登録日:2018/06/17 Sun 15:00:55
更新日:2026/08/17 Mon 06:50:00NEW!
所要時間:約 16 分で読めるんだ!
鵺野 鳴介とは、漫画『
地獄先生ぬ~べ~』の主人公である。
声:
置鮎龍太郎(第1作・第2作)
少年時代:瀧本富士子(第1作)、土岐隼一(第2作)
演:丸山隆平
少年時代:若山耀人
●目次
プロフィール
身長:178cm
体重:68kg
年齢:25歳
生年月日:1971年7月21日
星座:かに座
血液型:O型
趣味:
パチンコ・カップラーメンの容器のコレクション
好きなもの:おしるこ・生徒・ゆきめ
嫌いなもの:生徒を傷つける悪霊
人物
童守小学校5年3組の担任教師。5年3組の生徒達からは「ぬ~べ~」という愛称で呼ばれ慕われている。
なおその渾名で呼ぶのは子供たちだけで、ゆきめ含む大人たちからは「鵺野先生」と呼ばれることが多い(目上の相手からは「鵺野くん」なども)。
特徴的なゲジゲジ眉毛(通称・村山富市元首相マユゲ)を持っているが顔は結構男前。中学の頃までは普通の眉毛だった。
教師なので大体ワイシャツに黒スーツ、そして黒のネクタイで決めている事がほとんど。上着を着ない時はワイシャツの袖を捲くっている。
それ以外の格好になっているシーン(遠足や海水浴へ行った時など)はあまりなく、雪山でもその格好でスノボをやっていた事がある(学生時代は雪山でスキーウェアをちゃんと着ていた)。
常に左手に手袋をしているが、これは昔、鬼と戦った事が原因で左手が「鬼の手」になったからである。
日本で唯一の霊能力教師であり、身の回りに巣くう悪霊や妖怪などが生徒達に危害を加えようとすると命を賭けて生徒達を守る。
霊能力教師としてちょっとした有名人であり、霊の仕業にしか思えない事が発生すると中学校や高校、市役所や警察などから調査を依頼されたり、霊や妖怪に悩む一般人からも基本無償で相談を受けたりしている。
また、時には人間だけでなく妖怪や霊的な存在にも頼られるすごい素質と度量の持ち主である。
現在は1人暮らし。アパートに住んでいるが、備蓄食料があるという理由で学校の宿直室で寝泊りしている事がほとんど。
貧乏神に取り憑かれた時に発生したボヤ騒ぎのせいで追い出されている。物語の終盤でようやく住んでいるアパートが登場するものの貧乏神の回で言及されたアパートと同じかは不明。
性格
真面目で正義感が強い熱血教師だが普段はドジで頼りないため、生徒達からは尊敬できる大人というよりは友達のような感覚で接されている。
だが実際はかなりの人格者であり、悩み事がある生徒には惜しみなく相談に乗る優しさと叱るべき時はしっかり叱る厳しさを併せ持つ教師の鑑のような人物である。
自分よりも生徒の事が大切だと考えているため、生徒達に危害を加えようとするものは誰であろうとも許さない。
たとえ鬼の手をもってしてもかなわない強敵が相手であっても、自分の命と引き換えにする覚悟で生徒を守ろうとする。
正義感が強すぎる故につい頑固になってしまい、敵対する相手(初期の玉藻や自分の父親)に対して一方的に敵視したり疑り深い態度を取ったり、
事態を把握する前に妖怪や霊を一方的に悪だと判断して倒そうとすることもあるが、自分の考え方に問題があると悟った時には素直に態度を改める誠実さと相手の意見を受け入れる柔軟さも併せ持つ。
意外と優柔不断なところがあり、特に自身の女性関係では相手を傷つけまいとするあまりに余計にあたふたして相手を怒らせてしまうことが多い。
また、心霊現象や妖怪の知識に長けているが、それが女性から敬遠される原因にもなってしまっており、怖がりの
律子先生にしつこく霊や妖怪の話をして嫌われてしまったり、遠足に出かけた際には律子先生に振られてしょんぼりしつつ会話の流れで心霊現象について解説しだしたところ、「怖い話になると途端に元気になって気味悪い……。」とバスガイドに呼ばわれてしまったりしている。
「どうせ俺は霊能オタクだよ!」といじける様子を見せるあたり、自覚はあるらしく、
ゆきめの好意を断る際の口実にもしている。
結果として、性格的な問題や女性に対する振る舞いからから、作中での女性人気はいま一つ(女生徒からの人気はそれなりにあるのだが)。
外見こそ主人公らしく二枚目なのだが、ファンからも「あんなにカッコいいのにもてないのは納得いかない」などの意見が出たため、作者から「
霊や妖怪の話しかしないからもてない」と説明された。
実際、劇中で律子先生をはじめとする女性に言いよっては手ひどく振られているシーンではろくな口説き方をしていない上、体重の増加を気にしている
郷子にストレートに太った呼ばわりするなど、デリカシーにも欠けている。
だが、妖怪には好かやすく、ゆきめに恋愛感情を抱かれている他、座敷童子や人魚の
速女などにもそのよき人柄を慕われている。
律子もしょうけらと勇敢に戦う彼の姿を見た事で彼を見直して好意を抱くようになり、黒魔術の使い手である黒井まみにも自分にとっての唯一の理解者として好意を寄せられるなど、全く人間の女性に慕われないというわけでもない。
ルックスについては主人公らしく二枚目で純粋にカッコいいと言える容姿なのだが、
玉藻京介のような線の細い美青年系ではなく、
特徴的な太く濃い眉が目立つこともあって、ゲジ眉呼ばわりされて邪険に扱われたりもしている。
割とスケベであり、律子のナイスバディを抱きしめたいと思い少年誌でまともに書けないようないやらしい事を妄想してたり宿直室でポルノ鑑賞してたり、霊がついていないのに除霊してくれとせがむ巨乳の美女を安心させる名目で胸を揉みしだいたりしている。
一方で奥手な一面があり、ゆきめと正式に恋仲になったにもかかわらず、プロポーズに踏み切れなくて結婚に二の足を踏んでいたり、結婚するまでは一切手を出していなかった。
また、いくらナイスバディでもいずなや美樹のような子供に対しては興味も示さないなど、倫理的な観念は強いようだ。
