中の人が他キャストから見て可哀想なくらい追い詰められてた証言あって靖子ォ! -- 名無しさん (2018-10-10 01:29:32)
- 3話で医者がアマゾン化して患者を捕食して戦闘になったとこマジでトラウマすぎる -- 名無しさん (2018-10-20 19:09:32)
- タイムジャッカーは早くアナザーアマゾンネオ作るんだよ 王早くしろよ -- 名無しさん (2018-10-26 07:43:03)
- イユの廃棄システムなんだが、腕輪が外れなければ腕(肩から先)を切り落とせば良かったんじゃね? -- 名無しさん (2018-10-26 21:38:47)
- アナザーネオにされた人は可哀想……と思ったけど、もしそいつが悪意のあるテロリストだったら……? -- 名無しさん (2018-11-28 14:28:02)
- シーズン2ぶっ通しで見てるけどゾウアマゾンの捕食シーンほんと吐きそうなったわ...2のエグさは1の比じゃないね -- 名無しさん (2019-01-05 15:18:30)
- ↑シーズン1が小学生も見てるという事実を受けた結果、東映がブチ切れちゃったからしょうがないね。マセガキ共に一生消えないトラウマを植え付けてやろうという考えが見えて来ますねクォレハ…… -- 名無しさん (2019-01-26 18:49:02)
- 『この世に生まれた事が罪』『生きる事が背負いし罰』 寸分違わずその通りというのがもう・・・ -- 名無しさん (2019-02-14 17:58:09)
- 神 楽 坂 ル ナ -- 名無しさん (2019-05-16 11:47:44)
- ↑×9仁さんとの初会合のシーン、仁さん(谷口氏)のあまりの迫力の演技っぷりにガチでビビって撮影止めちゃって、イユと七羽さんの中の人双方から叱咤激励されたのが特に効いたらしい。尚谷口氏は逆にそこまで怖がるとは思ってなくて後で謝った模様 -- 名無しさん (2020-07-04 10:21:44)
- 画面越しにだって怖いのに、真ん前で相対している当人はもっと怖いだろうよ......よく最終回まで頑張ったよ、えらいよ... -- 名無しさん (2020-07-04 22:57:40)
- 蛍火最終巻から保護された時には既に手遅れ(人肉の味を知っている)だと判明、むしろそれでも耐えてた千翼の精神力が異常なのか -- 名無しさん (2020-07-14 02:50:56)
- それ以前に野座間自体がアマゾン用のタンパク質を盛り込んだ食料作ればよかっただけという -- 名無しさん (2021-05-01 09:13:21)
- 仁さんと顔合わせのシーンは、多分リアルな反応をしやすくする為の配慮かそのシーンの撮影まであえて冷たく接したこと、更に「お前の母さんはどうした?」の髪を引っ張るシーンがアドリブ動作だったのも影響してたんかな? -- 名無しさん (2021-05-30 19:31:26)
- ↑そんな二人も今では 前嶋君「新しい腕時計欲しいなぁ…」→谷口氏「お母さんに相談しよう」→前嶋君「はい!『お父さん』!」→東亜氏「しょうがないなぁ…(・-・)」→マジで誕生日プレゼントに買ってもらう とTwitterでやり取りする位の仲という… -- 名無しさん (2021-06-12 08:39:34)
- もし千翼が普通の人間だったら仁さんすごい親バカに鳴ってたとおもう -- 名無しさん (2021-07-23 07:45:11)
- 中の人最近BLACKSUNを見て「最高!さっきまで命だったものがあたり一面に転がってて本能と記憶が蘇る!」との事。立派に成長してて何より(遠目) -- 名無しさん (2022-11-07 10:47:45)
- 千翼がチュン介くらい弱かったら、結局悲しいけど被害は少なくて済んだんだよね… -- 名無しさん (2023-06-20 19:43:48)
- 規制済みユーザーのmonkeyによるPixiv百科事典から盗用した箇所を削除・修正 -- 名無しさん (2023-09-06 07:03:29)
- ウルトラマンアークのホムガーの生態が、同情するけど死んでくれ過ぎて千翼を思い出してしまった -- 名無しさん (2024-08-24 15:39:28)
- 今年の新ライダーガヴの主役の設定に親近感が沸いてる前嶋くん -- 名無しさん (2024-11-03 05:51:05)
最終更新:2025年04月23日 12:53