青(NARUTO)

登録日:2021/01/24 Sun 16:02:14
更新日:2024/02/08 Thu 12:03:24
所要時間:約 4 分で読めます




漫画『NARUTO‐ナルト‐』及び続編の『BORUTO‐ボルト‐』の登場人物。

◆目次

◆プロフィール

所属:霧隠れ
階級:上忍
年齢:46歳
身長:182㎝
体重:70㎏
CV:西前忠久

◆概要

霧隠れの里に所属する忍者。読みはそのまま「アオ」。
階級は上忍で、五代目水影こと照美(テルミー)メイの側近。

「血霧の里」時代から生き抜いてきた猛者で、眼帯で覆い隠した右眼には日向一族から奪い取った白眼が宿っている。
これは戦場にて日向一族の者から手に入れた戦利品で、裏の世界では「白眼殺しの青」の名で恐れられている。
両耳に下げている札には特殊な結界忍術が仕込んであり、白眼に危機が及んだ際に自動的に発動して右眼の白眼を防護するようになっている。

また四代目水影・(たちばな)やぐらに掛けられた幻術を解き、「血霧の里」と呼ばれた恐怖政治を終わらせた過去も持つ。
第四次忍界大戦では忍連合軍の感知部隊の隊長に任命された。

◆人物

基本的に面倒見の良い人物。
「血霧の里」時代から生き抜いてきたベテランのため、長十郎や若い忍者の態度に苦言を呈する説教くさい面もあるが、その度に勘違いしたメイに八つ当たりにされて、凹むのがお約束。
しかし、周囲からは信頼されており、目下の者達からも何だかんだ言って慕われている。

◆戦闘能力

感知能力に優れた忍者であり、五影会談では右目の白眼の能力を用いて、志村ダンゾウの右目が「うちはシスイ」の写輪眼であると察知し、ダンゾウが写輪眼でミフネを操っていたことを見抜いた。
また、シスイのことを「一度手合わせした忘れもせぬ強者」と評していることから彼と交戦した上で生還したことがうかがい知れる。
続編の『BORUTO‐ボルト‐』では右目の白眼を失った代わりに科学忍具によって全身をサイボーグ化している。

◆作中の活躍

過去

「血霧の里」時代から生き抜いてきたベテランの忍者。
世代的に霧隠れの里の悪習である生徒同士を殺し合わせるアカデミーの卒業試験も経験していると思われる。
過去には、うちは一族最強の使い手と謳われた「瞬身のシスイ」との交戦経験もあり、右眼の白眼も戦いの中で手に入れた戦利品。
また四代目水影に掛けられた幻術を解いたとする過去も持つなど霧隠れの歴史に必ず彼が絡んでいる。

第二部

四代目雷影・エーの要請で五影会談が開催された際に五影会談に向かう照美(テルミー)メイの護衛として登場。
やる気のない返事をした長十郎に説教していたが「近頃の若者は“根気が”」「会談に“遅れる”」などの言葉から“婚期が遅れる”を連想したメイに「黙れ殺すぞ」と笑顔で脅しつけられ困惑していた。

五影会談では会談の最中にミフネの言動を不審に思い白眼を使用。
ダンゾウがシスイから奪った万華鏡写輪眼の瞳術・別天神でミフネを操っていたことを看破した。
直後にサスケ率いる「鷹」の襲撃の隙に会談から逃亡したダンゾウを追うも、逆に白眼を奪うため待ち伏せていたダンゾウの部下のフーが仕掛けた「心転傀儡呪印の術」にかかってしまい絶体絶命の危機に陥るが、土壇場で現れたメイと長十郎の救助を受けて難を逃れた。

第四次忍界大戦では感知部隊の隊長に任命され、忍連合軍の本部に常駐していたが、大戦の最中に本部が十尾の尾獣玉により壊滅したため、青も死亡したものと思われていた。

BORUTO

続編の『BORUTO‐ボルト‐』にて生存が判明。
白眼と左手足を失う重症を負いながらも生存していた。その傷がもとで現在は忍を引退し、カタスケが製作した機械義肢を着用している。
参謀本部でただ一人生き残ったが、その後の数年間は昏睡状態で病院に入院していた。
数年後に目覚めたものの、左腕と左足を失い、右眼の白眼も失ったことで忍者としては再起不能になる。
その絶望から一時は死を望んでいたが、カタスケと出会い彼から義手と義足を与えられ、それを使いこなすために必死にリハビリに励む中で生きる気力を取り戻した。
現在は現役を引退しており、人助けをしながら各地を旅して回っている。







以下ネタバレ





謎の秘密結社「」に加担し、工作員として暗躍していた。
義肢のメンテナンスという名目や元水影側近という立場から木ノ葉隠れの里への出入りが容易だったこともあり、殻の外陣として科学忍具の第一人者であるカタスケに幻術をかけ、科学忍具の情報を引き出し、科学忍具に関する知識を「殻」に流していた。

任務中のボルト達と雷車の車内で偶然出会い、直後に逃走したカワキの捜索を果心居士に指示される。
正体を隠してボルトたちに近づき、組織の機密に近づいた彼らを始末しようと新型の科学忍具で交戦するが、忍術と科学忍具を併せたボルトたちの反撃に遭い敗北。

アニメにて殻の外陣になった理由が判明。
第四次忍界大戦で辛くも生存できたものの身体の方は忍としては再起不能になるほど負傷してしまっていた。忍として生きることができなくなってしまった自分では故郷の霧隠れの里に顔向けできず途方に暮れていた所を殻に拾われる。そして科学忍具で負傷していた身体の部位を補完してもらう。その恩を返すために殻の外陣として協力することを決めた。里を裏切って殻に協力した理由としては、戦前と比べて激変した霧隠れの里を受け入れられなかったのもある。

この話が語られる186話は派手なアクションシーンに加えボルトがムギノ*1の死を踏まえた上での青に投げかけるセリフが漫画版から大きく追加/変更されており漫画しか読んでない…という人も見てもらいたい必見の内容である。

その後ボルトに情けをかけられ一命は取り留める。しかしその場に現れた果心居士が口寄せした蝦蟇からボルトを忍術で助けるも、自分は蝦蟇の下敷きとなり死亡してしまう。

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最終更新:2024年02月08日 12:03

*1 漫画版ではこの任務でちょこっと顔を合わせただけの他人だがアニメではこれより前の任務に同行したり私生活で貸しを作ったり関係性が深まるよう補完されている。