デストルドス

登録日:2020/12/25 Fri 16:18:00
更新日:2024/02/03 Sat 23:26:39
所要時間:約 16 分で読めます


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D4レイ ※土曜朝9時です。 ごちゃ混ぜ怪獣 まさかの復活 アンデッド アーストロン ウルトラマンZ ウルトラマントリガー エピソードZ ウルトラマン撃破成功 ウルトラ怪獣 ウルトロイドゼロ キメラ クレッセント サタンビートル ゾンビ ダンカン デストルドス デストルドー バードン フランケンシュタイン マジャバ ミイラ ラスボス ラスボス怪獣 レッドキング ロボット怪獣 令和のタイラント 刺激求めて蘇る巨大怪獣 叫ぶ命 合体怪獣 寄生生物セレブロ 怪獣災害 怪獣版ゲルニカ 悪夢の具現化 悪意の塊 悪趣味 文明自滅ゲーム 最後に立ちはだかる相手 楠健吾 正義の心振りかざして牙を剥くヤツ 死と破壊の王 殲滅機甲獣 滅亡への遊戯 特空機 狂気 生ける屍 生物兵器



※推奨BGM:「ウルトラマンゼット アルファエッジ」


遂にハルキの前に正体を現したジャグラー。

最後の計画を開始するセレブロ。

それぞれの目的が明かされ、事態は最悪の方向へ突き進んでいく!

そして現われる、最後の敵は...!


次回 ウルトラマンZ


滅亡への遊戯


ウルトラ危険だぜ!
















ハハハハハ!!来たかウルトラマンゼット…!

お前には感謝してるぞ、私のゲームの駒として充分に働いてくれた!
おかげで馬鹿な地球人にこぉんなにも素晴らしい兵器を造らせる事ができたァ!!


さあ、この『ゲーム』のクライマックスを飾るラスボスを紹介しよう…


『死と破壊の王』デストルドスだァァァーッ!!!



画像出典:ウルトラマンZ(2020年6月20日~) 第24話「滅亡ヘの遊戯」より
©円谷プロ、「ウルトラマンZ」製作委員会・テレビ東京


デストルドスとは、特撮テレビドラマ『ウルトラマンZ』に登場する怪獣。
同作の最後の敵にあたり、創造主である寄生生物セレブロ曰く「ラスボス」「死と破壊の王」


データ


別名:殲滅機甲獣(せんめつきこうじゅう)
身長:80メートル
体重:6万トン
出身地:地球(深間市近郊の山岳地帯)

スーツアクター:桑原義樹
クリーチャーデザイン:楠健吾


概要

ストレイジメンバー・ナカシマ ヨウコ体を乗っ取った寄生生物セレブロが、無断発進する形で防衛軍から強奪したウルトロイドゼロに、
  • ナツカワ ハルキから借りパクされていたのを取り戻した奪ったウルトラマンベリアルメダル」
  • 防衛軍が管理していた世界中の怪獣管理区域内の怪獣達
  • セレブロがこれまで大量生産していた大量の怪獣メダル
を取り込ませ、ウルトロイドゼロの動力炉に投与したベリアルメダルを利用して怪獣の力を制御する形で機体そのものを変容させた地球での「文明自滅ゲーム」*1の最終戦力。
ウルトロイドゼロの変異体であり、変容の際にはウルトロイドゼロのボディを突き破って引き裂くグロテスクなシークエンスを取った。


これまでニュージェネレーションヒーローズでは様々な路線のラスボス怪獣が生み出されて地球の脅威となってきたが、
今回は「邪悪な宇宙生物が地球怪獣達の命を身勝手に使い潰して生み出した、命の尊厳と人類の平和への想いを嘲笑いながら踏み躙るための醜悪な遊び道具」という、陰湿な悪意と露悪趣味の権化となってしまった。
侵略者が悪意のみを込めて人類の技術を悪用し、意図的に生み出したラスボスはビクトルギエル以来6年ぶり。
平和を求めて突き進んだ希望の結晶が「死(自滅)へ向かおうとする意思」の名を冠する怪獣になる点は、嘲笑と痛烈な皮肉が感じられる。

