十尾(NARUTO)

登録日:2023/04/02 Sun 00:00:00
更新日:2024/07/14 Sun 12:45:35
所要時間:約 18 分で読めます






そいつは尾獣全ての集合体


最強のチャクラを持つ存在



十尾




十尾とは、漫画NARUTO‐ナルト‐』に登場する尾獣の1体。
本作の実質的なラスボスでもある。


概要

最強のチャクラを持つ尾獣であり、「国造りの神」とも呼ばれ恐れられた伝説の獣。
一尾から九尾までなる9体の尾獣は十尾の分散体でしかなく、六道仙人の手で十尾のチャクラを九つに分けられて誕生した。

十本の尾と巨大な一つ眼が特徴的な姿をしていて、「天目一箇神」「ダタラ」「デイダラボッチ」等の妖怪もしくはとしての名も持っている。
輪廻眼は元々十尾の眼であり、本来のそれは波紋模様の線上に勾玉が3つずつ浮いた赤い輪廻写輪眼となっている。

神代と言える過去にて六道仙人の肉体へと封じられ、更にチャクラも9体の尾獣として分割された後に本体は月へと封印された。
」が尾獣を狩ってきた真の目的は十尾にあり、存在が明かされた二部の中盤以降は十尾復活のための八尾と九尾を巡る大戦が繰り広げられる事となる。

太古から続く大筒木一族には「チャクラの実」と呼ばれている。
彼らの生態を支える必要不可欠な存在であり、続編となる『BORUTO‐ボルト‐』では一族との詳細な関係性が明かされた。


戦闘能力

通常の尾獣を遙かに上回る凄まじい巨体を誇り、腕や尾の動作一つが甚大な破壊を引き起こす。
単純に考えても尾獣全てを足し合わせた強さのため、本来なら尾獣1体ずつでは比較にならない程の力を有する。
星そのものと言える存在故に膨大な自然エネルギーを秘めていて、仙人モードでその力を感知したナルトは計り知れない事を量り取り、冷汗を浮かべていた。

本編では二回ほど復活を果たしたが、いずれも尾獣の力が幾つか欠けている不完全な状態での復活だった。
にもかかわらず八尾の尾獣玉を指一本で弾く忍連合による大規模な熔遁の拘束を形態変化ついでに破壊遙か遠方の街を壊滅させるといった圧倒的な強さを発揮している。

しかし十尾本体にはその絶大な力を制するだけの理性がなく、放っておけばただ闇雲に大技をぶちまけるだけとなってしまう。
輪廻眼や柱間細胞を利用すれば外部からでもある程度は操れるが、完璧にコントロールするためには後述の人柱力化しかない。


使用術

  • 尾獣玉
尾獣を代表する技。
原作での色は通常の尾獣玉とほぼ同じで、アニメだと通常は黒紫色だが、十尾のみ赤黒いチャクラで形成される。
他の尾獣とは一線を画す桁違いの威力を誇り、破壊範囲は山一つを消し飛ばす通常の尾獣玉の 数 十 倍 にも及ぶ。
極太のビームとして薙ぎ払うように撃つといった応用も利く。

  • 木遁・挿し木の術
木遁の一種。
対象に鋭い枝を投槍して刺さったと同時に枝分かれさせる。
オビトに操作される形で使用し、十本の尾から大量の挿し木を放った。
大技が基本の十尾としては珍しい小技だが、圧倒的な物量で忍連合の多くを死に追いやった。

  • 天変地異
九喇嘛も警戒した十尾の必殺技。
「地震」「津波」「雷」「竜巻」といった自然災害を一度に発生させ、辺り一帯をメチャクチャに破壊し尽くしてしまう。
術の後には核爆発の如きキノコ雲が浮かんでいた。
破壊範囲は十尾の技の中でも最大級だが、威力自体はそこまでらしく須佐能乎や九喇嘛チャクラの衣でガードされている。

  • 分裂
十尾自身の肉体を一部切り離して大量の小型十尾を生成できる。
サイズはかなり融通が利くようで、小さいものだと等身大の個体から大きいものだと口寄せの大蝦蟇まで自在に生み出せる模様。

