登録日:2020/10/11 (日曜日) 13:22:40
更新日:2025/04/29 Tue 04:36:00
所要時間:約 5 分で読めます
CV:岩崎征実
【概要】
全長:2.9m 重量:2.5t
第20話「ハードヘッドは石頭」に登場したデストロン兵士。バキケファロサウルスに変身する。
惑星インテルにてデストロンの領土拡大活動のために、惑星のあちこちにデストロンマークが描かれたシールを貼っている。
好戦的な性格で、DNAVIによれば「石頭で、頑固者で思い込んだら誰の言葉も耳に入らず無茶ばっかりする」らしい。
ただし、自分を認める相手には付いてくることを断ることなく許可するなど親分肌の面もある。
兵士としての実力は高く、過去、惑星トマソンの戦いでサイバトロンの直撃弾を受けても1人生き残った経歴を持つ。
名前の通りに石頭であり、ビーストモードではそれを武器に戦う。
頭の巨大なコブの中に容量の少ない電子頭脳が収まっている。
その為、非常に物忘れが激しく、頭に物が乗るなど軽い衝撃があれば思い出すことがある。ギャグ演出なのか怒ると頭が赤く光り、湯気が出る。
変身バンクはビーストから
ロボットへのバンクのみ披露。尻尾が外れた後、流れるようにビーストモードの脚が腕へと変形するギミックが描かれ、
前任とは違う魅せ方をしてくれる。
【戦闘能力】
武器は右手に剣「パイルセイバー」。左手に尻尾が変形した回転機能を持つ巨大な盾「レボリューションシールド」を装備。
テレビマガジンの特集記事等では玩具のギミックの再現でレボリューションシールドとパイルセイバーを合体させた画像も掲載されている。
ビーストモードでは自慢の石頭による頭突き「ハードヘッドバット」が得意技。また徒手空拳でも狼を蹴散らすくらいには強い。
【活躍】
アンゴルモアカプセルの反応を探知し、惑星インテルに降り立った
ハインラッドと
マッハキックはカプセルを求めて荒野を歩いていた。そして岩場にデストロンのマークを発見する。そのまま歩いていくと突然目の前の岩が破壊され、1匹の恐竜が現れた。
その頭で大岩を破壊し、近くの
サボテンにデストロンのシールを貼って行った。
この恐竜こそがデストロンの陸戦隊長ハードヘッドであった。
デストロンと気付いた2人はロボットモードに変身し交戦するが、
ハードヘッドはマッハキックの攻撃を軽く防ぎ、転倒させた後、次の標的をハインラッドに定めるが、
ハインラッドは間一髪タイムフリーズで時間を止め、マッハキックを連れて惑星を後にした。
ジャングルにてスタンピーは動物のふりをして戦いを避ける事を提案し、ブレイクはマッハキック達がサイバトロンとバレているので戦いは避けられないのではないかと思うが、そこにハードヘッドと遭遇。
ハードヘッドは、マッハキック達のことを忘れており、ジャングルをデストロンの領土にしようとしていたのだった。
ハードヘッドに聞かれ、スタンピーは「このジャングルに住む
ウサギとペンギンです」と動物のふりをして誤魔化す。
拒否するなら、俺様のこの石頭をもって…!
と、とんでもない、ハードヘッドさんの言うことを拒否するなんて…!
言葉を喋るウサギとペンギンに何も思わないハードヘッドは「それはいい心がけだ」と上機嫌。スタンピーは名前を伏せつつアンゴルモアカプセルの在り処を聞き出そうとするも、
カプセルのようなものをどこかで見たような気もするが…忘れた!
スタンピーとブレイクは呆れるも、「カプセルが爆発すると危険ですから」という理由でハードヘッドに同行する。ハードヘッドは「好きにしろ」と了承。
一歩その頃、デストロンもハードヘッドの話を聞き、その実力から見つけ次第スカウトすることと、
アンゴルモアカプセルの在り処を聞き出すべく
スリングを惑星に転送させた。
ちなみに今日のDNAVIの別名は
「ブリリアントクイーン」。
スタンピーとブレイクはハードヘッドとともにジャングルを歩き回るも、
ハードヘッドが一向に思い出さないためブレイクが頭に岩を投げつけるが、
運悪くハードヘッドの頭に木の葉が乗って思い出しかけたときに頭を打ったため、忘れてしまい。
仕方なくスタンピーとブレイクはその後もハードヘッドの領土拡大に付き合いながら、進む事になった。
その時、ハードヘッドの頭に一羽の蝶が乗り…。
ジャングルに向かったスリングはジャングルの木に貼られたデストロンマークを見て、
一体どんな奴だか知らんが、使える奴だったら俺様の部下にしたいもんだな
と言いつつジャングルの中を歩いていた。
一方その頃、スタンピーとブレイクは砂漠に向かったらしいが、カプセルは見つからなかったらしく、
再びジャングルを歩いていた。道中、スリングを発見し、スタンピーはいい考えとして「この星を自分のものにしようとしている嫌われ者が!」とハードヘッドをスリングにけしかけるなどしてこれを排除(これを見たブレイクを笑いをこらえていた)。
その後も一向に成果がないため、ブレイクはスタンピーにハードヘッドを当てにするのをやめようと持ちかけるが
ハードヘッドの頭に野鳥の糞がかかり…
思い出したぞ!
ええっ、本当ですか、ハードヘッドさん!
そういえば、あの山のふもとに大きなクレーターが出来ていたが、そこにあったかも…
それを聞いたスタンピーとブレイクはハードヘッドと共に山にふもとに向かう(道中ロングラックとコラーダがぶっ飛ばされる)も、また間違いではないかと危惧して先回りする。情報は事実であり、アンゴルモアカプセルを発見するが、スリングと合流した
アルカディスに阻止されてしまう。その後2人がいないことを不審に思ったもハードヘッドは現場に到着。
スリングにケンカを売られつつも、アルカディスにより、2人の正体はサイバトロンだとようやく気づき、ロボットモードに変身する。
よくもよくもよくも、この俺をだましてくれたなぁぁ!
