グルメチキンレース・ゴチになります!

登録日:2021/6/16 Wed 16:42:00
更新日:2025/04/10 Thu 20:46:50
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グルメチキンレース
ゴチになります! IN アニヲタ!!

「ゴチにりま!」

「グルメチキンレース・ゴチになります」とは、日本テレビ制作のテレビ番組『ぐるぐるナインティナイン(ぐるナイ)』の主要企画である。
通称は「ゴチ」。

概要

料理の値段を見ずに注文して設定金額を目指し、設定金額から一番遠かった最下位のプレイヤーは全員の食事代を払うことになるという、楽しくも恐ろしい企画。

ぐるナイ自体が1994年に日曜夕方の枠*1で放送を開始してから既に30年以上という長寿番組の域に入っている中で、同コーナーは開始から5年近くが経ちゴールデン進出後の1998年に初回放送とやや遅れて放送された企画だが、この企画自体も既に20年以上に渡り続く長寿企画となっている。
1998年10月にスタートした「パート1」を1年3カ月、岡村の自腹100万円到達を機にリセットされた「パート2」を2年行い、新メンバーとして中島を迎え「クビ制度」を導入した「パート3」からは1月から12月までの1年間を1シーズンとしている。

パート18より精算とクビを掛けた最終戦は生放送で結果発表を行う。

登場するゲストは日テレ新ドラマや大作映画に出演する俳優が多いが、毎年8月にはお盆ということで過去のレギュラーが集合する「同窓会」企画が放送される。

2024年には大晦日の特別番組として放送。
歴代OB・OGや各ジャンルのゲスト総勢32名で対抗するエキシビジョン企画となり、ゴチチームは『25』のメンバーのうち、奇しくも『26』へ続投する面々*2が参戦した(特番収録の時点ではクビは発表されていなかったため)。

基本ルールと主な流れ

各時期に応じて追加ルールや演出も変わっているため、現在の主な流れを示す。

  • オープニング
タイトルコールの後、それぞれ近況や現在のクビレースの状況の確認の後、VIPチャレンジャー(ゲスト)が紹介される。現在はVIPチャレンジャーの食遍歴(幼少期の独特な食事や現在の好きな物)が再現ドラマで紹介されている。再現ドラマはものまねタレントがゲスト役として登場する回も。

  • 設定金額発表
舞台となるレストラン*3の料理長と主な食材・料理、そしてこの回の目標となる設定金額が発表される。
金額は通常回では1万5000円から2万5000円ほど、スペシャルや終盤回だと3万円近く、精算のかかった最終戦は4万円が相場。かつては5万円超えの回もあり、最高額は5万8000円。逆に「デフレゴチ」として8000円や1万円などリーズナブルな回も。この場合ゲストも芸人などデフレっぽい面子になる。

  • 1品目オーダー
1人ずつ1品目の料理をオーダー。出来上がった順に食し、値段を予想する。
視聴者には正解が発表され、誤差500円以内であれば「ニアピン」、1000円前後だと「微妙」、2000円以上になってしまうと「大誤算」と言われるのが恒例。
尚、通常のオーダーとは別に白飯*4やお酒・ソフトドリンクも注文可能だが、これらは設定金額には含まれない。

  • アクティビティ
料理の合間に挟まっている企画*5
コーナーの趣旨上調理に時間がかかるメニューが多く、収録も長丁場となっており腹も減らさなければならないため、
その回のゲストやテーマに合わせたアクティビティに挑戦したりする。

『24』以降はアクティビティ内でもおみや代の支払いを賭けたゲームが行われるようになった。
これによって 1位でもおみや代を支払う ケースが生じる場合も。

  • スペシャルメニュー
中盤で用意される、通常メニューにはない料理長おすすめの料理。
収録途中でゲームコーナーを実施し、勝者がスペシャルメニューを食すことができる。
食べたいのはもちろんだが、食べた・食べないで予想にブレが生じることも多く、極端な例では「食べた人たちor食べない人たちが下位に固まる」ということも多い。

企画によっては食材を取りに行くロケがあり、矢部謹慎中は彼扮する「ヤベチャンマン」、ノブがレギュラーだった時代には相方の大悟扮する「ダイゴチャンマン」、盛山時代(『24』のみ)には相方のリリー扮する「リリチャンマン」がそれぞれロケを行う。これ以外には元日のおもしろ荘で優勝した芸人やOBメンバーが食材を取りに行く回もある。

一時期は「明日からの新作メニュー」として期間限定で一般にも提供されることもあった。

  • ラストオーダー
各自ラストオーダーとして残りの金額を考えオーダーを行う。品数は自由で、同じメニューを複数個注文することも、逆に何も頼まない事も可能。
一旦全員オーダー後、ヒントとして今回注文できる料理の中での最高額メニューが発表(金額は発表されない)。それを元に改めて注文を変更することも可能である。
全員のオーダーが確定した時点で「全員STOP」となり、羽鳥アナの「いったいどうなるんでしょうか!?」という煽りに岡村が「わかりません!」と叫ぶのが恒例。また、続けて新メンバーやゲストも一発ギャグ的に振られることも。

ラストオーダーまでに頼まれなかったメニューは見た目や量、使用素材がオーダーしないと分からない上に、予想外時の帳尻合わせも不可能のため、このラストオーダーはほぼ運任せでありまさに勝負所。
過去には「目玉焼き」という料理名で普通の目玉焼きだと思ったVIPチャレンジャーの西田敏行が注文したものの、実は高級な白トリュフをふんだんに使用した目玉焼きで1万2000円でありぶっちぎって最下位になったという事例も…

  • 結果発表
結果発表前に各自オーダーの振り返りを行いつつや最下位予想を行う。
まずピタリ賞の有無が発表。毎回「今回…ピタリ賞が…なんと!?」と煽るが、大概出ない。だが羽鳥アナの一番の仕事所。ちなみにピタリ賞が出る場合は新聞のラテ欄やEPGに半ばネタバレの形(当然誰が獲ったかまでは書かれない)で書かれる。
上位から順にそれぞれ金額及び誤差が発表。「お心当たりの方は!?」の所で手を上げるのが恒例だが、あまりにも予想と違う(オーバーしていると思っているがマイナスの金額だったなど)時は上げない事も。また、おみや代を払う順位やピタリ・精算がかかっている回で手を上げてしまいツッコまれる人もいる(後述の通りピタリ・精算を狙う場合途中で呼ばれてしまうと可能性が無くなってしまう)。最後に名前が呼ばれて順位が確定される。