金銭面がかなり無計画であり、除霊をしても金銭は一切要求しない。それどころか霊水昌や経文といった除霊に必要な霊能力グッズの調達や悪霊や妖怪を封じる為の祠などの制作、成仏させた霊の為の供養塔の建築といったアフターケア、地域の寂れた神社への寄付や社の修繕といった慈善行為などをすべて自分の給料で行っている上に時には除霊の際に悪霊や妖怪と激闘を繰り広げた結果生じた様々な物的被害の弁償をする羽目になったりそれでいて騒動解決の度に気前よく生徒達に
ラーメンなどを奢ったりボーナスが支給されればこれまた生徒達に今川焼きを好きなだけ奢ってやったりクリスマスシーズンには生徒達の口車に乗せられてサンタとしてプレゼントを買い込む羽目になったりとしょっちゅう散財している為、貯金残高は少なく常に貧乏生活を送っている。
それ故か貧乏神によると、
貧乏になる素質があるらしい。
主食はほとんどカップ麺で、まともな食事にありつける給食の時間を大切にしている(故に給食を粗末にすると怒る)。
時には宅配ピザを注文する事もあるがその際にも「具なんて給食の残りで充分だ」と豪語して生地だけを格安で注文し、その様を見た校長から学校の恥と称された上にそんな給食の残りで作ったピザを生徒達に振る舞って呆れられたりもした。
また家財道具の殆どは童守小で定期的に開かれるバザーで格安で調達している模様。その為、多少古くなった家財道具をなんの躊躇いもなく粗末に扱う
秀一に対して激怒し、
両手を縛り上げて全身をムチでしばき回すというSMプレイじみた折檻をした事も……
給料日前は大体金欠であるため1日一食給食だけの生活になり、酷い時には危ないところに落ちているお金を無理して拾ったり、挙げ句の果てには定食屋の店頭にある食品サンプル(※当然ですが食べられません。良い子も悪い子も真似しないように!)をつまみ食いするなどして食いつないでいる。
それ程までのレベルの金欠になると時には生徒達に借金を頼むという情けない行動に出る事も(当然断られている)。
趣味の
パチンコに霊能力を使う場合もあるが、必要最低限の生活物資の確保のためでもあるので必要以上に儲ける事は基本しない。
件(くだん)のエピソードで「杉本アナが本命とした馬は来ない」のジンクスを知っていたため
競馬の経験もあるようだが、作中で馬券を買っている描写はほとんど見られないため、ただ詳しいファン・雑学水準の可能性が高い。
ギャンブル性・支出を伴う遊興としては、現在は
悪く言ってしまえば「イカサマができる」パチンコに絞っているようだ。
鬼の手を利用して
一攫千金を目論んだ事もあるが、調子に乗ったため失敗して病院送りにされるというオチがついた。
まあ両さんパターンである。
結婚後も金銭面の無計画さについては変わることがなかったため、後日談ではゆきめが家計に頭を悩ませており、自分の能力を活かして
かき氷の販売を行っていた。
必要以上に清貧を旨とするこの姿勢は、後述する父親との確執が絡んでいるが、ゆきめに小言言われてもちゃんぽん食べに行こうとするのはさすがにどうかと思う。
人間と霊や妖怪の関わりについての考え
初期の頃は比較的「人間と妖怪が一緒に暮らすことは出来ない」という考えに寄っていたが、悪意さえなければ、霊や妖怪にも親身になって接し相談に乗っており、人間界に興味を示した友好的な妖怪に対してもオープンに接している。
一方、妖怪ながら自分自身に恋心を抱くゆきめの登場や、「人の心が妖怪を作り出す」というテーマが明確化していくのに伴って、「人間と妖怪の共存は難しい」という考え方を表に強く出すようになっていく。
そしてゆきめとの死別を機に、人の心から生み出されるがゆえに時に闇の心を持って生まれ人に牙をむく存在である妖怪の背負う業を思い、「人間と妖怪は相いれないのか」という苦悩をたびたび見せるようになっていく。
そんな苦悩を持ちつつも、人間界で暮らす中で人間らしい心に目覚めていったゆきめや玉藻の姿を見て、「たとえ妖怪でも人間たちの中で暮らせば人間の心に目覚められる」という確信を抱くに至り、その信念は邪悪な存在である鬼をも揺り動かすまでになっていった。
また妖怪以外の霊。その中でも取り分け死者との関わり方については本人が高い霊能力を有しているが故に死者との対話も容易に可能な他、後述する反魂の術を会得している事からその気になれば
死者蘇生すらも実現させる事が出来るスキルを持ち合わせているがあくまでも生者と死者の間には一定の線引きをしているようであり、飼い犬を不慮の事故で亡くした
法子や突然の事故で亡くなった親友をゴーレムの秘術を用いる事で甦らせようとした沙知代、令和版アニメにおいて自身が作り上げた心霊ロボを用いる事でクラスで飼っていたウサギを甦らせようとした
晶などいずれに対しても
「死者との別れを惜しんで再会を望むのではなく、あくまで死者が安らかに眠れるよう冥福を祈るべき」だと教え諭している。
また童守小に存在すると言われている
あの世に連絡する事ができる電話を用いて急死した父と再び会話する事を望んでいた鈴木蘭太郎に対しても
「死者と言葉を交わすというのはやはり普通の事では無い上に未練が募るだけな可能性もある」として一度は推奨しない態度を見せていた。
能力
近くに霊や妖怪が現れたらすぐに霊気や妖気を察知したり、その強さから妖怪の種類を特定する事が出来、他の人には見えない浮遊霊もしっかりと見えている。
弱い悪霊や害のない浮遊霊などを成仏させる時は経文(白衣観音経)や術具などを使っているが、凶暴な悪霊や妖怪など普段の霊力ではどうにもならないような相手から生徒を守る時には
「鬼の手」の力を解放し、普段以上の強力な霊能力を発揮して戦う。
クレーンゲームでズルをするためだけに手袋を脱いで鬼の手を使って筐体を破壊してしまった事もあるが。(ただしこれは広に取り憑いた
寄生虫を鬼の手を用いて摘出出来るか?という実験を兼ねての事である)
作中では鬼の手による除霊が多いが、そちらはあくまで偶発的に身についた能力であり、実はそれを抜きにしても霊能力者として非常に高い実力と知識の持ち主である。