  • 輪廻写輪眼
写輪眼輪廻眼の性質が同時に表出している瞳術。
十尾を象徴する巨大な眼だが、幻術や六道の術といった瞳力は使用できておらず、あくまでもただの「目」としてしか機能していない。
瞳術としてコントロールするにはやはり人柱力化が必須となる。


外道魔像

が尾獣を取り込ませてきた「外道魔像(げどうまぞう)」と呼ばれる不気味な巨像、その正体は十尾の素体だった。

六道仙人が十尾のチャクラを9体の尾獣として分割した後に残った「抜け殻」とでも呼ぶべき存在で、最後の力を振り絞った仙人によって月の核として封じられていた。
それから幾百年の時を経て、輪廻眼を開眼したうちはマダラに口寄せされる形で封印が解かれ、NARUTO本編の騒動に繋がっていく。

九つの眼を持ち、枯れ木に手足が生えたかのような姿をした人型の怪物で、手枷足枷が付いているものの暴れ回る時には大抵すぐ破壊される。
さながら堪え難い苦しみにもがき苦しむ囚人のようにも見え、どことなく多由也の口寄せ・怒鬼と似ている。
尾獣を取り込む毎に、九つある白目の一つに瞳孔が浮かび上がっていく性質がある。

単体でも尾獣に匹敵もしくは遥かに上回る戦闘能力*1を有し、既に魔像内に封印されている尾獣を呪印で縛ってコントロールする事もできる。
またビーの無限月読からするに、こいつも一応は尾獣玉を使用出来る模様。

また、尾獣達に生命力の大半を持っていかれたような醜悪不気味な外見でありながら、実はとんでもない生命エネルギーを秘めている。
今にも死んでしまいそうな肉体でも魔像に接続することで寿命を大幅に引き延ばしたり、瞳術等の能力を底上げしたり細胞培養によるクローニングまで可能になっている。
ただし、適合力の低い人間が肉体を魔像に直接接続した場合には、逆に生命力を吸われて死に至る危険性がある。
マダラやオビトは生命力の権化たる柱間細胞をつなぎに使うことで、そのリスクを回避している。


形態変化

9体の尾獣チャクラが外道魔像に取り込まれれば十尾の復活自体は可能だが、一部のチャクラしか吸収できなかった際には不完全な形での復活となってしまう。
この場合は欠けたチャクラを外部から徐々に吸収する形で、植物が成長するように本来の姿へと戻っていく。

  • 第一形態
背中に球根を背負い、巨大な一つ目の輪廻写輪眼と大きな口を開けた地を這う怪物で、復活当初はこの形態だった。
この姿限定で「ギキイイイイ」という独特な鳴き声を上げる。
後述する続編での設定を考えるなら、恐らくこの形態こそが「十尾」としての本来の姿である。

  • 第二形態
使徒を想起させる姿で、輪廻写輪眼はそのままに耳と角が生え、口も人間の形状に近付き歪ながらも頭部が形成された。
腕が生えて二足歩行となったものの、不完全さを象徴するかのように腕や胴体が異様に細長く、右腕に至っては欠けている等かなりキモい形態。

  • 第三形態
第二形態の発展版。
欠けていた右腕が形成されて頭部の角も伸び、全体的にマッシヴな体型に変形した。
攻撃時には口からラフレシアのような花弁を生やし、そこから超巨大な尾獣玉を放つ。
六道仙人と戦った時もこの姿だったが、チャクラを裂かれる前という事もあって頭部のみならず全身から角が生えているかなり攻撃的な形態だった。

不揃いなパーツが埋め合わされた完全体と言っていい姿だが、これでも八尾曰く「最終形態の一歩手前」
本来は更にこの上が存在し、それこそが…


神樹

十尾の最終形態にして本来の在り様であり、「神樹(しんじゅ)」と呼ばれる途方もなく巨大な大木。

神話上では人がまだチャクラの概念すら持たない頃から既に生えていて、人々の争いに関与せず神柱として崇められていた。
ある時、千年に一度実るという「チャクラの実」を時の姫である大筒木かぐやが食らい、力を得る事で争いを収めた。
しかし実を食われた神樹はチャクラを取り戻すべく、十尾と呼ばれる怪物へと姿を変えて襲い掛かり、カグヤの息子である大筒木ハゴロモこと六道仙人の身体に封じられた



