ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン

登録日:2011/04/27 (水) 00:32:44
更新日:2022/04/30 Sat 14:40:16
所要時間:約 5 分で読めます





「俺を止める? 無駄なことだ。なぜなら最初から止まっている。まして城で、この毒壺で、俺を縛るならあと二十万は魂を持ってこい」





Dies Irae -Acta est Fabula-の登場人物の一人

CV.左高蹴友紀(PC版)/安元洋貴(CS版)

身長.186cm
聖槍十三騎士団・黒円卓第七位
ルーン「流動」
階級・大尉


聖槍十三騎士団の三幹部の一人であり、団員元武装親衛隊第一師団、アドルフ・ヒトラー親衛連隊所属。
ちなみに三隊長のうちこいつだけ少佐ではない。

寡黙で無愛想で無精髭を生やしている素敵なオジサマ。
無益な殺傷を好まず、どんな状況でも殺戮を好まず、戦意の無い者を見逃す「英雄」らしい人物。
一度死んだ身で、その際に記憶と名を失い、ベルリッヒンゲンという名は本名ではなく、作中でも呼ばれる事は滅多にない。
彼を知る者からは「マキナ」と呼ばれている。

ファンやスタッフからはあるイベントから「マッキー」と呼ばれる。


騎士団でも珍しい比較的マトモな人間。だがもちろんそれだけではなく、マキナの中には狂的なまでに望むある一つの想念が渦巻いており、その目的を果たすことだけを考え黄金錬成の儀に臨もうとしている。それ以外にほとんど価値を見ていないので、こちらから触れない限りは手出しをしてこない=ベイやシュライバーに比べればはるかにマシという認識になっている。
ほぼ完全に自らの内側に閉じ自己完結しているので相手の言葉に動揺する事も、躊躇する事も一切ない。


そのため人間関係が希薄で目立った所が少なく、影が薄い。
藤井蓮との因縁以外は地味な存在で、英雄らしい所が逆にぶっ飛んだ周囲に浮いていると不遇。
しかし、蓮との因縁の戦いは必見。


ラインハルトメルクリウスを呼び捨てにし、忠誠も誓わず信用もしていないが、その実力から、騎士団全員からは不満の声は無く、一目置かれている。










ネタバレ








その正体は、メルクリウスが空席の第七席を埋めるために行った万を超える魂同士の殺し合いの末に、勝ち残った魂を二つに分け、ティガー戦車に宿らせ生み出された聖遺物そのもの。残りの半分が蓮で、ある意味ではもう一人の蓮。

個我は実在した第二次世界大戦で活躍した本物の「英雄」だが、本人は自分が誰なのか解らない。
マキナはただひたすらに「唯一絶対の死を以て閉じる人生」を尊び求めている。しかしメルクリウスに甦らされラインハルトの戦奴に落とされたことで自らの人生を汚されたと考えており、双首領を特に強く嫌悪している。

至高の終焉を迎えるために自らの片割れである蓮との闘いを希求し、彼との決戦を待ち続けている。







聖遺物「デウス・エクス・マキナ」
形態・特殊発現型
位階・創造
発現・求道型

マキナの魂を生前の彼の愛機のティガー戦車に宿した聖遺物。
要はマキナそのものが聖遺物なので、相性も最高。引き剥がす事も事実上不可能。というか、大半のメンバーは引き剥がし不可能。

常時形成位階にあり、桁外れの威力を持つ鋼鉄の両腕をもつ。
解りやすく言うとサイボーグ
基本は無双の体術による格闘で戦う。

形成時でも幕引きの効果はある。
螢ルートの学校戦では、全身を稲妻と化し、雷の速度で動き、山をも砕かんという膂力の持ち主であるカインを、素手の一撃で稲妻ごと殴って創造を解除させている。
マリィルートの学校戦では、幾多の魔術防壁が重ねがけされた黄金聖餐杯の盾すら削り砕いている。

拳の単純な威力も高く、マリィルートのタワー戦では拳圧は重火砲の爆撃に匹敵し、一撃でタワーの全質量を粉砕している。
螢ルートのコロッセオ戦では爆撃を凌駕する威力、玲愛ルートのコロッセオ戦では中型ミサイルを凌駕する威力の拳を繰り出している。
耐久力も高く、遊園地一帯を燃やし尽くせるエレオノーレの砲撃にも耐える事ができる。


創造
人世界・終焉変生(ミズガルズ・ヴォルスング・サガ)
「真実の死を迎えたい」という渇望のルールを具現化した求道型の創造。

能力は「拳に触れたものは誕生してから一秒でも時間を経ていたならば、物質・非物質を問わず例え概念であろうともあらゆるものの歴史に強制的に幕を引く(破壊する)」という一撃必殺のチート技。
つまり、触るだけで相手が死ぬというとんでもない技。当たらなければ意味ないが。
求道故に有効範囲が狭い…どころか両腕のみ。求道の特性である全身変化(ワンピのロギア系みたいなもん)が出来ない創造。

また玲愛ルートの終曲戦では、拳の単純威力は重爆撃を凌駕しており、エレオノーレの焦熱世界で起きた核爆発に耐えている。






余談
因みに、一応の通り名である“ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン”とは、15世紀から16世紀にかけて実在した“盗賊騎士”の別名を持つ義手の騎士の名である。

彼の形成は、この義手が元になっているものと思われる。


ナチス・ドイツ的なつながりで、第17SS装甲擲弾兵師団の通称が“ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン”。
部隊章も彼にちなんで、彼がつけていた右手の義手となっている。

まぁ、当然ながら、彼には全く関係ないけd(ゴシャッ!






本編外では事あるごとに(スタッフに)いじられる。以下その活躍。

  • カウントダウンボイス
シュライバーに続いて三日目を担当……なのだが、シュライバーのマイクは受けとらないわシュライバーの質問を変な呻き声で返答するわ、挙げ句シュライバーに全く似てないマキナの声真似を披露させるという異常事態にまで発展する。

おかげで、この回だけ他の回と雰囲気が浮いている。

そして唐突もなく本来の役目をこなしたと思ったら、最後はマイクをぶち壊す始末。(デウスエクスマキナ的な意味で)

マキナファンなら必聴の回である。



  • 予約特典ボイスドラマ
もしDies iraeが劇だったらという腹筋破壊ドラマCDにのみ少しだけ登場。
どうやら『マッキースマイル』という武器を持つ売れっ子お笑い芸人の様子。きっとゲッツも使うに違いない。名前的な意味で。
恐らく感情ゆたかな芸人なのだろうが、あいにく演じた役が役だった。監督ェ……


  • カップル人気投票記念SS及びドラマCD
カップル人気投票にて1位となったロートス×ルサルカの記念SS、また感謝パッケージにてそれを音声化したドラマCDにて彼自身登場こそはしないがアンナ(ルサルカ)に夜のティーガーと言われる。

実際はそんな関係ではなく至って普通の仲の良い親友なのだが、アンナがそれに嫉妬したから。
まぁロートスも流石蓮の元と言うべきか、かなりイイ性格をしているのでアンナだけが悪い訳ではないのだが。

要はとばっちりでウホッな人扱いされたのである。



  • 神咒神威神楽発売記念動画
まさかの主人公勢を差し置いての夜都賀波岐による記念動画。
diesを彷彿とさせるノリで仲良く紹介を行うが、彼だけ一言も話さない。

取り敢えず〆の一言だけでもと任された彼が放った言葉とは…








アウフ・ヴィーダーゼン・カメラード
さらばだ、戦友


俺達の追記、修正はこれで終わりだ


共に真のヴァルハラへ行こう


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最終更新:2022年04月30日 14:40