残り2人になると通称「トントンタイム」に。オーナーや料理長がその日の最下位の人の名前と支払う金額が書かれた領収書を手に2人を間を動き、最後に肩を叩かれた人が最下位・支払いとなる。
当初は普通にウロウロするだけだったが、『4』で「トントンボーイ」として登場した岡村が過剰なフェイントをかけるようになってからはこれが恒例となった。時には「トントンバリアー」としてバリアを張ったメンバーに対しバリアを破壊するモーションを見せて叩こうとするなどノリのいい人もいる。
コロナ禍以降は肩叩きの代わりに領収書を乗せたドローンが着陸するスタイルに。こちらも着陸のフェイントに加え、搭載しているカメラで緊張した表情を映せるという従来にない演出が出来ることから現在も続けられている。

『23』からは最下位のメンバーに「ビリの汚名返上!泣きの味覚チャレンジ」という、出されたメニュー(主にデザート)の隠し味を当てるコーナーが加わった。隠し味を当てた場合は金一封、外れた場合は支払いにメニュー代が加算される*6

最後に支払いを行い、1位の人による「今日は○○さんにゴチになります!」「(全員で)ゴチになります!」で締めとなる。

尚、最下位が複数人いた場合は折半の他、高額の支払いが厳しすぎる未成年に対しては「保護者代わりの付き添い大人ゲストが肩代わり」「一定額は払うが残りは他の人たちで折半」といった配慮がなされる。

その他ルール

毎シーズン様々な追加ルールが導入されており、以後定着するものもあれば1シーズン限りのものやシーズン途中でもうやむやになって消滅するルールもある。ここでは現在も使われている主なルールを紹介する。

ピタリ賞

設定金額と同じ金額分食べると「ピタリ賞」として賞金が貰える。
基本的には100万円だが、スペシャル等では200万円に増額される一方、金額が低いデフレゴチでは賞金も30万円や50万円と控えめにされていた。

レギュラーメンバーがピタリ賞を獲得した場合、現時点での自腹額がリセットされる。このため終盤で獲得するほどクビレースが有利となるため、クビ濃厚のメンバーはより一発逆転を目指すことになる。

基本的に結果発表では設定金額に近い1位から順に発表されるが、ピタリや後述の精算がかかった時は2位から発表し、1位とビリを残す。

精算

基本的に最終戦は1位になると、これまでの自腹金が精算*7、つまり取り戻すことが出来る。不定期に最終戦以外でも精算チャンスが設定される回がある。
レギュラーメンバーの場合は1位を取れれば今シーズンの自腹金0円となり当然残留決定となるため、最後の最後まで諦めない大逆転が起こることも多い。
この精算ルールは過去に出演したゲストやクビになった元レギュラーメンバーにも適用され、複数回自腹を経験していて自腹額が嵩んでいるゲストや元レギュラーが呼ばれることも多い。

クビ

『3』から採用。
年間を通して自腹金額が高かった者が「クビ」となりレギュラー降板となる(つまり脱落・ゲームオーバーである)。
羽鳥曰く「来年の自腹がかわいそうだから」。

基本的には「5人から1人クビ」となっていたが、ナイナイがクビとなった翌シーズンはその復帰の枠も用意されるため2人がクビになってしまう*8
『18』からはレギュラー6人制となった*9ため基本的に「6人から2人クビ」になり、『20』からは最後までクビの人数が分からない。さらに生放送での発表となるため最後の最後まで分からず「ゲストも含め誰が1位(精算)になり誰が自腹になるのか?」「ルーレットの結果何人クビになるのか?」で残留条件・クビ条件も大きく変動するためより複雑化している。

当初は岡村・出川・中島など芸人がクビとなったためある意味ではオイシイ立ち回りではあったが、「翌年のレギュラーを1本維持するか失うか」という意味を持つため、クビという言葉通りの中々重いルールである。
また、俳優・女優の参戦も進み、世代・職業を超え1年に渡り「美味しい食事会と楽しい会話(たまに高額の支払い)」、そして「バラエティのイロハを叩きこまれる」という中で「誰がクビになるにせよ、絶対にこの座組は1年しか維持できない」というシリアスで非情なルールでもあり、その結果に涙を流すメンバーも多い。
その結果は「年末の風物詩」としてネットニュースでも速報で取り上げられるほど。また、「新メンバー発表」も同様に「年初の風物詩」として速報になる。
新メンバーは過去にゲストで参戦した人から選ばれる傾向がある。一方クビになったメンバーはVIPチャレンジャー(前述の自腹精算など)や特別企画のプレゼンターで再登場することもしばしば。

主なクビの経緯は次の通り。

クビのパターン 詳細 該当者(一例)
据え置き 圏内のメンバーが精算できずにそのままクビ 出川哲朗(『4』)
繰り上げ 圏内のメンバーが精算した結果、ギリ圏外のメンバーがクビ 江角マキコ(『16』)
最終戦自腹 最終戦で自腹になった場合、自腹代が景気などで左右されるためブレはあるもののそれでも4~50万円前後にまで登るため、これまでの成績に関係なくクビ
ただし、成績がかなり良い時や同差ビリの時はこの限りではない。
国分太一(『18』)
おみや代 おみや代を払った結果、圏内に浮上、クビ 柳葉敏郎(『17』)
一発アウト 複数人クビのパートで起こるケース。
クビレース1位のメンバーが精算出来ないと文字通り一発でクビが確定してしまう。
佐々木希(『12』)
矢部復帰 『20』で発生。
当時謹慎していた矢部が来シーズンに復帰することにより、自腹レース2位のメンバーがクビ
土屋太鳳(『20』)
ルーレット 『21』以降で発生。
クビになる人数がルーレットによって決定されたことによって、自腹レース2位と3位のメンバーが場合によってはクビになることもある。
ノブ(『23』)

