ニア(ゼノブレイド2)

登録日:2021/11/11 Thu 01:21:48
更新日:2024/03/24 Sun 21:03:37
所要時間:約 12 分で読めます






ニア様の出番だよ!



ニアとはゼノブレイド2に登場するキャラクターの1人である。




【概要】

自身のブレイド「ビャッコ」と共に行動するグーラ出身のドライバーであり、レックスのパーティメンバーのドライバーでは最初に加入する。
レックスらサルベージャーに古代船のサルベージを依頼した秘密結社「イーラ」のメンバーであったがレックスとは次第に打ち解け、最終的にイーラを裏切りそのままレックスのパーティに加入することとなった。
回復アーツと敵をブレイクさせるアーツを多く持っているため、戦闘では味方の回復やドライバーコンボの始動役としての立ち回りが主となる。
DLC解禁のレアブレイドのカムヤを除くとスマッシュのアーツを持たないものの、ナックルで繰り出せるライジングのアーツが高性能。

【外見・性格】

銀髪にグーラ人特有の猫耳が特徴的な外見の少女。
服装は黄色い布地のものに複数の装飾を施したかなり広い布面積のものを着用しており、首から下を完全に覆っている。見た目通りというべきか、ポーチアイテムは魚料理を好む。
ボディラインがはっきりしたその衣装を見ればわかるようにバストサイズは非常につつましやか……な一方でお尻はでっかく脚はムチムチで非常に肉付きのいい下半身をした安産体型。鼠径部の服の皺の拘りがなんともエロチック。
性格は全体的にサバサバしつつも感情豊か。共に旅をする仲間が人間萌えなノポン中二病の王子など癖の強いメンバーの中で比較的常識人なこともあってかストーリー中のコメディパートでは基本的にツッコミ役としての立ち回りが多い。
のだが、後述の出自故か変なところで世間ズレしている部分もあり、ジークに対して「この亀頭(かめあたま)!」という爆弾発言をド天然で叫びレックス、ヒカリ、ビャッコをメチャクチャ焦らせたりすることも。
あと寒いのは苦手らしく、寒冷地域であるルクスリア初来訪時はホムラにくっついていた。かわいい


【来歴・作中の主な活躍】

  • 本編開始前~1章
元々はグーラの領主である父の娘であり姉も含めて3人で暮らしていたが、病弱な姉を治療する研究に多額の借金を続けたことによって一家全員根無し草となりやがて姉は他界。そのまま後を追うように父も亡くなり、形見のコアクリスタルと同調したことでニアはビャッコと出会うこととなった。
居場所のなくなったニアは何故か法王庁に追われる身となり、護送されるところをシンに助けられたことでそのままイーラに加入。
メンバーの中では一番の新入りだった故にイーラの目的が世界の破壊であることは知らず、殺しも辞さないシンやメツの行動に対する憤りを感じたニアは彼らの行動に反旗を翻し、レックスを助けにきたセイリュウに共に連れられて流れ着いた先でそのままレックスたちと行動することとなる。

  • 2章~6章
トリゴの街にてカグツチ率いる帝国軍に捕まり処刑されそうになる*1もレックスとトラたちの協力により救出、その後は自身の居場所であるイーラに戻るつもりだったがレックスの説得により正式にパーティに加入、事実上イーラを完全に裏切ることとなった。
スペルビア帝国での入浴シーンではニアの身体を見たヒカリに「あるもの」を言及されかける。


ニア あなた───

うん まぁ── そゆこと

話さない方が いい?

今はそうしてくれると助かる


アーケディアでは巨神獣兵器暴走についてのインヴィディアとスペルビアの首脳会談を襲撃しに現れたバーンを止めるべくレックス達と共に交戦。バーン操るグレートサクラを止めることに成功するもバーンはグレートサクラの自爆装置を起動し、止めに入ったネフェルは死亡してしまった。
弟も同然だった従弟の死にメレフが悲嘆に暮れて慟哭する中、ニアはビャッコに皆の注意を引くように指示して一行を別の部屋に移動させ、自らの力によってネフェルを蘇生。力を発揮するニアは長い耳に巫女のような装束へ姿が変わり、胸元にはコアクリスタルのようなものが見えたが…?