ちなみに設定のスケールが全宇宙規模ではないラスボス怪獣はニュージェネレーションシリーズでは初。
平成以降のウルトラマンシリーズ全体を見てもかなり稀なタイプ。


外見

もはや元のウルトロイドゼロの面影は皆無
その上「長所やまとまり?何それ?」と言わんばかりの怪獣達の亡骸が適当に入り混じった醜悪な姿をしており、オリジナル要素は頭部とバードンの爪が変異したと思わしき鎌状のかぎ爪のみ。
構成要素には
背中から角にかけて 凶暴怪獣アーストロン
胴体 月の輪怪獣クレッセント
胸部 昆虫怪獣マジャバ
右背部・背中の一部・尻尾・両足 どくろ怪獣レッドキングB
左背部 宇宙昆虫サタンビートル
両腕 火山怪鳥バードン
太腿・肩 発泡怪獣ダンカン
の部位が使用。そこまで強豪ではない怪獣も多く選ばれている辺り、セレブロの怪獣への興味の無さが感じられる。
頭部や右肩には真っ二つに割れたウルトロイトゼロの頭部の残骸がこびりつき、右の背面からはハルキの懊悩の原因ともなったレッドキングBの骸骨が伸びている*2
骸骨のはずなのに、まるで亡霊のようにユラユラと動くレッドキングや錆びた扉が閉じる時のような素体となった怪獣達の悲鳴のような不気味な金切り声をあげる姿には恐怖感を覚える。

また、胸部のマジャバの牙は左側がやや吊り上がっており、どことなくセレブロの特徴だった独特の笑みを彷彿とさせる。


ちなみに見かけは完全な怪獣だが、中核はあくまでもウルトロイドゼロ。
肉や血管に覆われた恐ろしい状態ながらコクピットと操縦系統が健在であるため、実質的にはロボット怪獣に該当し、セレブロに寄生されたヨウコの身体で操縦されている。
地球産の兵器やロボットを取り込んだ合体怪獣時折が、ロボットがベースとなったものは珍しい。

とはいえ、内部構造はウルトロイドゼロの変貌時に無数の怪獣メダルを投与した影響か、肉片や血管に覆われ、外部からは皆目見当もつかない程完全に異質なものに変質。
本気になったオオタ ユカが「コイツ温度も波長も滅茶苦茶で全然解析できない!」と苛立ちながら毒吐くほどでたらめであり、コックピットの位置すら本来のウルトロイドゼロとは異なっている。
その為、事実上セレブロにヨウコを人質に取られているのと同義であり、操縦席が分からない以上、救出のしようもなく迂闊に倒す事も出来ないという最悪の事態を招いてしまった。


歴代シリーズに登場してきた合体怪獣は、元祖合体怪獣超獣も含めればこっちが先だが)や平成のタイラントと呼ばれる先輩のように元の怪獣達の優れた部分を集めたサイボーグ状態が大半(ベリュドラは怪獣達がまんま融合しているので例外)だったが、このデストルドスは逆にフランケンシュタインの怪物よろしく継ぎ接ぎごった煮状態になっている。
分かりやすく言えばジャンボキング(継ぎ接ぎ合体怪獣)の要領で構築したゼルガノイド(人造ウルトラマンの怪獣化)」。平成以降の合体怪獣でこれは珍しい。


戦闘能力

近年のラスボス怪獣にしては珍しく、これと言って特異な特殊能力はなし。
戦闘スタイル自体はフィジカルにものを言わせた正攻法な戦い方だが、敢えて悪い言い方をすれば強大なスペックに身を任せたゴリ押しで、歴代ニュージェネシリーズのラスボスのような反則的な特性も持ち合わせていない。
だが、大本のウルトロイドゼロがオーバーテクノロジーの塊という事も手伝って基礎戦闘力が尋常ではなく、ベータスマッシュを上回る剛力と尋常ならざる恐るべき耐久力を持つ
そのタフネスはガンマフューチャーの得意技「ガンマイリュージョン」の最大火力であるTDスペシャル+フォトンストリーム最終回バージョンの斉射を背中に受けても全く通用しておらず、それどころか反撃でTDGトリオの幻影を片手間でかき消してしまった程。切り札以上の耐久力を見せつけられた根源的破滅招来体の心境や如何に
なお、生成の過程で使用したベリアルメダルはその後、セレブロがヨウコからデストルドスへと乗り移る際に誤って落としていったが、その強さに影響はなかった。
ヨウコに寄生した状態で操縦して動かすか怪獣の体に直接寄生して動かすかの実質的な違いは人質の有無と発声能力の有無程度であり、弱体化した様子は見られない。
攻める側からすれば再生しなくても人質がいるため攻撃しづらい、人質はいないが攻撃しても再生されるという、どちらも凶悪な状態になっている。

そして一番の脅威が胸部のマジャバの顔から発射されるデストルドD4レイ
直撃したらウルトラマンですら致命傷を受けるこれを何度でも発射出来る上に、セレブロに直接寄生された後は胸部を破壊しても極短時間で何度でも再生復元されるようになった。
デストルドスを攻略する上で最も重要なのは、いかにしてデストルドD4レイを撃たせないか、もしくは撃たれた後どう対処するかにかかってるかによるだろう。

