登録日:2021/10/25 Mon 13:29:30
更新日:2025/06/10 Tue 22:19:44
所要時間:約 5 分で読めます
美しい星空を汚す悪い奴は、このぎんいろまんが相手だ!
出典:それいけ!アンパンマン/トムス・エンタテインメント/第108話B「アンパンマンとぎんいろまん」/1990年/11月12日放送
声:中村大樹(アンパンマン)/
堀内賢雄(やなせたかしメルヘン劇場)
【概要】
夜の星空を守る
正義のヒーロー。
夜空をパトロールして星を光らせている伝説の男で、美しい星空を汚す悪い奴と戦っている。
夜空にきれいな星が輝くのはぎんいろまんのおかげ。
顔はまん丸で目や鼻などはなく、
アンパンマンをのっぺらぼうにしたような姿をしていて、全身銀色で強烈な
光を放っている。
背中の
マントで空を飛び、光で闇を切り裂くような突撃で戦う。
その光は美しく光輝く星を闇で包んで暗闇星に変えてしまうやみるんるんを
消滅させる事ができる。
弱点はアンパンマンと同じく顔を汚される事で、顔から光が放てなくなると力を失ってしまう。
いつも空の上からみんなの事を見ており、アンパンマン達の事は知っている。
【活躍】
初登場は1990年。
パンの材料にするブドウを取りに行った
ジャムおじさん達は、夜道を
アンパンマン号で急いでいた。
バタコさんがきれいな星空を眺めていると、ジャムおじさんが「ぎんいろまん」の話をしてくれた。
ぎんいろまんとは夜空をパトロールしている星を光らせている伝説の男で、ぎんいろまんのおかげで夜空はいつも美しい星でいっぱいなのだという。
すると、突然黒い雲のようなものが迫り、アンパンマン号を包んでストップさせてしまった。
その正体は美しく輝く星を暗闇星に変えてしまう「やみるんるん」で、やみるんるんを操る
ばいきんまんによってアンパンマン号は連れ去られてしまう。
その頃、パン工場ではアンパンマン、
カレーパンマン、
しょくぱんまんがジャムおじさん達の帰りを待っていた。
最初は星空を眺めながらのんびり待っていたが、突然星空が消えてしまい、不思議に思ったアンパンマンとカレーパンマンは調べに向かう。
進むほど段々暗くなっていく空の中、アンパンマン達は二手に分かれて先を進む。
すると、アンパンマンは
ドキンちゃんを見つけて後をつけると、その先には暗い岩だらけの星があって、ジャムおじさん達が捕まっていた。
すぐにアンパンマンが飛び込んで助けようとするが、どんどん数を増やすやみるんるんに苦戦し、カレーパンマンも駆けつけるがカレーが効かずに大ピンチに。
ヤッホー、しょくぱんまんだな!これで全部揃ったぞ!
何者かの声が聞こえ、残るしょくぱんまんがやって来たと考えて一網打尽にしようとするばいきんまん]。
しかし、飛び込んで来たのはしょくぱんまんではなく強烈な光の塊だった。
何と、やって来たのは星空を守る伝説の男、「ぎんいろまん」であった。
出典:同上
ぎんいろまんはその光で次々にやみるんるんを消滅させていくが、ばいきんまんはぎんいろまんの顔に泥を吹きかけて光を消し、力を失わせてしまう。
しかし、ぎんいろまんが戦っている隙に脱出したジャムおじさん達がアンパンマンの新しい顔を焼き、アンパンマンが
復活。
アンパンマンがマントでぎんいろまんの顔の泥を落としてぎんいろまんも甦ると、二人の攻撃でばいきんまんは逃げていった。
アンパンマン、光が必要な時はいつでも知らせてください!すぐに飛んで行きます!
ぎんいろまんは
アンパンマン達を案内すると、再び星空の中に帰っていった。
出典:同上
無事にパン工場に帰ったアンパンマン達が夜空を見上げると、ぎんいろまんそっくりな
月が浮かんでいたのだった。
【その他】
ぎんいろまんのお話は原作絵本にもあり、このアニメはほぼ絵本に忠実に
アニメ化されている。
やなせたかし氏の別作品である「ガンバリルおじさん」にも登場しており、姿はほとんど同じだがこちらはマントをつけていない。
また、夜にしか存在できないようで朝になると消滅してしまっていた。
追記・修正は、夜のアニヲタWikiを守る正義のWiki篭りにお願いします。
- アンパンマンのキャラの中でもインパクトが強いデザインだと思う。 -- 名無しさん (2021-10-25 13:34:05)
- ブリオンかな -- 名無しさん (2021-10-25 16:25:42)
- シルバー -- 名無しさん (2024-12-14 19:42:11)
- ああ、アイツか! -- 名無しさん (2025-06-10 22:19:44)
最終更新:2025年06月10日 22:19