ゆうぎり(ゾンビランドサガ)

登録日:2018/12/22 (土) 01:12:29
更新日:2024/04/07 Sun 22:14:26
所要時間:約 3 分で読めます






さくらはんを信じなんし!


出典:ゾンビランドサガ、6話より、2018年10月4日~12月20日まで放送、
MAPPA、Ⓒゾンビランドサガ製作委員会


『ゆうぎり』とは、『ゾンビランドサガ』の登場人物である。


プロフィール

生年月日:1863年11月23日
没年月日:1882年12月28日
享年:19
血液型:自称AB型
身長:165cm
体重:48kg
スリーサイズ:B94/W62/H89(Iカップ)
趣味:扇子集め
好きな食べ物:甘酒
嫌いな食べ物:ゆず
好きな色:赤


概要

佐賀を救うために謎のプロデューサー、巽幸太郎の手により甦らされたゾンビィ5号にして、
アイドルグループ「フランシュシュ」のメンバーの1人。
巽曰く幕末から明治にかけて活躍し、明治維新の裏に彼女ありと称された*1伝説の花魁とのことで、
メンバー内ではぶっちぎりで古い時代の人物である。

廓詞で話す落ち着いた物腰で、礼儀正しく、三味線の腕も一流。
セカンドライブでは、源さくらと二階堂サキのラップバトルに見事に三味線を合わせる等器用な一面も。

競争率の高い遊郭で花魁に上り詰め、更に激動の幕末~明治初期(史実では「佐賀の乱」も起きていた)を生きたためか胆力はメンバー随一。
「ゾンビなので体が臭いかもしれない」という推測に(たえと)彼女は唯一動揺しなかったり、
別時代すぎるゆえか自分の時代になかったもの・価値観もそういうものだと受け入れ、
パソコンや音響設備といった彼女からすればオーパーツに等しい存在に囲まれつつも戸惑うことなく生活している。
この辺は、同い年かつ中途半端に時代が近いゆえにジェネレーションギャップに悩まされた紺野純子とは対照的である。
一方、ふとした一言に生前の境遇のハードさがうかがえることも。

その胆力と包容力、落ち着きもあってか、サキからは「姐さん」と呼ばれる等メンバー内では所謂お姉さんポジションとなっている。
(実は最年長は山田たえなのだが、彼女は意思疎通が困難なので)
実際は死んだはずが蘇ってしまい周りの環境はガラッと変化し身内もまったくいないという絶望的な状況なのだが、
それでも弱音を一切はかず落ち着いていられるのは流石といえる。
……彼女が大きく動揺したのはそれこそガタリンピックにて山田たえが人前で封印されしパーツ状態になった時くらい。

その落ち着きの一方で、時折人の話を最後まで聞かずに手を出すことがあり、相手が自分の求める答えを言っていてもビンタする等理不尽な所もある。

また幸太郎が飲みに行くBARのマスターである徐福はゆうぎりに恩があるらしい。


容姿



出典:ゾンビランドサガ、11話より、2018年10月4日~12月20日まで放送、
MAPPA、Ⓒゾンビランドサガ製作委員会

アイドル活動以外では和装に身を包み、幕末生まれの女性としては比較的長身。
更にはバスト94のIカップというメンバー1の爆乳の持ち主……生前はさぞ人目を惹きつけたことだろう。

未成年であるが、時折煙管を吸っている描写がある、アイドルとしてそれはどうなのだろうか。
まぁ当時は喫煙の年齢制限などなかったし、現在はゾンビなので健康を害することもないのだが。
『リベンジ』では花魁時代の経験を生かしてか、バイトとして『スナック千夏』なる店で働いてもおり、YouTubeにて接客するCG姐さんの様子がアップされ、東京から来た歌って踊れるケモ耳少女ともコラボしていた。

ゾンビ状態では首周りに傷があり、おそらくこれが死因(斬首)だと思われる。


生前の頃



人間関係

フランシュシュのメンバー。
頑張りすぎて周りが見えなくなりがちが彼女を諭す等よく気にかけている。
理不尽ビンタの被害者その1。

フランシュシュのメンバー。
絡みは多くないが、同い年であり、古い時代を生きた者同士の2人。
ただし、体のある部分は雲泥の差。

フランシュシュのメンバー。
気付けばよく一緒の行動している仲良しコンビ。
天才子役と花魁という正反対の存在なのに仲が良いのは、リリィが亡き母の面影を彼女に求めているからか。
ちなみに、年齢差は7歳。

プロデューサー。
アイドル達に対し常に傍若無人に振舞う彼だが、ゆうぎりに対しては妙に避けている感がある。
そこには、彼行きつけのBARのマスターとの「約束」があるようで……。
理不尽ビンタの犠牲者その2。
花魁として人を見る目に長けたゆうぎりも幸太郎の本質は見抜いているようで、
幸太郎がさくらを特別大切にしていることに気づいていた。

  • 徐福
幸太郎の行き付けのBARのマスターである老人。
外見は60代後半〜70代程度の壮年男性であるが、生前のゆうぎりを知っていたりと遥かに長い時を生きている事を思わせる。
明治の初期の頃にゆうぎりが出会った老人徐福が彼と酷似しており、二人の会話からおそらく同一人物だと思われるが、出会ったばかりの頃と比べると顔つきが少し若くなっていたり、頭髪が復活していたりと未だに謎が多い。

  • 喜一
生前、未亡人になったばかりの頃のゆうぎりが出会った青年。
当時取り潰しになり長崎に吸収合併されていた佐賀を復活させようと、駆け回っていた所をゆうぎりと出会い、彼女の協力と自らの尽力により佐賀の独立の兆しを気付いたが、彼のことは歴史には何一つ残されていない。
ゆうぎりに仄かな想いを寄せていたが、結局それが叶うことは無かった。夢は叶ったものの想い人が自分を庇ったせいで処刑されたと知った時の彼の心境や如何に…
ゆうぎりビンタの最初の被害者でもあるが、この際のビンタは心が折れかけた喜一への喝を入れるためであり、全くの理不尽さは無い真っ当なビンタであった。
ゆうぎりと徐福の会話から、当然ながら現在は既に故人と思われる。
声や外見がどことなく巽幸太郎と似た雰囲気をしているが、関係は不明。

  • 伊東正二郎
喜一の友人であり、常に冷静で冷めたような雰囲気のある青年。
どこか影のある怪しげな雰囲気はあれども喜一に対しては良き友人として接していた…と思われたが、その正体は明治政府から遣わされた監視係。
旧佐賀藩の浪士が怪しげな動きを見せたらその処理をする役割を担わされており、喜一に接触したのもそのためだった。ゆうぎりは彼の闇に少し気付いていたようであり、時折怪しむような目で睨んだりしていた。
しかし、喜一と接する内に彼の目指す自由な未来を信じたくなり、自らゆうぎりにより斬られる道を選び彼女の腕の中で生涯を終えた。
いわゆる政府の犬という立場ではあったが、彼もまた佐賀のために命をかけた歴史に名を残していない一人であった…
外見がフランシュシュを追う雑誌記者の大古場と少し似ているが、両者の関係は不明。

喜一と伊東は形は違えどゆうぎりと共に生きた仲間であり、友であった。
そのことを徐福も理解しているのか、BARには当時3人が撮った写真が今でも大切に飾られている。



追記、修正は理不尽にビンタされてからお願いします。

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最終更新:2024年04月07日 22:14

*1 但しデータ上の生年月日を見ると維新時は約5歳なので、どちらかというと「明治の裏に彼女あり」といった方が正確かと思われる。