幽体離脱、降霊術、守護霊交代など数々の秘術を会得しており、それを用いて幽霊や妖怪の類いは勿論、時には学園祭を荒らす不良少年達や生徒達を人質に取って立て篭もった銀行強盗のグループに対しても立ち向かい、いずれも優位に立ち回っている。
また気を練り上げる事で別の肉体を錬成し、そちらに魂を移し替えて分身を生み出す陽神の術も会得しているがこの術を使う際に肉体を構成する気の量を調節する事で敢えて幼い姿となる事も可能であり、その状態で生徒達の前に姿を表す際には小学6年生の少年「陽神明」と名乗って別人を装うのだがこの姿になると普段の性格とは打って変わって生徒たちに対しては傲慢とも受け取れる言動が目立つようになり、それが原因で広とはしばしば対立する事がある他、時には郷子からも平手打ちを喰らう羽目になる事すらある。
少年の姿となっている際は普段は気にも留めない美樹の巨乳を意識してしまう描写があるなど肉体が若返った事に精神面も多少は影響される事が窺える為、劇中で度々見られた傲慢さが目立つ言動もまたそれに起因するものと考えられる。
因みに陽神の術で作った分身は物理的なダメージを負わない利点があるが、霊気や妖気などの気と気のぶつかり合いで気が飛び散ると徐々にダメージが蓄積されていく。
他には死者を甦らせる秘術、
反魂の術も会得しているが倫理的な観点から滅多に使用することは無い上にその後のエピソードにおいて
法子から不慮の事故で死んだ飼い犬を生き返らせてほしいと懇願された際にもそれを断っており、それらを鑑みると反魂の術自体は会得しているものの一貫して
死者蘇生というものには否定的なスタンスである模様。
そういった数々の術を含めた霊能力を行使する際、原作では白衣神咒という経文(劇中では初期を除いてもっぱら「白衣観音経」と呼ばれている)を用いるがこれは実在する経文であり、アニメ化に際しては製作陣が実在の経文を使用する事に難色を示した為にオリジナルの経文に変更され
宇宙天地 與我力量 降伏群魔 迎来曙光
吾人左手 所封百鬼 尊我号令 只在此刻
天地混沌 乾坤蒼范 人世蒙塵 鬼怪猖狂
天空海闊 鬼面仏心 鬼哭啾啾 霊感散消
うちゅうてんち よがりきりょう こうふくぐんま ごうらいしょこう
ごじんさしゅ しょほうひゃっき そんがごうれい しざいしこく
てんちこんとん けんこんそうぼう じんせいもうじん きかいしょうきょう
てんくうかいかつ きめんぶっしん きこくしゅうしゅう れいかんさんしょう
という内容になった。
先述の通り実在しない完全オリジナルの経文ではあるが制作にあたっては漢文学の専門家の協力を得て、押韻や平仄といったルールに従って作られた本格的なものとなっている。
その後令和版アニメや各種ゲーム作品においてもこちらの経文が採用されている為、ぬ〜べ〜の経文といえばこちらを思い浮かべる人の方が多いのではないだろうか?
その後ドラマ版においては再び経文が変更され
光明遍照 現威神力 魔界鬼界 降伏怨念 不思議力 悪霊退散
こうみょうへんじょう げんいじんりき まかいきかい ごうぶくおんねん ふしぎりき あくりょうたいさん
という形となった。
因みに原作において用いられた白衣神咒によって加護を齎す白衣観音は悪霊や妖怪を祓うというより無病息災の加護を齎すとされる観音様であり経文の内容もそれに準ずるものなので一見すると悪霊や妖怪と戦うぬ〜べ〜とは相容れないように思えるがその一方で白衣観音は安産や子育てにもご利益があるとされており、子供達を教え導く「教師」というぬ〜べ〜の職業とはちゃんとマッチしたチョイスといえよう
また後述する持ち前の運動神経もあってか旧アニメ版においては玉藻と鬼の手や経文等を使わずに素手で渡り合うという描写もあり、その際には玉藻の怒涛の如き連続攻撃を全て見切って回避した上で後ろ回し蹴りで反撃してみせる等およそ素人とは思えないような大立ち回りを演じていた事から旧アニメ版に限っていえばある程度徒手格闘の心得もあるようである。
恐らく除霊におけるメインウェポンが他の霊能力者とは違って鬼の手という特殊なものである為に必要に迫られて徒手格闘の技術も習得したと思われる。
霊能以外だと運動神経は抜群で、鉄棒、水泳、スキー、スノボ、スケートなどほとんどのスポーツをこなす事ができる。
学生時代に「鉄棒ぬーちゃん」と呼ばれていたので鉄棒には自信があり、体育の授業で片手大車輪やトカチェフなどを決めて生徒達から尊敬を集めていた(その後はハプニングで軽蔑の目を向けられるが、詳細は「河童と鉄棒の巻」を参照)。
水泳においては「河童のぬーちゃん」の異名で呼ばれていた上に中学の頃に全国5位だったらしく、幽体離脱で中学生の姿で離脱し水泳部員の霊と勝負を繰り広げていた。
他にも学生時代は「スケートぬーちゃん」「銀盤の貴公子」「氷上のスワン」を自称していたほどスケートに自信がある。
スキーやスノボーに関しても一級品の腕前の持ち主であるがスキー場でもいつもの黒スーツ黒ネクタイ姿で滑って生徒達から呆れられた上に予備校の看板や卒塔婆といった珍妙な物をスキー板やボード代わりにして滑って生徒達から恥晒し呼ばわりされて総ツッコミを喰らっていた
しかし懲りないどころか生徒達にボロカスに言われた事に逆上した挙句今度は和式便器をソリ代わりにして生徒達を追いかけまわして逆襲していた
そうした身体能力に反して、ものすごい機械音痴であり、
TVゲームも全くできない。
どれくらいゲームが下手かというと、格ゲーで開始1秒で自分から場外負けし、亡者を避けていくゲームなのにわざわざ亡者のほうへ向かっていきピンチに陥るほどである。
一応
運転免許は持っているが運転は超ド下手であり、車に憑いていた、この世に未練のある霊の協力を得る事でやっと人並みに運転できていた。
遠足で大型バスを運転する事になった時にはすぐに
立野広に替わり、高級外車(5万円で購入)を運転していた時に協力していた霊が成仏してしまった時には
アクセルとブレーキの区別がつかずに池に落下し外車をダメにしている。
どうやって運転免許取ったんだろうか?