ただし「文明自滅ゲーム」の趣旨に反するためか、大量の怪獣の特徴を持ちながらそれぞれの特性(バードンの、ダンカンの催眠術など)を生かした攻撃は見受けられず*3、ウルトロイドゼロ由来の武器と格闘、エネルギー放射のみで戦っている。


武装

  • デストルドリーパー
両腕の鋭い鎌に青黒いエネルギーを溜めて、鋭い斬撃を飛ばす。
ベースは恐らくウルトロイドゼロの「マグネリュームブレード」と「マグネリュームスラッシャー」の複合。

  • デストルドブレス
口から吐く赤黒い色の強力な破壊光線。
ベースは恐らくウルトロイドゼロの「マグネリュームメーザー」。

  • デストルドサンダーブラスト
全身から赤と青の強力な電撃を全方位に発射し、複数の敵を攻撃する。

  • デストルドファランクス
目から乱射する対空砲。
ベースは恐らくウルトロイドゼロの「マグネリュームガトリング」。

  • デストルドヘルファイヤ
全身に生えたダンカンの棘を誘導弾として乱射し、複数の敵を破壊する。

  • デストルドD4レイ

お前達が造った最強の必殺兵器を喰らうがいい!!
……D4レイ、発射

ウルトロイドゼロから引き継いだデストルドス最大の必殺技で、胸部のマジャバの顔から放つ異次元壊滅兵器
発射されるとレーザー周辺の空間が一時的にひび割れながら破壊をもたらす。
ウルトロイドゼロの最終調整が施されて反動の問題が解決してから怪獣化しているため、ノーリスクで乱射できるようになっている。

威力は折り紙つきで、ウルトラマンゼットを一撃で吹き飛ばし、ゼットとハルキに甚大なダメージを与えてそのまま敗北に追い込むほど。
唯一の欠点はチャージ時間の長さと撃とうとするとマジャバの部分が激しく発光し、バレバレになってしまう事程度と欠点らしい欠点が全く見当たらない。


劇中での活躍

第24話「滅亡への遊戯」


さあ…『最終ステージ』だ…


セレブロが計画した地球での「文明自滅ゲーム」のラスボスとして登場。
まずヨウコに寄生し、ウルトロイドゼロにベリアルメダルを投げ込んでから機体に搭乗。
壁をよじ登ってハッチを突き破って基地を発進し、各地に眠るクレッセント、ダンカン、アーストロン、バードン、サタンビートル、マジャバ等の怪獣を襲撃して吸収して行く。
そして深間市にいたレッドキングBを吸収したところで準備が整い、ウルトロイドゼロはデストルドスへと変貌を遂げた。

上記の通りの恐るべき力を以てゼットと激突。
最強形態のデルタライズクローを封じ、寄生したヨウコを事実上の人質にすることで心理面でも優位に立った事を踏まえても、アルファエッジ・ベータスマッシュ・ガンマフューチャーを全く寄せ付けず圧倒*4
上記の通り、ガンマフューチャーに至ってはTDGのほぼ最高級火力による一斉攻撃にもかかわらず、デストルドスはビクともしなかった。
倒れ込んだゼットを押さえつけて至近距離からのデストルドD4レイで抹殺せんとするが、直前で振りほどかれ、距離を取ったゼットのゼスティウム光線と競り合いになる。
しかしそれも長くは続かず、威力で押し切るとゼットを完全撃破し、ハルキの肉体にも無視できないダメージを与えて完勝を収めた。
(悪意により改造されているが)人類の技術の結晶がウルトラマンを正面から完全に打倒した瞬間である。

そしてそのまま飛び去ったデストルドスは、世界中の主要都市を襲撃し、一大反抗作戦を挑んだ世界各国の防衛隊を次々と壊滅させていく。
この危機的状況の中、再集結したストレイジはセレブロに乗っ取られているヨウコの救出とデストルドスの撃破のため、決戦へと出撃する……。


第25話「遙かに輝く戦士たち」

各国防衛軍の防衛戦力を軒並み壊滅させた後、ヘビクラ ショウタことジャグラス ジャグラーの「お膳立て」に乗っかる形で唯一デストルドスへの対抗戦力を持った日本へ再襲来。
ハルキのキングジョー ストレイジカスタムとヘビクラのウインダムと会敵すると、地上に叩き落され、2機の特空機を相手に市街地戦に突入した。
このさなかにユカがコクピットの位置の解析を試みたが、雑多かつ無茶苦茶な融合のためにまともな分析ができず難航。

