美奈子先生(地獄先生ぬ~べ~)

登録日:2018/07/15 (日) 09:45:38
更新日:2024/08/26 Mon 17:11:09
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美奈子先生とは、漫画『地獄先生ぬ~べ~』の登場人物である。

CV:勝生真沙子
演:優香

プロフィール


身長:?
体重:?
年齢:?
※ぬ~べ~大百科発売当時はレギュラー化していなかったため、詳細なプロフィールは一切作られていない

人物


ぬ~べ~小学校時代の恩師。フルネームは不明。
茶色のロングヘアでカチューシャをつけており、巨乳でスタイルも抜群である。
律子に「自分にそっくり」と言われるほど顔立ちが律子によく似ており、律子から「この世のものとは思えない美しさ」だと絶賛されていた。
ぬ~べ~が生まれて初めて憧れた先生であると共に、彼女の存在がぬ~べ~の人生に多大な影響を与えている。

ぬ~べ~と同様に高い霊能力を持つ霊能力教師であり、ハンドヒーリングを得意としている。
当時は未熟な霊能力の影響で度々霊に取り憑かれ苦しんでいたぬ~べ~をハンドヒーリングで除霊し、
その力ゆえにいじめられていた過去を持つ自分と同じ境遇のぬ~べ~を心身両面で支えていた。
「いつかキミの能力を必要とする人達が大勢現れる」という言葉をぬ~べ~に贈っており、
ぬ~べ~に彼女と同じような霊能力教師として、生徒達を悪霊の脅威から命を賭して守ろうと決意させるきっかけを与えた。

ぬ~べ~にとっては慈愛に満ちた聖母のような存在であるが、その清楚そうな容姿とは裏腹に厳しくて豪快な性格。
ぬ~べ~をいじめるいじめっ子たちに容赦なく鉄拳制裁を加え「おてんばのはねっかえり娘」「嫁の貰い手がないぞ」と悪口をたたかれてるほど。
またぬ~べ~以上の健啖家であり、食事を始めるとものの数分でラーメンのどんぶりが山積みとなり、自身の座高程の山盛りとなったチャーハンを平らげた後で、顔より圧倒的に巨大なジャンボ餃子を踊り食いで一気に食べてしまう。
運動神経も抜群で、野球の剛速球も豪快なスイングで軽く打ち返し、ボウリングではボウルを転がさずにそのまま投げ飛ばしストライクを連発している。
ぬ~べ~の事は“生徒として”愛しており、ぬ~べ~が大人となった今でも生徒である事には変わりないという意識でいるので、ついついおせっかいをやいてしまうこともある。


来歴


悪霊にとりつかれたぬ~べ~を除霊しようとした際、ぬ~べ~の身体から飛び出してきたトウビョウに不意打ちでとり憑かれ、
ぬ~べ~に彼の持つ力で大勢の人々を救ってほしいと言い残し、命を落としてしまう。

自ら犠牲となる事でぬ~べ~を救ったが、死後、彼女の魂は悪霊たちによって地獄に引きずり込まれ、
地獄の鬼・覇鬼に魂を食われて覇鬼の身体の一部と化してしまった
幸いにも彼女の意思は覇鬼の中に残っていたため、覇鬼が現世に災いを起こそうと出てきた際に、
童守小学校に向かうよう仕向けて1人の生徒に覇鬼を取りつかせ、新任教師として赴任したてだったぬ~べ~に自分もろとも覇鬼を封印するよう頼む。
その後は覇鬼と一体化したままぬ~べ~の左手に封印された。
以後、鬼の手の力を使って生徒を守ると共に、「美奈子の魂を鬼の手から解放する」という目標が出来た。

初登場である『時をかけるぬ~べ~の巻』でぬ~べ~はチャブクロの力でタイムスリップし、
トウビョウを除霊することで美奈子を救おうとしたが、邪念のないものしか受け入れられないため、
鬼の手の力を使った瞬間に鬼の邪気を感知されたことではじき出されてしまい、失敗に終わっている。

普段は内側から鬼の手の力を抑制し、ぬ~べ~と2人がかりで力を制御している。
力を抑えるために霊力をほとんど使っているため魂は眠った状態であるが、時々、わずかな時間であれば意思の疎通自体は可能。
ぬ~べ~の霊力が上がる霊昇授日には負担が軽くなるため1日中、自由に話す事が出来る。
この際には鬼の手を彼女の意思でも動かすことが可能なのだが、
巨乳の重さを悪霊の仕業と思い込んだ女性の胸を除霊と称して揉みしだいたぬ~べ~を懲らしめるためとはいえ、
法子の胸を揉んだり郷子のパンツを無理矢理晒したり、秀一のパンツを脱がすのは教師としてやり過ぎではないだろうか。
(「この回についてはさすがに読者からの批判が多かった」「作者いわく、ぬ~べ~が逆らったり他の女性にデレデレしていたから嫉妬した」という)
まあ、過去編でもぬ〜べ〜のパンツを脱がそうとしてたし…