令和リメイク版アニメでは
最初の放映週からしてスマホの地図が読めず、結果的に生徒が霊対処に関わる遠因を自分で作ってしまうていたらく。
体がとても丈夫で滅多に病気にはならない。しかし風邪は普通にひく。
『
こちら葛飾区亀有公園前派出所』の
両津勘吉にも匹敵する鋼の胃袋を持っており、何年も前に賞味期限の切れた饅頭を食べても平気。
給食で全校生徒が倒れるレベルの食中毒騒ぎが起きても1人だけケロッとしていた。
もっとも、流石に腐った卵を食べた時は腹を壊していたが。
15cmほどの隙間でも、そこにお金が落ちていたら入っていく事の出来る特殊能力(?)がある。
鬼の手
彼を語る上で欠かせないのが、彼の左手にある「鬼の手」である。
この鬼の手は、新任早々に除霊で対峙した地獄の鬼・
覇鬼を封じ込めたものであり、本来の彼の左手は除霊の際に吹っ飛んでしまっている(平成アニメ版ではそのままだが、令和アニメ版では原作と同じく吹っ飛んでいる)。
普段は鬼の手を黒い手袋で隠しているが、原作では鬼の手自体がこの世のものではないため、通常の状態では感触を感じる事は出来ても目には見えず、封印を解く事で視認できるようになる。
一方旧アニメ版においては手袋を外した直後は光に包まれていてそこから発光が収まっていくことでだんだん鬼の手の全体像が顕になっていき、敵を撃破した後には逆に黒一色の影のようになるという描写がされ、令和版においては手袋を外した直後はほぼ黒一色の状態でそこから改めて封印を解き、鬼の妖力が発動する事で色が付いてお馴染みの鬼の手の姿になるという形になるなど原作とは違って視認が全く出来ないという事ではない模様
だが原作でのあるエピソードでは
律子先生に左手を引っ張られた際に手袋がすっぽ抜け、中から普通に鬼の手が出てきて律子先生に見られてしまうという描写があるなど一定していない。
また旧アニメ版オリジナルエピソードにおいて
図書室の赤い少女が創り出した異空間の内部に引き込まれた際は全体が透明になってしまった上に力が一切行使出来なくなってしまっていた。
鋭い爪を持ち、筋肉がむき出しになったかのような禍々しい外見をしている。
アメリカ版ゴジラの足に似てい
て、「人類に打つ手はない」のポスターは実は鬼の手である。
左手だけであるがその力は絶大で、あらゆるものを切り裂き無に帰せしめる事の出来る、まさに彼にとっての必殺の武器となっている。
玉藻曰く「鬼の手の本当の強さは妖力の強さではなく、鵺野鳴介の生徒達を守ろうとする強い精神力であり、それが鬼の手の妖力を霊力に変換することで無限の力を産む」とのこと。
鬼の手は霊体なので霊を切る事が可能で、大抵の悪霊や妖怪ならこの鬼の手の一撃で無に帰る。
しかし
凄まじい怨念の集合体や神獣クラスの相手には通用しない事もあるが後述の通り平時に使用する際の鬼の手の力は全体の10%程度であり、なんらかの形で通常時を上回る鬼の力を解放した際にはミズハメや両面宿儺といった神獣クラスの相手をも見事粉砕してみせている。
しかし時には
左半身ごと封じられる、鬼の手そのものを奪われる、封印の要となっている
美奈子先生
に干渉されて意図的に暴走させられてしまう等して鬼の手自体を封じられるもある。
攻撃に利用する以外にも、霊に触れて会話を試みたり、霊体や魂に触れて思考を読み取ったり記憶の改竄や消去も可能で、その気になれば生物の幽体への直接攻撃もできる。
凶悪な
殺人鬼「
A」を相手にした時には幽体を無理やり引き剥がして地獄へ送ろうとしたが、直後に抵抗されて失敗に終わっている。
また、トラックと乗用車の衝突事故で車内に頭部から血を流す子どもに鬼の手から子どもに気を送り、救急車が来るまで保たせるという芸当を披露したことも。
更には「霊体である為にあらゆるものを突き通す」という理屈で
鏡の中の世界にも干渉が可能だったり「あらゆる物を切り裂く」という特性を利用して
空間を切り裂き、悪霊が作り出した異空間への入り口を作ったりエピソードによっては
霊体でありながら物理的な攻撃も可能だったり挙げ句の果てには
何処かの麦わら帽子の海賊の腕の如く伸びたり居眠りしたまま自動書記でテストの採点を行なったりと回が進むにつれて最早鬼を封じたものだからというだけでは説明が付かないレベルの万能アイテムと化している。
また劇中においては度々「鬼をその左手に封印した」と語られているが不慮の事故で瀕死の重傷を負った広の魂を三途の川から連れ戻すべくぬ〜べ〜が鬼の手を用いて自分の霊体を摘出した上で意図的に成仏させて霊界に送った際には残されたぬ〜べ〜の身体から鬼の手が消滅する描写があったり、いずなの実験で前世に戻されたまま戻って来れなくなった郷子の魂を連れ戻すべくぬ〜べ〜の魂が同じくいずなの術で前世に戻された際にはぬ〜べ〜の魂の左手に鬼の手がついていたり、死神に死を宣告された際に「鬼の手の鬼はあの世に連れて行けるのか?」という問いに対して「連れて行ける」という回答が返ってきてたりする為、それらの描写を鑑みると実態としては単に左手に封印されているというより「覇鬼がぬ〜べ〜の左手を介して彼の魂と密接に結びつく形で封印された上でその力が断片的に左手部分から顕現している」といった方が厳密には正しいようである
覇鬼は新任当時のぬ~べ~ではとても太刀打ちできない強大な妖怪だが、覇鬼に吸収されていた
美奈子先生の魂が内から力を抑えていた事で、ぬ~べ~は左手に覇鬼を封印する事に成功する。以降はぬ~べ~と美奈子の2人がかりで鬼の力を制御するようになった。
鬼の力は制御が難しいため、普段は10%しか解放していない。だが物語が進むに連れ20%まで解放できるようになり、終盤に覇鬼と和解した事で最終的には100%近くまで力を行使できるようになった。
ただし自力で鬼の肉体を完全に支配し、絶鬼を一方的にぶちのめしたこともある。まあこれは霊力ではなく精神力でやってのけた離れ業(というか
火事場の馬鹿力)であるが。
ちなみに「絶命受死日(ぜつめいじゅしび)」により急激に霊力が下がった時には、鬼の手の暴走により心も体も鬼になりかけた。その際には玉藻の呼びかけに答えた美奈子の魂が全力で力を抑えた事で事なきを得た。
逆に、霊力が好調になる霊昇授日(れいしょうじゅび)の際は、美奈子先生の負担が軽くなるため、彼女と会話することも可能になる。
なお、例え鬼の手を完全に制御できていたとしても憎しみのような醜い心で使い続けると鬼の妖気と同調して鬼の妖気に細胞を侵食されてしまい、人と鬼が混じり合った化け物となってしまう。
霊符を用いて鬼の手を盗みだした上で私怨の為に鬼の手を使って妖怪に対し殺戮を繰り返したヤン・カイルンは最終的にこの作用によって自滅に近い形で敗北している。
