カンパニー(スパロボ)

登録日:2019/04/13 Sat 01:00:00
更新日:2025/04/21 Mon 14:08:20
所要時間:約 11 分で読めます






カンパニーとは、『スーパーロボット大戦T』に登場するオリジナル勢力の名称である。


【概要】

とある『宝』を求めて、混迷を極める地球圏に突如出現した謎の勢力。
得体の知れない高度な科学力を誇り、頻繁に今作の主人公部隊『T3』に接触と交戦を繰り返す。

カンパニーの名の通り「企業」という形を取る変わったオリジナル勢力で、当然ながら勢力名はダミー企業名。
地球人、それも
  • 会社を追われた中年サラリーマンの「シゲイル・セイゴ」
  • 中二病を拗らせた浪人生の「ロニー・マーブック」
  • ゲームはうまいけど10歳の普通の少年の「ポール・ダルジュ」くん
といった明らかに戦闘訓練を受けていないようなド素人をスカウト・契約して機動兵器のパイロットとして運用する。
あたかも合法的な企業を謳っているが、その実戦闘を放棄して逃げようものなら矯正プログラムにより洗脳・精神制御を施し無理矢理戦わせる非道な手段すら躊躇いなく用いる。

その機動兵器の性能などから、T3のメンバーから地球外との関連を疑われていたが…。

















この先は『スーパーロボット大戦T』の重大なネタバレを含みます。ご注意ください。










【真実】

正式名称「第13・24・32銀河および汎星団間共同体同盟下における軍事協賛組織連合」
すなわち複数の異星人達で構成された敵勢力であり、様々な銀河に兵士を派遣し戦争で戦果を齎す宇宙規模の民間軍事会社
余りに長すぎる正式名称か、略語である「UND」というワードを構成員も使用する。
前線指揮官は戦場に姿を現すととりあえず名乗る。仮にもサラリーマンであるためことを考えると、名刺を差し出しているようなものだろう。

明確な異星人の敵組織はゾンダーだけな今作において、その存在はT3並びに地球圏にも多大なインパクトを与えた。
過去作品で言えばゾヴォークに近い連中であり、その中でもよりゴライクンル度が増しているが勝手な退職者には死が与えられる。


なお彼らが探し求めていた『宝』とは地球人そのもの。
そもそも「何の戦闘訓練も受けていないような子供や学生、ド素人が機動兵器を操り多大な戦果を挙げ英雄になる」というロボットアニメのお約束的シチュエーションは、
宇宙から見た場合常軌を逸した異常事態でしかなく、UNDは地球人の潜在的ポテンシャルに着目。
10億人もの地球人を兵士に仕立て上げて銀河各地に派遣する一大プロジェクト「地球人兵士化計画」を目論んだのが今回のUND侵攻の発端。

上記のド素人ばかりをスカウトして兵士に仕立て上げたのは事業が本当に上手くいくかどうかの実験であり、結果は見事に成功。*1
「地球人ならば老若男女含めたどんなド素人でも僅かな教育と戦闘訓練を受けさせれば優れた兵士に育成できる」と判断し、全人類と『契約』を結び傭兵化することで宇宙規模の事業の大幅拡大を果たし、宇宙の覇権を握ろうと目論んだ。

企業らしく根回しも得意で、作中では色んな勢力に根回しや接触を試み、大なり小なり交流や協力関係を築きつつ勢力拡大とプロジェクトの完遂のため暗躍する。
加えて『契約』自体も地球人の自由意志を貫いているため、T3の面々も勧誘に応じること自体は否定していなかったりする。
あくまで問題となっているのは、素養があれば「戦争を望まない人も無理矢理兵士に仕立て上げられること」である。
最終盤では戦火が拡大すれば10億人では済まない数がそうなるリスクを危惧する声もやはりというか、挙げられた。

一見ブラック企業にしか見えないが、ラグナヤルの方針もあり実はUNDの傘下に下った者は地球人であっても差別せず「兵士」として真っ当に扱い、交わした契約は順守することを明言するなど意外とホワイトな一面もある。
ヤザンのように戦争を好む者にとっては比較的快適な企業かもしれない。
ちなみに計画が無事成功した場合、地球人が真っ先に送られる戦場は今ホットな戦場となっているアストラギウス銀河。
原作ではその後も大きな戦争が繰り広げられた場所だけに、6割近い戦力が投入される算段だったらしい。