…というのが、六道仙人が書き記したと伝えられる「うちはの石碑」の伝承。
しかし実際には一部の内容が黒ゼツの手で書き換えられており、かぐやに関する以下の真実が改竄されていた。

実は神樹自体が人に対して害意を持っていた訳ではなく、チャクラの実を食した大筒木カグヤ我が子へと分散したチャクラを取り返すために神樹と同一化した存在が十尾だったのだ。
ハゴロモと隠されたもう一人の息子・ハムラに十尾の姿で襲い掛かったものの、兄弟の奮戦により紆余曲折を経て月に封じられた。
だが、カグヤは自身が復活するための布石を残しており…


十尾の人柱力

他の尾獣と同様、人間の体へと封印する事で人柱力となれる。
十尾の場合はその巨大すぎる図体を凝縮するために「六道十尾柩印(りくどうじゅうびきゅういん)」という専用の封印術が用いられる。

しかしながら1体でさえ適合困難な尾獣を全て取り込もうというのだから、通常ならまず精神崩壊を起こして自滅する。
六道の血統であるうちは・千手の血と十尾の制御を可能にする輪廻眼の存在、そして十尾の意志に飲み込まれないだけの強靱な精神力を有する者だけが十尾の人柱力となれる。

十尾を取り込んで人柱力になると、その肉体は肌が青白くなり額に角が生えるなど、六道仙人に近い(大筒木一族の特徴を備えた)姿へと変貌する。
衣のように見える部分はすべて体の一部であり、たとえ半身が抉られるような致命傷でも再生する生命力を備えている。

「尾獣を抜かれれば死ぬ」というのが人柱力の大原則だが、こと十尾の人柱力の場合はそれに当てはまらない。
厳密に言えば尾獣9体のチャクラを抜かれても抜け殻の外道魔像が体内に残るため、生命エネルギーの塊である魔像の恩恵で死を回避できるからである。
それでも9体もの尾獣が抜かれた反動は相当のもので、基本的に数ヶ月は動けなくなってしまう。

また人柱力化に伴う副次効果として、六道の力を手にして上がった瞳力などは十尾が抜けた後もそのままとなる。
しかも死後にチャクラだけで意志を持って動き出すなど肉体を超越した活動が可能となり、自身の力を生者に託して強力なサポートが施せる。

使用術

膨大な自然エネルギーの塊である十尾を取り込む事で得られる力。
あらゆる物質を分子レベルで消し飛ばす求道玉や空中浮遊能力が使用可能になり、更には陰陽遁の力で忍術まで無効化する。
これによって直撃すればガード無視で消し飛ぶ攻撃仙術と物理攻撃以外が通らない防御というデタラメな強さを実現させている。

  • 六赤陽陣
四赤陽陣の上位版。
変形させた求道玉を支点として強力な赤い結界を形成する。
あちらは火影クラスの忍四人が揃わないと発動できないが、それと同等以上の術を単独で発動可能な十尾の人柱力の強大さがうかがえる。

  • 十尾の尾獣玉
人柱力ともなれば複数の尾獣玉をまとめて発射できるようになる。
第三形態が生やしていた花弁付きの巨大な樹を生やし、そこから四発同時に放つ事で共鳴爆破を起こせる。

十尾の人柱力の本領とも言うべき大幻術。
神樹形態の十尾を生やして頂上の花弁を開かせるか、*2あるいは術者の額に開眼するなどして輪廻写輪眼の模様を月に投射し、地上全域に「影をも貫き見通す」月光を放って全生命体を月読の幻術で縛り上げる。
この幻術に掛かった人々は各々の願望が反映された理想の世界を夢見るようになり、ある意味「争いのない平和な世界」を造り上げられる。

神樹の生命エネルギーで人々を縛る「神・樹海降誕」は無限月読と実質セットの術となっている。
無限月読に掛かった人々を世界中に生やした神樹の根で捕縛し、その生命エネルギーで飲まず食わずでも生き続けられるようにするのである。