このようにぬ~べ~が鬼の手を奪われてしまった事は数度あるが、そのいずれもが鬼の手を制御できず暴走したり破裂したり、鬼の妖気と同調して化け物になるなどして自滅してしまっている。
ちなみに、肉体的な損傷と霊力はあまり関係ないらしく、車椅子生活で喋るのも辛そうなほどの重傷を負った
パラレルワールドでも(左腕自体が動かしづらいことを除けば)鬼の手は普通に使えていた。
また鬼の手自体にも強力な回復力が備わっているようであり、はたもんばとの戦いで指の股の部分から縦に真っ二つにされかけても数時間程度すれば戦闘が可能な程には回復し、麒麟との戦いで指の部分を全て切り落とされる程のダメージを受けた際にも数日で完全回復した模様。
また、鬼の妖気で育てたくだ狐「覇狐」をよく飼いならしており、郷子と広を転落から救ったりしていたが、霊力は高いものの戦闘訓練は積んでいなかったために、管使いの殺し屋の首領管乱坊が操るくだ狐、邪弧との戦いで負傷して以降登場していない。またその際に菅乱坊からは「霊能力者としては確かに一流だが管使いとしては未熟」とも評されており、やはりくだ狐を使った戦闘に限っては本職には一歩譲るようだ。
続編「NEO」では覇鬼が諸事情で地獄へと戻っていったので、鬼の残留妖気と陽神の術を組み合わせた劣化コピーを使用している。
後に強化形態の「鬼の手NEO」となった(詳細は後述)。
鬼の手のバリエーション
文字通り鬼の力を制御できる腕輪。これをはめることで鬼の手が刃物や鞭のような形状に変化し、攻撃力や射程距離が大きく強化される。
ただし作中に登場したのは精度の差こそあるが全て紛い物で、一定以上の力を解放した際に壊れてしまった。
完全に制御できる本物の御鬼輪は結局見つからなかったが、物語終盤で覇鬼と和解したのでもし見つかっても
宝の持ち腐れになっただろう。
ちなみに鬼自身にはめることでその力を封じ、弱体化させることもできる。というか、多分こっちが本来想定された用途なのかもしれない。
ヤン=カイルンに鬼の手を奪われた際、代わりの戦力として眠鬼を封印したバージョン。
覇鬼バージョンは手首の先だけだったのに対し、こちらは肘の先から丸ごと鬼の身体に変化している。見た目的には最早鬼の手ならぬ鬼の腕。
美奈子先生は覇鬼ごと奪われているため彼女の補助は得られていないが、眠鬼本人を説得して協力してもらっているので一応制御は出来ている。
が、気の強い眠鬼が素直に従うはずもなく、当初は半ば彼女に身体を乗っ取られる形で戦うはめになった(最終的にはちゃんと協力してくれたが)。
ちなみに眠鬼が喋るときは腕から頭が生えてくる。シュール。
封印が解けた覇鬼を止めるべく、眠鬼と合体した姿。相変わらず腕からは眠鬼の頭が生えてくる。
こちらは左腕どころか頭部も含めた左半身がほぼ丸ごと鬼の肉体で覆われており、左目付近から伸びた角と、背中から伸びた尾のようなパーツが特徴的。
そのパワーは覇鬼とほぼ互角で、空も飛べるし妖力波も撃てる。もはやほとんど妖怪。
が、覇鬼の
必殺技「焦熱覇拳」は流石に防御不可能で、ぬ~べ~は眠鬼を庇うために生身の右半身でこれを受け止め、そのまま戦闘不能に陥った。
続編である「NEO」における基本形態。その実態は鬼の残留妖気を使い、陽神の術で形だけ再現したハリボテ。
その威力はかつての1/100にまでダウンしており、ぬ~べ~自身の霊力をプラスすることでなんとかカバーしている。
とはいえ、弱い妖怪や悪霊を退治する分には十分な威力を持っており、また攻撃以外の応用技などはだいたい同じように使える模様。
なおメタな事情を言うと覇鬼と和解した結果鬼の手自体デメリット無しの強力な能力になってしまったので物語が描きづらくなり産まれた設定である。
阿蘇山の洞窟でアマノギコ神という大天狗に師事して会得した強化形態。
「蓄気法」という技術により、体内に蓄積した霊力を鬼の手を通じて瞬間的に放出する大砲じみた一撃を放てるが、使用後は霊力がスッカラカンになって戦えなくなってしまう。
当初はかつての鬼の手の1/3ほどの力しか発揮できなかったが、修行を重ねることでパワーアップしていき、鬼の手を遥かに凌ぐ威力を出す事も可能となった。
外見上の特徴として、手の甲に大きな宝玉が埋め込まれている。これは大天狗から卒業証として与えられたもので、気の流れをコントロールする機能を持つ。
右腕に眠鬼、左腕に覇鬼、胴部(と下半身)に絶鬼が合体した姿。いわゆる
てんこ盛りフォーム。鬼の鎧と比べると頭部の変化は少なめ。
腕から眠鬼や覇鬼の頭が生えてくるのは今までと同様だが、絶鬼はよりによって
股間から生えてくる。
三体の鬼の力をただ合わせただけではなく
何乗にも高めており、三体の鬼が束になっても敵わなかった鬼天帝を圧倒した。
が、下手に追い詰めたせいで鬼天帝が更にパワーアップしてしまい、不意打ちの反撃を喰らって合体が解除され、鬼たちも戦闘不能となってしまった。
ぶっちゃけ下記「鬼の手NEO(三丹田)」の前座というか噛ませ犬ポジション。鬼の鎧といいフルアーマーといい、合体形態は妙に扱いが悪い気がする……。
通所の蓄気法では気の蓄積に使う丹田は下半身の一つだけだが、更に眉間・胸部の二つの丹田も同時に使用する荒業。
霊力を放出していない状態でも鬼天帝と正面から打ち合えるほどのパワーを誇り、ゆきめの吸気法で弱ったところに霊力放出を叩きこんで止めを刺すことに成功した。
なお天狗一族でも使いこなすのは至難の業とされており、そもそも本来は眉間・胸部の丹田はこのような使い方をするものではないため、二度とこの技は使えないらしい。
来歴
生い立ち
幼い頃は父と母の3人で暮らしており、貧しいながらも幸せな家庭だった。
父親は、金は一切取らずに善意で人々の除霊を行っていた立派な霊能力者であり、鳴介の誇りでもあった。
だが母親が病気を患い多額の治療費が必要となった際、父親はやむなく今まで助けた人々を訪ねて金を貸してほしいと頭を下げて回ったが、行く先々で煙たがられ追い返されるばかりだった。
結局治療費を工面できず母親は病死。放心状態となった父親は鳴介を祖母に預けて失踪してしまう。
その数年後、父親は「
無限界時空」と名乗り、法外な金を要求して除霊を行う悪徳霊能力者として活躍するようになる。
そんな父親を鳴介は「最低の男」と憎むようになり、父親とは違う“正義の霊能力者”の道を歩もうと決めた。
除霊の報酬を一切請求しないのもこのことに起因している。
小学生時代は、非常に高い霊能力をコントロールしきれなかった事で頻繁に霊障にかかり、その事で同級生から気味悪がられていじめの対象となっていた。
