土居球子

登録日:2019/12/14 (日曜日) 15:44:24
更新日:2020/03/07 Sat 00:01:40
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そっちの敵はタマに任せタマえ!

土居球子(どい たまこ)とは、『乃木若葉は勇者である』に登場するキャラクターで、四国を守る勇者である。



概要

中学一年生で、四国を守る勇者の一人。好きな食べ物は勿論うどんと、骨付き肉の「ひな」。趣味はアウトドア。
わんぱくな性格をしていて、落ち着きがない。
言いたいことを言い、やりたいことをそのまま実行に移す超行動派で、よく笑いよく怒る気が強いお調子者。
半面、とにかく落ち着きがなくガサツであり、女の子らしさはほぼないと言っても過言ではない。
自分の名前を気に入っており、一人称は「タマ」。
「タマにまかせタマえ!」が口癖。たまげるを「タマげる」。たまげたを「タマげた」と徹底している。
アウトドアと外遊びが好きで部屋にはロードバイクやキャンプ用品があるという。
女の子らしさがないとは自覚しているが、髪を降ろせばかなり印象が変わり、年相応の少女らしくなる。
そんな姿は高嶋から「女装」と評された。

勇者になった際に同じく勇者となったと出会った当初から意気投合し、姉妹のような関係性を築いている。
好みの曲はパンクロックで、杏の好きなラブソングとは正反対だが、それが原因でケンカすることなどなく互いが互いの趣味を尊重し合う仲。
何が何でも杏を守り抜こうとする強固な意志があり、杏にとって理想の「王子様」を意識することなく自然体で体現している。

わんぱくかつ知識が特に優れているという訳ではないが、他者や物事を冷静に判断している面もあり、
千景の精神的危うさを誰より早くも見抜き、敵が進化していると言い当てた事も。

・勇者としての能力

タマを本気にさせたなっ!

イメージカラーはオレンジ。モチーフとなる花は姫百合。
武器は地の神の王が配偶者の一柱「神屋楯比売(かむやたてひめ)」の霊力を宿した盾型の旋刃盤。
投げ飛ばすと同時にワイヤーで操ったり、どこぞのキャプテン・アメリカのようにシールドバッシュで攻撃することも。
弾けまわる球のように戦場を駆けるが、そのあまりの攻撃っぷりから周囲から心配されることも。

《球子の精霊》
  • 輪入道
神樹内の記憶にアクセスして自身に直接精霊を宿らせる勇者たちの切り札。
妖怪画集『今昔画図続百鬼』初出の妖怪。片輪車が元になっていると思われており、夜な夜な街を徘徊し、見たものの魂を奪うという。
切り札としては、炎を纏った巨大な輪を形成し相手を攻撃することが可能となる。また、移動にも利用できるという便利さを持つ。

以下、本編ネタバレ
+《上巻》
自分にはない「女の子らしさ」を持った彼女
突然現れて、助けてくれた彼女

だから思った

この子を守ってやろうって
王子様みたいだって
自分にない女の子らしさを持つ杏を守ることは、代替行為ということは分かっている。
それを自覚したうえで球子は杏を守る決意を持っている。

あんずを守るのは、タマの使命だからな
タマっち先輩……

高級うどん(最終兵器)を投入するも無視され、左腕を負傷するも杏の提案によって旋刃盤を投げる。
当たらないと思った攻撃だったが、ワイヤーにクロスボウから放たれた矢が命中し軌道が変化。小回りの利く進化体は思わぬ攻撃によって討ち滅ぼされる。

この『ひな』をやる!! 食べてみタマえ!!
ではこちらの『おや』を一つ……

骨付き鳥の親鳥か雛鳥かで張り合う二人だったが、
女の子にどちらも良いところがあると叱られ、互いの骨付き鳥を交換し合う。
そこには復讐に囚われ盲目的になった若葉も、それを咎めた球子の姿もなく、互いの性格を受け入れ本当の仲間となった二人の姿があった――。

今だって、若葉が交代してくれるんだったら心配ないって、安心して休めるんだ

杏の立てた作戦によってバーテックスの大群を迎え撃つ四国の勇者たち。
激戦の中、球子は安心して背中を預けられる喜びを語りながら後衛へと下がり休息。
後に「丸亀城の戦い」と呼ばれる総攻撃を耐え抜き勝利した球子たち四国の勇者は、生命反応があった北方と南方へ向けて旅に出る。
途中、趣味であるキャンプをしてはしゃぐ球子――だが、大阪の梅沢駅で出会ったのは生存者という希望ではなく……。

+《下巻》
私のものになれよ、球子……
わ、若葉君……そんなこと言われても、タマには他に好きな人が……
待ちなよ、若葉君! 球子さんが嫌がっている!
あ、高嶋君…………って、なんじゃこりゃあああっ!!

