LITTLE NIGHTMARES2-リトルナイトメア2-

登録日:2021/09/07 (火) 22:26:54
更新日:2024/08/08 Thu 21:41:09
所要時間:約 4 分で読めます





遊ぼう、美しい悪夢の中で。




LITTLE NIGHTMARES2-リトルナイトメア2-』とは、スウェーデンのゲーム会社Tarsier Studiosが開発し、日本ではバンダイナムコエンターテインメントから発売されたゲームソフト。ジャンルはサスペンスサバイバルアドベンチャーホラー。
Nintendo SwitchPS4/PS5、XboxプラットフォームにSteamのマルチプラットフォーム展開。

LITTLE NIGHTMARES-リトルナイトメア-』の続編。だが時系列は前作よりも前になると思われる。
前作では巨大船舶「モウ」からの脱出を目指したが、今回は怪電波を放つ電波塔によって歪められた世界が舞台であり、プレイヤーは主人公である小人「モノ」を操作して電波塔を目指す。
狂気と不気味さがあふれるキャラクターデザインは今回も健在。
また、通る道も「厳しい先生といじめっこのいる学校(正確には孤児院)」「真っ暗な病院」と、いかにも子供が悪夢を覚えそうな場所になった。
ただし今回は主人公のアクションが増え、場合によっては敵に攻撃できる。

ボリュームは前作に比べて倍近く増加しており、相変わらず進めば進むほど謎が増えていく。
一応前作との繋がりはあるが、両方プレイしても考察の幅が広がるだけで謎が解けるということは無いので、どちらか片方だけ遊んでも問題無い。

前日譚と思わしき漫画「LITTLE NIGHTMARES Comics」がアプリで配信されている。


【登場キャラクター】

  • モノ
主人公。何故か紙袋を頭に被っている。
素顔は見えないわけではなく、収集アイテムである帽子の種類によっては丸出しになる他、
海外の公式Twitterで普通に公開されたこともあるため、素顔を隠していることに特に意味は無い模様。
電波塔を目指す理由は怪電波によって歪められた世界を救いたいから、らしい。
前作には一切登場しないので、どこかでシックスと別れたことになるが……?

前作主人公。ただし当初はトレードマークである黄色いレインコートを着用していないため初見では誰だかわからない。
今回は操作キャラではなくAIでの参加。そのため時々これから何が起こるかわかっているかのような行動を取る。
逃げ道に困ったらとりあえずシックスの動きを観察してみよう。
モノによってハンターの家から連れ出され、一緒に電波塔を目指す。
ちなみにハンターの家は居心地は悪くなかったのか、オルゴールを鳴らしながらくつろいでいた。

今回は空腹に苦しむ場面は無いものの、こちらに気づいていないいじめっこに奇襲をしかける、マネキンの指をあらぬ方向に曲げて遊ぶなど狂気を感じさせる描写は健在。

  • ハンター
シックスがいた家の主。顔を布で覆い隠しており、右目しか見えていない。
家のあちこちに等身大の人形が置いてある。
逃げ回る2人に容赦なく猟銃で撃ち込んでくる。

  • ティーチャー
孤児院の女先生で、下記の「いじめっこ」達に教鞭をとる。首が際限無く伸びる。
教鞭で机を叩いたり、急に顔を覗き込んだりで生徒への態度はあまりよろしくない。*1
孤児院パートが長いため、必然的に何度も追いかけられることになる。


  • いじめっこ
孤児院の生徒たち。頭の中は空っぽ(物理)。
先生の前では静かだが、罠をしかけるわシックスを誘拐するわでろくなやつがおらず、中には鎖で繋がれている者もいる。
モノが鈍器を使って倒すことができる数少ない敵キャラだが、自分たちがしかけた罠で自滅することもある。
というか一対一だとシックス(女子)より弱いので単純な腕力だとシックス>いじめっこ>モノということに……。

  • ドクター
天井を這いずり回って移動するデブの医者。
「患者」を治療しているが、そもそも「患者」は皆マネキンであり内容からして実質彼のおままごとのようなものである。
ただしそんな彼が必死に治療する病人が一人だけ存在し……。
彼の病院は火葬場を兼ねているのか、焼却炉がある。
余談だが、WebCMにて、デモプレイを行ったプレイヤーから「ずんぐりむっくりドングリ野郎」というインパクト増しなあだ名をつけられてしまい、ゲーム公開当初、一部プレイヤー等の間でこのあだ名が浸透したこともあった。

  • 患者
生きたマネキン。
光のないところでは積極的に襲い掛かるが、手だけのマネキンは明かりの下でも普通に襲ってくる。
普通のマネキンに混ざって出てくることが多いが、中にはほぼ患者たちだけの場合もある。

  • 町の住人
電波塔が放つ電波によって映るテレビを見すぎたせいで、重度のテレビ依存性になってしまった人々。テレビの電源を切ると襲いかかってくる。
モノに襲い掛かることもあるが、彼らにとってはモノよりもテレビのほうが大事なので、その性質を上手く利用できるかが攻略のカギ。

電波塔の関係者と思われる、スレンダーマンのような外見の人物。
ネットではもっぱら「シンマン(痩せた男)」と呼ばれているが、これは海外での名前。
日本での公式名称はあくまで「ノッポ男」なので、本項目でもそうさせてもらう。
シックスがはっきりとした焦りを見せるほどの怪物で、彼女をさらってしまう。
その後、同様にモノを狙うが……。

  • ノーム
今回はDLC「ノームの屋根裏部屋」に登場。
追加マップでちょっとした謎解きをしてノームの帽子を入手することができる。
相変わらずの癒しだが、「この内容で660円は高い」という意見も。



追記・修正は電波塔に辿り着いてからお願いします。

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最終更新:2024年08月08日 21:41

*1 授業シーンをよーく見ると、女のいじめっこは𠮟りつけるが、男のいじめっこは顔を覗き込むなど、あからさまに態度に差がある