石田三成(戦国BASARA)

登録日:2010/08/11(水) 19:25:15
更新日:2019/04/10 Wed 20:58:51
所要時間:約 10 分で読めます




「私は貴様を許さない…!」



戦国BASARAシリーズ『3』より新登場の武将にして、主人公格の一人。
顎が細く前髪が真ん中でとがっている。

声:関智一
属性:闇
武器:刀

豊臣秀吉に仕え、神の如く崇拝していたが、同僚であった徳川家康が秀吉を裏切り手にかけたことで、愛と怒りと憎しみのスーパーモードを発動
以後は家康に復讐を果たすことのみを生き甲斐にしている。
各地の軍を傘下に入れていくのも、力を付けつつある徳川軍に対抗するだけのためであり、天下を取ることすら眼中にない。

【人物】

性格は苛烈で攻撃的かつ感情的。
他人に対してはいかなる相手にも冷たく当たり、気に入らない人間はすぐ切り捨てようとする。
彼にとっては秀吉(と彼の右腕たる半兵衛)だけが世界の全てであり、少しでも秀吉の意に沿わない、秀吉に反発する者がいれば即排除しようとするなど、
その忠誠はもはや崇拝・狂信の域に達していると言っても過言ではない。
しかも、自らの感情に基づく行動(悪く言えばただのわがまま)にまで「秀吉のため」という理由を付けるなど、
無意識に秀吉の存在を免罪符代わりに使っている節もあり、その忠誠心はある意味非常に歪で不安定。
『3』の第1ルートでは、最悪のタイミングでその事実を自覚してしまったがために悲劇的な結末を迎える。

しかし、一度認めた相手に対しては(不器用なため態度の冷たさは変わらぬものの)愚直なまでの信頼を寄せる一面もあり、
友人大谷吉継に対する陰口に憤るなど人並みの情けは持っている。
家康に対して激しい怒りを燃やすのも、彼を友人として認め信頼していた証でもある。
信長の『魔王』、秀吉の『覇王』に並び、 『凶王』 、もしくは 『凶王三成』 と呼ばれる。

なお、いわゆる秀吉信者な部分を除けば純粋、かつ不器用。そして堅物かつ生真面目な性格とも言える。
家康に裏切られたトラウマから『裏切り』を激しく嫌悪しており、
元親ルートでは自分が知らぬ間に『裏切り』へ加担していた際には切腹しようとまで思い詰めた。
また、鶴姫と元親が競走ついでに立ち寄った際には「そんな下らない遊びで才能を無駄遣いするな!」と、珍しく説教臭いキレ方をした。

OPでは摂氏数百度はあろうかと言う火山地帯を鞋でゆったりと歩く猛者。
その後駆けてくる3頭のマーウー達を切り倒した後の口元のアップが妙に色っぽい。
更に凍てつく氷山の頂きに現れたりと耐熱性に優れる。

発売前に情報が公開されるにつれ、設定や容姿、斬撃が遅れてやってくるほど素早い攻撃モーション、
さらに固有技名が「断罪」「慙悔」など、狙ってやっている邪気眼であったため一部にネタ的意味で人気になる。

秀吉亡き後も何かにつけ斬滅や許しを乞う許可を秀吉に求めるが、当然返答はないため答えは聞いてない!状態になっている。
ほら、ちょうど紫っぽいし。中の人はアントホッパーイマジンだけど。

4では部下の島左近が登場し、秀吉や半兵衛が生存している世界なので3よりは大分落ち着いている。
左近からは上記の忠誠心を尊敬されており、三成本人も彼のことは信頼しているなど、主従としての仲は良好な模様。
三成のドラマ√は3をプレイした人なら必見の熱いストーリーとなっている。

ちなみに開発者曰く、「三成のキャラデザは堕天使をイメージして作った」
…当の本人は天使から掛け離れているが。


『三成さんに対する周囲の声』


「不器用だし、融通が利かないし、生きてるだけで損してるようなやつだ」(徳川家康さん)
「この男は驚くほど何も持っておらぬ。我でさえ、やつの私物らしい私物を見たことがない。金も名誉も部下もいらぬという。おまけに食べることにも興味が無い。
 愉快なことだ。この男を殺すのは実に容易い。ただ黙って見ていればよい。だが、まだ死なせる訳にはいかぬ。この世に不幸が降る限り…」(大谷吉継さん)
「こんな透明な人初めて見ました!」(鶴姫さん)
「三成様…せめてちゃんと食ってください」(名も無き石田軍武将さん)
「じゅんいつむざつ、いたいたしいほどに……」(上杉謙信さん)
「あの野郎は確かにcrazyだった。だが…あの透き通った眼はなんだ?」(伊達政宗さん)