【構成員】

企業という組織形態故か経営陣などは別の銀河に存在しており、下記の者は「地球人兵士化計画」のプロジェクトを担当するメンバーにすぎない。
何だかんだで皆企業人ということもあり、勧誘はあくまで『契約』という形に拘る。

さまざまな銀河の異星人が集ってきており、その内情も様々。中には故郷をUNDの軍事力で守ってもらっているなんていう話まで出ている。
ちなみに撃墜された際モブ兵士の口からは「査定」「出世」など中々生々しい単語が響き渡る。
規模がデカすぎる組織名だけに末端は厳しいらしい…

ネームドキャラのデザインは『X』に引き続き八房龍之助が担当。


ラグナヤル・ディンハーリッシュ


いいだろう。万の言葉を並べるよりも剣の一振りだ

UND零番艦隊…!T3に我等の力の全てを見せてやるぞ!


UNDの全戦力を統括し、最強の第零番艦隊を指揮するUND全艦隊司令。
UNDの軍事面におけるトップであり、「艦隊指揮においては宇宙に並ぶ者なし」と謳われた伝説的名将。
宇宙の流浪の民「アーシック」の出身で、赤銅色の肌+獅子の鬣みたいな髪+緑色の眼+筋骨隆々な肉体といかにも昭和のロボアニメに出てくる異星人感溢れる外見を持つ壮年の男。
艦隊指揮には軍配を使いる。

性格は質実剛健で公正公平な武人。
「力ある者が全てを手に入れる」を信条に掲げて戦いを好む一方で、自他共に厳しく信賞必罰の精神で部下を統率している。
この信条は徹底しており、力ある者に対しては女子供であっても侮辱したり差別することなく、種族の垣根を超えて公平な評価を下すことが可能。
大将という自覚や責任も重く、艦が大ダメージを受ければ自分以外の乗員を退艦させて独りで戦うことも辞さない、部下想いで器の大きな誇り高い熱血漢である。

下衆や外道、人格に問題ある奴等ばかりだった近年の指導者系オリジナルキャラの中では普通に真っ当な人格者。
実際彼と戦場で対話したガンダムファイター達にも好評価で、「好漢だが志は相容れないため戦うしかない」と言われている。
ただし人格者とはいってもバリバリの体育会系な気質に加え「地球人はUNDの契約下に入って戦うもの」という固定観念で思考が半ば固まっているため、勧誘は極めて強引。
おまけにその厳格さが部下に尊敬のみならず息苦しさも与えてしまい求心力が落ちていることも自覚しており、淀んだ状況を打破すべく今回の「地球人兵士化計画」を立案し太陽系に進軍した。

終盤では地球人を観察している間に、信賞必罰を前面に押す前時代的な自身の思想と方針に限界が来ていることを半ば悟り始めながら静観。
結果UNDのみならず、インベーダー、宇宙怪獣、ゾンダーといった宇宙に名を轟かせる強敵を退けたT3のメンバーを絶賛すると、
「10億人の地球人よりもT3のメンバーをUNDに引き入れた方が効率がいい」と結論を下し、T3を敗北させ第零番艦隊に引き入れようとT3に決戦を申し込む。
この戦いには「戦争を勝手に仕掛けたUNDが取る最後のケジメ」という思惑も隠されており、ラグナヤルを打倒することが結果的にUNDとの戦い以外での交渉の道に繋がるという可能性が拓いている。
絶対悪ではなくあくまで「企業」というUNDの特異性がここでも発揮される形となった。
搭乗機体は艦隊旗艦アールオール。

UND艦隊のトップではあるが、あくまで司令官としてであり、経営上の上層部は黎明戦争後も健在。
第零艦隊を打ち破ったUND史上最強の軍隊であるT3及びそれを擁する地球人に対して、今後も交渉による勧誘が行われることが語られている。


ワシールモン・ラズエルソン


言っておきますが、私は博打は好きではありません
これは意地や誇りを懸けた戦いではなく、ビジネスなのです。勝てるから、私はここに来たのです
この理屈が理解できますか、フフン…?


