ハナ(ゼノブレイド2)

登録日:2019/10/16 Wed 22:41:36
更新日:2019/10/19 Sat 18:40:15
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ハナのドライバーはご主人だけ、ハナはそう思いますも



【概要】
ハナとはゼノブレイド2に登場するキャラクターの一人(一体)で人工ブレイドの女の子。CVは久野美咲
ノポンの少年トラが父タテゾーと祖父センゾーから受け継いだデータと技術を元に完成させられた。
作中では主人公レックス一行をトラが匿った際に、そのお礼という形で必要な物品を揃えさせることで初起動、以降ゲームの最後までトラのブレイドとしてパーティーの一行として行動をともにした。

本作は表立って戦うドライバーとそれに武器を通して力を与えるブレイドの関係性がゲームシステム的にもシナリオ的にも鍵を握るのだが、ハナは人工のブレイドというだけあって他のブレイドとは一際異なる存在である。
ホムラを除けば「ブレイドとしてゲームシステム上」唯一形態変化する存在*1で、その内訳は初期形態であるJS、4章で必ず追加されるJK、8章以降クエストクリアで任意で追加されるJDの3種。ちなみにそれぞれの形態の読みは「JetSpark」「JusticeKnight」「JudgementDay」の略。
だがあの一家の趣味性癖的にどう考えても女子小学生、女子高生、女子大生の略だろう。
ただしハナ自身妹キャラなのもあってかストーリー上の出番はほぼJSが担っている。


【ゲーム上の性能】
トラのブレイドはハナのJS・JK・JDの3形態で固定されており、使用可能なブレイドについての自由さはない。
育成は「ハナライズ」という名前の改造を行い各種特殊能力を身につけさせることができるのだが、これに必要なポイントは経験値や資金では代替できず高難度というより苦行のクソゲーのミニゲーム、TIGER!TIGER!をやりこまなければならないため、非常に苦労する。
その分ハナ自身のカスタマイズ性は通常のブレイドを大きく上回り、属性やロールすら変更可能なので結果的にトラは自由度においてはハナ以外の他の仲間の固有ブレイドとすらエンゲージできるレックスすら凌駕するほど。
しかも二周目では経験値を消費して殆どのハナライズ用のパーツを買えるし、エキスパンションパスを購入すればチャレンジバトルで得られるノポンコインで残りも買うことができるようになる。だから皆さんDLCを買うか同じ機能がある黄金のイーラ単品を買ってくださいも~(ダイマ)。

それぞれの形態の役割としてはJSは防御、JKは回避、JDは攻撃力に優れる。
物語後半開始くらいまでではJSとJKがタンクとして有用なのだが、JDが入手できる8章以降は通常のストーリー攻略でもエンドコンテンツでも火力が重視され、JS・JKはブレイドコンボの属性合わせやドライバーコンボのつなぎ的役割が主になってしまう。
余剰出力もJDが最も優れており全種のパーツが装備可能なため、拡張性・カスタム性も高く正に最強形態。
その性能は天の聖杯であるヒカリ、過去作からのゲストキャラであるシュルクとエルマ、有料追加コンテンツの(一部の)カムヤに匹敵するほど。
こんなのを個人レベルで作れるトラ一家っていったい…


【外見・仕種】
JSはメカメカしいロボ娘、JKはミニスカメイド、JDはハイレグ女戦士と、外見上の年齢が上がるごとに服の露出度が増えていく。
ただ露出度が高くなるだけでなく、進化するごとに肉体の質感がより人間に近くなってきており、ハナ自身より本物のブレイドに近づいて行っていると言えるかもしれない。
声としゃべり方も見た目の加齢とともに明瞭かつ大人びていくのだが、JK解禁からJSの声質もより強い意志を感じさせるものに変化する。
以前までの脳が溶けるようなウィスパーボイスの方が好きというプレイヤーもいるが、これはこれでハナの成長の証ということで無下にはできないので悩ましいところ。
JSの頃の動きはいかにもロボットっぽいカクカクしてたどたどしい感じ*2なのだが、JKとJDは明らかに人間と変わらない体の滑らかさを見せる。


【性格】
JS形態の見た目通り素直で可愛らしい妹キャラなのだが、幼さゆえに思ったことは悪意なくだがハッキリと口に出して言うタイプ。特に普段の言動がアホ過ぎるトラに対しては辛らつに当たる。
そしてそんなご主人に作られたためかハナ自身の常識も結構酷くナチュラルにエロワードを口走ったりする。
ノポンに作られたためかお気楽な性格をしているが、自分たちが本物のドライバーとブレイドではないことはトラ以上に気に病んでいる。そしてそれを他者へ八つ当たりしないくらいにはできた子。