そんな彼の救いとなったのが、彼と同じ境遇を経験した恩師・美奈子先生であった。
美奈子先生は鳴介が霊障にかかる度にハンドヒーリングで除霊をしていたが、鳴介に取り憑いた強力な悪霊の除霊に失敗し、鳴介を救ったのと引き換えに命を落としてしまう。
美奈子先生の存在は鳴介に多大な影響を与え、彼女の死後に鳴介は、彼女と同じように霊能力で悪霊から子供達を救えるような立派な教師になろうと誓った。
大学生の頃には有名な霊山を巡って本格的な霊能力修行に打ち込む。
その際にとある霊能力者と知り合い、彼に弟子入りして精神と霊力の修行に明け暮れた。
そして少女に取り憑いていた悪霊を除霊しようとしていた師匠に協力し、能力以上の霊力を発揮して除霊を成功させた。
実はこの時出会った霊能力者というのは憎んでいる実の父親こと
無限界時空だったのだが、この時の時空は顔を隠していたため、鳴介は彼が実の父親である事に気づく事なく別れた。
また、この時期に岩手のとある雪山で猟師に殺されそうになっていた幼少時のゆきめを助け、慕われることになる。
文庫版の追加エピソード「9月のレクイエムの巻」では、教育実習生としてとある学校に赴任した直後に秋山恵という生徒を霊能力教師(の卵)として初めて除霊。
強力な呪霊ながら除霊には成功したが、衰弱が酷すぎて既に手遅れであり、よりによって初めての生徒を救えず死なせてしまう経験をすることに。
理想と程遠い現実に絶望し、美奈子先生に誓った夢をあわや目前にして断念してしまうところだったが、
最期まで自分に感謝して「先生はきっといい先生になる。だから教師の夢を諦めないで」と励ましてくれた彼女の言葉に「必ず先生になって君のような子供をたくさん救ってみせる。」と約束したのだった。
教師となってから
念願の教師となり3年前に童守小へ赴任してきたが、赴任して早々に自分の霊力の数百倍はある地獄の鬼・覇鬼の除霊をする事となる。
覇鬼に憑かれた女子児童を救うため臆せず立ち向かうが、あまりにも覇鬼の力は強大であった為に除霊しようとした瞬間に反撃を喰らって左手首が吹き飛ぶ程の重傷を負ってしまう。
そしてその後も果敢に立ち向かうが力の差は歴然であり、たった2発の妖力波によって敗北寸前まで追い詰められるものの、死後悪霊達によって地獄に引き摺り込まれた後に覇鬼に魂を食われ、その肉体の一部となっていた美奈子先生が内部より覇鬼に干渉して動きを止めた為にすんでのところで死を免れる。
そして美奈子先生より覇鬼を自らの左手に封印するように指示されるもそれは覇鬼の内部に取り込まれた美奈子先生をも諸共に封印してしまう事を意味していた為、幼少期の自分を救う為に最期には自らの生命をも捧げた恩師にそのような苦難を味合わせる事に一度は躊躇うも断腸の思いで迷いを振り切り、美奈子先生の協力もあって覇鬼を左手に封印する事に成功する。
そしていつか美奈子先生の魂を鬼から救う事を誓い、それまで彼女の魂の宿ったこの「鬼の手」で子供達を守り続ける決意を固めるのだった。
そして5年3組の担任となった現在、ちょっと頼りないところはあるものの、子供達を悪霊や妖怪などから命がけで守る立派な先生に成長。
生徒達や仲間の協力を得て事件を解決したり、ピンチに陥った際には仲間達に助けてもらったりと、
紆余曲折ありながらも日本唯一の霊能力教師として活躍していく。
そして最終的には覇鬼とついに和解を果たし、美奈子の魂を解き放つ事に成功した。
またプライベートでも確執のあった父との和解と死を経て、恋人のゆきめとは結婚を果たした。
卒業シーズンを迎えたころ、九州某県の教育委員会から墓地の上に建設されたため霊的地場により悪霊や妖怪が現れるようになった学校に赴任してほしいという依頼が舞い込んでくる。墓地に建てる前に調査しろよというのは禁句である
考えた末にその話を受ける事を決め、後の事を玉藻に任せる。
そして今まで自分が命を賭けて守ってきた大切な生徒達をきつく抱きしめながら、涙で本心を明かした。
かわいくないわけないだろ…。
好きじゃないわけないだろ。
お前たちを世界で一番愛しているから。
俺から卒業してほしいんだ。
お前たちはみんなもう一人でやっていける。
強くなった。
そして童守町との別れの日。5年3組の生徒達やこの町で知り合った多くの仲間達に見送られながら、九州行きの電車に乗り込む。
電車に乗る前に、左手にしていた手袋を卒業証書として広に渡し、最後まで生徒達の事を気にかけながら九州へと旅立っていった。
赴任先の九州でも今までとほぼ変わらず悪霊や妖怪から生徒を守る日々を送っている。
だが場所が九州という事で、生徒達からは「ぬ~どん先生」と呼ばれている(そう仕向けたのは、ぬ~べ~に着いて来た
眠鬼)。
恋愛関係
物語当初は同僚の
高橋律子に惚れていたが、会う度に怖い話をしていたので怖がりの彼女からは嫌われていた。
- ゆきめが現れ、事ある毎に彼女の猛アタックを受けるようになる。ぬ~べ~はゆきめに内心惹かれていることを自覚していたものの「人間と妖怪が暮らすのは無理」だと考え、あえて突き放していた。しかしゆきべーの一件の際にゆきめから「雪女が雪童(ゆきべー)を産むのは人間の女性で言うと生理を迎えたようなもの」「これで私も成人した雪女」といった旨の発言を聞かされた上で「今度は本当の子供が欲しい」と迫られた際には顔から湯気が出るほど赤面した挙句生唾を飲み込みながら「いつか誘惑に負けそうな自分が恐い…!」と独白しており、割とギリギリだった模様。その後、妖怪に襲われていた律子を救った事で彼女からも好意を寄せられるようになるが、最終的にはゆきめに対する自分の思いを改めて自覚し、様々な困難を乗り越えてゆきめと結婚する事となった}。
- ちなみに律子先生に惚れていた理由は、彼女の顔が恩師であり少年時代の初恋の相手である美奈子先生に似ていたからとの事であり、更にはそんな美奈子先生にも「ぬ〜べ〜の母親に容姿が似ている」という設定が後に追加され、あくまで後付けの設定ではあるがその事実も加味すると美奈子先生に対する憧れ、及びそんな美奈子先生によく似た律子先生への好意はどちらも幼少期に失った『母親』という存在への憧憬故に無意識にその影を追い求めていたとも受け取れ、その上で最後にはそんな律子先生ではなくゆきめを選んだ事で女性の中に母親の影を見てそれを追い続けるのではなく1人の女性を本当の意味で愛するという結果にようやく辿り着けたとも考えられる。
ゆきめと結婚後は彼女と共に九州へと赴任し、書き下ろし「さらにそれからの地獄先生ぬ~べ~」では彼女との間に6人の子供が生まれていた。