第13銀河の惑星「ルノビックB-3」出身のUND執務官。
前線指揮官として太陽系遠征の現場責任者を務めるルーディーの直属の上司。
紫色のふわふわした長髪、尖った耳が特徴の蛇みたいな細身の中年男性。地球人と遜色ない外見のようだが、細めている目を見開くと黒く禍々しい異形の目が姿を見せる。
あとやけに表情が豊かでコロコロ変わる顔芸枠。

自分より下の者に慇懃無礼な態度と嫌味な小言でねちっこく詰め寄る粘着質な性格。所謂嫌な上司。
しかし慇懃無礼な態度は冷酷で残忍な本性を隠すための仮面であり、根は意外と激情的。テンションが上がると仮面が剥がれて醜悪な本性が顔を出す。
本性は戦争そのものを「業務」「ビジネス」と捉えて戦いに闘志や野心といった私情や我欲の類を持ち込まない一方で、
兵士の存在を「消耗品」と称して人の命を軽んじ、契約を結ばせるために地球に甚大な被害を齎す卑劣な作戦も躊躇いなくこなせる悪い意味でビジネスライクな人物。

UNDへの忠誠心は本物だが地球を「戦略的にも資源的にも価値のない辺境の星」と露骨に見下しており、そもそもラグナヤルが立案した「地球人兵士化計画」に対して懐疑的な目線を送る。
部下のルーディーに対して小言が多いものの高い評価を下しているが、地球かぶれのファッションには難色を示しており小言が増える原因になっている。

「スマートかつ効率的な業務遂行」を標榜する知性派気取りの策謀家。
その自負に違わず様々な独創的戦術で何度も大きな武勲を上げてきた有能な人物で、自身の能力に絶対の自信を持つなど口先だけの頭でっかちではない。
……が、(宇宙人視点での)地球人の常識離れした潜在能力に圧倒され、何度も敗戦を繰り返し頭を悩ませる羽目になる。
嫌味な言動や人外な素顔で分かりづらいが、根の思考は常識的な社会人に近い人物。
理屈抜きで感情的に動いたり、味方を助けるため組織のトップが直接闘う地球人の行動を「そんなムチャクチャな…!」とつい本音で愚痴る場面を垣間見せ、
当初は勝つ気満々だった癖に自慢の戦略が完全に崩壊しいよいよ追い詰められると180度態度を変えて急に休戦を提案しようとするヘタレっぷりも特徴。
それでもUNDを裏切らず、ヘタレ気味ながらも最後までUNDの一員として命懸けで戦いに臨んだ。
搭乗機体は戦艦アーピエス・アート。


ルーディー・ピーシーザルト


お世話になっております。UNDのルーディー・ピーシーザルト上級戦務官です

CV:永島由子

第13銀河の工業惑星「ルモエア」出身のUND上級戦務官。
赤紫色のショートカットととんでもないボリュームの爆乳が特徴のグラマラスな美女で、見た目は地球人と見分けがつかない。
姿を見せる度に自身のフルネームを名乗ることで他人に名前を覚えてもらう努力を欠かさないビジネスウーマン。

気持ちの切り替えが早いサバサバとした明るい性格で、失敗や迷いを引きずらないなどサラリーマン適正も高い女性。
オンオフも非常にはっきりしており、オフタイムであれば戦いを仕掛ける事をしない割り切りの良さなど、屈託のない笑顔もあってどこか憎めない人物。
また先入観や常識にとらわれない柔軟で自由な発想力もあり、地球人のライフスタイルにいち早く迎合した。
というか、初接触前の時点で地球の文化に感化されており、格好が地球的なのもそのため。
…が、そのことが上司のワシールモンの小言のネタにされる哀しみを背負った。
時には小言で説教される最中「就職先が間違ったのではないか」と内心頭を悩ませるなど世知辛い光景も見せている。
同じ中間管理職にあたる立場でも、主人公達とはこの辺で対になっているあたりはライバルポジションといったところか。
特務三課の雰囲気を見て、就職するところを間違えたかもしれないと思ったりもしている。

プロジェクトでは地球人のスカウトを担当し、サンプル収集から直接的な勧誘まで幅広く執り行う。
試作機テストパイロットも務めるなどパイロットとしての力量も一流で、前線に赴くことも躊躇わない。
使用機体はイービットγとイーファスΣ。

初登場時に前作のあの男みたいな豹変枠かを疑われたが、そんなことはなく蓋を開けたら表情豊かで可愛いと評判であった。

敗北後はかねてから不満を抱いていたUNDを離脱し、同じように地球文化に感化された元社員とともに放浪。
その途中でシャアと合流し、彼にUNDに関する情報を渡したりしている。
黎明戦争後はVTXユニオンに入社し、特務三課に配属される。


