登録日:2021/10/28 Thu 17:07:43
更新日:2024/12/26 Thu 17:46:08
所要時間:約 ? 分で読めます
【データ】
別名:噴煙怪獣
身長:54m
体重:32000t
出身:九州えびの高原・賽の河原地底
ちなみに、このエピソードが収録されたDVDの怪獣紹介では身長・体重が不明となっている。
【概要】
九州の地底に住む怪獣。
頭部に2本、鼻先に1本生えた角と、つぶらな瞳が特徴。
また、両手は
ハサミ状になっている。
その体は
ダイヤモンドより硬く、体温も非常に高く人間が長時間触っていられないほど。
また、角はレーダーの役割を持っており、地底から地上の様子を確認できる。
武器は口から吐く黄色い毒ガス「ハニアガス」で、発火性も強く吹き付けた個所を爆発させる。
また、頭部の角による突き刺し攻撃も得意で、動きも俊敏。
【劇中での行動】
地底で眠っていた所、
温泉開発のためのボーリングの機械があろうことか真上に設置されてしまい、
そのまま背中を突き刺されてしまい激怒、周囲に陥没を起こし、技士を1人飲み込んでしまう。
たまたま休暇で訪れ、技士の息子のタケシ少年と知り合った
東光太郎は
ZATに連絡して調査を始める。
だが、父をどうしても助けたいタケシ少年が機械を再起動させたことで遂に地上に温泉と共に出現。
背中にはボーリングの機械が刺さったままになっており、痛みにより暴れる。
ZATやタケシ少年による攻撃が開始されたが意にも介さずガスを吹き付けて反撃(この時光太郎やタケシ少年はもろにガスを浴びてしまったが、特に影響はなかった)。
そして光太郎は(いつものように)棒高跳びの要領でボルケラーの鼻先に飛び乗り攻撃するも、叩き落とされる。
タロウは
ストリウム光線を放つが、ボルケラーはジャンプして回避(腹の中に人がいるかもしれないのに…)。
ボルケラーはガスで反撃し、爆発に巻き込まれたタロウは倒れ込む。
そこに伸し掛かってきたボルケラーを弾き飛ばしたタロウ、ボルケラーはもう一度ガスを吐くが、
今度は押し出す
バリア光線「プッシュリターン光線」で防がれる。
そのまま取っ組み合いになり、タロウに口の中に手を突っ込まれ、
胃袋を引きずり出されてしまい、ブルーレーザーで切断され、パニックで七転八倒。
タロウは胃袋の中身を出し、タケシの父を救出(結構長い時間胃の中にいたのに消化されておらず、かなりの高さから落とされたが気絶だけで済んでいる)。
だが、このボルケラーも人間の土地開発に巻き込まれた被害者、その事を哀れんでか、タロウは動かなくなったボルケラーを空高く放り投げる。
こうしてボルケラーは宇宙の彼方へ消えていくのだった。
このままどこかの星へ流れつき、平和に暮らしていることを願うばかりである。
【余談】
- VHSシリーズ『ウルトラビッグファイト』では何故か「ウルトラセブン メカ怪獣出現!」のタロウ代表として紹介されている。
タロウは劇中ロボット怪獣とは戦っておらず、ボルケラーが選ばれたのは背中に機械が撃ち込まれてしまったからだろうか。
- この次の話に登場する怪獣シェルターもどちらかというと被害者なのに最後は倒されてしまうと言う結末を迎え、以降『タロウ』では「悪さをしない怪獣は倒さない」という傾向が強くなっていく。
追記・修正は胃袋を取り出されてからお願いします。
- 倒されてこそ居ないが死刑か流刑かの差くらいしか無いような……宇宙に適応出来ている事を切に願う -- 名無しさん (2021-10-28 18:52:36)
- 胃なくなった上に放り出されるとかさすがにひどいとしか -- 名無しさん (2021-10-28 19:14:40)
- シェルターは子供心に可哀想と思ったけど、ボルケラーは特にそう思わなかった。毒ガスを武器にしてるからか、宇宙に追放とはいえ生きてるからかな -- 名無しさん (2021-10-30 16:01:57)
- 実はタケシの父はこいつに食われていない疑惑もある -- 名無しさん (2021-10-30 23:24:06)
- ボルケラーって生きてるのか? 胃を引っ張り出されて焼き切られて動かなくなったから、俺は普通に死んで、亡骸を宇宙へ投げたと解釈していたが… -- 名無しさん (2024-12-26 17:46:08)
最終更新:2024年12月26日 17:46