ゴールドドラゴン(ジャンボーグA)

登録日:2020/06/06 (土曜日) 15:36:37
更新日:2020/07/04 Sat 13:41:13
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ナオキを誘き出せ!罠にかけろ!

ナオキにゴールドスネークの恐ろしさを思い知らせてやるのだ!


ジャンボーグA』の第35話「怪奇!死の黄金怪獣」に登場した怪獣。

出典:ジャンボーグA/円谷プロ/第35話「怪奇!死の黄金怪獣」/1973年9月12日放送


身長:38m
体重:2万7000t
出身地:東京近郊
別名:クサリ怪獣


【概要】

サタンゴーネがナオキを暗殺するために放った金色の鎖状の生物「ゴールドスネーク」が集合、合体して出現した怪獣。
二つの頭を持つ黄金の蛇といった姿をしており、重力を操作して空を飛び、飛行速度はジャンボーグAに匹敵する。
飛行だけではなく、空中で静止したり急接近や急停止も自由自在。
胴体は薄っぺらく見えるが非常に頑丈で、ジャンボーグAの「ヘッディングキラー」が直撃しても、墜落こそしたが無傷なほど。
ボディの薄さはジャンボーグAの打撃を受け流すのにも役立つ。
胴体の表面から伸びる無数の鎖は、あらゆるものを感知するセンサーになっている。
首が柔らかく、180度回転して全ての方向をキャッチする事ができる。

攻撃手段は、まず二つの頭での噛み付き攻撃。空中を素早く移動して近付き、鋭い牙で噛み付く。
空中を浮遊した状態から尻尾を巻き付けて相手を絞め上げる戦法も使い、体当たりも強力。
口からは渦を巻くような軌道で発射する赤い破壊光線「ループメーサー」を吐く。
ボディには、ジャンボーグAの光線技を吸収して跳ね返す仕組みが隠されている。
ただし、この反射機能が有効なのは光線だけでミサイルなどの実体弾は反射できない。

ゴールドドラゴンの分裂体であるゴールドスネークは、見た目は単なる金色の鎖にしか見えないが、窓などのわずかな隙間から侵入してターゲットの首に巻き付いて絞め殺す。
走っている車や、飛行中の戦闘機にも入り込んで来る恐ろしい生物である。
ただし、ナオキの運転するジャンカーZを追い越した車のドライバーを間違えて襲うなど、必ずしも狙いは正確ではないようだ。


【活躍】

立花和也や伴野社長、出撃して来たファイティングスターを襲っていた鎖状の暗殺生物「ゴールドスネーク」が、ジャンボーグAが現れた事でサタンゴーネの号令で集合し、怪獣「ゴールドドラゴン」となる。

まず、飛行中のジャンボーグAに空中戦を仕掛けると、体当たりで押し返して鋭い牙で噛み付く。
振りほどかれて「ヘッディングキラー」の直撃を受けて墜落してしまうがダメージは無く、ますます戦意を剥き出しにしてジャンボーグAに向かっていく。

ジャンボーグAの攻撃を薄い体で受け流し、破壊光線「ループメーサー」で攻撃すると、ジャンプで後ろに回って尻尾を掴んだジャンボーグAを、逆に尻尾で強力に絞め付ける。
さらに、ジャンボーグAが放った「ハンティングフラッシャー」を吸収し、撃ち返して大ダメージを与える。
しかし、ジャンボーグAが続けて発射した「ジャンミサイル」でダメージを受けて地面に落ち、そこに「ビームエメラルド」を受けて爆発した。


【その他】

デザインでは、『ウルトラセブン』に登場したナースを直立させたような怪獣だった。

ここまで、レギュラーとして登場して来た伴野大作社長は、この35話が最後の登場となった。

当時、この35話を持って伴野の登場は最後だと告知などはされていないと思われるが、それを踏まえて35話を見るとそれを示唆するような内容になっている。
まず、35話は伴野がメインの登場人物として登場している。
この話では、伴野は和也を精神的に鍛えようとトレーニングに連れ出すのだが、グロース星人に捕まってしまう。
すると、和也は泣いたりするどころか逆に伴野を励まし、率先して状況を打破しようと行動するのだ。

エンディングでは、ナオキを加えた三人でトレーニングをするのだが、伴野はナオキに何か言おうとして止め、和也に「おじさんの子どもにならないか」と声をかける。
しかし、和也は「僕にはお母さんもナオキさんもいる」と言って断ってしまう。
そして、伴野は「そうだったな……」と呟いて一息つくように腰を下ろす。
これは、子どもだと思っていた和也や当初は無鉄砲さばかりが目立っていたナオキも今や立派に成長し、もう自分の支えとしての役目は終わったという事を実感しているのではないだろうか。

また、本作の中で和也や伴野は「年だな」という言葉をよく使う。
これも引退などを連想させ、腰を下ろした伴野に和也は「じゃあね」と言いながら手を振っている。
最後、伴野の手を振りながらの台詞で締めくくられるが音楽に被ってしまってよく聞こえないがおそらく直前の台詞が「俺の事もな……」なので「忘れるなよ」などの台詞だと思われる。
これは、伴野からの視聴者への別れの言葉でもあったのだろう。


追記・修正お願いします。

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