怒ったハードヘッドは2人に突撃。ブレイクの放ったブレイクアンカーをレボリューションシールドにより跳ね返し、
ブレイクを墜落させ、スタンピーに攻撃を仕掛ける。その隙にアルカディスはカプセルを奪おうとするが、
そこに、ビッグコンボイ、ロングラック、コラーダが到着。
ハードヘッドは果敢にビッグコンボイに立ち向かう。ビッグコンボイもそれに応えるかのようにマンモストンファーを展開。両者とも引かない打ち合いとなる。
地上ではアルカディス、スリングがカプセルを奪わせまいと残りの2人に抵抗するも、
ロングラックに加勢したスタンピーの機転によりカプセルを奪われてしまう。
ハードヘッドもビッグコンボイの蹴りを食らい、口からオイルらしき液体を吐き出してしまう。
その後、めっちゃ怖い顔のビッグコンボイのビッグキャノンをまともに受けて、森の中に墜落。
状況不利と見たアルカディスは撤退するが、スリングはDNAVIの本日の別名「ブリリアントクイーン」を「ブリブリクイーン」と間違えて覚えていたため、転送してもらえず、名前を連呼して逃げ出した。
その後、カプセルを回収したサイバトロンは例の毒電波を受信したビッグコンボイの「触らぬ石頭に祟りなしだ」と言う謎の説教を受け、惑星を後にした。
ダイナソアに戻ったアルカディスは
「ハードヘッドはあの惑星で任務を全うさせたほうがよろしいかと」と報告し、マグマトロンは
「カプセル回収に失敗した罰だ。それも良かろう」と決定。
ガイルダートはスリングがいないことをDNAVIに聞くが。
知~らない! 私の名前を思い出したら転送してあげるわよ
一方惑星インテルでは、ハードヘッドの唸り声と共にジャングルで何度も爆発がおきていた。
侵略者と勘違いしたことか、はたまたスリングにケンカを売られたことを思い出したのか
ハードヘッドがスリングに
頭突きを食らわしていたのだった。おかげでスリングは名前を思い出せずにいた。
お前もこの惑星で俺の部下にしてやるぜ~~っ!!
だ、誰がお前みたいな石頭の!
何だ、コラァ! それじゃもう一発だぁぁ~い!!
ギャァァァ~~。ブリブリクイ~~~~ン!!
ハードヘッドに頭突きを食らい、漢字の土のようなポーズで吹っ飛ばされるスリングだった。
総集編ではハードヘッドがアンゴルモアカプセルの在り処を思い出した後、
「この石頭」とスタンピーとブレイクが見切りをつけた後に交戦すると言う
サイバトロン側に若干悪意のある編集が行われていた(現場にいなかったハインラッドの回想なので仕方ないのだろうが)。
最終話のエンディングでは、ランディーと闘っていた。
5th OPERATION「一人ぼっちの戦い」にのみ登場。デストロン別働隊として
ハイドラーとともに登場。語尾に
「ござる」と付くなど侍のような口調になっている。
アンゴルモアカプセル奪取のためにガンホーに乗り込み、剣でガンホーの壁を破りロングラックの前に現れ
アンゴルモアカプセルをおとなしく我らに渡せばよし‥‥ジャマだてするなら‥‥切る!!
と凄んだまでは良かったものの…
勢いよく降ったパイルセイバーが誤ってハイドラーを切ってしまった。それに対しハードヘッドは「これはすまんでござる!」と謝罪し…。
切腹してしまい死亡。融通も聞かない辺り、石頭である。ハイドラーもその後死亡してしまい僅か2ページの退場。
ロングラックからも「あの‥‥何しに来たんすか‥‥」と言われた。
【玩具】
玩具はダイノボットのリデコ品。国内ではスラストールに続いて3体目である。
ベースがヴェロキラプトルのダイノボットなので、ビーストモードの口に鋭い歯が並んでいたり前足が三本爪だったりと、正直あまり
パキケファロサウルスらしくない。
「D-37 ハードヘッド」として発売。「C-37 シャープエッジ」とのセット箱「VS-37 剣豪の対決 シャープエッジVSハードヘッド」も発売されている。
新たに追加されたギミックとして口を開くと、連動して頭部のコブが動くギミックが追加された。
海外では2000年に『ビーストマシーンズ』の1カテゴリーである「ダイノボッツ(DINOBOTS)」ディノトロン(Dinotron)として発売されている。
【補足】
アニメ本編では、ハインラッドに逃げられていたが、『ビーストマガジンネオ 映画大特集!』掲載のジオラマでも、ガイルダート、アルカディスとともにサイバトロンと交戦した際、ハインラッドのタイムフリーズで時間を止められた際に、ビーストモードに変形させられ、「なんでオレ変形してんの!?」と驚いていた。
ようし、この項目も、デストロンの記事とする!
さぁ~どんどん追記・編集しちゃうぞ~ぉい!!
- ディノトロン、G1ハードヘッドカラーなんだよね -- 名無しさん (2021-05-17 11:21:56)
- 後のクレイジーボルトやバズーカ、キラーパンチの3人よりは罰がだいぶ軽めだったな -- 名無しさん (2024-07-02 22:45:44)
- ネタでg1サイバトロンをろくでなしみいにあつかったりするが、敵とはいえ相手を騙して情報を聞くスタンピーとブレイクもきちくては -- 名無しさん (2024-08-17 21:40:23)
最終更新:2025年04月29日 04:36