圧倒的な戦闘力に物を言わせてキングジョーとウインダムを行動不能に陥れるが、デストルドD4レイのチャージに入ったところでバコさんことイナバ コジローの駆るセブンガー硬芯鉄拳弾を受けて転倒、不発に終わる。
さらにこの時セブンガーの攻撃を受けて動きが止まった事で解析が成功し、コクピットの位置がマジャバの顔の裏、つまりデストルドD4レイ発射口の後ろにある事が判明。

そこから特空機3体との戦闘に入り、怪力でセブンガーとウインダムに善戦するも、やがて食らい付かれ、2体の攻撃で損傷を受けたところにタンクモードになったキングジョーSCのペダニウム粒子砲が直撃、D4レイが破壊されてコクピットがむき出しになる。
セブンガーとウインダムは反撃で機能停止に追い込んだものの、キングジョーに組み付かれ、そのまま空へと押し上げられる。
ハルキはそのままデストルドス自体の重量を利用してコクピットブロックを引きずり出すが、危機を悟ったセレブロは直前にヨウコの体を捨ててデストルドスと直接融合。
デストルドサンダーブラストをキングジョーに浴びせた後、そのまま地上に着地すると、デルタライズクローとなったゼットと対峙し、最後の対決に臨む。



……行け、終わらせてこいハルキィッ!!

行こうゼットさん!!俺たちの覚悟…見せてやろう!!!

よっしゃあ!ウルトラ暴れるぞハルキィ!!

押ォォォォ忍!!


今回は最強形態が相手ということもあってワンサイドゲームはできず、更にヨウコ救出のためコックピットを抉り取られた痕がそのままデストルドスの急所と化してしまう。
生まれてしまった急所を突かれ最初は劣勢になるも、幻界魔剣ベリアロクを弾き飛ばすとほぼ互角になり、直接融合によって得た再生能力によりD4レイを復活させて傷も修復。決めの一撃を放とうとする。
だが、自ら突撃したベリアロクが突き刺さった事で暴発。
しかし、ゼットもこのダメージでウルトラフュージョンが維持できなくなりオリジナルに戻ってしまう。



ウオオオッ!!まだまだ行けますねゼットさん!!

もちろんでございますよォ!ハルキィイイッ!!


しかし、ストレイジの仲間達の声から生じた黄金の光の輝きを取り込み、更に気合と根性でゼットは再起する。
それでもなおゼットを追い詰めるが、とんでもない速さで赤く点滅するカラータイマーなど全く意に介さない気合と根性による猛攻の前に徐々に劣勢になり、歯が折れる程の強烈な右フックを喰らいまたしても転倒させられ致命的な隙を晒してしまう。



これが最後だハルキィ!ウルトラ気合入れていくぞォオオオオッ!!

押オオオオオオオオオオオオ忍!!


ゼス!ティウム! 光!せぇぇぇぇぇぇぇんッ!!


チェストォオオオオオオオオオオ!!


体勢を立て直したところでデストルドD4レイとゼスティウム光線の最後の競り合いになるも、光線を「Z」の形に一度曲げてから勢いをつけて炸裂させるという気合と根性の奇策の前に押し切られ、直撃を受けたデストルドスは爆発四散。
デストルドスがもたらした全世界規模の怪獣災害は終わりを告げ、連動してセレブロの文明自滅ゲームも破綻を迎えた。


派生作品での扱い

ウルトラマントリガー エピソードZ

超古代文明崇拝集団『ライラー』の指導者イブラに寄生したセレブロが、デストルドスの怪獣メダルと『ライラー』のメンバーが使っていた謎のカプセル型装置を使い、変身した。
変身と同時にデストルドサンダーブラストでウルトラマントリガー達を薙ぎ倒しつつイーヴィルトリガーに加勢し、トリガーダークとベリアロクを装備したウルトラマンゼット アルファエッジと戦う。
メダルによる再現に限界があったのか、最大の武器であったD4レイはおろか、最初に放った電撃以外の機能・技を一切見せなかった*5が、その圧倒的なフィジカルは健在であり、2対1でも互角以上に暴れ回っていた。
しかし、再びエタニティコアの力を手にしたグリッタートリガーエタニティのグリッターブレードの一閃を食らった事で形勢逆転。
怯んだ隙にデルタライズクローへとウルトラフュージョンしたゼットのデスシウムスラッシュと、トリガーダークのダークゼペリオン光線の同時攻撃を続けざまに受けて爆散した。