+ 最終戦前のクビレースと実際のクビ
黒背景+取り消し線はそのパートでのクビ。
黄背景は最終戦で精算したメンバー。
太字は最終戦での食事代支払い。下線ありは最終戦でのおみや代支払い。
順位は高いほど上位(『17』までの表記)。
パート 6 5 4 3 2 1 備考
3 - 矢部 国分 出川 岡村 中島
4 セイン 中島 矢部 国分 出川 セインが自主降板
5 岡村 矢部 国分 中島 船越 直後の新メンバー入れ替えSPで船越が復帰
6 国分 岡村 中島 矢部 船越
7 国分 矢部 優香 岡村 船越
8 国分 矢部 岡村 船越 井上
9 国分 岡村 矢部 船越
10 岡村 船越 江角 国分 船越が準会員降格
11 国分 江角 岡村 矢部 佐々木
12 岡村 国分 江角 田山 佐々木 クビ2名
13 矢部 岡村 国分 江角 同差最下位発生
14 国分 上川 岡村 江角 矢部
15 江角 国分 岡村 上川 平井 クビ2名
16 柳葉 国分 岡村 江角 矢部
17 矢部 国分 岡村 柳葉 二階堂
18 大杉 岡村 直美 国分 矢部 二階堂が自主降板(クビレースから除外) クビ2名
19 岡村 田中 ケンティー 直美 橋本 大杉→田中 クビ2名
20 岡村 田中 土屋 ノブ ケンティー 矢部が復帰できたためクビ2名
21 岡村 矢部 田中 増田 ノブ 本田 このパート以降、ルーレットでクビの人数が決まる
22 矢部 中条 岡村 ノブ 松下 増田
23 岡村 高杉 矢部 増田 ノブ エライザ
24 小芝 増田 盛山 岡村 宮野 矢部
25 増田 高橋 岡村 小芝 やす子 盛山

また、一部メンバーはクビ以外で降板することがある。

その他の降板 備考 該当者
自主離脱 スケジュールの都合などによる。 セイン・カミュ(『4』)
二階堂ふみ(『18』)
準会員降格 準会員と表記している以上、まだ完全に降板した訳でもない。 船越英一郎(『10』)
急逝 これに関しては予測できない事なので、代理が立てられたり、別の新メンバーがバトンタッチすることがある。 大杉漣(『19』)

なお、冠を張っているナイナイに関しては流石に降板ではなく「謹慎」としてチョイ役での出演となり、基本は1年後に自動復帰。

おみや

こちらも『3』から。
お店がメンバーに用意するお土産。代金は自腹金額に加算される。

初登場から『7』まではビリが原則支払っていたが、『8』からは2位以下の誰かからルーレットやダーツで刺さった順位の人が支払いを行う。

基本は1つ2000円から5000円、メンバーとゲスト+羽鳥の分も含め7~8人程度なので多くても2万円前後だが、時々視聴者プレゼントが発生。この分も負担するためその場合はおみやだけで10万円に上ることも。ちなみに滅多にないが、同率で2人が同じ順位だった場合は折半する。

『17』からはおみやスロットが登場。左列からおみやの値段、プレゼントの人数、支払う順位が2列並んでおり、一番右列は5位発表後まで隠されている。
この為、高額おみやの支払いが2人*10に発生するケースも生まれた。

一部回では元ゴチメンバーがプレゼンターで登場することもあり、その場合も当然のようにプレゼンターも自腹の対象になる。

ニアピン賞

『6』から。
自分が食べた合計金額が設定金額より500円以内の誤差なら順位に関わらず獲得できる。

『15』まではアクリルケースの中に入った目録を選び、5万円か1000円のどちらかを選ぶものだったが、
『16』からは心理戦を取り入れたり、飛んでくるボールをキャッチするといったゲーム要素も追加された。

ライアーゴチ

不定期に開催される企画。
出演者の一人(ライアー)が全ての料理の値段が記載されているメニューを手渡される、それがバレないようにするもの。
結果発表後、最下位となった人はライアーと予想した者を1人指名し、的中すれば自腹はライアーに廻る。

メンバー代理

『5』から。俳優のメンバーはスケジュールの都合などから収録を欠席する回もあり、その場合はクビレースに不平等が生じないよう代役あるいはリモート映像で事前収録などの形で参加する。代役で最下位の場合は代役本人が自腹を負担する。
『5』以前にも似たようなルールとして『2』で「DH制」があった。

ゴチ26のメンバー

自腹レースの順位は『17』までは「高いほど上位」、『18』以降は「高いほど下位」の表現が用いられているが、当記事では前者の表記に基づく。
衣装は当初男性が黒の学ラン・女性がセーラー服とヤンキー風だったが、現在は男性がボタンの無い紺色の学ランに各人のイメージカラーが入るデザインとなっている。
女性メンバーについてはメンバー毎にデザインが異なっており、制作に時間を要するからか初回のみ通常の衣装で登場し、制服の着用は第2戦以降となる。男性用学ランはスタッフが色まで決めるが、女性は色と制服デザインを本人の指定でオーダーメイドできる。

「おいC!!」

初期メンバーの1人にして、最強候補の1人である番組MC。
『4』と『11(一部の回)*11』を除いて参戦しており、矢部がクビや遅刻でいない時はMCを担当している。

全員がカツラを被らなくなった『5』以降も引き続きカツラを被っており、『7』以降は各パートごとにカツラが変わっている*12
最近では「おいC!!」の時に大道芸人やレストランの従業員、VTRゲストなどを使った派手なリアクションを披露するのが恒例となっている。

初期の頃はフグの白子をはじめとする珍味好きが祟ってしまってかあまり成績が良くなく、『1』では自腹総額100万円を突破し卒業を表明。しかし、普通に『2』で復帰。
そして『3』では最初のクビとなった。だが、上記の参戦期間からわかるように、今のところこれが最初で最後のクビである。

初戦*13で負けることが多いが勝負強さもあり、精算6回・ピタリ5回も果たしている。
現在は好成績で終えることが多く、矢部と違い最終戦近辺になってもそこまでクビの危険水域に足を踏み入れる事が無いのがほとんど。『23』で国分が持っていた勤続記録18シーズンを抜き19シーズンを樹立している。

そのためなのか、『19』以降の初戦ではナレーションから「Mr.ゴチ」と呼ばれている。

  • 増田貴久 
「ティ~バッティング!」

『21』から参戦。3代目ジャニーズ枠。過去には『17』第15戦・『20』第13戦と2回参戦経験がある。
新メンバーお披露目スペシャルの第1戦前半の中盤で正体を現すまではコアラのマスクをつけて登場していた。

食レポを始めしゃべりでは割とスベり散らかすことが多いものの、前述のギャグを生み出してからはヒットも多い。

また、ゴチでは初となるテーマソング「チンチャうまっか」をリリースしており、ラストオーダー時には必ずサビの部分が流れる。

毎シーズン自腹額がかさんでおり、『22』ではピタリも1回出すものの最終戦直前で総自腹額が100万を超えてしまう大スランプに。だが最終戦で見事に精算を果たし奇跡の逆転残留。『25』でも秋までクビレース最下位となるも「1品だけで設定金額ピタリというメニュー入り」という大チャンスでピタリを達成し自腹金額リセット。最終戦も1位となるなどかなりの勝負強さを見せている。

