二角の超人

登録日:2021/05/14 (金) 18:09:32
更新日:2021/05/14 Fri 23:42:57
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二つの角から発されるテレパシー能力で、遠くの仲間とも連携が取れる。

心優しき大地の支配者。




二角の超人とは、デュエル・マスターズのクリーチャー。
DMR-09「エピソード3 レイジVSゴッド」にて収録され、他にもDMX-22「超ブラック・ボックス・パック」やDMEX-09「Wチームドッキングパック チーム切札&チームウェイブ」などに収録された。
『デュエル・マスターズ プレイス』のコラボである、DMPCD-01「デュエマプレイス・コラボデッキ 超竜の君臨&天門の降臨」にも選出されている。

解説

二角の超人 VR 自然文明 (7)
クリーチャー:ジャイアント 7000
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置いてもよい。その後、クリーチャーを2体まで、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。

パワーなどはコストに応じた標準的な設定だが、cipによって2枚のマナブーストとマナ回収が行える。
マナブーストやマナ回収は任意となっており、加えてマナブーストだけしてマナ回収はしないと言った調整も可能なテキストとなっている。
動かすカードの枚数に関しても、マナブーストは2枚強制となっているがマナ回収は1枚のみでもOK。

能力は高レアのジャイアントとしては派手さには欠けるかもしれないが、堅実で無難に強力な性能。
単純にマナブーストやマナ回収が行える能力が弱いはずがなく、マナ回収特有のマナの減少と言うデメリットもマナブーストで補われている。
ブーストしたマナを回収せずに既にタップしたマナを回収すれば、少しではあるが疑似的なマナアンタップにもなる。

上述したように任意効果かつ回収するカードの枚数などの細かい調整も効くので、ライブラリアウトの可能性が見えてくる終盤でも展開しやすい。
マナブーストのみを使えば7→9という動きになるため、次ターンで10マナの超大型クリーチャーにも到達する。このカードの登場時期を考えれば、出すことを想定できるカードはゼニス辺りだろうか。
マナに置かれた文明色に関する調整も広い範囲で行えるかもしれない。

ジャイアントの種族デッキならば採用候補となり、《剛撃戦攻ドルゲーザ》関係のデッキに投入するのも良いだろう。
能力が汎用性が高く腐りにくい性質であるため、色さえ合えば非ジャイアントデッキに投入しても普通に機能するクリーチャーである。

相性の良いカード

西南の超人 UC 自然文明 (4)
クリーチャー:ジャイアント/サムライ 3000
自分のジャイアントの召喚コストを最大2、少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にならない。
セイバー:ジャイアント

コスト軽減とセイバーによって徹底的なまでにジャイアントをサポートしてくれることで有名なジャイアント/サムライ
二角の超人はジャイアントなので言うまでもなく相性が良く、特に二角の超人はコスト設定的に軽減されれば西南の超人から綺麗に繋がるのも評価点。

ツインパクト版である《西南の超人/断断打つべしナウ》の場合は、断断打つべしナウの効果で二角の超人を強制攻撃用の盾にすることが出来る。
二角の超人はパワー7000であるため、コスト軽減などで比較的早いターンで出せれば強制攻撃の盾としてはそこそこ機能するだろう。

デュエル・マスターズ プレイス

二角の超人 SR 自然文明 (7)
クリーチャー:ジャイアント 7000
W・ブレイカー
バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。その後、自分のマナゾーンからクリーチャーを探索し、2枚を手札に戻す。

DMPP-01 第1弾「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」にて収録。レアリティはスーパーレアに昇格。
能力自体はTCG版よりも劣化しており、強制効果に変更の上にマナ回収も2枚強制へと劣化してしまった。
マナ回収も「探索」能力であるためにランダムのような回収しか出来なくなっているが、これに関してはゲームの仕様の都合による変更なので下方修正とは言いにくいか。

能力こそTCG版から劣化した二角の超人だが、初期の環境を語るならば避けて通れない存在と化したくらいには環境で活躍することになったのだ

その理由としてはある意味単純明快な話で、DMPP-01のカードの中ではこのクリーチャーは明らかにオーバースペックでしかなかった。
何故ならば、DMPP-01はTCG版における基本セット闘魂編初期がベースのパックな訳なのだが、このクリーチャーだけエピソード3の高レアカードなのである。明らかに場違いに近い。
一応その点は開発側も分かっていたからこその能力の微妙な劣化とレアリティの昇格だったのだろうが、劣化しようがマナブーストとマナ回収の同時技はやはり使いやすい。