余談

  • 名前の由来は恐らく精神学者ジークムント・フロイトの提唱した「死へ向かおうとする欲動」を意味する精神分析学用語「デストルドー」。
    ギリシア神話の死を司るタナトスとほぼ同義であるという。
    加えて異名英名は「ANNIHILATION ARMOR MONSTER」。殲滅の名は「絶滅」と表現されている。

  • 合体に使われた怪獣達は『ウルトラマン』~『ウルトラマン80』の昭和作品と『ウルトラマンG』から引っ張られており、その殆どが再登場の機会に恵まれていなかった怪獣でもある(『ウルトラマンA』についてはD4レイがバラバの要素にあたる)。

  • 合体怪獣がラスボスになるのは『ウルトラマンA』のジャンボキング以来47年ぶり合体メンバーがマイナーな事もあって『令和のジャンボキング』と言われているとかいないとか


  • デザイナーの楠氏は「合体怪獣というかごちゃ混ぜ怪獣」「材料に使われた怪獣たちは皆生命力を吸い取られて骨化・ミイラ化・異形化している、としたので元の姿から大きくかけ離れちゃってる部分もアチコチに」とコメントしている。

  • 登場回の応援配信は同じく人類の希望として造られた人造ウルトラマンが敵の手に落ちて人類の敵となった『ウルトラマンダイナ』第49話 「最終章Ⅰ 新たなる影」と同じく最終決戦の結末を描いた『ウルトラマンオーブ』第25話(最終話)「さすらいの太陽
    • またデストルドスには上述のように『敵の干渉を受けて開発された防衛兵器を奪い取られた』上に『ウルトラマンの戦闘データ元に開発/学習させてある』『怪獣を粉砕し、ウルトラマンの必殺光線を破るほど強力な兵器を所有する*6』という点でデスフェイサーの要素も含んでおり、ゼットが敗北したのがダイナの力を含むガンマフューチャーであった事とヘビクラのダイナ=アスカ・シンとの深い因縁も含めて意識されている可能性がある。
    • 『オーブ』最終話に関しては最終話・ラスボス戦であることもさることながら、ヘビクラことジャグラーが戦っていたという部分も大きいと思われる。ウルトラマンと力を合わせて勝利に貢献したことや、『Z』最終話で「前は自力で巨大化できた」と説明していたことなど、間接的にではあるがリンクする要素も多い。そして、最後にパワーをブーストさせた経緯こそ違えど「基本形態の光線技でラスボスにとどめを刺す」という部分も共通している。

  • ウルトラ怪獣バトルブリーダーズでは2020年最後に実装。テレビでの登場から最速で実装されることとなった。
    HPと必殺攻撃力が高めだが、運が全怪獣中最下位の0。固有スキルは相手の攻撃タイプに合わせて能力を変化するゼットのタイプチェンジに対応したことの再現になっており、近距離が多ければ近距離防御が、遠距離が多ければ遠距離防御が大きく上昇。
    更に自フェイズ開始時に対応したタイプのHPとSPを吸収していき、必殺技のデストルドD4レイで対応タイプの攻撃力と防御力を大きくダウンさせるという、攻撃タイプを統一している相手チームにとって驚異的な働きを見せてくれる。





さあ、この『項目』のクライマックスを飾るラスボスを紹介しよう…


『追記と修正の王』Wiki篭りだァァァーッ!!!



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最終更新:2024年02月03日 23:26

*1 文明のある星の生物達に怪獣等で恐怖を与え、それに対抗できる兵器を作らせた上でそれを乗っ取り、その兵器で星を滅ぼすというもの。「自滅」の名が示す通り彼の生体上他者を乗っ取り、あたかも「自らの兵器の暴走で滅んだ」ように見せかけるのは造作もない事や、本性を現す際の口ぶりから確実に過去にも多くの星をこの遊戯によって滅ぼしている。

*2 造形的にはパワードレッドキングのものが近い。ただ、デザイナーの楠氏自身もなぜこうなっているのかはわからないとのこと。

*3 移動時もスラスターをふかして移動しているように見え、バードンの翼を使う様子はみられない。もっとも、バードンは元々滑空するような飛行方法だが。

*4 ただし、ベータスマッシュ戦のみプロレスのノリが入っていた。

*5 ベリアル融合獣やファイブキングと同様メダルによる変身のため、セレブロの寄生による再生能力もなかったと考えられる。

*6 映画『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』ではイメージのみであったが、デスフェイサーの元になったプロメテウスのネオマキシマ砲はソルジェント光線で倒せなかったゲランダをあっさり粉砕しており、デスフェイサーのものも同等以上の威力はあるだろう。