主な人柱力

「我は安寧秩序を成す者…名をハゴロモと言う」

史上初の人柱力。
六道の大元という事もあって、求道玉の錫杖は陰の月と陽の太陽の両方を兼ね備えている。
大筒木一族であるカグヤの血を色濃く継いでいるためか、人柱力になった後でも後のオビトやマダラと比べると容姿にめぼしい変化がなかった。
強いて言うなら、若干土色で元々悪かった肌色が老境には灰色となってさらに酷くなっていたくらいである。

十尾の人柱力としての活躍は特に描かれていないが、その真骨頂は死後に発揮されている。
なんとチャクラだけで1000年近く現世を彷徨い、いざという時は六道仙術がこもった陰と陽の力を託し、挙げ句の果てに作中最強クラスのカグヤが為す術も無く封印される術まで渡せるなど、途方もない力の数々を見せ付けている。
更にはアシュラ・インドラ・九喇嘛のチャクラが揃えば現世にチャクラ体で顕現可能となっていて、その状態なら浄土から歴代五影全員を召喚したり尾獣9体+αをカグヤの異空間から口寄せしたりする事もできる。
「助言を頂けるならもっと早くにしてほしかったですね」と愚痴るのも頷けるくらい何でもありなお方である。
「忍の祖」は伊達じゃなかった。

その一方で十尾及び外道魔像の動向から、実はどのタイミングで人柱力になったのかよく分かっていなかったりする。
複数の公式書籍で内容がバラバラなために設定面でとっ散らかっていて、そもそも本当に十尾の人柱力だったのか定かでない部分もある。
詳しい考察はカグヤの項目を参照。

「やっとだよ…先生…」

二人目の六道。
体の半身が元アシュラの転生者である千手柱間の細胞で構成されているため、求道玉の錫杖は陽側の太陽を形作っている。
八尾と九尾の大部分が欠けた不完全な十尾で人柱力となった影響か、身体と衣装が融合したかのような歪な姿をしていて、額の角も右側だけ長い非対称な形状となった。

第四次忍界大戦の最中にマダラを出し抜く形で人柱力化し、当初は暴走状態だったものの自分を取り戻す事で十尾の力を制した。
「十尾の人柱力」としては最も活躍したキャラで、陰陽遁や求道玉を駆使してとんでもない戦闘力を発揮し、一度はナルトの心を折りかけもした。
最終的には忍連合との「チャクラの綱引き」で尾獣9体分のチャクラを抜き取られて敗北し、更にマダラの口寄せで外道魔像も取り出されたために死亡が確定した。

その後はカグヤ戦の中で亡くなったのだが、六道仙人と同じく死体からチャクラ体でカカシに憑依すると共に力を授けた。
十尾の人柱力化で急上昇した瞳力をカカシは両目神威及びいきなりの完成体須佐能乎として存分に振るい、カグヤの封印に大きく貢献している。

「これが六道の力か…」

三人目の六道。
インドラの転生者であるため、求道玉の錫杖は陰側の月を形作っている。
陰の九喇嘛を除く尾獣すべてを取り込んだ十尾の人柱力になったため、白を基調としたハゴロモに近い衣装が表出され、角も額を覆う立派なものが生えている。

オビトから解放された尾獣たちを捕らえ、口寄せした外道魔像に封印してから己に取り込むことで人柱力となった。
その精神力でもって人柱力化して即座に十尾の意志を制し、輪廻眼本来の持ち主という事もあって戦闘力はオビトを遥かに上回る…が、実のところカカシ&オビトコンビやガイ等の格下にしてやられる場面も多かった。
戦いの中でオビトが生やした神樹を取り込んで不死となり、更にはもう片方の輪廻眼まで揃えて万全の状態になったものの、無限月読を発動した事で用済みとなりカグヤ復活の媒体にされた。

最期はカグヤの封印が完了して尾獣全てが解放された後、外道魔像より吐き出される形で人柱力化を解かれた。
結果的に尾獣全てを魔像ごと抜かれたために余命幾ばくもなく、柱間が看取る中で息を引き取っている。


