爆竜ステゴスライドン

登録日:2021/03/05 Fri 08:29:48
更新日:2025/03/04 Tue 13:30:37
所要時間:約 3 分で読めます




爆竜ステゴスライドンはスーパー戦隊シリーズ第27作『爆竜戦隊アバレンジャー』に登場するキャラクター。

【概要テゴ】

全高:24.5m
全長:45.6m
重量:1500t
CV:飯田浩志

ステゴサウルスが超スライダー進化した、東北弁が特徴の紅色の爆竜。
一人称は「オラ」で語尾は「テゴ」。

ブラキオサウルスに格納できないほどの巨体を誇る。
また、足がローラー状になっているため通常の10倍の速さで走れる。

性格は気弱で控えめ。
後述のアバレンオースライドンにコンプレックスを抱いており、ある出来事がきっかけで……。

【アバレンオースライドン】

背中を展開した爆竜ステゴスライドンにアバレンオーが搭乗した姿。
サーフボードのように乗りこなしながら戦う。
武器はステゴスライドンの周囲に付いたヒレカッター。
必殺技は、サーフィンのように水上で敵に突進し、ティラノドリルで敵を貫く爆竜必殺スライダーアタック。

…とここまで書いたが、ぶっちゃけステゴスライドンの扱いはアバレンオーの足場という不遇ぶり。
さらに、マトモに戦うには海のある環境が必須となるため(劇中ではアバレブラックのスプラッシュインフェルノで補っている。)アバレンオーの派生形態ではかなり使いづらい部類に入る。

【来歴テゴ】

初登場は第16話。
第15話に坂井次郎少年が拾ったカプセルから目覚めたが、何故かヒダマが入っていなかったためアスカは探知できなかった。
目覚めた時は「オラ、ずっと一人で寂しかったテゴ」と言っていたあたり寂しがりやな一面もあるらしい。
そして、アバレンオースライドンでシャークルマーガレットを撃破し華々しいデビュー戦を飾った。

が、続く第17話では何故かブラキオの元から離れており、戦いに呼び出された際にブラキオからその事を聞かれるも「お前に関係ないテゴ」と生意気に一蹴して口論に発展してしまう。
アスカの仲裁で何とか収まったが、同話のアイキャッチでは不機嫌気味に「この後、平和じゃなくなるテゴ」と言った。

後に、その台詞が予想外の形で回収されるとはこの時誰も知らなかった。



まさかの裏切りテゴ

第20話ではアバレキラー/仲代壬琴のウイングペンタクトにより操られ、トップゲイラーと無理矢理合体させられキラーオーとしてアバレンオーと戦う。
幸人の訴えで正気を取り戻し、合体を解除して逃亡したが、去り際に壬琴から「お前の力を知るのは俺達だけだ。」と言葉をかけられ心境に大きな変化が起きる。

というのも、ステゴスライドンはアバレンオースライドンは「爆竜コンバイン」ではないと悩んでおり、「アバレンオーは自分がいなくても強いのではないか」とまで思い詰めていた。
そして、壬琴と結託すれば自分の眠っている力を引き出せると考えてしまう。
その思いを知った幸人は「シャークルマーガレットもアヤメガネズミもステゴスライドンのお陰で倒せた」とフォローするが、最早ステゴスライドンにとっては苦しいフォローにしか聞こえない。
その結果………


アバレンオーとコンバインするだけでは強くなれないテゴ、オラは知りたいんだ、使いたいんだテゴ!


何と自らの意思でアバレンジャーと決別し、アバレキラーと共に行動する道を選んだ。

以後は敵としてアバレキラーの悪事に加担し、「このワクワクが、生きている証テゴ」とノリノリでキラーオーに合体する事もあった。
だが、自身の肉体を酷使し続ける壬琴を何とかして救いたいと考えるようになり、第42話ではアバレンジャーに「アバレキラーとは戦わねぇでほしいテゴ」と嘆願する。
しかし、その願いも空しく壬琴は戦い続ける道を選び、とうとう彼についていけなくなりトップゲイラーと共に離反する。

ステゴスライドン!!

ブラキオのおやっさん...!

目が覚めたブラか?

その際、ブラキオに頭突きをされる制裁を受けたが、その程度で済んだあたり他の爆竜達からはそこまで嫌われていなかった様子。
それでも、壬琴の事は曲がりなりにも自分の力を引き出した主人として深い信頼を寄せていたようで、第48話で彼が戦死してからは弔い合戦を誓っている。

壬琴さんとトップゲイラーの、弔い合戦テゴ!!


【キラーオー】

ステゴスライドンがトップゲイラーと合体した姿であり、一応本作の2号ロボに該当する機体。
足場だけだったアバレンオースライドンとは真逆に、こちらは本体の8割を構成しており、ステゴスライドンありきの形態とも言える。
当初は利用される形で合体されたが、裏切り以降は自らの意思でこの形態に合体して幾度と無くアバレンジャー達の前に立ち塞がった。
アバレキラーはトップゲイラーに搭乗してステゴスライドンを呼び出す方法で合体していたが、終盤にアバレブラックがキラーオーに搭乗した際にはブラックがステゴスライドンに搭乗するという方式で合体をしていた。

【キラーアバレンオー】

劇場版『アバレサマーはキンキン中!』にて登場した、アバレンオーとキラーオーが合体した姿。
壬琴の「トップ、ステゴ、お前達は好きにしろ」という命に従ってバクレンオーを倒すために再びアバレンジャーの仲間として合体した姿。
扱いは相変わらず足場であったが…
そしてデカレンジャーVSアバレンジャーではステゴ無しの合体をキラーアバレンオーとしてしまっている

【オオアバレンオー】

キラーアバレンオーに武鋼竜・スピノゴールドとランフォゴールドを合体させ、かつブラックとキラーも同乗したアバレンジャー最強戦力。
登場は僅か一回でやはり足場扱いながらも、その立場を活かしてブラキオから滑り降りる形で必殺技を決めるステゴスライドン必須の形態でもある。

【余談テゴ】

  • 戦隊シリーズでは極めて珍しい、自らの意思で裏切った巨大戦力。戦隊シリーズにおいて敵に巨大戦力を奪われること自体は珍しくないのだが、洗脳や強奪などの要素が基本的に絡むようになっている。
    その理由故に嫌う人もいる一方で、先述のようにアバレンオースライドンではただの足場であり、全身を構成するキラーオーに憧れてしまうのは無理もないという意見もある。

  • 担当声優の飯田氏は第34話では顔出し出演している。


オラ、追記・修正するテゴ


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最終更新:2025年03月04日 13:30