【人間関係】

  • ビャッコ
ニアと同調したブレイドであり、完全な動物型のブレイドの中では唯一のエピックブレイド。
ニアのことは「お嬢様」と呼んでおり、紳士的な振る舞いや高い知識を持ち、初対面だったレックスにニアの非礼を詫びたりと執事のような存在である。ニアの秘密も無論知っていた。
ニア操作時にビャッコを連れていると彼の背中に乗って進むことができる。
アーツは汎用ツインリングの物と同じだが、回復ブレイドが揃いづらい序盤~中盤では彼の全体回復とブレイクのアーツがパーティの生命線となる。

ニアの婿
お互いに良い仲間であり、良い喧嘩友達でもある。
古代船のサルベージ依頼にて知り合い、当初はレックスの無垢さを小馬鹿にしつつも次第に打ち解けていった。
エルピス霊洞ではとうとう、マンイーターとしての正体と同時に「レックスが好きだ」と直球に告白した。
が、肝心のレックスからは仲間としての好意という典型的な朴念仁回答で返された……とはいうものの、レックスの方も告白の返事を切り出そうとする等なんだかんだで気付いている節は見受けられるなお真剣な様子に照れて動揺し先送りするのはニア側
マンイーターなのでブレイドイーターであるサタヒコ同様、ジークやメレフとも同調可能なはずなのだが、あくまでもレックスのブレイドとして生きることを決意したためか、ブレイド時のニアは彼でしかエンゲージ出来ず、オーバードライブも使用できない。

ホムラが敬語を使わずに接する珍しいドライバーであり、仲は良好。
キズナトークではセイリュウから聞かされるレックスの昔話で盛り上がる一面も。
6話でシン達に自分の身柄を引き渡した際、「レックスのこと、頼みます」と述べているあたり、かなり信頼していた様子。
作中ではあまり触れられないが、彼女の楽園を目指す当初の目的を考えると、ホムラは最初から身を引いてニアとレックスの仲を応援していたことになる。
ホムラとニアをエンゲージしている状態であればホムラの炎の剣とニアの水の剣を使った二刀流の合体技「ネクサスフォース」を使用することができる。誰が呼んだか重婚ソード

スペルビアでの邂逅以降「亀ちゃん」とニックネームで呼んでいる。
コメディシーンやキズナトークでは専ら彼のツッコミ役としての立ち回りを全うしている。
ニアは憎まれ口を叩きつつも彼のことは内心認めているようで、エルピス霊洞にてブレイドイーターの身であるにもかかわらず辛そうな姿を一切表には出さずに周囲を気遣うジークに対して「亀ちゃんのくせに恰好良すぎるんだよ…」と吐露している。

かつて自身の居場所としていたイーラの首領だが、後に裏切ることとなる。
イーラを離反した後も彼女は当初、シンを慕う心を捨て切れていなかったらしく、彼が自分のことを今後敵と見なすよう指示したとヨシツネから聞かされた際には幾分かショックを受けていた。
ただマルベーニとの決着後、何故レックスの下に行った自分を殺さなかったか尋ねた際には「悪くなかったろう?信じたドライバーのブレイドになることは」とシン本人は答えている*2
なお、ニアもイーラに所属していたためシンやメツと共に指名手配書が貼り出されていたのだが、それがニアだけやたら不細工に描かれていた*3ので、彼女は憤慨してその場で破り捨てた。ビャッコ「何とも上手く特徴を捉えた人相書きで」

【ヒロインとしての変遷】

愛らしい容姿とサバサバした性格、哀しい過去から這い上がり成長するその健気な姿が評価され、発売当初からゼノブレイド2の中でも高い人気を誇る彼女だが、実はエンディングに明確にファンからの扱いが変わったキャラである。
発売当初(1周目クリア直後)の多くのユーザーからの彼女の印象はと言うと、まごう事なき負けヒロイン扱いであった。