大筒木一族との関係性

続編の『BORUTO』にて、十尾とは大筒木一族がチャクラの実を収穫するに当たって惑星に生やすための神樹の苗木である事が判明する。

具体的な利用方法としては、まず十尾に生きたままの大筒木一族を食らわせる事で神樹へと変貌させ、惑星に生きるあらゆる生命体のチャクラを根こそぎ吸収させる。
この過程で全ての生物は死に絶えてしまい、惑星中のチャクラを吸い終えた神樹は大木の頂点にチャクラの実を実らせる。
最後に実を採取したらその惑星での作業は完了であり、別の星へと移動しては同じ事を繰り返しているようである。

大筒木一族が基本的に二人一組で行動するのも、十尾から神樹を生成するための生贄役を確保する意味合いが大きい。
なお生贄役の大筒木も食われておしまいというわけではなく、一族に共通して備わっているバックアップ能力「」で予め自分の「器」を用意しておき、後の復活を可能にしている。

本質的には大筒木に限らず、チャクラを含むなら人でも何でも食らう化け物らしく、大筒木に行き着くその時まで全てを喰らい尽くすという。

更に作中では、大筒木イッシキが地球に神樹を生やすために持ち込んだ別個体の十尾が登場した。
こちらは『NARUTO』に登場した個体よりも一回り小型で、オビトが復活させた不完全な十尾の第一形態を更に幼くしたような容姿になっている。
十尾としてはおそらくこちらの個体が一般的…というより、十尾であり神樹であり大筒木でもある不定形な『NARUTO』の個体が種族の中では極めて異質と言える。

大筒木一族の惑星侵略にあたって必須の存在であるものの、その調達元は大筒木の情報に精通している三途アマドでさえ知らず、詳細な出自に関しては依然として謎に包まれている。


自我に目覚めた神樹

BORUTOの第二部「TWO BLUE VORTEX」で新たに登場した十尾の突然変異体

イッシキの所持する個体が「白き楔」を持つコードの爪痕によってバラバラに分解され、無数の爪アカとしてコードに操作される事で何らかの変化が生じたらしく、十尾本体から分裂する形で人型の神樹として進化を果たした。
本来は大筒木一族を喰らう事で神樹へと変化するはずだが、作中では「大筒木の因子である楔のチャクラが爪痕を通して十尾に影響したのでは?」と推測されている。

4体全員が明確な自我を有し、爪アカこと十尾から発生した存在という事もあって輪廻眼と爪痕も搭載している。
また、どういうわけか爪アカに食われて小型の神樹に囚われた人々の姿に酷似しており、それぞれがベースになった人たちにとって所縁のある人間を喰らおうとする習性がある。
突然芽生えた自我のためにアイデンティティの確立には積極的で、ボルトかカワキを喰らって完全な神樹になる事を最終目的としつつ、各々が自らの本能に従って行動している。

「うずまきナルト…彼を喰おうと思っている」

側頭部を剃り上げた独特な髪型?の神樹で、輪廻眼の模様が背に描かれたコートを羽織り、常にズボンのポケットに手を突っ込んでいる。
4体に上下関係はないが、最初に自らの意見を述べて行動を促すなど他の3体を導く場面が多く、それぞれの神樹の判断に逐一「良い選択(チョイス)だ」と肯定する姿も見せている。
神樹の化身として木遁を自在に操れる。

ベースとなった人物は4体の中で唯一不明。
読者には名前と髪型からジゲンやイッシキ、我愛羅が候補として疑われている。
捕食の標的はうずまきナルト

  • (ヒダリ)
「一体オレ達は何者なんだ…?」

顔を右側だけ覗かせる奇妙なフードを羽織った神樹。
4体の中でも口数が少なく、自らのアイデンティティに思い悩む場面もあり、人間的な性格をしている。
固有能力として、雷を手に纏わせて突く千鳥のような術を使用する。

ベースとなった人物はうちはサスケ
名前はナルトとの激闘で失われた利き腕の「左」から取ったと思われるが、何とも皮肉なネーミングである。
捕食の標的はサスケにとって最愛の娘であるうちはサラダ