16歳設定のゆきめと恋愛関係になるのは、教師として大丈夫なのかと単行本のミニコーナーでも突っ込まれている。
本編ではそのまま九州へ転勤していったが、『霊媒師いずな』では3年前(25歳)に白虎と戦っており、その後は傷の呪いによって廃人と化していた。
だが
葉月いずながチャブクロを使って過去を改変したおかげで、本編と同じくゆきめと結婚した後に九州へと赴任していった。
年齢は28歳。
本編において、郷子が迷い込んだ
パラレルワールドでは、彼女たちの卒業から数年後、これまでにない強力な悪霊と戦って敗れ、
廃人となって、律子に介護されながら車椅子生活を送る姿が描かれていた。
その経緯と姿は、『いずな』で描かれたものとほぼ同じであり、この
パラレルワールドが『いずな』につながるものではないかと言われている。
九州へ赴任して12年後。年齢は37歳。
童守町が再び霊界との接点が最も近づく「逢魔ヶ刻」へと入ったため、校長となった石川の判断で童守小学校へと戻ってきた}。
年齢は37歳だが外見は12年前とほとんど変わっておらず、性格もほぼ昔のままである。
教師としてキャリアを重ねているだけあって、不登校、いじめ、
モンスターペアレントなどの今時の教育問題にも柔軟に対応できるようになり、
教師となったばかりの郷子が教育現場の現実を目の当たりにして苦悩していた時には相談に乗り事態の解決に力を尽くしている。
生徒にゲンコツを食らわせる、立たせる、大声で怒鳴る、トイレ掃除を罰として強要するなどの懲罰的な指導は今の時代では問題視されやすくなったためやらなくなり、
ベテランらしく、生徒たち1人1人の置かれた境遇と気持ちを重視して腰を据えた指導}を行うようになった。
ただし、
細川美樹の姪っ子であるイタズラ者の茉莉に対しては「特別待遇」として昭和のやり方でガンガン叱りゲンコツを食らわせている。
身の回りで起きる悪霊による事件を解決していくうちに、今回の逢魔ヶ刻は人為的に起こされていた事を掴む。
そしてカルラとの戦いで宗教秘密結社「ヴィムク」の存在を知り、彼らの動きに注意しつつ生徒達を闇の脅威から守り抜く事を決めた。
その後ヴィムクの陰謀に巻き込まれていき、大羅刹鬼天帝降臨をもくろむ謎の存在地獄人との戦いに挑むことになる。
前回の終盤でゆきめと結婚していたが、現在は以前と同じく1人暮らしをしている。
それはゆきめが不治の病「霊力病」にかかってしまったからで、強い霊力を持つ人間が側にいるだけで彼女は死ぬ恐れがあった。
そのためぬ~べ~は彼女の命を守るために離れて暮らす事を決めるが、いつか再び一緒に暮らせる日が来ると信じ、日々解決策を思案している。
前述の通り鬼の手NEOはエネルギー切れが欠点だがこのことに関しては好都合で、霊力をカラにすることで一時的に近寄れることがわかり、
現在は週に一度ゆきめとオンラインで顔を見せ合い、たまには直接会ってもいる。今のところ子供はいないが、12年前に偶然生まれたゆきベーを息子同然のように可愛がっている。
ちなみに前作で散々苦労したゆきめとの極寒共同生活は、長年一緒に暮らしているうちにすっかり慣れてしまっている。
また、ゆきめが前作最終巻の後日談
読み切りで始めていた
かき氷屋はこの12年でアイス会社として大企業に成長しているが、
貧乏が身に染み付いてしまっているため、現在も以前と変わらず貧乏生活を送っている。
その他
連載初期は「普段は実力の30%しか発揮できずよく除霊に失敗する一方で、生徒を守る際には100%の力を発揮する」という設定になっており、鬼の手の存在はおろか霊能力の事すら過去にぬ~べ~の除霊を受けた経験を持つ郷子以外の生徒に全く信用されていなかった。
その中で、妖怪や霊に襲われた生徒がぬ~べ~の真の力を目の当たりにして驚きつつ信頼を寄せるようになるというのが初期3話までの共通の流れだった。
しかし4話以降は自然消滅的にこの設定が持ち出されることはなくなり、話が進むにつれて生徒以外にも守る対象が広がっていったこともあって、
「優れた腕前を持つ、頼れる霊能力者」というキャラクター像で描かれていくようになった。
その代わりなのか、事情のある怪異などに除霊対応を取らない理由を説明せずに子供たちの不安で話を引っ張ることも時々ある。
霊能力での人助けについては上述の通り、利他主義を貫き無償の奉仕に徹しているが、いずなと初めて出会った時に
「霊能力で金を稼いで大金持ちになる」という夢を聞いた際には肯定的に受け止めて自分の主義主張を押し付けるようなことはせず
「ならなおのこと修行をやり直すべきだ」と進言までしている(「そんな未熟な霊能力で金をとるとは厚かましい」とも)。
霊能力を利用して悪辣なやり方で儲けることを批判しているだけで、霊能力の人助けで対価を得ること自体は否定しないスタンスのようだ。
実は一度だけ神様の決めた寿命により心臓発作で死亡している。
だが彼の死後に現れた妖怪「あぎょうさん」の「なんでもうそにしてしまう」という能力により、うその力で玉藻やゆきめですら勝てない無敵の妖怪と化したあぎょうさんを前に絶望した広の「ぬ~べ~はもう死んでこの世にいないんだ!!」という言葉を「うそ」にしたため、奇跡的に生き返る事となった。
{ある意味命の恩人であるあぎょうさんはこの後ぬ~べ~に瞬殺されました。
ドラえもんかよ。
もっとも、その場にいた玉藻からは「そんなことで人が生き返ったりするものだろうか」と疑念を呈され、もっと大きな、運命のようなものの働きがあったのではないかと、彼らしくもないほどの衝撃を受けていた。
名前の由来は、映画『悪霊島』のキャッチコピー「鵺の鳴く夜はおそろしい」からで、外見は『
装甲騎兵ボトムズ』の「
キリコ・キュービィー」と『
ブラック・ジャック』の「
ブラック・ジャック(間黒男)」がモチーフとなっている。
『
美味しんぼ』の「
山岡士郎」のイメージも少し入っているらしい。
これらのキャラは、いずれも父親(あるいはそれに相当する存在)と確執を抱えており、またキリコやブラック・ジャックとも恋人と悲劇的な別離を経験しているという共通点がある。
ぬ~べ~の場合は父親の方がブラック・ジャックのように法外な金額を請求しているわけだが。
また特徴的な
太い眉毛は
永井豪の漫画に登場する主人公たちのデザインに影響を受けたものであるという
連載前の
読み切りの段階では「ぬ~ぼ~」という名前であった。
だが連載が決定した時に担当編集者が「
ぬ~ぼ~というお菓子がある」と指摘されたため現在の「ぬ~べ~」へと変更された。
我が左手に封じられしアニヲタよ
追記・修正する今こそ その力を…示せ!!
