登録日:2020/05/11 Mon 17:44:33
更新日:2024/07/26 Fri 12:48:51
所要時間:約 3 分で読めます
出典:ファイヤーマン/円谷プロ/第6話「遊星ゴメロスの秘密-宇宙恐竜スペーザー登場-」/1973年2月11日放送
身長:38m
体重:2万6000t
出身地:遊星ゴメロス
別名:宇宙恐竜
【概要】
地球に接近して来た「遊星ゴメロス」に寄生する宇宙恐竜で、ゴメロスとは共生関係にあり、普段はゴメロスの地底に隠れている。
丸い球状の胴体に足と頭が直接くっついたような姿をしている。
ゴメロスからエネルギーを供給してもらう代わりに、ゴメロスに外敵が迫ると地底から姿を現して襲いかかる
用心棒のような存在。
ゴメロスからのエネルギー供給は足の裏から行われている都合で、飛んだり跳ねたりといった激しい動きは行わなず基本的には相手に向かって突進していくような行動しかしない。
武器は
ムチのような腕と頭の2本の角で、腕は振り回して相手を打ちのめし、角は突進攻撃に使う。
また、口からは赤い
毒のある煙を吐いて
ファイヤーマンを苦しめた。
全身を覆う防護膜の効果もあるとされ、地底から出現する時には煙を吐きながら現れる。
【活躍】
地球に接近して来た遊星ゴメロスの軌道を変えるため、水島と千葉、水島の友人の竹原博士は地表に推進ロケットを打ち込みに訪れる。
しかし、竹原はゴメロスの
触手で地中に引きずり込まれて殺されて計画は失敗となり、やむなく宇宙の構造を変えてしまうかもしれない程の威力がある兵器「マリーンZ」が使われようとしたためにそれを防ごうとゴメロスに向かったファイヤーマンの前に出現した。
ファイヤーマンに対してムチ状の腕や赤い毒煙、ゴメロスの触手との連携で攻撃したがそれほど効果的な攻撃とはならず、ゴメロスがマリンゴンの
レーザーで触手を引っ込めると「ファイヤーストップ」で動きを止められ、とどめに「ファイヤー
フラッシュ」を食らって爆発した。
【関連】
◆遊星ゴメロス
地球に向かって突如接近して来た謎の遊星。
引力をコントロールする力を持ち、地球に対してその影響で津波やビルが浮き上がるといった重大な事態を引き起こした。
しかも、86.99%の確率で地球の周回を回る惑星になるとされたため
SAFは対策に追われる事となった。
地表は白い砂漠のようで、白く巨大な岩がいくつも立っていて常に白い蒸気のような煙が噴き上げている。
地底にはスペーザーが潜んでいるほか、どこからか触手が伸びて人間を地中に引きずり込んでしまう。
この触手の力は強く、絡みつくとマリンゴンのエンジンを全開にしても飛び立てず、ファイヤーマンの動きも封じてしまうほど。
実は、正体は星ではなく生物であり、クラゲのような放射生物に近い細胞を持つ。
どれほどの意志があるのかは不明だが、ファイヤーマンと戦うスペーザーを触手で援護するような動きを見せた。
最後は、ゴメロスの意志や生命を司る核の部分にマリンゴンの
レーザー攻撃を受けた事で自ら軌道を変え、地球から離れていった。
【その他】
スペーザーは『
帰ってきたウルトラマン』に登場した
タッコングによく似たデザインになっている。
デザインしたのは同じ池谷仙克氏だが、第8話に登場した
クマゴラスについては「やるべきじゃなかった」とコメントしたそうだが、こちらには特に言及はないようだ。
追記・修正お願いします。
- 某UFOロボはスペイザーだから大丈夫 -- 名無しさん (2020-05-11 19:00:47)
- >地球の周回を回る惑星になるとされた たぶん作中の原文ママなんだろうけど、地球の周りをぐるぐる回るなら「衛星」だよな… -- 名無しさん (2020-05-11 21:07:12)
- ファイヤーマンの怪獣ってデザイン段階でなんか雑なの多いよね…。デザイナーの人結構失敗だったって気にしてる怪獣多いし -- 名無しさん (2020-05-11 22:10:52)
- 肩書きはゼットンと同じく「宇宙恐竜」。恐竜ぽくない姿だけど。 -- 名無しさん (2020-05-11 23:13:27)
- タッコングというよりブラックエンドに似ている気が -- 名無しさん (2020-05-11 23:24:25)
- ↑ブラックエンドはこの頃存在すらしてない -- 名無しさん (2020-05-11 23:45:55)
最終更新:2024年07月26日 12:48