登録日:2012/10/27(土) 01:39:32
更新日:2025/01/20 Mon 19:51:43
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WORST(ワースト)とは高橋ヒロシが月刊少年チャンピオンで連載されていた不良漫画である。
クローズの続編で発行部数は2800万部。
◇概要
戸亜留市を舞台とした不良漫画で物語は『鈴蘭の番長』に成る宣言をした『圏外から来た男』から始まる。
前作から2年後の設定であるため、ゼットンを初め多くのキャラが続投した。その為、花世代目立たないという欠点を抱えてしまった。
また、前作から言われていた「転校や怪我でキャラを退場させる」「多くキャラを出して扱えきれない」「前作の展開やキャラが被っている」などの批判も多い。
一方で春道など前作の主要キャラを全く出さなかったことで、花世代を完全に食う事はなかったことは評価されている。
◇鈴蘭男子高等学校
通称『カラスの学校』落書きだらけの学校。
『恨みっこ無しな!』
主人公にしてギャグ要員にしてこの漫画の清涼剤。
あだ名はマルコメ、カールおじさん。携帯が無い圏外から来た男で梅星一家の長男。常に笑顔で仲間思いの漢。鈴蘭の番長になる宣言をして最近鈴蘭の(仲裁)番長になった。両親を災害で亡くしている。
『ワル者だ!!』
花組特攻隊長で梅星一家の住人。パンチパーマ為ツトムとパンチ兄弟と呼ばれる。
『たまに血を抜かねと腐っちまう』
花組の頭脳、梅星一家の住人。
前作のヤスポジション、名前の由来は寅さん、花と初めて友達になった。梅星一家。
通称『大魔王グリコ』と呼ばれる作中最強の男。一年の時に引っ越して来て、一年の時に
ゼットンを倒した。外見はモジャモジャ頭で九州弁の男。28期生、本人はケンカより女で何故かモテる、8人の彼女持ち。
爆発しろ。
花とタイマンを張り勝つが彼の演説により花は鈴蘭初の番長になった。
27期生
『鈴蘭は変わらなくちゃいけねーんだ!それには救世主が・・・「正義の心」を持った偉大な男が必要なんだ!!』
通称「ゼットン」
前作の主人公である坊屋春道の中学時代の後輩で一年戦争を制して鈴蘭一年生のトップに立った。
一年戦争後に春道に挑戦して敗れるも、春道が中退した後は新四天王の一人として鈴蘭のトップに君臨していた。
だが、外伝で新入生の花木 九里虎に敗れ鈴蘭最強の座を奪われた。
グリコにこそ敗れたがその実力と人望から敗北後も実質的に鈴蘭のトップに君臨しており、三年時には花を鈴蘭を変える番長にすべくグリコに引き合わせた。
鳳仙学園との第四次鈴蘭鳳仙抗争では序盤に大ケガを負ったため代表戦には不参加。
卒業後は教師を目指し勉強中。
本作のラストで二浪の末大学に合格した。
『数ある不自由と戦わずして自由は手にできねーんだぜ』
通称コメ、鈴蘭の屋上の相談役。
どこの派閥にも属さない一匹狼で普段は主にゼットンとつるんでいる。
一年戦争では秀吉に敗北した後、ゼットンたちを集団で襲おうとした有動の誘いを蹴り自らの信念を貫く。
性格は冷静沈着であり、全体の流れを把握してゼットンや秀吉に伝える参謀的な役割を担っている。
また鈴蘭を愛しているが故にグリコに対して鈴蘭最強の立場の自覚を促している。
『オレァ自分より強そーな奴としかケンカしねーからよ!でねーと熱くなれねー性質でよ!』
名門京華中出身で中学時代はトップを張っていた。
キレると何をしでかすか分からないため周囲からは「狂犬」と呼ばれているが、仲間意識は強く、
鳳仙学園との第四次鈴蘭鳳仙抗争では、不意の襲撃で大ケガを負った親友のマサの敵を討つため鳳仙の生徒数人をボコボコにした。
一年戦争では集団で襲おうとした有動の企みを粉砕するも、ゼットンとのタイマンに敗れる。
その後、桐島ヒロミとのタイマンにも敗れている。
三年時には鈴蘭内部に大きな派閥を形成。
鳳仙との代表戦では大将として参加。
鳳仙のトップである
キングジョーと闘うも敗れた。
タイマンでの勝率はお世辞にも良いとは言えないが、それは自分よりも強そうな相手とだけタイマンを張る事にしている為。
敗北した相手がゼットンやキングジョーなどである事を考えれば、その実力はかなり高い事は間違いない。
通称マサ
同級生の加東秀吉とは幼馴染で、秀吉にとっては無二の相棒。
また、中島の相棒である黒焚連合の安藤とは何か因縁があるらしい。