前作のメリアですらシュルクを想うフィオルンの姿を見て「敵わないな……」と諦める姿を指して(その他諸々の境遇があんまりにも悲惨なことも含めて)色々と同情を買っていたのだが、前述した通りニアの場合、きちんとレックスに告白した上で「俺もニアも皆の事も大好きだよ」と玉砕に近い返事を貰うという憂き目にあっている。
そしてニアも「はははは!アンタらしいや。いいよそれで!」と笑いながら目尻に浮かんだ涙をぬぐうという大変いじらしい様まで描かれる始末。

このイベント以降ニアはドライバーとブレイドを自由に切り替えられるようになるのだが、ブレイド状態時には彼女もブレイド用のキズナリングを持つようになる。
ブレイド用のキズナリングについてざっくり説明すると、ブレイドはドライバーとの信頼度に応じてスキルの習得条件が解禁される。
あくまでも条件が解禁されるだけで、そのスキルを習得するためにはそこからその条件を達成する必要がある。
例えばホムラの「料理」スキルは料理の回数を重ねるごとにレベルアップするし、ヒカリの「ガールズトーク」スキルは道行く人と100回会話するとレベルマックスまで上昇する。
ハナJKの「忍耐力」スキルは野菜を何回も食べるとレベルアップなどと言うなんとも微笑ましいもある。
そしてブレイド状態のニアにもハナJKと同様「忍耐力」スキルがあり、これの解放条件が……

レベル1:(初期獲得済み)
レベル2:(獲得条件 0/10) ホムラやヒカリと一緒に敵と戦おう 
レベル3:(獲得条件 0/15) ホムラやヒカリと一緒に敵と戦おう

これは酷い。

決して仲が悪くないはずのメインヒロインと一緒に戦うとなぜか忍耐力が上がるという、悪魔の発想の如き条件が課せられている。

そして極めつけはクラウスがレックス一行に見せた己が抱えた恐怖を具現化した世界におけるニアの姿だろう。

仲間とはぐれて困惑するレックスの前に、ビャッコと共にいきなり現れた彼女は他の仲間達同様「なんでアタシたちをニセモノの楽園に連れてきたんだ!アタシ達を騙したのか!?」と糾弾する。
ますます混乱するレックスが「俺はホムラの約束を果たしたかった」とホムラの名前を出すと一変

「ホムラぁ?ふん……ホムラ、ね……」

「ホムラ…………ホムラホムラホムラ…!!」

「いっつもそうだ!あいつばっかり見て!他は何にも見もしないで!」

「アタシはここにいるんだ!?なんで見えない!?アタシを見ろ!レックス」

と嫉妬心をむき出しにして激情のままに襲い掛かってくるのである。なお、ヒカリのことは彼女に言及されなかった。

…一応言っておくとこのニアは本人でもなければ本人の意思を再現した姿というわけでもない。
あくまでも「レックスがニアに対して抱いている恐怖」を再現したものであり*4どちらかと言うと ニアに告白されたレックスがその好意をはぐらかすような形になってしまったことについて申し訳なく思っていることの裏返しである。

しかしそれはそれとして「メインヒロインじゃなくて自分を見ろと激昂して主人公に迫るサブヒロイン」という壮絶な光景がプレイヤーの眼前に展開されたのは事実。
仮に本人じゃないにしても大なり小なり「やはりニアはこういう役回りのヒロインなのか……」という印象を植え付けさせるのには十分すぎる物であった。
そして真の楽園に皆でたどり着いたエンディングを迎えた後、タイトル画面に映されるのはレックスが両方の手でホムラとヒカリと手をつなぎ、三人で仲良く世界樹を見上げる姿であった。
彼らの眼前にはアルストには存在しえなかった広大な海が広がっており、これがクリア後のレックス達を映した物だというのがわかる。そしてそこにニアはいない――

