おい、デュエルしろよ

登録日:2011/09/27(火) 00:03:01
更新日:2020/04/17 Fri 03:32:04
所要時間:約 15 分で読めます


「おい、そのDホイール、どこから盗んだ?」

「………」

「くっはははは、マーカー無しか?
フンッ、囮かよ。
クズはクズ同士、庇い合いか?」

「………」

「お前も逃亡を手助けしたおかげで、立派に拘束する理由ができたな。
ああ、そのDホイールの出所も聞かなきゃな…

「…おい。」

「…あん?」

「デュエルしろよ」

「おい、デュエルしろよ」とは遊戯王ではよくあることである。

【概要】

遊戯王5D's第1話にて主人公である不動遊星が発した名(迷)セリフ。
窃盗容疑でセキュリティに追われる仲間のラリーを逃がすため、遊星は自分が囮になってセキュリティの一員・牛尾哲と対峙する。
その時に行われたのが上記のやり取りである。
だが、見ればわかるように会話が成り立ってない
「Dホイールの出所」についても返答せず、
「クズ同士のかばい合い」についての反論もなく、
セキュリティに「自分のことを拘束する理由ができた」といわれているのにもかかわらず無言を貫き、
唐突に「デュエルしろよ」と前後の流れを無視してデュエルを申し込んでいる。
おい、会話しろよ。
しかもこの後、
「サテライトのクズがこの俺とデュエルだとぉ~?カードも持ってないくせに、笑わせんなよ」
「カードは拾った、オレが勝ったら今日のことは無かったことにしてもらう
という無茶苦茶な都合のいい要求をする。
当然、セキュリティの部下のモブが「そんな事できるわけ(ry」と言いかけたが、
あまりにも突拍子のない発言が琴線に触れたのか、心の広い牛尾さんはこの要求を承諾。
結果、遊星はこのデュエルに勝利し、窃盗の件は無かった事になった(因みに損害分は牛尾さんが自ら支払った)。
ここまで殆ど無表情で口数も少なだった主人公が突然発したこのセリフ
「おい、デュエルしろよ」
これにより「デュエルが最優先」という遊戯王ならではの(ぶっとんだ)世界観を一発で視聴者に知らしめたのだった。
なお、本来は「おい」と「デュエルしろよ」の間に牛尾さんの返答が挟まるのだが、
分かりやすさと語呂を優先して繋げて用いられている。

【その後の影響】

会話のドッジボールの事例としては、

『伝説のQ&A』

「伝説って?」
ああ!それってハネクリボー?

…が有名だったのが、このGXでの十代ヨハンのやり取りと並んでネタとなった。

これ以外にも遊戯王のアニメでは、TCGのアニメなのに頻繁にリアルファイトが勃発したり、
突然の超展開が始まったりするので、それらへのツッコミを入れる便利なセリフとして瞬く間に有名な名(迷)言となった。


また、直後にアニメで初披露されたライディングデュエルに対して、

「おい、(普通に)デュエルしろよ」

と多くの視聴者がツッコミを入れた模様。
何せバイクに搭乗してやるデュエルなんて、初見だから仕方ない。
しばらくしたらライディングデュエル中毒視聴者が現れはじめたため、いつの間にかそんなことはなくなった。
逆に、スタンディングデュエル回や、次回作のZEXALにおいて「おい、ライディングデュエルしろよ」と言われるようになったりもした。
挙句、漫画版5D'sのライディングデュエルを「バイクに乗っただけの普通のデュエル」とも。


なお、遊星が唐突にこの台詞を吐いたのは、
  • 相手の注意を自分に引きつける為
  • 挑発的な物言いをすることで相手の判断力を鈍らせ、自分や仲間の情報追求をやめさせる
という理由からだろう。

公式設定ではクール&クレバーらしいし。


………が、作品が進むに連れて、ある疑惑が浮上してくる。

“遊星さんは実は天然なのではないか”

その上で改めて第一話を見た視聴者は、
「これってセキュリティ嫌いの遊星さんが単にキレて喧嘩を売っただけなんじゃね?」
と感じたりした。


タッグフォースシリーズでも当然のように拾われており、4における遊星のデュエル開始時の台詞がこれ。
残念ながら5では「準備は出来ている。始めようか」と落ち着いた、
6では「俺は未来を救う!」と熱い台詞にそれぞれ変更された。
(後者は尻アップやどんな相手・シチュエーションでも言う等のネタもあるが割愛)

