ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト

登録日:2014/07/06 Sun 21:14:00
更新日:2024/11/17 Sun 03:51:08
所要時間:約 7 分で読めます







谷口賢志「いやだって、ジュノンボーイで仮面ライダーですよ?殺したいに決まってるじゃないですか!」

「そんなの!もう僕はもう泥水啜って生きてきましたから…。」

「…それはまぁ冗談なんですけど(笑)」





「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」とは、主婦と生活社の月刊雑誌『JUNON』が年に1回開催する「美男子発掘コンテスト」である。



【概要】

1988年の第1回から毎年行われ、四半世紀以上続く名門となっている。

「書類審査」「面接・カメラテスト」「誌上での読者人気投票」「最終審査」といった関門を経て、
グランプリ、準グランプリ、フォトジェニック(読者投票1位)、審査員特別賞などの各賞が授与される。

その実績はすさまじいものであり、武田真治、原田龍二、袴田吉彦、柏原崇、伊藤英明、加藤晴彦、小池徹平、平岡祐太、中村蒼、溝端淳平、三浦翔平、ディーン・フジオカ……
これらの著名な面々がコンテスト出身者「ジュノンボーイ」に名を連ねている。


【アニヲタ向け概要】

……と、まあ書き連ねたわけではあるが、「それがアニヲタwiki(仮)と関係あんのか」と思われる方は多いだろう。
しかし現在、一部のアニヲタにも馴染み深い「ある作品群」とこのコンテストが、密接な関係を築いているのだ。

その作品群とは特撮ヒーロー番組、そしてミュージカル『テニスの王子様』(以下「テニミュ」)などである。

1990年代にも散発的にジュノンボーイの特撮出演例があったが、本格化し始めたのは2000年代初頭、「イケメンヒーローブーム」が沸き起こってからであった。
ブームが長期化して『仮面ライダーシリーズ』『スーパー戦隊シリーズ』が若手俳優の登竜門として認知されるようになり、
ジュノンボーイがレギュラー出演者に名を連ねる頻度が増加の一途を辿っていく。
そして、最終的にホリプロなどの大手事務所が積極的にジュノンボーイを特撮界に送り込んでくるようになったのだ。
なお、『ゴースト』から『ジオウ』までの主役はジュノンボーイの賞獲得者である。

更に2003年のテニミュ開始以降、ジュノンボーイがテニミュにも流れ込むようになる。
また、特撮ヒーロー番組とテニミュは出演者を融通しあう傾向が強いため、
多くの俳優が「ジュノンボーイ→テニミュ→ヒーロー番組」、または「ジュノンボーイ→ヒーロー番組→テニミュ」といったコースを辿る形となる。

詳しくは以下のリストに譲るが、かなり多くの人物がジュノンボーイだったのだと分かるだろう。
……「準グランプリ以下ばっかじゃねーか」「グランプリはこっち方面にあんまり来ないよな」などと、思うところはあるだろうが……



……と2014年夏頃には書いたのだが、その後グランプリがほぼ毎回特撮番組にやって来るようになり、また一歩状況が進むこととなった。

また、コンテスト最終選考会に出られなかった者達が結成した敗者復活ユニット「ジュノン・スーパーボーイ・アナザーズ」からの特撮参加も始まり、今後の更なる変化が注目される。


【アニヲタ向け受賞者リスト】

※煩雑化を避けるため、記述は一人一役とする。







  • 第13回グランプリ・伊﨑右典:『デビルマン飛鳥了/サタン
  •  同 審査員特別賞・伊﨑央登:『デビルマン』不動明/デビルマン 役






















追記・修正はイケメンの青田買い好きの方にお願いします。

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最終更新:2024年11月17日 03:51

*1 以前「植草裕太」名義でジャニーズJr.にいた事があり、本コンテスト入賞を機に現名義で再デビューしている。