色さえ合えばビートダウンやコントロールデッキなどに幅広く投入され、一時期は4枚所持している事が大きなアドバンテージであった。
同弾において同様にベースのシリーズの遥か未来の時系列から収録された《光輪の精霊 ピカリエ》も活躍しており、この2枚はある意味転生系のなろう作品の主人公と皮肉られたことも。
【二角コントロール】などの専用デッキも開発され、正に栄華を極めたのだった。

インフレが進むDMRP-02以降も活躍を続け、多色の登場でカードパワーのインフレが激化したDMPP-03環境でも《無双竜機ボルバルザーク》関連のデッキで活躍した。
DMPP-04でも《剛撃戦攻ドルゲーザ》などの登場もあって、一定の需要を見せ続けていたのだった。

ところが、二角の超人の無双伝説はDMPP-06以降は雲行きが怪しくなってしまった。
TCG版から驚異の魔改造を受けた《クリスタル・ツヴァイランサー》などが登場し、ゲームスピードの超絶な高速化が進んだ。
以降もシンパシー所持の超新星フェニックスや踏み倒し能力のインフレもあり、二角の超人を出してコントロールをしている余裕のあるスピードではなくなってしまったのだ。

スペックこそはエピソード3レベルなので今なお実戦に耐える性能ではあるが、それ以上にプレイス環境の高速化が激しすぎたと言える。まあ上述のツヴァイランサーなんて、運が良ければ現代のTCG版のスピードに大きく劣らないというレベルだし…。
一応は性能自体が弱くなった訳ではないので、現在でも自然の入ったデッキでは時折見かけることもなくはない。

使用率の低下についてはゲームのインフレ以外の事情もあり、DMRP-07のシーズンからフォーマットが「New Division」と「All Division」に分けられたという影響もある。
初弾のカードである二角の超人はNew Division環境では使うことが出来ず、目にする機会はAll Divisionのみとなった。
まあAll Divisionでは頻繁に見かけるのかと言うとそういう訳ではないが…。

関連カード(デュエル・マスターズ プレイス)

大勇者「二角牙」 SR 自然文明 (7)
進化クリーチャー:ビーストフォーク 10000
進化-ビーストフォーク
W・ブレイカー
バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から4枚をマナゾーンに置く。その後、自分のマナゾーンからクリーチャーを探索し、2枚を手札に戻す。(この効果によって使用可能マナは増えない)

ゲームオリジナルカードとして登場した《大勇者「ふたつ牙」》の転生版。しかし、名前に「二角」とあるように二角の超人のようなマナ回収効果も持つ。
二角の超人よりもマナブーストが大きいが、効果によって使用出来るマナは増えないように制限されている。

登場判明当時は二角の超人を追い込むのではないかとも言われていたが、そもそもそれ以前の話として二角の超人も二角牙もDMRP-06以降の環境に大きな影響を与えるまでの存在ではなかった。
むしろ二角牙は進化クリーチャーであるが故の召喚難易度の高さや種族の都合もあり、環境などを抜きにして二角の超人のみと比較しても前評判で言われていたような完全に出番を奪う結果にはならなかった。

背景ストーリー

TCG版の登場当時では特にフレーバーテキストなど無いカードだったので詳細は不明だったが、プレイスの登場弾であるDMPP-01にて新規フレーバーテキストが追加されて詳細が判明した(TCG版でもコラボであるDMPCD-01で同テキストが追加)。
それによると、二つの角から発されるテレパシー能力によって遠くの仲間とも連携が取ることが可能らしく、「心優しき大地の支配者」と評されている。

同じくDMPP-01に収録されてフレーバーテキストがTCG版から追加された《不落の超人》は「非情なる大地の支配者」と二角の超人とは対照的な表現がされており、何らかの関連性が示唆されている。
なお、実際のスペックではパワーは不落の超人の方が大きく上回っており、強制攻撃効果で二角の超人は破壊されてしまう。

余談

  • DMEX-09における再録はプレイスを意識したとも言われているが、収録判明当時は環境的には古いカードの収録に困惑する声も多かった。

  • 開発主任KのTwitterでは《大勇者「二角牙」》の話題の際に二角の超人についても触れており、「本来の歴史ならそこにいない」と表現している。




二つの腕から発される追記・修正能力で、遠くのWiki篭りとも連携が取れる。心優しきアニヲタWiki(仮)の支配者。

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最終更新:2021年05月14日 23:42