トゥルーライズ(映画)

登録日:2011/12/23 Fri 21:32:11
更新日:2025/07/02 Wed 22:00:31
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トゥルーライズ(True Lies)』とは、1994年公開のアメリカ映画。
アーノルド・シュワルツェネッガー扮する凄腕のスパイが、その身分を家族に隠しながらテロリストと戦う姿をコメディタッチで描く、アクション映画。
1991年のフランス映画『La Totale!』を見て気に入ったシュワルツェネッガーが、ジェームズ・キャメロンにリメイクを持ちかけて製作された。

ちなみに、タイトルの意味は直訳すると「本当の嘘」である。「上昇」の「ライズ」(rise)ではない。


[あらすじ]


ハリー・タスカーは妻ヘレンと娘ディナとの3人暮らしを送るコンピューターのセールスマン。
だが、彼の本当の姿は、大統領直属の国家保安組織「オメガ・セクター」所属のスパイだった。

ある日、妻の浮気を疑ったハリーは、組織の力を使って捜査を開始。誤解と判明したものの、妻が抱く平凡な日常への不満を知り、彼女にスパイの任務を疑似体験させるハリー。
ところがそこへテロリスト一味が乱入、夫妻は捕らえられ、娘も巻き込まれてしまう。国家と家族の危機にハリーが奮闘する。

[登場人物]


本作の主人公。スパイ組織「オメガ・セクター」に属する敏腕スパイ。家族には表向きコンピューターのセールスマンとして身分を隠しており、それが原因で妻が浮気したり娘からは煙たがられていた。
仕事振りは一流だが、妻の浮気に大きな精神的ダメージを受けて組織の総力を挙げて浮気現場を押さえるのはもはや笑うしかない。
正体を知られた後、ヘレンからは「ランボーみたい…」と言われた。むしろこっちだが。

  • ヘレン・タスカー
    演:ジェイミー・リー・カーティス
    吹替:戸田恵子(ソフト版)/一城みゆ希(フジテレビ版)
ハリーの妻で、法律事務所の司書。平凡な毎日に飽き飽きしており、刺激を求めてスパイを名乗るサイモンと密会していた。その後は色々と刺激的すぎる目に合うが……
作中のポールダンスは色んな意味で必見。
筋肉モリモリマッチョマンの変態で平凡なサラリーマンなどいるのだろうか。
なお、最後には……。

  • ディナ・タスカー
    演:エリザ・ドゥシュク
    吹替:林原めぐみ(ソフト版)/水谷優子(フジテレビ版)
ハリーの娘。父が不在がちなこともあってか少しスレ気味で、バイクに乗ったガラの悪そうな男と付き合っていたり、家に来ていたアルの財布から金をネコババするなどDQNな行動が目立つが、終盤で人質にされる。
しかし、大事なキーを盗んで逃げたあたり、あの親にしてこの娘ありだなと思わされる。

  • ジュノ・スキナー
    演:ティア・カレル
    吹替:一城みゆ希(ソフト版)/一柳みる(フジテレビ版)
美術商の女性だが、実はアジズ率いるテロ組織の協力者で美術品に武器や兵器を混入させていた。
アジズ曰く「男にだらしのないバカ女」で、現に「ハリー・レンクィスト」という偽名でビジネスマンを名乗って近づいたハリーにまんまと乗せられ、しかも男性として好意を持っていたらしく、直後にアジズに平手打ちを浴びせられ叱責される。
ヘレンにワイン瓶でボコられ、共々海の藻屑となった。
ちなみに、VHS版で吹き替えを担当した一城みゆ希は上記の通り、フジテレビ版ではヘレンの方を演じている。

  • アルバート・マイク・ギブソン
    演:トム・アーノルド
    吹替:安原義人(ソフト版)/羽佐間道夫(フジテレビ版)
ハリーの相棒。通称「アル」。複数回の離婚歴があり、2人目の妻の時にはある日家に帰ったら冷蔵庫の製氷皿に至るまで何もかもが無くなっていたという。主に裏方担当でハリーのストッパーでもあるが、女にナニさせて張り込みをフイにしたことがあるらしい。
「え? 知っていたの?」(フジテレビ版)
ヘレンの浮気疑惑が発覚した際にはハリーのためを思って浮気の調査結果を隠したり、組織の総力で浮気現場を押さえようとする彼を止めたりもしたが、前述の弱みを握られていたためあっさり協力する事に。
ヘレンから金蹴りを食らったり、デイナから財布の金をネコババされたり、ハリーとコンビを組んで長いのにずっと裏方だったりと何かと悲惨な目に遭いやすい。
ちなみに、作中で彼が自ら明かした2人目の妻に逃げられた際の逸話は、トム・アーノルドの実際の経験談である。

  • ファイザル
    演:グラント・ヘスロヴ
    吹替:宮本充(ソフト版)/森川智之(フジテレビ版)
ハリーの相棒その2で、ハリーのチームに配属されたばかりの新人スパイ。冒頭のハッキングではいきなり卑猥な事を言う。
出番は少ないが終盤ではTV局のカメラマンに変装してテロ組織の兵を撃破する活躍を見せた。
「見てろベイビー、スカートの横からチョロっと手を入れて一気に濡れたアソコへタァーーッチ!」(フジテレビ版)
「黙ってデータ引き出せ!」(フジテレビ版)

  • アジズ
    演:アート・マリック
    吹替:樋浦勉(ソフト版)/若本規夫(フジテレビ版)
イスラム系テロ組織「真紅のジハード」のリーダー。
ペルシャ湾に展開する米軍の即時撤退を訴え、車の爆破はもちろん、あらゆる爆弾テロに関与する過激なサイコ野郎。
危険人物なのは間違いないのだが、あいにくこの映画はアクションコメディなのであった。
詳細は該当項目を参照。

  • ミスター・サイモン
    演:ビル・パクストン
    吹替:江原正士(ソフト版)/牛山茂(フジテレビ版)
ヘレンの浮気相手。周囲を警戒する口ぶりから、会話を盗聴していたハリー達からはスパイじゃないかと疑われていた。
その正体は……何のことは無いただの中古車のセールスマンで、口は達者だが小心者のスケコマシ。
手を出した相手が悪く、拉致されてお漏らしした挙句、パンツ一丁で放置される羽目に。
「スパイがビビってションベン漏らしたりするか!?」(フジテレビ版)
ラストでも登場するが……。

演じるビル・パクストンは後に『ツイスター』などで主役を務めているが、本作ではあまりにギャップの激しいボケ担当。
ちなみにパクストンはキャメロン監督とは学生時代からの親友で、「ターミネーター」の序盤で服を奪われる不良役、「エイリアン2」のハドソン役、そして「タイタニック」のブロック役なども演じている。

  • スペンサー
    演:チャールトン・ヘストン
    吹替:納谷悟朗(ソフト版、フジテレビ版)
「オメガ・セクター」のリーダー。なぜか眼帯をしている。
「君らの話は、スカートの上から尻を撫でるようなものだ」(フジテレビ版)


[余談]


  • DVDも発売されているが、菅生氏の吹き替え版と玄田氏の吹き替え版の両方が収録されている。
    他のキャストの吹き替えや台詞も違うので、一粒で二度美味しい仕様。
  • 昨今は映画枠の減少で主にテレ東枠で放送されているが、放送時間を2時間に収めるため、中途半端に切られることも多い。
  • なお、本作から20世紀フォックスのお馴染みのオープニングロゴが、手書きによるアニメーションからCGに変更された。



ヘレンが…ヘレンが…男と追記・修正してる…!
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最終更新:2025年07月02日 22:00