  • 小芝風花 
『24』から参戦。
正体を現すまではベネチアンマスクをつけて登場していた。

同期加入の盛山と同じく大阪府堺市出身。そのため番組内では普段聞くことのできない関西弁が出ることも。
喋りもそつなくこなせるが、スペシャルメニュー獲得に際し行われるダンス対決では独特の振り付けを見せ、そこから「風花先生」とイジられることが多い。

新規加入した時点で連ドラの主演をこなし、それ以外にもCMや単発作品の出演と多忙だったにもかかわらず欠席なしで完走。翌年もクビレースギリギリの自腹額を背負いながらルーレットに助けられ、3年目に突入。それまで1年でクビになるメンバーが続いていた女優枠で、そのジンクスを完全打破する格好となった。

  • 高橋文哉 
『25』から参戦。
アニヲタ的には『仮面ライダーゼロワン』の飛電或人仮面ライダーゼロワンその人である。
或人社長が芸人として大成した世界線

正体を現すまでは猫のマスクをつけて登場。
シルエット発表時には小芝が直近まで『フェルマーの料理』(TBSテレビ)で共演していたこともあってか、肩の動きから見事に正体を当てている。
調理師免許を取得していることもあり、料理の感想については食べる前から的確な語彙で表現しているため、そこを突っ込まれることが多い。座付き作家でもついているのか?
一方、特技の「ダーツ」を披露することが多いが、5連敗を喫している。

  • せいや(霜降り明星)
『26』から参戦。
正体を現すまでは犬のマスク+シークレットシューズを着用。過去参戦時には4位通過を果たしている。

盛山のクビ、そして矢部が復帰しないという状況下での新たなツッコミ役担当ながら3戦目で1位を獲るなど今のところ勝負勘は安定気味。

  • 白石麻衣
『26』から参戦。
元・乃木坂46のエースであり現在は俳優としても活躍。
過去2戦参戦経験があるものの、初戦は最下位自腹、2戦目もブービーという成績であり、参戦時には「大丈夫か…」と心配されていたが、レギュラー初戦はブービーでギリギリ回避したものの、第4戦・第5戦で早くも連敗。連敗時には号泣しメンバーも慌てる事態に。
一方、本編のゲームコーナーやアクティビティではグダグダを見せる先輩メンバーに対しなんでもソツなくこなすことから「白石プロ」と呼ばれるようになった。

その他

番組MCであるナイナイは、クビになった場合謹慎扱いとなり、一旦お休みになる。この間は食材探しなどに出向いたりする。
謹慎期間は基本1年だが、クビ前科が多い場合はこの限りではない。

「もう1回やろう!」

『10』『12』『15』『19』『20』『25』以外の全パートに参戦。

居る限りは岡村より優先してMCを担当する。
ゴチにおける記念すべき最初の自腹。

もう上の内容からしてお察しだが、クビを5度もやらかしており、『19』以降ではそのクビ前科が咎められ、「最終戦で同時に『1人ゴチ』を行い、VIPチャレンジャー2人のうち最低でも1人に勝たなければ復帰できない」という条件付きに。無論キャリアを考えれば「クリアして当然」なのだが、『19』では本バトルでも3000円差と大差の最下位だったゲストの志村けんにすら劣る大誤算、『25』では誤差8100円のブービー相当に終わり2度復帰を逃し2年謹慎となっている。
『26』では新ルールとして本戦と並行して「1人ゴチ」に挑戦。別室やロケバス内でゴチに挑戦(結果に関わらず代金は自分持ち)。シーズン内で2回誤差500円以内のニアピン賞を出すか一発でもピタリ賞を出せば即復帰となる。
また、設定金額発表のプレゼンターやライアーゴチの設定など裏方仕事もこなしている。

しかし、最弱候補かというと実はそうでもなく、年回無敗を2回も達成しており、約2年も自腹していない時期があった*14
おまけに4回も精算している。
大半のメンバー*15はわずか1~2年(長くて3~4年)でクビになっている事を考慮すれば、5度のクビも自然な範疇である。あるはずの経験の差が活きてないのは否めないが。

総括して、成績の上振れ/下振れが激しいピーキーな実力の持ち主と言える。

矢部謹慎パートでは本来矢部の席に座ってたメンバーが、矢部が精算したパートではオレンジのメンバーがクビになるのはよくあることである。*16


  • 羽鳥慎一
「いよいよ、運命の瞬間です!」

全パートでMCを務めるアナウンサー。
ナインティナイン以外で『1』から唯一のレギュラー出演者であり、『ぐるナイ』全体でもまだ新人の局アナだった日曜夕方の時代*17から出演している超古参レギュラー。
その存在感は決してただの進行役に留まらず、

  • いかなる理由(主に新ルール)で出演者(特にメンバー)から文句言われてもしれっと進行する。
  • 参戦しないのにおみやをしれっと貰う(『6』から)。
  • 地方や海外に行く際には(朝の仕事がある為)前半の進行は日テレアナに任せしれっと遅刻する(『12』から)。
  • 結果発表には非常に力を入れ、ピタリが出たか否か、1位は誰かなど出演者をやきもきさせる。その一方で、突然声がかすれてしまい進行を岡村に任せることもある。
  • アナウンサーとしての先輩や大物俳優がゲストだったりすると緊張からかチョンボをする(一例として水谷豊を呼び捨てしてしまったこともある)。
  • 稀におみや代を払わされたり、ゲストに所持金が足りないとして貸してくれと頼まれる。
  • 最終戦ではメンバー以上に涙目になる(『13』『16』ではそのことを矢部に指摘される一幕もあった)。
と、ふてぶてしかったりネタを提供したりと憎めない名脇役である。


準会員

  • 船越英一郎
『5』から参戦。

食に関するうんちくが長いせいで、よく岡村にテーブルに備え付けのベルで止められることが多い。

諸事情により『5』のラスト2戦は妻(当時)の松居一代が代役で登場する。しかし、4敗の自腹レース1位で最終戦を迎え、本人が登場しないまま(電話出演のみで)そのままクビを告げられてしまう。