――ここまでが本作の1周目をクリアした段階で定着した彼女の印象。
しかし、発売3か月後に配信された無料ダウンロードコンテンツ「アドバンスドニューゲーム」にてこの印象が一気に覆ることとなる。

イーラメンバーやT-elosらとの同調、裏キズナリングといった新規育成要素、パートナーブレイドのエンゲージ解除・傭兵派遣の解禁と言った様々な新要素が追加されるこの強くてニューゲームなのだが、新衣装やキャラの分身等で非常に笑える絵面になる以外はシナリオにおける新要素はある一点を除いて存在しない。
その一点と言うのがクリア後のタイトル画面である。なんとこれが3パターンもある。

最初はやはりレックスとホムラ/ヒカリが手を繋いで世界樹を眺めるという、1周目と同じ光景で共通しているがその後にランダムで三つに分岐する。

1つ目のパターンが、しばらく放置していると三人が一度手を放して振り返り、ホムラが手を振るとなんとニアが駆け寄ってくる。そしてヒカリ、レックス、ニア、ホムラの並びで4人で仲良く手を繋いで再び空を見上げるという物。

2つ目のパターンが、3人で手を繋いでいるといきなりニアが飛び込んできて、勢いよくレックスを押し出してホムラ/ヒカリと仲良く手を繋いでレックスに向き合う、という物。

3つ目のパターンは1つ目のパターンとほぼ同じで、4人仲良く手を繋いで空を見上げるのだが、ニアだけが一回だけ後ろを振り向いて、プレイヤーを見るようにして愛らしく微笑む、と言う物。

公式からの詳しい説明はないもののいずれの光景も「ニアはエンディング後もレックス達と共に仲良く過ごしている」という印象を与えるには十分過ぎる者だったため、多くのニアファンが歓喜した瞬間である。

何かと賛否を呼びがちなハーレムエンドの一種ではあるのだが、まずレックスとニアは単純な男女・戦友ではなく、「一心同体の分身のような存在でありながら掛け持ちするのが一般的」というブレイドとドライバーという独特の立ち位置であること、
1周目の段階でレックスが、元々が同一人物の二重人格だったとはいえホムラとヒカリのダブルヒロインエンドを迎えていたこと、
当のメインヒロインのホムラはニアに対し、自分がいなくなった後のレックスの身を任せる程に信頼を寄せていたこと*5
何よりニア自身が逃げずにちゃんと作中でレックスに想いを伝えたことから、多くのユーザーに好意的に受け止められている。

そしてゼノブレイド2の最後のダウンロードコンテンツ「ゼノブレイド2 黄金の国イーラ」が配信された際、saitom斎藤正嗣が、自身が手掛けたメインキャラクター全員集合の描き下ろしイラストを公開したのだがそこに描かれていた我らが主人公のレックスは、右手でヒカリと、左手でホムラと恋人繋ぎで手を握り合い、肩には溌剌とした笑顔のニアが飛び乗っているというとんでもないハーレム主人公状態であった。

以上の経緯から発売当初の恋に破れたサブヒロインという印象は殆ど払拭されており、ホムラとヒカリに並ぶレックスのブレイドとして生きる第三のヒロインと認識されるに至る稀有なヒロインとなった。

ゼノブレイド3にて】


塵一つ残らず消し去りなさい!!

『2』から4年ぶりに公開されたナンバリング続編であるゼノブレイド3。
発売前から『1』と『2』の二つの世界のその後を描いた物語と公言された本作だが、
その1stトレーラーに映っていたのが、銀髪で猫耳の女性が上記のヒール全開な台詞を吐く衝撃的な姿であった。
仮面を被って素顔こそ見えないものの、声と言い容姿と言いどう見てもニアそのもの。
このニアらしき女性は『2』のその後の世界「アグヌス」を率いる女王として君臨しており、『1』のその後の世界「ケヴェス」と戦争をしていることがわかったのだが、
そのケヴェスの女王はニアとよく比較される『1』のサブヒロインのメリアそっくりなのである。
彼女はまさかニアなのか?だとしたらなぜニアが女王に?なぜニアとメリアが戦争を?
そして何より多くのファンが心配したのは「ニアは結局レックスと結ばれることなく離れ離れになってしまったのか?」という点であった。
その一方、本作のメインヒロインのミオは
  • 銀髪
  • 猫耳
  • 青と赤が混ざったコアクリスタルのような結晶体
  • 金色の眼
  • 二刀流のチャクラムのような武器を使用
というニアに非常に共通する要素を持つキャラクターであった。
一体ニアの身に何があったのか……


