メダロットS

登録日:2020/11/29 (日曜日) 06:35:08
更新日:2020/12/10 Thu 21:28:14
所要時間:約 10 分で読めます




『メダロットS』は、メダロットシリーズのスマートフォン用ゲームアプリ。



【概要】

メダロットシリーズ初のスマートフォン向けアプリ。
ジャンルはロボットバトルRPG。
販売元はイマジニア。開発・運営はSoWhat。
サービス開始は2020年1月23日。

メダロットデザインには、シリーズ原作のほるまりん氏。キャラクター(人物)&メダロットデザインにメダロット8の頃から参加しているtyuga氏。
その他、メダロットRにて一部メダロットを担当したまるかた氏や、8~9でキャラクターデザインを担当した神藤かみち氏も一部メダロットのデザインに参加している。

この他、メダロット2~4までのシナリオを担当していた平野佳菜氏が、「追体験ストーリー 新装版 メダロット2」の担当として、久しぶりにシナリオに参加している。



【ストーリー】

ひょんなことから憧れのメダロットを手に入れたアラセ。
ロボトル大会「メダリンピック」で優勝を目指し、並み居る強敵に挑む……!
(公式サイトより)

2020年11月現在までにメインストーリーにあたる『第1部 はじまりの物語』『第2部 メダロット探偵』『第3部 宇宙冒険譚』が配信されている。加えて、メダロット2のストーリーを再構築した『追体験ストーリー 新装版 メダロット2』が配信されている。

メインストーリーは過去作のメインキャラクターら登場するパラレルな世界観で構築されており、イッキやコイシマルといった世代の異なるキャラクターも主人公時代の姿で登場する。
また、イッキやコイシマルが「気がついたらここにいた」と語っていたり、メダロットnaviにおける大事件「クラスター漂流事件」のことや、メダロット9の世界では有名名門校の「MEDA学院」の存在をアラセが知らなかったりなど、複数の世界がどこかで混ざり合った、或いは別世界の人間が流れ着いている世界であるという可能性が示唆されている。

ストーリー中のロボトルは「ノーマル」「ハード」「ベリーハード」の難易度が設定されており、ノーマルをクリアすることでハードの、ハードのクリアでベリーハードのロボトルが解放されるようになっている。
ストーリー自体はノーマルのみのクリアで進めることが可能。

〔登場人物〕

●大隅アラセ

本作の主人公。
作中では珍しく、メダロットを持っていな少年であったが、偶然であったヒサキに相棒としてクロスを与えられ、メダロッターとなる。
明るく前向き、正義感もある主人公らしい性格。
一方で、自分に自信が持てず弱腰になる一面や、おだてられるとすぐに浮ついてしまう一面もあり、そういう場面ではしばしばクロスにたしなめられている。
年齢についてはっきりとした言及がないのだが、立ち絵を見る限りイッキやコイシマルよりも背が高く、カスミらと同じくらいであるため、小学校高学年~中学生くらいと思われる。

●クロス

本作の主人公機で、アラセの相棒となるメダロット。
メダルは「ゼロメダル」。パーツはKXK型(カブト&クワガタ)の「クロスメサイア」。
落ち着いた性格をしており、常に丁寧な口調で話す。
元々はヒロインのヒサキのために用意されたメダロットであったが、ストーリー冒頭でアラセに譲られる。
ヒサキの元に居た頃から初期設定が済んでおり*1、意識のある状態であった。このため、自分のことを「お嬢様のメダロット」として認識しており、アラセのメダロットとなるのも「お嬢様の望みとあれば」と、忠誠心がヒサキの方に向いている状態であった。
アラセがメダロッターとして成長するに従って、彼のこともマスターとして認め、信頼するようになるが、彼がドジを踏んだり調子に乗ったりすると冷静に突っ込むちょっと厳しい扱い。

彼のパーツ「クロスメサイア」は頭パーツに装甲を犠牲にしてチャージゲージを満タンにする「フルチャージ」、両腕にチャージゲージを消費して強力な射撃&格闘を繰り出す「チャージバスター」「チャージブレード」を備えている。
脚部「ハイブリッター」は両腕がヘビーパーツ(見た目的にそうには見えないが)ということもあり、ヘビー耐性2/3の二脚で、なかなかに高水準。上級者にも採用されやすい。
主人公機でありながら少々癖が強く、初心者には扱いにくい性能をしている。一方で、パーツの特性を理解してしっかり強化&活用すれば優秀な機体になるという、いわば「主人公と一緒に強くなるメダロット」として仕上がっている。