しかし、救済措置として「新メンバー入れ替え戦スペシャル」で1位となり、ゴチ復帰。ナイナイ以外で復帰するのは彼だけである。

前述の通り知識は確かなのだが成績は安定せず、自腹レースが上位のまさに「崖っぷち」で最終戦を迎えることが多いが、何とか崖から落ちることはなかった。

『10』では4月からぐるナイ自体が放送時間を移動し、裏番組であるテレビ朝日の木曜ミステリー(当時船越は「その男、副所長」で主演をしていた)とバッティングすることから第6戦を最後に一時降板。最終戦で参戦するが、その後ゴチ準会員に認定される形でゴチを去ることとなり、岡村達に敬礼して退場した。

過去のメンバー


  • 国分太一
初代ジャニーズ枠であり初期メンバー。

MCのナインティナインを除けば『1』~『18』での最長レギュラーとして出演し、「元祖ゴチドル」と呼ばれていた。
この事実だけでも強キャラと言って差し支えないだろう。
なにせ10期以上レギュラーを保ったことがあるのは岡村と国分だけで、5期保つことすらほとんどないのだから。

SPメニュー争奪戦では風船ゲームが(=風船が割れるのが)苦手。*18

成績も全体的に良く、『6』では3人目の年間無敗を達成。

『18』では最終戦の自腹でビリとなりクビ、約20年間に及ぶゴチレギュラーにピリオドを打った。

  • 出川哲朗
「お前らつくづくだよ!」

初期メンバーの1人である。
毎回所持金10万円、デザートを3~5人前注文等、独特な戦い方をしていた。

『1』では好成績で第13戦まで負けなしを長く守り「不敗神話」と言われた(最下位は20戦中1回のみ)。

それからは不調に陥ることが多く、『4』で自腹レース1位のままクビ。最後に上記の台詞を吐いて去った。

降板後の『5』及び以後のスペシャルではスペシャル料理を賭けたゲームの対戦相手の「デガチャンマン」として登場、ここ最近ではシーズン初回のVIPチャレンジャーとして参戦するのが恒例になるなど、ナイナイや羽鳥さんとは別の意味で歴代ゴメンバーの見届け人的ポジションを担う。

『24』第1戦目でピタリ賞を獲得。これにより、初期メンバーが全員ピタリ賞を獲得した。

  • 中島知子
『3』から参戦。

初の女性メンバーだったが芸人ということもあってか男性メンバーからの扱いは悪かった。

SPに弱く*19、毎年クビ寸前まで追い詰められる事が多いが、『3』『4』では連続精算を果たす。

『6』では最後に2連敗してしまい、クビ

その後の『7』第11戦で復帰を賭けVIPチャレンジャーとして参戦したが、結果は5位だった。余談だが、ナイナイ以外でレギュラー復帰を賭けたのは彼女が唯一の例である*20

その後当人のトラブルもあり番組からは遠ざかっていた*21が、『22』の最終戦で久々に当時の格好でゲスト出演した。『23』最終戦では大分の食材がSPメニューで登場したことからVTRロケに登場している。

  • セイン・カミュ
『4』のみの参戦でありながら、歴代メンバーの中でもぶっちぎりの強キャラ候補筆頭。

新メンバー紹介のOA日が映画「千と千尋の神隠し」の放送を控えた時期であったため、「セインと千尋の神隠し」と引っ掛けてのオファーだった。

2人目となる年間無敗を達成したが、そのまま自主的に卒業(特に理由は語られていない)。歴代メンバーの中で唯一の自腹金額「0」*22となっている。

あまりにも強すぎたせいなのか、不祥事を起こしていないにも関わらず過去回の振り返りや助っ人などで再登場することは一切なく、半ば黒歴史扱いされている。

  • 優香
『7』から参戦。過去には『2』第12戦で参戦経験あり。

天然ボケを連発しながらも実力を発揮していたが、最終戦での自腹でクビとなる。

『19』で大杉の代役で参戦した際、ピタリ賞を獲得。女性としては2人目である*23

余談だが、ゴチの「うなずきん」優香バージョンが販売されてた。

  • 井上和香
矢部「井上さんは向いてるね、秋葉原に」
「私がですか!?」

『8』から参戦。過去には『6』第9戦にゲストで参戦経験あり。 弱キャラ候補 の1人。
通称「THE秋葉原」。

1品目は肉料理(特に豚肉を使ったメニュー)を注文することが多かった。

SPにかなり弱く、最終戦での自腹で「ゴチワースト三冠王」*24のレッテルが貼られクビ

ビリになるとよく涙ぐんだり駄々をこねることもあり、クビになった際は残留を決めたメンバーに向かって涙を流しながら「バカ!」と叫び退場した。

その後ゲストや代役としても全くゴチに絡んでおらず、過去のシーンを振り返るVTRでも話題になる事は無かったが、
2020年に放送された総集編でようやく例の泣きじゃくるシーンが取り上げられた。

  • 森泉
『9』から参戦で、過去には『8』第9戦で参戦経験がある。通称「イズミール」。

値段予想は大雑把である上、デザートを全種類オーダーしたりする事も多かった。
それでも『9』では3連続1位+ニアピン賞、『10』でも5連続2位と悪くない成績であった。

自腹レース2位で最終戦を迎えた『10』で自腹レース1位の国分が精算して、繰り上げでクビになった。

  • 江角マキコ
『10』から参戦。 強キャラ候補 の1人。
通称「エスミール」「エスミス」。

岡村同様初戦に弱い。*25
このこともあってなのか、それ以降は大金を持つようになり、ビリ(主に女性出演者)にお金を貸すことが増え、MCとは別の意味での「リーダー」や「お母さん」的存在となっていた。

『15』では4人目かつ女性初の年間無敗を達成、さらに1位を10回もとるという快挙も成し遂げた。
そのリバウンドからなのか、自腹レース2位で最終戦を迎えた『16』では自腹レース1位の矢部が精算し、繰り上げでクビになった。