【スマブラSPにて】

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALでは彼女の衣装を模した「ニアのふく/ぼうし」があり、ニア自身のスピリッツも存在している。ランク3のエース級とそこそこ良好な扱い。というかジークとメレフがノービス級なのはどうなのか。
スピリッツバトルでは前述のニア衣装を纏った格闘Miiとビャッコを模したガオガエンを同時に相手にすることなる。ビャッコが思い切り火属性になっているのはご愛敬。
スピリッツバトルでJDやJKが再現されていたハナJSと違い、ブレイド状態に関しては殆ど伏せられている*10。ただし水に纏わるキャラが集まるスピリッツイベント「水と生きるものたち」にて対象となっていたことがある。

その後DLCでホムラ/ヒカリがファイターとして参戦することとなり、追加ステージ「アルストの雲海」ではビャッコと共に背景キャラを務めた他、参戦ムービー「ある日ホムラがいなくなった」でも登場。
タイトル通り消えたホムラを探すためにレックスが旅立ち、今は行動を別にしているかつてのパーティメンバーであるトラやメレフ、ジーク達の元を訪れる……といった本編終了後をイメージした*11ムービーなのだが、ニアは他のメンバーと別れた後も、そのままレックスと行動を共にしていた様子。もちろんビャッコも一緒に。
しかも落ち込むレックスの側にそっと寄り添ったり、レックスの背中をグイグイ押してハッパを掛けながら旅立ちを見送ったり、極力ネタバレを避けた短い出番ながらヒロイン力をいかんなく発揮していた。

桜井Dの原作理解力には圧巻である……と思いきや、このムービーは参戦ムービーの中では珍しく開発会社のモノリスソフトが全面監修して作成したもの。
氏曰く「参戦ムービーは基本的に自分が版権元と交渉しながら脚本・構成を担当して作成しているが、ゼノブレイド2本編のムービーの完成度の高さから今回はモノリスソフトに一任した方が良い」「おかげで原作とのつながりが深い良いムービーが作れた」とのこと。
要するに健気にレックスを見送るニアの姿はモノリス公式自身が手掛けたものという事である。

【余談】

  • ゼノブレイド2発売から4年経った2021年にフィギュア化が決定した。
    デザインは斎藤正嗣氏書下ろしで、あのドスケベハイレグが目に眩しいブレイド形態。
    公開された彩色原型ではあの恐ろしく線数の多いブレイド衣装と長く広がる髪などを見事に再現している。
    事前に発売していたホムラ/ヒカリフィギュアは定価2万円以上の高額フィギュアでありながらあっという間にプレミア化した挙句何度も再販を繰り返し
    その次にフィギュア化が決定したKOS-MOS Re:のフィギュアもあみあみの調査で2020年度年間フィギュアランキングで1位に輝くなどかつての邪神像とは大違いの、いずれも非常に高い人気を誇るため
    その流れに乗る形で彼女に白羽の矢が立ったのだと思われる。
    しかしながらソシャゲ・ブラウザゲームではなく据え置きゲームが発売して4年も経って大分熱が引いたであろう時期に*12新作フィギュア化が決まる当たり、ニアの根強い人気のほどがうかがえる。