だが、6のみ遊星にタッグデュエルを申し込み、遊星が牛尾を誘う時のみ

「おい、デュエルしろよ…フッ」

と言ってくれる。さすがはTFのスタッフ、分かってらっしゃる

しかも、4の遊星(マーカー無し)のストーリーでは、遊星はエンディングまで「おい、デュエルしろよ」と「カードは拾った」しか言わない。おい、会話しろよ。
また、6ではこの台詞を名に持つ配信デッキも存在している。

TFSPでは、遊星のストーリーにて、牛尾が遊星に対してこの台詞を口にする。


また、あまりの汎用性の高さに決闘者の間でも広まり、デュエルしている時にソリティア1ショットキルなど、
ずっと俺のターン!状態で、自分にターンが回らない時、自分の中の静かなる怒りを表現する為に使用されることもある。


【使い方】

汎用性の高いフレーズなので、遊戯王のセリフの中でも引用しやすい。

○問題事をデュエルで解決したい時の申し出に
○そのデュエルで解決すべき問題でデュエルしていない時に
○カードゲームアニメでリアルファイトが行われた時
(なお、遊星自身もちょくちょくリアルファイトでカタをつけてたのは有名)
○決闘者にデュエルを申し込む時に
ソリティアが始まってデュエルさせてくれない時に
○好きなカードをクズとか言われた時に
○仲間をクズ呼ばわりされた時に
○その他、遊戯王ではよくあることが起きた時に

さらに遊戯王内に留まらず、「デュエル」の部分を色々と改編して幅広く使われている
気になる人は「おい、」でタグ検索してみよう

【似た言葉】

TCGを題材にした作品の主人公ゆえに、遊星はデュエルを求めるセリフを何度か発している。

「待て! オレと戦え! オレと……オレとデュエルしろおぉぉぉぉぉ―――――-!!!!!!」(ダークシグナー編にて)

ラリーとマーサを地縛神の生け贄にされ、復讐に燃える遊星の台詞。ダグナー達にはスルーされたが。
「俺と・・・俺とデュエルし(ry」のように、「俺と」を二回言う事で、より真剣味を伝えられる。
「おい、デ(ry」よりも強引に相手とデュエルしたい場合にどうぞ。


「デュエルだ!決着をつけよう!」(劇場版にて)
遊戯さんと十代さんと共にパラドックスを発見した際の遊星の台詞。主人公のカッコよさと熱さが伝わってくる言葉である。


「俺とデュエルしましょう」(ダニエル編にて)
シェリーとブルーノのために時間を稼ぐ役を売って出た遊星の台詞。心理的に相当焦っているのだが、あくまで平静、かつ余裕を相手に見せつけたくて


「遊戯さん、今度は俺とデュエルしてください」
自分よりも年下の先輩に対して。この時、クラゲは無視し、ヒトデだけに言う事をお忘れなく。


「おい!?決闘(デュエル)するぞ!」(漫画版5D'sにて)
Vジャンプ2013年5月号掲載の第44話ラストのアオリ。
遊星と骸骨騎士が対峙し、まさに決闘を行わんとする場面。
アオリを考えているのは担当の相川氏との事だが、この台詞を基にしたのだろう。
コミックス7巻収録のオマケ漫画その52ではこのアオリが紹介され、「これもアニメでの遊星の名言です」と解説されている。

ちなみにコミックス2巻収録のオマケ漫画その16でも「おい 決闘しろよ」という台詞が使われている。
また、アイカワが漫画5D'sのクライマックスを盛り上げるべくVJ2015年2月号のカリスマデュエリストのコーナーに登場した際に、「おい、デュエルしろよ」と書かれた服を着ている。
しかも、同月に少年ジャンプ+上で公開された動画でも、アイカワの登場時の第一声が「おい、デュエルしろよ」だった(2回言っている)。

相川氏はこのセリフにこだわりがあるようだ。



おい、追記・修正しろよ

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