出演期間は7年と、女性メンバーおよび途中参加メンバーの中では最長記録である。

現在は芸能界を引退している。

  • 佐々木希
『11』から参戦。通称「ノゾミール」「のぞみん」。
ゴチ史上最年少(当時21歳)の新メンバーとして加入。自身の天敵である矢部同様ピーキーである。

『11』ではかなりの不調で自腹レースを独走していたが、最終戦で精算、残留する。

『12』では岡村の隣になったが、本来は矢部の席であり、「縁起が悪い」と言っていた*26

『12』ではクビ2人のルールが採用された結果、自腹レース1位だった彼女は精算出来なかった場合クビという状況に追い込まれ、結果は4位でクビになった。

  • 田山涼成
『12』から参戦。通称「たーさん」
佐々木とは対照的に、ゴチ史上最高齢(当時59歳)の新メンバーとして加入。

やや高めに値段をつける癖から成績が安定しなかった。

最終戦の自腹でクビ
それからは設定金額発表のVTR等、チョイ役での出演が多い。

『13』から参戦。 弱キャラ候補 の1人。

新メンバーお披露目スペシャルの際、自身が演じていたベラの衣装のまま登場した。

メニューにエビがあるときは必ず1品目に注文する。
しかしそのエビ料理の値段予想は安定しておらず、その誤差で最下位になる事も多く、当パートで8回も自腹をしてしまう。

最終戦では「背水の陣」として所持金ゼロで臨んだが、江角と同差ビリとなり、クビ*27

  • 上川隆也

『14』から参戦で、それ以前には『12』第26戦に参戦経験がある。

学生服をきっちり着こなしているため「委員長」と呼ばれている。

前半では自腹レースを独走していたが、第15戦でピタリ賞を獲得。そのまま残留となった*28

『15』では第13戦の自腹でゴチレージ第2号となり、その後も波に乗れないまま自腹レース2位クビ*29

その後『24』の同窓会ゴチに特別ゲストとして参加し、2020年4月以来3年ぶりとなるトントンの大役を務めた。

  • 平井理央
『15』から参戦。 弱キャラ候補 の1人。
通称「ヒラリー」。

元フジテレビ所属のフリーアナウンサーと言う肩書きから最初に顔を見に行った岡村は素で狼狽し、ゲスト当てクイズを指して「一生当たらない」と明言した程。

第2戦の初自腹でゴチレージ第1号となり、第18戦の自腹で年間自腹総額100万を突破。

終盤戦にようやく調子が出できたが、もはや焼け石に水、クビ2人のルールが採用された結果、自腹レース1位だった彼女は精算出来なかった場合クビという状況に追い込まれ、結果は6位でクビになった。

でも井上より最終的な自腹金額は少なかった

  • 柳葉敏郎
『16』から参戦。過去には『3』第11戦で参戦経験がある。

男性レギュラーとしては唯一短ランを着用*30

『16』では長らく無敗を貫き、史上5人目となる年間無敗を達成…するはずだったが、最終戦で初自腹となってしまう。
『17』では自腹レース2位で最終戦を迎えたが、おみや代を支払ってしまい、クビ

  • 二階堂ふみ
『17』より参戦。過去には『16』第3戦で参戦経験あり。

前半ではカツラをかぶっており、最下位の発表時に同じくカツラを着用している岡村と残った場合は互いのカツラを交換して被ることがあった。

自腹レース1位で最終戦を迎えたが、自腹レース2位の柳葉がおみや代を払ったため残留。

『18』では第20戦にて女優業への専念を理由に降板することが発表された。しかし、この時点でそもそも自腹レース1位であったため、土壇場でクビから逃げるような形&クビ事情を激変させてしまったことで物議を醸した。
その後、『20』の第3戦でVIPチャレンジャーとして登場したが、降板については一切言及していない。

  • 渡辺直美
「Pon! Pon! Pon!」

『18』より参戦。
特徴すぎる体格ゆえに新メンバーお披露目スペシャルの際はシルエットでほぼバレバレで、笑いやヤジが飛んでいた。
彼女がレギュラーだった時は、ほぼ高確率で最初に料理が運ばれるようになっていた。

『18』では毎回季節やその回のレストランや主要食材をテーマにした髪飾りをしている。

『19』では自腹レース2位で最終戦を迎え、そのままクビ

  • 大杉漣
「ドッキリじゃないの!?」

『18』から参戦。
イメージカラーは当初は紫だったが、後に黄色に変更。

過去のゴチレギュラーメンバーである杏、上川とは日テレ系のドラマ『花咲舞が黙ってない』で共演しており、『花咲舞』シリーズから3人目の参戦者となった。

第14戦と第15戦で連続ピタリ賞を獲得する。

『19』第3戦後の2018年2月21日、急性心不全により死去(66歳没)し、ゴチレギュラーメンバーとしては初の物故者となった。

その後の処置は次の通り。
  • 第4戦…代役として同席にあばれる君が参加。メンバー全員が大杉のイメージカラーである黄色の腕章を着け、後ろに飾られている花も黄色に統一された。
  • 第5戦〜第15戦…一部を除いた歴代メンバーがピンチヒッターで登場。
  • 第16戦以降…正式な後任として田中が加入。

大杉さんはいつまでもゴチファミリーです。

  • 中島健人
「セクシーサンキュー★」

『19』から参戦。2代目ジャニーズ枠。

新メンバーお披露目スペシャルのエキシビションでは、犬のマスクをつけて登場。

初期は料理(主に1品目)を食べる際、ファンのために用意された「ケンティーカメラ」なるハンディカメラを使用しており、岡村がこれを使ってちょっかいをだすことがあった。

『20』では7回連続で最後のトントンに残る大スランプに陥り、その後も立て直せず自腹レース1位で最終戦を迎え、そのままクビ

余談だが、自身がクビになった際、兄のように慕っていた田中との抱擁が話題になっていた。

  • 橋本環奈
『19』から参戦。

本人曰く「ゴチが始まった1998年10月当時はまだ生まれていなかった」*31

参戦当初は10代だったこともあり、社会経験が少ないと言う理由で自身にだけ特別にヒントが与えられていたが、好成績が続いたのを理由に第5戦以降はヒントを自ら辞退した。

『19』中盤では映画撮影のため欠席する事が多く、ブルゾンちえみが代役で参加する事が多かった。その為か「おやすみちゃん」というあだ名が矢部から付けられた。

クビ2人のルールが採用された結果、自腹レース1位だった彼女は精算出来なかった場合クビという状況に追い込まれ、結果は4位でクビになった。

  • 田中圭
『19』から大杉の後任として参戦*32。通称「ケイタナカ」。

新メンバーお披露目スペシャルの第16戦前半の終盤で正体を現すまではホワイトタイガーのマスクをつけて登場していた。

スペシャル料理争奪ゲームをはじめ突然暴走する事が多く、特にハイテンションゲームでは田中の後に順番が回ると負担が大きくなる程だった。

ゴチ加入で一挙に知名度が上昇し、連ドラや映画の主演で多忙になったにもかかわらず、2年3ヶ月の間一度も欠席する事なくレギュラー出演を務めた。

『21』の残り3戦でピタリ賞を獲得したが、その後2連敗してクビとなった。

  • ノブ
『20』から参戦。過去には『19』第1戦に参戦経験がある。

新メンバーお披露目スペシャルのエキシビション中盤で正体を現すまではパンダのマスクをつけて登場していた。
メンバーとして参加していた頃の番組表のラテ蘭はノブ口調の文章になっていた。