  • 前述した通り『3』のPV発表当時から新ヒロインミオがニアにそっくりなことは話題になっており、「ニアとレックスの間に子供が生まれたんだ!」と喜ぶ声自体もあったにはあったのだが、同時に出てきたニアそっくりの仮面女性の存在があまりにも不穏過ぎたのと、
    「『2』を見る限り人間とブレイドの間に生まれた子供は一切登場していないし*13、ニアが子供を産むのは無理なんじゃないのか?」
    「仮にできたとしてもレックスが「君の全てを俺にくれ」とまで言ったホムラとヒカリを差し置いてニア一人を選ぶなんてことがあり得るのか?そしてホムラとヒカリに向かってレックスの背中を押してあげたニアが二人を差し置いてそんな真似をするのか?」
    「そもそもハーレムだのトリプルヒロインだのネタ交じりに言われてるのはドライバーとブレイドという特殊な関係の上で成り立っている物であって実際に子供を成すような関係とはまた違う話になるんじゃないのか?」
    ……と言った疑問点もあり、実際に発売されるまで彼女らの動向はかなり注目されていたのだが、
    結果はそれらの疑問点を全て吹き飛ばすような有様だった為、多くのユーザーが予想を上回られる形に終わったのだった。

追記・修正は猫耳好きの方にお願いします。

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最終更新:2024年03月24日 21:03

*1 実際には処刑されるというのは嘘でありレックスと天の聖杯をおびき寄せるための策だった

*2 海外版では「間違ってなかったろう?」というニュアンスになっている

*3 ビャッコは自分とニアの特徴が証言の中で混ざってしまったものと推測していた

*4 他の仲間の幻影にしても食い違う所があり。言うまでもなく全員レックスのことを「自分達を騙したな!?」などと糾弾するような性格ではないのは当然のことで、ジークに至ってはレックスのいない所で、彼の純粋で真っすぐ進むその姿勢を評価し、そこから生じる危うさを大人の自分達がフォローしたいと語っていたにもかかわらず、ここで現れる恐怖の幻影のジークは「ガキのくせに英雄気取って周りを振り回しよって!」「おどれが通って来た道に何が転がってるのが振り返ることもなかったんかい!?」とレックスの純粋さそのものを否定するような発言をしており、あくまでもレックスが「仲間にこう思われているんじゃないか」という恐怖を描いたものだという事がわかる

*5 前述のタイトル画面でもニアに真っ先に手を差し伸べるのは他ならぬホムラである

*6 序盤から何度となく戦い続けてきた相手なのに加えて、ここでのイベントが戦闘抜きにしたムービーだけで大体30分くらいある

*7 アイオニオンの住人は生まれたばかりの頃から女王はとにかく偉大な存在と教えられ続けてきたため過度な期待を寄せられるのも仕方ない面はある。とはいえ作中でもミオにちょっと言い過ぎとツッコまれていたが

*8 『2』『3』両者ともにCEROレーティングはC判定となっているが『3』が「セクシャル・暴力」の2つのコンテンツアイコンでC判定をもらっているのに対し、『2』は「セクシャル」のみでC判定である。言い換えると『3』はある程度お色気要素を抑えてやっとC判定に収まっている状態なので、『2』並みの際どい衣装を着せてしまうとレーティングが上がってしまう恐れがある。

*9 直接の娘ではなく子孫の可能性も十分あるが「誰よりもよく知る相手」とまで言っておきながら娘じゃないというのはやや苦しいか

*10 アップデートで超化可能となったレックスと違い、ドライバー形態の時点で「水攻撃強化」の効果が設けられていた為(レックスは超化前では効果なしだった)、既存のスピリットの効果を変えることが出来なかったと思われる。

*11 ただしあくまでも2を舞台にしたムービーなので本編のモデリングをそのまま使っており、雲海などは健在である

*12 しかも当時はまだホムラ/ヒカリのスマブラ参戦については伏せられたままだった

*13 シンは「集団や文化として記憶を継承できる人間と違ってブレイドは個として死んでしまえばそれで終わり」というブレイドの在り方に嘆いていたのだが、逆に言えばブレイドも自分の子供が成せるのであればそもそもシンはそのような考えに至らなかったはずである