爆竜トップゲイラー

登録日:2021/03/17 Wed 19:43:20
更新日:2025/05/11 Sun 11:36:04
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人間。生きていたゲラか?



爆竜トップゲイラーはスーパー戦隊シリーズ第27作『爆竜戦隊アバレンジャー』に登場するキャラクター。

【概要ゲラ】

全長:45.4m
翼長:76m
重量:2200t
最高飛行速度:マッハ1
CV:緑川光

トゥプクスアラ が超スピアー・超ジェットファン進化した白色の爆竜。
一人称は「私」または「俺」で語尾は「ゲラ」

超スピアー進化した頭部での突進は凄まじいスピードを叩き出す。
また、羽ばたきだけで周囲の建造物を吹き飛ばす突風・トップウインドを巻き起こす。
最大の特徴は、全ての爆竜と合体可能であること*1と他の爆竜を洗脳できること。
第20話ではその能力を活かして、爆竜ステゴスライドンを洗脳し無理矢理キラーオーに合体させた。
「全ての爆竜と合体可能」とは具体的には爆竜でありながらダイノギャリー並みに体をバラバラにして各パーツとし、
洗脳能力は合体形態でも発揮され、トップゲイラーの体幹部が手に持たれていても主導権を握ることが可能。そんな例は他に……結構あるか

かつて、ダイノアースの都市を一夜にして壊滅させた極めて強力な爆竜で、その強さと危険性を恐れたダイノアース人ににより長らくアノマロガリスの中に爆竜カプセルとして封印されていた。
しかし、アノマロガリスのアナザーアース(地球)侵略時にダイノマインダー共々放り出され、仲代壬琴の手に渡る。
そして壬琴に声を掛け、彼を惹き寄せアバレキラーとした。
その後、第19話にて封印が解かれ復活し壬琴の相棒となる。


【人物ゲラ】

悪事や破壊活動への荷担も辞さない冷酷かつ不遜な性格。
言動も常にクールで滅多に感情を表に出さず、相棒の壬琴の事も一貫して「人間」と呼んでいる。*2
何気にギャグシーンが皆無という本作では貴重なキャラクター。

だが、トップゲイラー自身はこの手のキャラクターでは珍しく復讐を一切考えていない。
寧ろ、「強大な力を持つ故に周囲から疎まれ孤立していた」という自分と同じ境遇にある壬琴を気にかける発言をしたり、アバレンジャーから離反したステゴスライドンの事も特に拒絶しなかったりと最凶最悪の爆竜である割には妙に面倒見がいい部分がある。
また、劇中において自らの意思で起こした悪事は羽ばたきで市内に強風を巻き起こしたぐらい。
他にも(壬琴から「好きにしていい」と言われたとはいえ)アスカに協力したこともある。ちなみにアスカの事は「竜人」と呼ぶ。
もしかしたら、過剰に恐れられていただけでトップゲイラー自身はそこまで悪党ではなかったのかもしれない。

こうして長らく壬琴と行動を共にしていたが、第42話で自身を顧みずに無茶苦茶な戦いを続ける彼を見限り、ステゴスライドンと共に離反する。
だが、第43話で壬琴が邪命体エヴォリアンと決別してからは再び彼に力を貸し、壬琴がアバレンジャーと和解してからも側に居続けた。

そして戦いの果てに……。


【合体ゲラ】

個別項目参照。
トップゲイラーは両腕、両脚、ゲイルスピアーを構成する。

  • キラーアバレンオー
映画『アバレサマーはキンキン中!』に登場。
バクレンオーを倒すため、トップがアバレンオーの翼部に、ステゴがスライダーになる形で一時的に「爆竜大合体」した姿。

  • オオアバレンオー
『爆竜の神』こと爆竜スティラコサウルスと共に召喚される三体の武鋼竜=スピノゴールドとランフォゴールドがキラーアバレンオーと「爆竜最強合体」した姿。



【末路】

第48話にて、ダイノマインダーの制御が不可能となり瀕死の重傷を負った壬琴を宇宙空間に連れていく。
壬琴からは「放り出したらすぐに逃げろ」と言われるがこれを拒否。

お前は俺たちを十分にときめかせたゲラ。

お前はもう『ときめき』を探す必要はない。


さらばだ…「壬琴」……。


トップゲイラーが、壬琴を名前で呼んだのもこれが最初で最後。
直後にダイノマインダーが爆発し、彼と運命を共にするのだった…。

その後、Vシネマ『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』にて壬琴と共に一時的に復活、デカレンジャー&アバレンジャー連合に協力。
邪命神デズモゾーリャと間違えて自身らを蘇生させたトリノイド0号・サウナギンナンと交戦し勝利した。
なお、この時は壬琴の呼び方は「人間」に戻っている。

更に20年後、Vシネクスト『爆竜戦隊アバレンジャー20th 許されざるアバレ』では、アバレンゲッコーが壬琴を蘇らせたことで魂だけ現世に引き寄せられ登場。
超アバレマックスの力で自身の肉体を一時具現化させ、トップウインドで攻撃した。
先述の『デカレンジャーVSアバレンジャー』のフォローも兼ねてか、「壬琴と呼ぶのは照れる」ということで彼のことはやはり「人間」と呼んだ。


【余談ゲラ】

モチーフとなったトゥプクスアラだが、かなりマイナーな翼竜だった為、パワーレンジャーではモチーフがドラゴンに変更されている。

担当声優の緑川氏は、16年後の同じ恐竜系戦隊である『騎士竜戦隊リュウソウジャー』でワイズルーの声を担当する。
奇しくもワイズルーはトップゲイラーとは真逆にギャグシーン満載であり、かつ最後まで生き残った。

声優の富田美憂氏のお気に入りであり、幼稚園の頃には「大きくなったらトップゲイラーになりたい」という夢を持っていたそうな。



お前は項目を十分に作成したゲラ。

お前はもう『良項目』を作る必要はない。

さらばだ…「壬琴」……


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最終更新:2025年05月11日 11:36

*1 玩具では再現不可。

*2 他の爆竜はパートナーの事を下の名前で呼んでいる。