バトルロイヤル方式の模擬戦に敗北した球子、高嶋、若葉の三人は杏の監督のもと壁ドンを繰り広げる。
……まぁ、流石に難色を示されたが。
結局、生存者が見つけられず調査を打ち切り四国へ舞い戻った勇者達は最前線に立ちながら平和を謳歌する。
四月。丸亀城の周りには綺麗に桜が咲いているのに花見する暇すらない。
さっさとバーテックスとの戦いを終わらせ、桜が散ってしまう前に花見をしようと息巻く球子だったが……。

バーテックスの襲撃を受け、切り札を使う際に勇者の身体に溜まるあるものを蓄積させまいと杏は雪女郎を降霊し一気に殲滅を図る。
しかし、進化し真なる姿――完成体となったスコーピオン・バーテックスには雪女郎が操る吹雪はまったく通じず、勇者たちは切り札を行使。分断されてしまう。

切り札・輪入道を降ろし、分断された杏を間一髪で助ける球子――……。
しかし、二人は地面に叩き落され、鋭い尾針による猛攻を受ける。

タマは、無理だ……
どうして……!?
こいつの攻撃で……足が、痺れてる……!
というか……骨、砕けてるかも……動けないん、だ……!

衝撃で脳が揺さぶられて意識が白濁し、全身の骨が砕かれ肉が潰れ、
内臓が破裂するような痛みを感じてもなお楯を構え、勇者として王子として杏をひたすらに守る。

(守る……!)

(絶対に、あんずを傷つけさせない……!)

(タマは楯!あんずの楯!……だから、守らせてくれ……っ!)

球子の武器に宿る霊力は、“神屋楯比売”。それは――社を守る強固な垣でもあり楯。
攻撃としての武器と振るっていたそれを本質である楯として使用し、
人類の天敵から守るべきものを守ろうとする球子だが、無情にも楯は砕け散り――

あ、あああああああああああああっ!?

(針を抜かないと痛い痛い痛い杏は死んでるあそこは心臓じゃないから生きてるかも
まだ駄目だ痛い何も考えられないサソリの毒がタマの腹から針を抜いて内臓が駄目だ
致命傷まずは杏を助けろ肺だから針を抜いて――)

同時に二人の身体は鋭い尾針によって貫かれ鮮血がほとばしる……。
死の間際、杏と球子は確かに互いの手を握り合い、同じ願いを抱きながらこの世を去っていった……。

次に生まれてくる時も、杏と一緒にいたい。本当の姉妹だったらいいな……


花結いのきらめき

「花結いのきらめき」にも登場。タイプとしては遠距離攻撃型。
遠距離型としては高いHPと攻撃力が特徴的で、原作よろしく盾としての運用も可。
高ランクステージには連れていきづらいとされているが、プレイヤーのスキル次第では活躍できる。
銀ちゃんとは性格が似ているため、舎弟として可愛がっており、銀ちゃんもタマっち先輩のことを頼れる先輩として非常に慕っている。
風先輩とは相性は良く「タマ」と呼ばれており、わんぱく盛りなタマっち先輩の面倒をよく見ている。

余談

  • 犬吠埼風=球子転生説というものがあり、それが本当なら球子は約300年後に幸せな未来を掴めたと言えるのかもしれない。
  • メンタル面が強いのか切り札の行使による悪影響はほとんど見られず、西暦組の中では安定して戦えていた部類。
  • 発刊当初は変身前(緑)と変身後(茶)で瞳の色が違う唯一の勇者だった。上巻の設定画や挿絵でも変身後は茶色い瞳で描かれている。
  • 後年のゆゆゆい参戦時には会話パートの立ち絵のアイカラーは変身前後とも緑で統一されている…が、バトルパートの3Dモデルでは茶色。どういうことだってばよ。

……タマは今、腹が立ってんだ……
この記事は、お前たちなんかには荒らさせないっ!そのためなら、どんな追記・修正だってやってやるっ!

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