- ぬーベーっての父親って毒親かな?親子の関係冷えきっていたし…。 -- 名無しさん (2021-09-06 22:04:51)
- 子供を捨てて家を出るという親として最低のことはしたが、少なくとも毒ではないよ。毒親ってのは、子供を都合よくコントロール・支配しようとする親のことだからな。
妻の死までは普通に良好な家族関係だったし、妻を亡くした後にぬ~べ~に「妻を失ったのは身勝手な人間のせいだ!」と吹き込んで洗脳するみたいなこともしてない。関係が冷え切ってるかどうかではなく、その親と子がどんな関係だったかを見なきゃだめよ -- 名無しさん (2021-09-08 11:25:16)
- 他のジャンプの教師キャラ(殺せんせーやウォールバーグ校長)と気が合いそう。 -- 名無しさん (2021-10-01 20:15:49)
- ↑殺せんせーとは似ている点が多いって最強ジャンプ辺りでも紹介されていたな。理解者の死をきっかけに教師の道に進むところも同じ -- 名無しさん (2022-08-06 09:01:01)
- 鬼になった事はあるけど中の人が別作品でも鬼をやるとは。 -- 名無しさん (2023-02-03 22:00:33)
- コメントのログ化を提案します。 -- 名無しさん (2023-02-03 23:16:04)
- ↑2 玉藻はその作品で、親方様の役をやっていましたよ。 -- 名無しさん (2023-02-05 22:08:20)
- ログ化しました。 -- (名無しさん) 2023-02-11 20:07:47
- ぬ~べ~って、買い食いには厳しい一方で身銭を切って奢る事には甘々なんだよなw 生徒が教師におごってもらっちゃだめっていう校則は確かにないけど、保護者から問題視されたりしなかったんかな。ほかのクラスの生徒からも5年3組だけずるいって思われるだろうし。 -- (名無しさん) 2023-11-10 14:08:27
- 小学校の先生だけど、子どもが相手の時でも普通に一人称を「俺」にするって珍しいと思う。現実にも同じ人いるのかな? -- (セイ) 2023-12-24 21:57:41
- ↑若い教師なんかだと割と昔から居る。特に子供との距離が近いタイプの男性教師には割と多い。まぁ現実的に良いか悪いかはなんとも言えない所 -- (名無しさん) 2023-12-28 19:22:17
- ジェイスターズでの超必殺技は覇鬼の体乗っ取ったヤツにしてほしかったなー -- (名無しさん) 2024-04-30 15:17:08
- 強いが神クラスを相手にするとストレート負けするし、頼りになるだけに絶望感がヤバイ -- (名無しさん) 2024-07-24 17:38:38
- 降り積もれのドラマ見て思ったけど、楽な道を選び、自分勝手に誰かを守った気になって心の弱さに溺れ、幼稚な傷のなめ合いの結果がどれほど恐ろしい事を招くかと思うとぬ~べ~は本当の善と愛のために心も鬼にして腕も鬼にしてたんだな。 -- (名無しさん) 2024-09-18 21:46:50
- 2025年版アニメも中の人が続投してくれて嬉しい。 -- (名無しさん) 2024-12-02 18:12:18
- 「Oリング」の回でパチンコで大当たりを出したぬ〜べ〜に対して広達が「軽蔑した」とか言いながら「生徒である立場」を盾にぬ~べ~にラーメンをおごらせてたけど、今思えばダブスタのタカリだと思う -- (名無しさん) 2025-02-06 09:21:49
- ↑2もし変わってたとしたら声の似てる中村悠一さんあたりがいいかな。 -- (名無しさん) 2025-03-01 20:16:21
- 原作生年月日だと今年の誕生日、あと2週間で54歳。……今の御時世じゃ悪い方向に知恵が働く邪悪な妖怪や霊の類がインターネットを悪用してそう(親が連絡手段に子どもにインターネットにアクセスできるスマートフォンを持たせることも珍しくない)から、機械オンチじゃ苦労するか……小悪党程度ならむしろ泣いて許しを乞うくらいになってそう -- (名無しさん) 2025-07-12 00:11:09
- 2025版も置鮎さん続投かー! 嬉しいねえ -- (名無しさん) 2025-07-13 19:07:41
- チャブクロでやり直したい過去に美奈子先生を死なせた方を選んだけど、9月のレクイエムで恵ちゃんを死なせてしまった過去と秤にかけた上での苦渋の決断だったんだろうね… -- (名無しさん) 2025-07-13 20:14:08
- ぬ~べ~の誕生日は原作者も同じだったりする。 -- (名無しさん) 2025-07-21 13:02:44
- 土岐隼一さんが少年ぬ~べ~になった事で、怪人開発部の黒井津さんに新旧ぬ~べ~が出揃う事になった -- (名無しさん) 2025-12-23 00:14:37
- 除霊に関しては「適切な相場」が作中で出ていないので、時空も言うほど悪なのか微妙な所だけど、当時は清貧を貫く事にカッコよさを感じていたが、今は若さを感じるようになってしまった -- (名無しさん) 2026-02-04 17:22:31
- アニメでの字幕は『ぬ~べ~』ではなく『鵺野』いや、間違っていないけども・・・ -- (名無しさん) 2026-02-04 22:12:49
- 無意味な太字や色付協調が増えてて読み辛かったんで、悪いけど消さしてもらったわ。 -- (名無しさん) 2026-03-17 16:46:27
- ↑太字や着色を読みづらいと思うか否かは人それぞれですし、括弧を削除した(または消しきれていない)ことでレイアウトが崩れてしまっています。 -- (名無しさん) 2026-03-17 16:57:55
- ↑2 表示がグチャグチャなので修正してください -- (名無しさん) 2026-03-17 17:16:10
- 覇鬼戦での左手破損は旧アニメでは変更やむなしで新アニメでは打撃ではなく、光線で失ったことになったが光線なら、まだ良いんだ -- (名無しさん) 2026-05-19 23:44:00
- ↑1 打撃ではなく、衝撃波だった -- (名無しさん) 2026-06-07 19:08:01
- 新アニメ版だとエロ描写を全面的にカットしたことと、バックボーンを描くことを優先した関係で、おちゃらけた印象がほとんどなくなってる気がする。 -- (名無しさん) 2026-08-13 09:00:01
最終更新:2026年08月17日 06:50