二年時には秀吉派に属しており、事実上のナンバー2として秀吉を支えていた。
三年時に鳳仙の生徒に襲われて大ケガを負い、これが鈴蘭と鳳仙との第四次抗争の引き金になる。
鈴蘭卒業後は秀吉と共に上京したようだ。
海老塚中出身でヒロミたちの後輩に当たる。
特にポンの事を慕っていたが、春道に敗れ軟弱な男に成り下がったと誤解して新入生の時にポンとタイマンを張る。
タイマンには敗れたもののポンとの仲は修復された。
二年時には鈴蘭で派閥を形成。鈴蘭の顔役の一人になっていた。
顔に似合わず派手なケンカが得意で後に武装入りする甲斐との喧嘩では投げ技を披露している。
三年時の時に起きた鈴蘭と鳳仙との第四次抗争では、序盤に月光兄弟の襲撃を受け負傷。
その為最終決戦のタイマン五番勝負には参加できなかった。
通称、鉄腕ツトムで30期生。他を圧倒し一年戦争覇者になった。
◇鳳仙学園
通称『地獄のスキンヘッド軍団』鈴蘭と違い、絆が深い。
花と同世代で絆で鳳仙の上に立つ漢。髪型が特徴的で伸びるが早い。また月光兄弟一の
イケメン。似てない三男。
長男、ゼットンと同世代。抗争の際に負けたショックでグリコを見ると気絶する。
グリコと同世代で趣味は筋トレ、次男。
ツトムと同世代。四男であだ名はシビレフグ
通称キングジョー、新四天王の一人。光政に見せる為に加東とタイマンを張り勝った。
◇
武装戦線
名前の由来は『心を武装し、我ら最前線に立つ、自由をこの手に武装戦線』の
バイクチーム
五代目頭、若年で脳梗塞を発症し引退した。
六代目頭、武装を一つの家族と考える。また、グリコの
ライバルだった。人気キャラでファッション雑誌によく出る。
七代目頭、拓海と天地とは
幼なじみ。天地とは仲は悪い。
七代日頭副、梅星一家の住人でその関係で鈴蘭と武装は交友がある。イケメンでモテる。
◇天地軍団
元鈴蘭で転校して旧黒焚連合の地域を吸収し軍団を作る。残忍で容赦なしの男。実父は天地の前で自殺している。
通称、放火兄弟と言う極悪兄弟。
善明を慕う双子兄弟
天池軍団の頭脳で卑怯な男、顔は×形に切り傷がある。
◇銭屋一家
大阪、天王寺中心のチーム。
チームの先輩の『薬は金になる』の発言にキレ(千春の姉は薬中が運転する車に轢かれて死んでいる)そのチームの先輩ボコボコにし大阪から逃げて武装に預けられた。その際に花や将五などと交流を持った。
◇萬治帝国
銭屋一家と対立する東京、町田中心の日本最大チーム。
通称、ビスコ。萬治七人会メンバーで『日本不良界最強の男』と呼ばれている。
最終回で主人公である月島 花に勝利した。
◇梅星一家
花、迫田、蓮次、寅、拓海が高校3年間下宿する家。
うめぼしではなく、うめほしである。
『そんなんじゃーミジメな人生を送ることになっちまうぞ!強くなりたいと願うことは構わない。だがそれは他人と比べるようなもんじゃないんだ!他人は他人、自分は自分!人生全ての答えは己の中にあるんだ!わかったか寅!』
通称、政やん。梅星一家の父親的存在で元鈴蘭。飼い犬はデ・ニーロ。
『友達ってーのはねー毎日一緒につるんでるから「友達だ」ってわけでもないし・・・離れてるから「他人だ」ってわけでもないんだよ』
通称、マリ姉。梅星一家の母親的存在のオカマ。政司とは双子。
◇E.M.O.D
「Evil Moth of Dead(死を呼ぶ邪悪な蛾)」。通称、毒蛾。安生市鬼塚の喧嘩屋チームで武装と同盟を結び萬治帝国と対決中。
E.M.O.Dの総長。モデル並みの身長でモテる。
追記修正は鈴蘭で番長になってからお願いします。
- 底辺校すぎてギャグになってるのは作中でも発言してるキャラがいたなw -- 名無しさん (2014-11-10 01:39:13)
- 実際の不良は~って意見をたまに見かけるけど、それって全ての漫画に当てはまる野暮な意見だよ -- 名無しさん (2017-10-12 17:54:44)
- 外伝でゼットンの教育実習の話とかやらないかな -- 名無しさん (2019-12-19 04:42:33)
- ↑3 ドアホの終着駅と何度か言われていたな。 -- 名無しさん (2022-05-11 15:30:07)
- どいつもこいつもいかした「不良少年(非行少年でなく)」の集まり -- 名無しさん (2025-01-20 19:51:43)
最終更新:2025年01月20日 19:51