【協力者】

エイム・プレズバンド


元軍人にして現地球連邦議会議員。48歳。
地球連邦の改革を標榜する政治家グループ「暁の会」代表であり、その清廉潔白さや知的な弁舌は市民から絶大な人気を誇る。
物語では自軍の協力者として、様々な支援や情報提供を行うなど後ろ盾として活躍していた。

が、終盤になって地球側のUNDの協力者であったことが発覚。
私欲のない清廉潔白な性格、「力のない市民のために地球を守りたい」という意志こそ本物だが、実際は「人類は黄金の時代に進むことはできない」という諦観に染まっており、『黄昏の時代』特有の退廃的な価値観に支配されていた。
そしてUNDの力を目の当たりにすることで10億人の地球人兵士化計画に賛同。UNDの傘下に入る形で地球を外宇宙の驚異から守ろうとしていた。
しかしT3が想定外の奮戦を見せ、数多くの奇跡を起こして外宇宙の驚異を悉く退け続けたことに衝撃を受けて考えが揺らぎ始め、「自分こそが黄昏の時代の体現者であったこと」を認めながら、それでも自分の考えが正しいと信じ最後まで前線に赴き戦った。

その他、彼についての詳細はこちらを参照(『スパロボT』最終盤ネタバレ注意)。


【保有する兵器】

今回も『V』に登場したオリジナル勢力・ガーディム同様、純粋な機械技術を用いたタイプの敵。
戦艦による戦いを重視するなど戦術もガーディムと似通っているが、ガーディムとは異なり他の版権作品のキャラを積極的に自軍に取り込む柔軟さを持つのが特徴。

主要動力源はクォーク・ドライブ以上のコスト・パフォーマンスを誇る「アンチプロトン・サイクル」。

機体のデザインはキャラクターに引き続き八房龍之助が担当。豪奢ながら、バイオニックなディテールからもそれがうかがえる。


機動兵器系

イービットα


全長:42.45m
重量:186.7t

近接戦に長けたUNDの突撃戦術用機動兵器。
カラーリングは黄緑色。
本来はアーピエスの艦砲射撃で敵の戦力を削いでから残存戦力の駆逐・制圧を目的に開発されたが、
地球人類の戦術に合わせるため艦隊やイービットβと同時運用・展開されている。

足は存在せず、人型戦闘機といった趣が強い。
そしてこのサイズなのでモビルスーツとかで戦おうとするとサイズ差補正が響いてくる事さえある。

■武装
  • レイ・クレイヴァー
両腕に当たる部分から展開されるエネルギーソード。


イービットβ

全長:42.45m
重量:198.7t

砲撃戦に長けたUNDの砲撃戦術用機動兵器。
オレンジのド派手なカラーリングが特徴。
用途はイービットαと同じ。場合によってはイービットαの進行ルートを確保するため前衛を務める場合もある。

αと違い手があるのだがゲーム中では飾り。

■武装
  • レイ・フォーカス
両肩の部分にマウントされた、緑色のレンズが特徴的な高出力エネルギー砲。


イービットγ


突撃戦法で行きます!

全長:42.45m
重量:208.9t

UNDの総合戦術用機動兵器。
紫色のカラーリングが特徴。ボディは共通だが両肩と両腕がαとβのものを合体させたような構造になっている。

αとβ、2機の武装を全て装備し遠近に対応できるようになったのが大きな特徴。
戦術に合わせて各機の分担が明確に区分されているUNDではこの機体の存在は異端。高コストなのもありあまり使われていないが、地球人の戦術に対抗すべく急遽導入された。
戦いの中で特性の異なる2つの兵器を状況に応じて逐次選択しなければならないため、パイロットへの負担も大きいことが問題視されており、それらを非戦闘員であったりロクに戦闘訓練を受けていなかった者でも難なくこなす地球人類のトンデモっぷりが浮き彫りになってしまった。

序盤ではルーディーが、終盤ではいよいよモブ兵士が使用してくる。

■武装
  • レイ・クレイヴァー
  • レイ・フォーカス
説明の通りαとβの両方の装備をしている。


イーファス


シゲイル「消えろ、無能め!」
ロニー「俺こそが、新たな時代のパイオニアとなる…!」
ポール「目標は、ハイスコアの更新だよ!」

全長:68.32m
重量:322.6t

UNDの最新型総合戦術用機動兵器。
機体色は白と金。
設計プランのみで開発が延期になっていたが、機動兵器を中心とする地球人の戦術に対応すべく前倒しで開発された経緯を持つ。
γ同様全領域対応の武装を持つため搭乗者への負担は大きいが、現行のイービットシリーズを凌駕する戦闘力を持つ。
白いカラーリングは試作機だったが、後の制式量産機も結局白のカラーリングが使われることになる。