『20』で新メンバー史上最速となる第3戦でピタリ賞を獲得し、同シーズンの最終戦でも1位で精算を果たした。

その影響もあってか、『21』の序盤で何故か視聴者からある意味で反感を買ってしまい、Twitterでは「#ノブ負けろ」なるタグが量産され「程よく(中位で)抜けたい」という謎のプレッシャーをかけられていた。

料理を食べた時の味を述べた際、岡村に「どのくらい〜な味」と聞かれた後比喩で例えて表現するのが定番。

『23』では代役が足を引っ張りすぎたせいで自身は自腹1回にもかかわらず自腹レース2位で最終戦へ。高杉の自腹で3位に下がったが、ルーレットの結果、まさかの3人であることが判明。巻き添えでクビといういろんな意味で悲しい末路を迎えてしまう。

ちなみに相方の大悟は「ダイゴチャンマン」として、岩田アナと一緒にロケに行かされることがあった。

  • 土屋太鳳
「おいしかったお♡」

『20』から参戦。過去には『16』第20戦・『18』最終戦と2回参戦経験がある。

ラストオーダーの時に、かつて自身が出演していた「爽健美茶」のCMで用いていたセリフをもじっていた。
体育大学出身で、番組が用意したアクティビティやSP料理をかけたゲームではその身体能力の高さを活かした。

最終戦では自腹レース3位で迎えたが、自腹レース2位のノブが精算し、おまけに矢部が復帰することとなったので、クビとなった*33

  • 本田翼
『21』から参戦。過去には『15』第26戦で参戦経験がある。
通称は「ばっさー」。

初戦で1万超えの誤差で自腹となるが、第3戦でピタリ賞を獲得。
しかし、最終戦では自腹レース1位となり、田中の自腹で一旦は2位に下がるが、ルーレットの結果、2人がクビなることが決定、彼女もクビとなった。

『24』の同窓会ゴチにも参戦したが、最下位で30万円以上の支払いとなり、総自腹額が80万円台へと一気に嵩んだ。

  • 松下洸平
『22』から参戦。
新メンバーお披露目スペシャルではウサギのマスクをつけて登場していた。

料理が得意と自称し、野菜の千切りを披露することが多いがその腕前は極めて凡庸。

最終戦前の自腹レースは2位となっており、ルーレットの結果そのままクビとなる。

  • 中条あやみ
『22』から参戦。過去には『19』最終戦で参戦経験がある。
通称は「ポーちゃん」*34

新メンバーお披露目スペシャルの第1戦前半の中盤で正体を現すまではヒジャブ風の衣装と仮面をつけて登場していた。

最終戦前の自腹レースは5位だったが、自腹で一気に1位になってしまい、クビ*35

『24』では視聴者プレゼント含むおみや代支払いを決めるスロットを回すゲストとして呼ばれたが、選択肢に自身が入っていることは聞かされておらず、スロットを回した結果7万円の自腹を喰らうことに。

  • 高杉真宙
『23』から参戦。『仮面ライダー鎧武』の呉島光実/仮面ライダー龍玄役や、実写映画版『東京リベンジャーズ』の松野千冬役でおなじみの俳優。

新メンバーお披露目でのマスクはレッサーパンダ。

初参戦回のスペシャルメニューの予想から「8300円」と書く所を「83000円」と書いてしまうなど少々天然気味。

自腹レース5位で迎えた最終戦で羽鳥がシャンパンで乾杯することを提案し、それを受け入れる。が、それが仇となって最下位で自腹。自腹レース2位に浮上してルーレットの結果そのままクビとなる。

  • 池田エライザ
『23』から参戦。 弱キャラ候補 の1人。

加入時期が同期である高杉とは同い年かつ同郷(福岡県)で共演も多い。

新メンバーお披露目でのマスクはアヌビス神。
氏の登場から後方にカメラをセットし、食後のリアクションを振り返りながら収めるショットが導入された。

6人目となる自腹額100万越えで最終戦を迎え、そのままクビ

『25』では30周年記念ゴチの食材ロケ企画にエラチャンマンとして登場。クビ決定に際し涙ながらに訴えた「エラチャンマンで呼んでください」の願いが叶う形となった。

『24』から参戦。ゴチメンバー初の声優業からの参戦。

一週目では正体が明かされず二週目の放送で発表された。ネットでは一週目の時点で特徴的すぎるシルエットや動きのせいで確信を持たれていた。

「バラエティーのレギュラーは初」とのことだが、開幕早々芸人顔負けの活躍を見せ、特に増田とのコーナー限定コンビ「ますマモ」でボケの応酬を繰り広げた。

最終戦の自腹でクビ当時離婚を公表したばかりだったため、ナイナイにも気を遣われていた。

  • 盛山晋太郎 
『24』から参戦。
漫才コンビ・見取り図の汚いロン毛のほう。
正体を現すまではライオンのマスクをつけて登場。だが、途中で地声が出てしまったことや仕事の内容からほぼバレてしまったためか、自らマスクを取り素顔を公開することに。
矢部に代わるツッコミ役だが、ゴチOGや女優ゲストが来るとテンパるなど意外に女性に弱い。
また、生放送や大阪の仕事での都合上遅れて参加する事が多々あり、その都度メンバーからイジられている。

『25』では全体的に自腹がかさんでいき、最終戦では5位に。そしてルーレットで「2人」が出てしまったためクビとなる。
なお、事実上の後任となったせいやとは番組内で流れるサントリーのCM「JIMハイ×ぐるナイ」で共演を果たしている。

  • やす子 

『25』から参戦。
渡辺直美以来となる女性芸人のレギュラーで、正体を現すまではウサギのマスクをつけて登場。

今やすっかり売れっ子となった自衛官出身の女性ピン芸人だが、そのきっかけとなったのは本番組の正月名物の企画である「おもしろ荘」であり、ゴチにも食材ロケ担当として出演していた。
おもしろ荘出身芸人から初となるゴチメンバーであり、まさに立身出世を絵に描いたような存在であろう。