●輝夜ヒサキ

本作のヒロイン。
世間知らずで天然気味のお嬢様。年齢についての言及はないが、たぶんアラセと同い年くらい。
「おじさま」よりクロスを与えられ、メダリンピックへの出場を促されるも、元々それほど乗り気でなかったのと、既にパートナーのメダロット(ファンシーエールの「ファシー」)がいたことから、アラセがメダリンピックに出場することを条件にクロスを譲る。
……実は、彼女の「おじさま」はシリーズにおけるある重要人物であることが、ストーリー中で発覚する。
愛機「ファンシーエール」は魔女っ子型メダロット「ファンシーロール」の改良型。
頭部に「バグ」、左腕に乱撃「ナパーム」、右腕に相手のヘビーパーツの数でダメージが増加する「ブレイクハンマー」を備えた、かわいくも攻撃的なメダロット。
脚部には特性「チャーム」があり、男型メダロットからのダメージを軽減する飛行タイプ。低い装甲が多い飛行メダロットには非常に有用である。


【システム】

ロボトル

シリーズファンおなじみの3vs3のチーム戦。
細かな仕様変更やパーツの行動内容の変更はあるが、シリーズのナンバリングタイトルの経験者ならすぐに慣れるだろう。
「メダロット8」「メダロット9」におけるサイレントリーダーシステムが引き続きルールに採用されているが、本作ではパーツ全体への攻撃手段が増えたためか*2、機能停止するまでリーダーかどうか分からない。
なお、ハードがDS・3DSの二画面からスマホの一画面に変わったためか、メダロットが画面内を行ったり来たりするシャトルラン演出が復活している。

2020年11月現在、メダチェンジは実装されておらず対応するメダロットも入手はできない(一部の特殊な例外*3を除く)。
ただし、ストーリー上の仲間や敵のNPCとしてはメダチェンジ機能を持つメダロットは登場している。

〔育成・カスタマイズ〕

●メダル

メダルは本編ストーリー及びイベントの報酬として入手可能。
メダル一つにつき3種のスキルが設定されており、対応するパーツを使い続けるか、アイテムを使用することでスキルのレベルを上げることができ*4、スキルレベルの合計がメダルのレベルになる。
スキルレベルの上限は99、メダルレベルの上限が150。このため、使用を想定するパーツに応じた割り振りが必要。

●パーツ

過去作品との最も大きな違いとして、本作ではパーツにもレベルが設定されている。パーツ強化用のアイテムを使用することでレベルを上げ、性能を向上させることが可能。。
パーツに☆1~☆5までのランク付けがされており、それぞれのランクに応じたレベルの上限が存在している(最大は☆5のLv90)。
そのパーツのランクの最大値までレベルを上げ、パーツの研究値*5を規定値まで上げた上で、ランクアップ用のアイテムとして「サイプラシウム合金」と対応する「NFRP」を使用することで、パーツのランクを上げることができる。
何気に、過去シリーズで設定として語られるくらいだったサイプラシウム合金とNFRPがアイテムとして登場するのは珍しい。
とりあえず、本編ストーリーのノーマルモードや通常のイベントをクリアするくらいなら☆3上限のLv60(+α)くらいで十分なので、まずはそれを目安にパーツを強化すると良いだろう。

●メダロッター

メダロットの強化要素。
メダロット一体につき一人まで、一種の強化アイテムとして「メダロッター」をセットすることで対応する一部のステータスを向上させることができる。
メダロッターにもレベルが設定されており、同じメダロッターを入手するか、強化アイテムを使用することで最大でLv20まで成長させることができる。

〔ガチャ〕

●フレンドガチャ

フレンドポイント(FP)を消費することで「☆1のメダロットのパーツ」「メダロッター」「強化アイテム」のいずれかを入手できる。
ガチャ一回につき必要なFPは500。10連で5000。
フレンドポイントは他のプレイヤーがパートナーに設定しているメダロットやストーリーにおける仲間のメダロッターのメダロットをチームに加えてロボトルをすることで入手できる。

●メダロットガチャ

いわゆる課金アイテムの「ルビー」を消費することで☆2~☆3までのパーツが入手できる。
パーツは基本一つずつ排出されるが“当たり”とて純正メダロット一式として排出されることもある。つまるところ、本作におけるガチャの“大当たり”は「☆3メダロットのパーツ一式」である。
ガチャ一回につき必要なルビーは3個。10連で30個。

●ピックアップガチャ/スポットライトガチャ

期間限定のガチャ。仕様は上記のメダロットガチャとほぼ同様。
ピックアップガチャでは期間限定のパーツがラインナップに加わり、スポットライトガチャではメダロットガチャから排出される特定のパーツが手に入りやすくなる。
2020年11月より「おまけ」としてガチャの回数に応じたアイテムorパーツが手に入るようになっている(いわゆる「天井」が設けられている)。

〔その他〕

●エナジー

ロボトルの際に消費する*6、いわゆるスタミナ
1分間で1回復と、比較的早いペースで回復する。
回復アイテムもあるほか、6時間に1回、動画広告を視聴することでも回復させることができる。

