サブヒロイン

登録日:2009/07/24 Fri 13:40:06
更新日:2025/04/10 Thu 16:08:38
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【概要】

その作品において物語の中心ではない女性キャラクター(ヒロイン)を指す。
メインヒロイン以外のヒロインをそう呼ぶのでどの作品にも1人はいるだろう(裏ヒロインも含まれる)。
なお、エロゲー/ギャルゲーにおいては攻略不可(個別ルート無し)ヒロインのみを指す場合もある。

メインヒロインが誰からも好かれる存在に設定される事が多い一方、
サブヒロインは個性的に設定されるのでメインヒロインより人気がでる事もある。
ゲームなどでも強烈な属性の付加や凄惨な境遇などを設定させる分よりファンの心を掴むといった場合もある。
というか、近頃ではメインヒロインに人気が一極集中ということもそうそう無くなっている。
メインヒロインなのに空気や噛ませ犬だったりすることも……。

また、絵師が意図的にサブヒロインを可愛くデザインする場合も多くある。

人気投票でメインを凌いだり、アニメ化の際スタッフに気に入られるとメインヒロインに昇格してしまったりする。


【主な特徴】

  • パッケージ、表紙ではメインヒロインより小さかったり、脇に描かれる。
    またメイン単独パッケージの場合は描かれない。
  • 登場がメインより後、登場頻度がメインよりは少ない。
  • お互いの事を知らなかったりする。
  • クラスメートやメイドさん、親友の妹など間接的な繋がりがある。
  • メインの物語には関わらない。
  • エンディング数がメインヒロインより少ない(1つしかない)
  • ギャルゲー原作のアニメでは最終的に結ばれない。
  • シナリオが短かったり、手抜きの場合もある。
  • ヒロインの中でキャスト表はメインヒロインより後。
  • 主人公との三角関係で最終的にはメインヒロインに負けるが良い友人関係は崩れない、場合によってはもう1人の主人公等と結ばれる。
  • 他ヒロインルートでは空気。
など。

【優遇されたサブヒロイン】


アニメではメインヒロインのリシアンサス、メイン格の芙蓉楓を凌ぎメインヒロインとなった。
ファンディスクでも出番が多いが、それゆえアンチも多い。

D.C.シリーズでもリアルゲーム雑誌でも随一の人気を誇るヒロイン。
初代アニメでは完全なサブだったが、二代目では中途半端にメインになりかけてしまい、結果的に最悪の結末を迎えるハメに……。

だがファンからの要望と飢えた制作会社の利害が遂に交わり、メインヒロインとしてアニメ&ゲームが発売された。

メインヒロインであるはずのインデックスよりも人気があるツンデレビリビリ中学生。
過保護され過ぎているメインヒロインの影の薄さもあって「『とある~』のヒロインは美琴」とまで言われている。
ついには『とある科学の超電磁砲』というスピンオフまで作られた。
もはやサブヒロインの枠に収まっておらず、「もう1人の主人公」にも片足を突っ込んでいるシリーズ全体の主役キャラと言うべきだろう。

5人のヒロインの中で4番目と登場は遅めだが、彼女が登場する2巻からずっと彼女のターン。ある意味モッピーを生み出した元凶。
アニメでは大胆な言動や花澤ボイスで数多くの花澤病患者を生み出し、人気を独占する形に。

原作では普通の扱いだが、アニメでは胸が大きく描かれ、キャラソンが流れ、
アルバムが発売され、担当声優の東山奈央単独イベントが開催され、ファンサイトもできる等、破格の待遇を受ける。

原作であるPC版では、とあるヒロインのルートで主人公に惚れ、
結果的に(無意識に)振られるという不憫なキャラだったが、普段強気なキャラが健気に主人公に好意を抱くギャップがウケたのか、
『何故攻略できない』という声が高まり、PSP版でルートが追加。
さらに、瀬名愛理以外の並み居るヒロインを押しのけて彼女のルートの漫画化もされた。

作品を通してナルト(主人公)、春野サクラうちはサスケの3人組が主役であるため、原作が終了して久しい現在でも 物語上の メインヒロインはサクラであるという認識が多い。
当初のヒナタはナルトを気にするシーンこそあれ、中盤まではサブヒロインの立ち位置にあったのは否めない。

一方で、物語が進行するにつれ(詳細は割愛するが)ナルトとの関係性の深さはヒナタの方が上回った。一説にはヒナタをいたく気に入ったアニメ版スタッフの影響とも言われているが、作者曰く「最終的にナルトとくっつくのはヒナタに決めた」とのこと。
わざわざ作者自らが2人の結末を描くための劇場版が出来たほどであり、どちらが正ヒロインかはさておきメインヒロインへの昇格を果たしたのは間違いないだろう。



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最終更新:2025年04月10日 16:08