当初は安定していたものの、終盤からは崩れだし、「1品だけ設定金額ピタリの料理がある(それだけを食べればピタリだが、外すと自腹必至)」の勝負に負け自腹。最終戦でも自腹を切ってしまいエライザ以来の総自腹額100万円越えでのクビとなった。

メンバーの変移

パート 放送年 矢部 岡村 (旧)ジャニーズ枠 その他の男性メンバー 女性メンバー
1 1998年
1999年
国分 出川 - - -
2 2000年
2001年
3 2002年 中島
4 2003年 (謹慎) セイン
5 2004年 船越 -
6 2005年
7 2006年 優香
8 2007年 井上
9 2008年
10 2009年 (謹慎) 江角
11 2010年 - 佐々木
12 2011年 (謹慎) 田山
13 2012年 -
14 2013年 上川 -
15 2014年 (謹慎) 平井
16 2015年 柳葉 -
17 2016年 二階堂 -
18 2017年 大杉 直美
19 2018年 (謹慎) ケンティー 田中 橋本
20 2019年 ノブ 土屋 -
21 2020年 増田 本田
22 2021年 松下 中条
23 2022年 高杉 エライザ
24 2023年 盛山 宮野 小芝
25 2024年 (謹慎) 高橋 やす子
26 2025年 せいや 白石

余談

よく「負けた人が自腹するのは演出で、結局取材班やテレビ局があとで払っているんでしょ?」と視聴者から言われたりすることがあるが、
本番組では本当に最下位の出演者がポケットマネーから全額自腹で支払っているのがかつて出演していた佐々木希や本田翼らによって語られている。
テレビのバラエティー番組でこのようなレストラン等の料理を扱う店舗を撮影した場合、ロケ後に撮影クルーやテレビ局側が料理代を支払わないことも多い*36ため、
そういう点から見れば通常の開店時同様に料理を出して支払ってもらうゴチはかなり真摯な番組と言える。

2位以下の勝ち抜けが発表された際に流れるBGMは、
かつてテレビ東京系で放送されていたアニメ『爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX』のOPテーマである「BRAVE HEART」のイントロである。
有名アニメの主題歌だったため聞き覚えがある人も多く、
「このBGM何かで聞いたんだけどな…」と疑問に思っている人も多いそうな。

料理の値段は基本的に3000円以上のものが多いため、舞台となる店舗にとっては宣伝になる一方、その(料理金額の)高さゆえに一般客が敬遠してしまうというジレンマも生じた。このため、エンディングの紹介映像では店によって「当店ではリーズナブルなメニューを用意しております」というテロップが流れることがある。



「今回は追記修正した人に…ゴチになります!」
「「「「ゴチになります!」」」」

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最終更新:2025年04月10日 20:46

*1 笑点の前の時間帯だった。

*2 やす子と盛山は会場レポーターとして参加し、矢部は司会を担当。

*3 基本的には現地に出向いて収録するが、一部の料理店や年末の最終戦のクビ発表部分は日本テレビのスタジオで収録する。

*4 麻婆豆腐など相性の良い料理が出た場合にメンバーが注文することがある。

*5 本格的に実装されたのは『18』からで、それ以前にもスペシャル限定で近い内容の企画が設けられていた。

*6 このコーナーでは他のメンバーも試食するが、その代金は支払いに含まれない。

*7 「清算」表記ではない。

*8 岡村がクビとなった翌シーズンの『4』では出川のクビに加えセインの卒業で、矢部が最初のクビとなった翌シーズンの『10』では森泉のクビに加え船越の準会員化で実質2人入れ替えとなっていたが、2回目のクビとなった翌シーズンの『12』からは本格的に2人クビが適用されている。

*9 一時期は5人制に戻った時期もあった。

*10 5列目の出目によっては6~7人でおみや代を割り勘する場合もある。

*11 体調不良で当時のレギュラー番組を全部休養していた時期に当たる。

*12 新メンバー同様放送直前まで隠されることもある

*13 『7』『8』『9』『16』『18』『24』『26』で最下位になっている。

*14 一時期スタッフからハンデが課されたが、無事勝ち抜け。

*15 5シーズン以上クビにならずに連続で在籍しているのは岡村(『5』~現在)、国分(『1』~『18』)、船越(『6』~『10』)、江角(『10』~『16』)、増田(『21』~現在)。ただし、矢部本人も最初のクビまで9シーズン(『1』~『9』)連続で在籍していた。

*16 これによる犠牲者は、前者が4人(森、佐々木、上川、やす子)、後者が4人(中島(知)、井上、江角、高杉)。

*17 番組スタートと同時期に日本テレビに入社し、この時代はスポーツ実況を中心に活躍していた。情報番組やバラエティをフリーになった現在に至るまで仕事の主軸とするようになったのは『ズームイン!!サタデー』に出演するようになってから。

*18 スタッフから彼への配慮として耳栓が配られるが、岡村に没収されることが多い。

*19 と言いつつも、何回かは1位通過している。

*20 現在はナイナイ以外の元メンバーは精算チャンスとなっている。

*21 芸能活動は止めておらず、大分県に移住して現地で活動。

*22 当時は自腹金額におみや代が加算されていたため、最下位にさえならなければ支払わなくてもよいシステムとなっていた。

*23 1人目はゲストの高木美保。

*24 「年間自腹総額(116万7900円)」「スペシャルでの負け数(3敗)」「設定値段からの最大誤差(+2万7200円)」

*25 初参戦のパート10では開幕4連敗。

*26 実際、『11』にて佐々木は自身の精算で矢部に引導を渡した。

*27 最終戦前の自腹レースは江角が2位、杏が1位だった。

*28 本人曰く「1年でクビになると思っていた」らしい。

*29 『15』はクビが2人だった。

*30 『18』の新メンバー登場スペシャルの冒頭において、柳葉用の短ラン風ブレザーも用意してあった

*31 本人は1999年2月生まれ。

*32 この影響もあって、自腹レースには生前に支払った大杉の自腹金額を引き継いでスタートとなった。

*33 矢部が復帰した場合、クビが2人となるため。

*34 ミドルネームの「ポーリン」が由来

*35 自身の自腹だけなら2位止まりだが、1位の増田が精算してしまったため。

*36 有名芸能人が来店したというお店自体の宣伝効果に直結するのが理由らしい。