  • (マツリ)
「猿飛木ノ葉丸 食べちゃいたいかも」

4体の中では唯一の女性型神樹で、道化のような恰好をしている。
毒舌が目立つキツイ性格の持ち主。
固有能力として、地面を盛り上げて対象を拘束する土遁のような術を使用する。

ベースとなった人物は風祭モエギ、名前も苗字の「祭」から取られている。
捕食の標的はモエギの同期である猿飛木ノ葉丸

余談だが、祭という名前のキャラはNARUTOにも存在する。こちらはカタカナ表記の「マツリ」だが。まぁ「フー」と「フウ」、「トロイ」といった名前被りキャラの前例はあるので…
我愛羅がチヨバアの蘇生忍術で蘇った際、泣いて喜ぶ隣の忍を小突き我愛羅に駆け寄ったくのいちの1人。
原作での出番ではそれのみだが、アニメでは2部開始前のアニオリから登場していた。声優は坂本真綾

  • バグを模した神樹(仮称)
「自らノコノコと…… 喰われに来たのか…?」

老人のような姿の神樹。
5話時点では唯一名前が分かっていない。
地面に寝転んだりする物ぐさな性格だが、千里眼による感知を逆探知するという底知れなさも備えている。
固有能力として、腕を巨大なトラバサミの如き形状に変形させて攻撃できる。

ベースとなった人物はバグ。
馴染みのあるコードはこの神樹を目撃した当初、バグ本人と勘違いした。
捕食の標的はバグが魅了の能力で好意を抱かされていたエイダ


関連忍術

  • 口寄せ・外道魔像
口寄せの術の一種、口寄せ・十尾とも。
輪廻眼の力で外道魔像を口寄せして使役する。
輪廻天生と同様に正統な輪廻眼の持ち主にしか使えない術であり、穢土転生で再現された偽物の輪廻眼では口寄せできない。
この性質から、六道の術の中でも口寄せが専門の畜生道ではなく、外道に属する術と推察される。

  • 十尾化
神樹と一体になったカグヤが使用する術。
人柱力の尾獣化と同じように自身の身体を十尾に変貌させる。
ハゴロモ・ハムラ戦では十尾の第三形態に相当する姿へと変化していたが、ナルト戦では体内の尾獣が呼び覚まされる形で不安定な十尾化を果たし、尾に尾獣たちの顔が浮かび上がる巨大なウサギの怪物と化していた。

  • 六道仙人モード
尾獣9体のチャクラを得たナルトが開花した形態。
十尾の人柱力と同様に六道仙術を扱えるようになり、求道玉や浮遊能力の使用で戦闘能力が大幅に向上する。
更にナルトの場合は尾獣それぞれの力を螺旋丸に上乗せして威力を増強でき、凄まじい火力を秘めた四尾の「仙法・溶遁螺旋手裏剣」や封印術を仕込める一尾の「仙法・磁遁螺旋丸」など、戦略の幅が大きく広がっている。

  • 雷の巨人(仮称)
ナルトとの最終決戦においてサスケが披露した術。
正式名称は不明。

自身の完成体須佐能乎を入れ物として、地爆天星で捕らえておいた尾獣達のチャクラをこれ以上ない配分で融合して誕生させた。
見た目は須佐能乎の鎧を纏う巨人といった風体で、サスケの性質変化を反映してか中身は雷で構築されている。
外道魔像に頼らずして十尾にも匹敵する力を得た形態であり、尾獣モードのナルト複数体をまとめて圧倒してのけた。
全尾獣のチャクラを矢に収束して放つ「インドラの矢」は当時のサスケ最強の術で、ナルトが地上ありったけの自然エネルギーを取り込む事でようやく相殺できた。



追記・修正は十尾の力をコントロールしてからお願いします。

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最終更新:2024年07月14日 12:45

*1 オビトが口寄せした際は八尾と九尾が目の前に居たにもかかわらず全く封印出来なかったが、マダラは輪墓で昏倒させたとはいえ、尾獣9体全員を即座に軽く封印していることから、口寄せした術者の力量によって上下する模様

*2 オビト曰く不完全な十尾でも無限月詠は可能とのこと