なお舞台版の宴ラストでは、様々な経験を積んで(人間的に)とんでもない成長を遂げる。


【ゲーム内での性能】

見た目通り素早い動きから繰り出す抜刀術を用い、圧倒的な手数で敵を斬滅するスピードタイプのキャラ。
公式でも歴代最速とうたわれていただけあって目視すら不可能な斬撃モーションは非常にかっこいい。神速(笑)けんしんさま涙目である。

しかし通常技使用後の隙の短さ(抜刀後、刀を鞘に納めるまでの速さ)ではけんしんさまの勝利。

特に、三成の固有技能「刹那」は特定のアクションを行った直後に瞬間移動で敵を追尾するという反則的な性能を誇る。
これのおかげで通常斬り→固有技→刹那→通常斬り…等半永久的にコンボを繋げることも可能。
手数が多いので属性攻撃との相性がよく、装具次第では凄まじい攻撃力を叩き出すことも可能。

けんしんさま再度涙目

なお、ちゃんと食べていないせいか、初期値では体力と防御力が、全プレイヤーキャラ中下から二番目である。




因みに8/15にリボルテックが発売される。


また2016年10月現在、関智一の公式ツイッターアカウント画像は「SD版BASARA三成にウィスベエ(石田三成と過去縁があった)が絡みつく」というもの。


ここから下ネタバレ注意







彼のストーリーでは家康を斬滅すべく毛利や雑賀衆などと同盟を結びながらやがて関ヶ原の決戦へとなだれ込むという流れがメインとなる。

第1ルートでは、家康を殺し因縁に終止符をうつも、そこで彼は己の中にもう何も残っていないことに気付く。
「立ち上がってもう一度私に殺されろ!」と家康の亡骸にすがりつくがもはや家康は何も答えてはくれない。
家康への復讐が「秀吉のため」ではなく「自分の(生きる意味を作る)ため」の行動であったことに気付いてしまった三成は血の涙を流しながら絶叫し、
無限の虚無感を抱えたまま崇拝する秀吉に許しを請うため、どこかへと消えていった。

第2ルートでは秀吉をこき下ろした伊達政宗に激怒し、一途北へと進軍する。
途中、手薄になった大阪城を黒田官兵衛に占領されるもすぐさま奪還し、最終的に大阪で政宗と家康を討つ。
そして秀吉の名声をさらに広く知らしめるため、その御力を認めさせるため、三成は世界へと目を向ける。

宴の佐助ストーリーにて
例え寝ていても、家康関連の話題がでるやいなや飛び起き、家康を誉めているんだか貶しているんだかわからない怒声をあげながら戦った。

アニメでは「弐」の終盤に登場し謙信さまと高速戦闘を演じるが秀吉が死んだため撤退。

劇場版では政宗への復讐に囚われ関ヶ原の戦場で激突するが紙一重で敗北。
直後に復活を遂げた信長と「秀吉が統べようとした世を守る為」戦い致命傷を与えた。
過去への復讐から解放され未来を生きることを望むようになるまでの成長が描かれる。

舞台「宴」では、関ケ原の戦いのさなか、目の前で松永に家康をいたぶり殺され自身も瀕死の重傷を負う。
この後、松永の新たな玩具として精神を完璧に壊された彼はラストシーンまでフェードアウトするのだが…。
最後、ほぼ全てのメインキャラ(政宗・幸村など)を爆殺し、次の玩具を探そうと立ち上がった松永。
その背後で闇に紛れて立ち上がり、三成は松永へと刀を向ける。その姿は恐ろしくかっこいい。
誰が呼んだか、『エクストリーム三成』
メインキャラクターの多くが死亡する舞台なので好き嫌いはあるが、彼の精神的な大成が見たい人は必見。



秀吉様…この項目を追記・修正する許可を、私に!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/