●ミッション

目標に応じた報酬を入手できる。日ごとに内容の変わる「デイリーミッション」と、ゲーム・ミッションの進行度に応じて内容の変わる「フリーミッション」が存在。
フリーミッションはストーリーの進行や、メダリーグや激闘ロボトルの勝利数などに応じた報酬がもらえる。
デイリーミッションは「二脚でロボトル」「たすけるパーツを使用」などのロボトル中の行動を一定数満たすことで報酬として「ダストルビー*7」がもらえ、その日のミッションを全てこなすと「ルビー」を一つもらうことができる。
慣れてきたら一通りのミッションがこなせるよう、パーツやメダルのスキルを揃えておくと良いだろう。

なお、ミッションの画面に登場するのはシリーズおなじみのナエさん。
しかし、特に名乗ったりするわけでもないので、イベントに登場するまでは限りなく「モブの白衣のお姉さん」だったり……。

●コンビニ

ゲーム内通貨のメダコインやルビー、ダストルビー等との交換でパーツやアイテムの売買*8ができる。
また、課金によりルビーや強化・育成用アイテム、ガチャチケットなどが入手できる「パック」も販売している。
商品のラインナップは日数経過で変動する。

コンビニにも店員のお兄さんが居るが、こちらは普通にモブ。
「そこはヒカルでよくね?」という声も。



【イベント】

〔激闘ロボトル〕

週替わりで開催されるパーツ収集ロボトル。
☆1メダロットが三段階の難易度でロボトルの相手となり、勝利することでそのメダロットのパーツを入手することができる。
同じパーツを入手することでそのパーツの研究値が上昇するため、繰り返しロボトルをすることでパーツのランクを上げやすくなる。
本作におけるアイテムドロップ全般に言えることだが、より多くのパーツを壊した方がドロップ数が多くなるため、それ用のセッティングをしておくとよい。

〔曜日ロボトル〕

曜日ごとにラインナップの変わる育成用アイテム収集ロボトル。
相手はDS以降のタイトルでおなじみのブリキシリーズ。

〔超戦ロボトル〕

期間限定イベントその1。
ゲストのメダロッター&謎の男(この人 っぽい?)を軸にしたストーリーが展開される。
ロボトルのたびに内容に応じたポイントが手に入り、「累計獲得ポイント」「みんなでミッションクリア」に応じて報酬(アイテム&パーツ&メダル&メダロッター)を獲得できる。
特定のパーツやメダロッターを装備させておくことで、ポイントにボーナスがつく。

〔魔女の城〕

期間限定イベントその2。
魔女ミルキーの用意した謎のアトラクション「魔女の城」にてゲストのメダロッターたちのストーリーが展開される。
イベントのロボトルをプレイすることで専用の交換用アイテムを獲得することができ、これらはイベント交換所で各種報酬と交換できる。
こちらも、特定のパーツやメダロッターを装備させておくことで、報酬アイテムにボーナスがつく。

〔襲来!ロボトル/超襲来!ロボトル〕

強敵に挑む「腕試し」という立場の高難易度ロボトル。
特殊ルールで相手はゲーム本来の仕様よりも強化されたものが登場することもある。
各タイトルにVS1~3までの3戦ロボトルが存在し、すべてクリアすると「コンプリート報酬」をゲットできる。
期間限定イベント開催中は休止となる。



【メダリーグ】

本作の対人要素。
それぞれのプレイヤーが育て上げたチームでロボトルを行う。
対戦相手は各プレイヤーが試合毎に勝利したチームのクローンデータであり、相手メダロットはローテーションで行動を行う。
エナジー消費は0で、通常エナジー消費で遊べるモードで得られるドロップ報酬や経験値は一切ない。
ブロンズシルバーゴールドプラチナダイヤモンドレジェンドのリーグが存在しており、それぞれのリーグは1~5のランクで分けられている。各ランクで勝利すると「☆」を獲得でき、一定数☆を獲得すると上位クラス/リーグに進むことができる。
途中ジャイアントキリング(G.K.)が発生し、通常よりも高いランクのメダロッターと対戦することがあり、勝てば☆が2つ手にはいる。(負けても☆が減ることはない。)
ピリオド(期間)に応じてロボトルの舞台となる地形や、パーツのレギュレーション(無制限、女型限定、純正限定など)が変更される。
ピリオド終了時、リーグに応じた報酬が獲得でき、次回ピリオドのランクは「前回の最終所属リーグ/クラスの4クラス下」から再スタートとなる。
やはりというか、停止症状が出せる「サンダー」「フリーズ」「サンダーショット」などが多数起用されており、
一部メダロッターは「症状クリア」のパーツを単発で付けて挑んでいる。



【その他】

〔オリメダデザインコンテスト〕

リリース記念として開催されたオリメダ/オリジナルメダロットの募集企画。
「シュッポード」「ドンドリル」「パピオシュバリエ」の三機がグランプリとして実装された。




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最終更新:2020年12月10日 21:28