信州で発見された鬼を封じる法具・御鬼輪をぬ~べ~がはめたことで鬼の手の呪縛から解き放たれるが、
御鬼輪によって封じられていた巨大妖怪両面宿難の復活と共に重傷を負わされた律子を救うため、
やむを得ず律子の体に乗り移って彼女の魂と融合した結果、律子と美奈子の記憶がまじりあった1人の人間「律奈子」となってしまった。
律子の体の傷が完全に癒えるまでそのままの状態でしばらくぬーべーたちと行動することになり、復活した宿難を退治するため協力して戦う。
御鬼輪の破損を承知で鬼の力を解放しなくては勝てない相手だったこともあり、結局完全な解放はかなわず、律子と分離した後、再び鬼の手に戻ってしまった。

その後、ぬ~べ~と覇鬼が和解を果たした事でようやく呪縛から解放され、ぬ~べ~達の前に現れ元気な姿を見せる。
解放記念パーティでぬ~べ~や彼の教え子達との(陽神の術を使った体で)交流を楽しんだ後、ぬ~べ~に自分自身を成仏させてくれるように頼み、
最後にかつてのようにぬ~べ~にハンドヒーリングを施したのち、涙しながら天へと昇って行った。

OVA版

OVA版では全裸に頭と脚先が鬼の手のような触手に絡まれた状態で登場。

絶鬼が覇鬼を封印できたのは彼女の力だと知るまでは原作通りだが、原作とは違いぬ~べ~の精神を通じて覇鬼の中に介入してきた絶鬼により封印の妨害を受けるのだが、その妨害はSMプレイのごとく全裸で茨で全身を拘束するというもの。いいぞもっとやれよほど気持ちよかったのか内側から鬼の手の力を抑制してなければならないのにそんな事お構いなしに喘ぎ声をあげていた。これでも慈愛に満ちた聖母のような存在


能力


強力な霊能力を有しており、その霊力は強力な冷気を自在に操れるゆきめとほぼ互角で大型妖怪を容易に退散させるほど強い。
生前はハンドヒーリングにしか霊力を使ったことがなく、過去に戻ったぬ~べ~が「(トウビョウは)あなたの手におえる相手ではない」と言っていたことからして規模の大きい除霊経験もなかったようだが、油断してさえいなければ除霊出来ていたのかもしれない。

●主な技

  • ヒーリング
手の平から気を放出し、病気や怪我、霊障を治癒する。
比較的弱い悪霊もこの能力で除霊出来る。
本格的な霊障に対して効果があるのかどうかは作中の描写では不明だが、
両面宿難と渡り合っているところをみれば全く効果はないとも言い切れないかもしれない。

  • 霊気の風
自分の周囲に霊気の嵐を発生させ、霊体などあらゆるものを吹き飛ばす。律奈子となった時に使用。

  • 妖気封印
強力な霊気で妖怪の動きを封じる技。
鬼の手の中にいた時には、おそらくこれに近い技を使って鬼の力を抑えていたものと思われる。覇鬼によると彼女の制御はかなり鬱陶しいらしい。(覇鬼がアホなのを良いことに鬼の手の中であやとりや連想ゲーム、工作で気を逸らしていた訳ではなさそう)


その他


名前の由来は女優の「本田美奈子」から。

顔が律子に似ているのは、ぬ~べ~が律子に惚れている理由を作りたかったからで、
作中でもぬ~べ~は律子に惚れていた理由を「彼女に美奈子の面影を見たから」だと明かしている。
ちなみにぬ~べ~からそのことを聞かされた律子はショックのあまり号泣してしまった。
その時には明かされていないが文庫本ではぬ~べ~の母親もこの二人に顔が似ているため、憧れるきっかけとなった。

当初ぬ~べ~の恩師は若い男性にする予定であったが、岡野先生が「ぬ~べ~とキャラが被り描き分けられる自信がないから嫌だ」と言った事で女の先生となった。
他にも、折角ぬ~べ~の小学校時代を描くのだから、淡い初恋みたいなのを描きたいという理由もあったようである。

原作ではスカートは膝丈だが、アニメ版ではマイクロミニ丈を着用している。

追記・修正はハンドヒーリングを受けてからお願いします。


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最終更新:2024年08月26日 17:11