試作機にはスカウトした地球人が搭乗し運用しており、後に一般兵が量産型のパイロットとなっている。
鳥と戦闘機が入り混じったような有機的なフォルムが特徴的。

■武装
  • アンチプロトン・ビッター
両腕の翼状の腕に内蔵された8門のビーム砲からビーム弾を乱射し、最後に4門を収束させたビーム砲をニ回発射してトドメ。移動後使用可能。

  • アンチプロトン・スマッシュ
機体下部の大型砲から放つ大出力のレーザー砲。長射程。


イーファスΣ


では…チェック・メイト!

全長:68.32m
重量:322.6t

イーファスの上位機種。
機体色は鮮やかでド派手な赤色と金色。
量産型イーファスのカスタムタイプで、エースパイロットに支給される。
武装は通常版のイーファスと同じ。


イーファスΩ


全ての罪は俺が背負う!

全長:68.32m
重量:322.6t

ラグナヤルがエイムに友情の証として贈呈したイーファスのカスタムタイプ。
カラーリングはアールオールと同じ黒と金。
パイロット専用にチューンされており、パイロットの技量により最大限の力が引き出された戦闘力は他のUNDの量産兵器とは一線を画す。
武装は通常版のイーファスと同じ。なお、中の人の関係で2回行動を、気力が130以上になると3回行動をしてくる。


戦艦系

アーピエス


全長:-
重量:-

UNDの主力戦艦。
カラーリングは緑と金。
星間戦争の主力は艦隊戦であり、まず超長距離間での艦砲射撃でスタートする。
それを制するために開発されたアーピエスシリーズは、高い命中率を誇るパルセウム・バスターを各所に装備、全方向に対して砲撃が可能。
更に偏光レンズにより砲火を集中させることもできるため火力は申し分ない。
艦首には大口径砲テラ・パルセウム・ディフィーターを搭載し、艦隊の一斉射は惑星すら破壊するという。

スパロボVでガーディムに配備されていたスリニバーサ同様、「面」を強調した戦艦としては特異なデザイン。
懐に飛び込まれる前にケリをつける方向性に踏み切った結果のようだ。

アーピエスとその発展系は全長は明記されていないが地味に3Lサイズもあるため、ダメージ補正が不利に働きやすい。

■武装
  • テラ・パルセウム・ディフィーター
MAP兵器。艦首主砲による大出力の砲撃を叩き込む。

  • パルセウム・バスター
アーピエスの全火砲を前方に集中させてビームの弾幕を展開し薙ぎ払う。


アーピエス・アート


目障りです。逝きなさい

全長:-
重量:-

UND艦隊指揮官の座乗艦。
カラーリングは赤と金以外に変更点はない。
見た目は同じだが各部出力と火力が向上しており、更に高精度の戦況分析システムを搭載したことで、戦場に投入された場合の自軍戦力は15~30%ほどの向上が見込めるという。

武装の種類は通常版のアーピエスと同様。出現数が少ない一方、指揮系統中枢が実装されている。


アールオール


足を止めた時が、貴様の生命が終わる時だ!

全長:-
重量:-

UND艦隊司令の座乗艦。少数量産型であり、各艦隊の旗艦として一隻ずつ配備されている。
カラーリングは黒と金で、艦首の火砲下部から衝角のように巨大な刃が伸びているのが最大の特徴。
アールオールは各艦隊ごとに独自のカラーリングや装飾が施されており、中でもラグナヤルが駆る第零番艦隊旗艦が特に有名。
アーピエス・アート以上の戦闘力を誇り、テラ・パルセウム・ディフィーターを含めた全火力を前面に集中させた戦術は凄まじい破壊力を生む。

■武装
  • テラ・パルセウム・ディフィーター
MAP兵器
アーピエスと同じく艦首砲による大出力の砲撃を叩き込む。

  • 全砲撃集中戦術
アールオールの全火力を使う!全砲、一斉射!

アールオールの全火砲を前方に集中させて連続でビームの弾幕を展開し、最後にテラ・パルセウム・ディフィーターによる砲撃を放ち大地諸共敵を蒸発させる。






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最終更新:2025年04月21日 14:08

*1 なんと3人ともUNDのモブ兵士に比べれば強い。