【作中の活躍】
概要にもある通り誕生の瞬間からレックスとトラが立ち会っていたため、生まれた直後からゲームの終了までパーティーメンバーとして同行することになる。
世界樹到達の道中のスペルビア帝国で姉機でありトラの父タテゾー博士の人工ブレイドであるキクと交戦、ご主人への想いを胸に奮起、打倒に成功する。
そしてキクのエーテル炉をスターターに新形態JKモードになれるように進化し、センゾー博士とタテゾー博士の仇であるバーンを討つのであった。



【人間?関係】
トラ
ハナが愛してやまないご主人にして、世界初の人工ブレイド完成という偉業を成し遂げた男。
先述のように性癖とかウッカリ具合から基本的に馬鹿にしているが、自分をこの世に送り出しやや過保護気味に面倒を見てくれるトラのことは世界で一番好き。
さらには自分が「ニセモノ」だということについては大きな心の淀みではあるが、そのことについてトラのことは一切恨まず一途に思いを捧げている。
ちなみにトラの項目では「トラ素の身体能力でドライバーと同等の戦闘力疑惑」について触れたが、ハナはハナで「本物のブレイドと同じ能力持ち疑惑」もある。
というのもトラはハナの形態、つまりはその手に持つ武器次第で能力が変わるため、完全にドライバーとブレイドと同じ関係になっているのだ。
ゲーム的都合と言えばそれまでだが、自身がニセモノというのは思い込みで実は本物と同じ能力があると考えると、非常にロマンスのある話ではないだろうか。

レックス
ハナとトラの憧れである、天の聖杯のドライバーになった少年。
DLCのクエストではご主人の次にハナを大事に思ってくれていると言うがその言い方が酷い。

ホムラ
天の聖杯の第二人格でレックスの初めての女性(同調的意味で)。
ハナJSが名実ともにパーティー最年少なのもあってレックスに対する以上にそのお姉さんぶりを発揮しており、事あるごとに甘々な口調で話しかける。ホムラ自身は当然気はないが、口調と見た目のせいでえちえちに見えちゃいますも。
生みの親がトラ一族のせいか言動が無礼だったり天然で下ネタを言ったりするハナに対してもっとおしとやかになってほしいと思っている。でもその体と格好で言っても酷いブーメランですも。

ヒカリ
天の聖杯の第一人格でメシマズのポンコツかつ気の強い方。
日常シーンではホムラほど絡みはないが、ストーリー上ではハナと大事な約束を交わす。

キク
ハナの前に開発された人工ブレイドでトラの父タテゾー博士のメイド兼ブレイド。
完成はハナの方が先*3と思われるが、開発はキクの方が先のため、姉機にあたる。
自らの命を引き換えにこれまで完全には起動していなかったハナのエーテル炉を完全点火させたと思われていたが実は生きており、タテゾー博士の面倒を見ていた。
博士のことはご主人様と言い、トラをご主人呼びのハナよりは礼儀正しいと思いきや「(トラの)部屋で何もしないでいる時のご主人様はゴミ同然」とかなり辛らつな評価を下したため、ハナの主人に対する扱いのテキトーさは姉譲りと思われる。

サクラ
センゾー・タテゾー親子の助手だったムイムイが裏切ってバーンについた後に、キクの設計図を拡大コピーして作った乗り込み型巨大人工ブレイド。設計者がトラ一族でなく自分の意志があるわけでもないので、ハナの妹と言えるかは微妙な存在。
外見は「頭がやたらデカいキクのねんどろいどをそのまま巨大化させた」とでもいった感じの強烈なインパクトの脱力キモカワ系。
一戦目の後にハナから「これからは悪いことに使われなければいい」と言われたが、その願いも空しくグレートサクラとしてバーンが乗り込んで二戦目となり、その際はなんの感慨もなく撃退された。
その後省みられることもなく、完全に破壊されたか修復可能かは不明のままフェードアウトしたため、扱いは非常に不遇。
しかし、マジンガーZを思わせる数々のセリフや演出、往年のロボアニメを意識した専用BGMなどスタッフの趣味で妙な方向に凝っている。

ハナバスター
実は生きていたトラの祖父センゾー博士が密かに開発、トラとレックスらの協力で完成させた人工ブレイドでハナの弟機。
ビークル?モード、人型モード、ノポン型モードと変形する完全メカな外見をしており、キク・ハナとは違った意味で男のロマンの塊の機体。
自身の意志はあるが、ハナの子機であるハナmk-Ⅱが内部に入り込んで操るという形式のため、半自動操縦とでも呼ぶような稼働方式が採用されている。乗り込み型のサクラの完成型とも言えるかもしれない。
性格は表向き礼儀正しいかと思いきやニアを可愛いと褒めて即お世辞と言い放つなど、やはりキクの系譜の性格をしている。
またお任せ下さいと安請け合いした後にハナから頑張るのはハナですも!と突っ込みを入れたりしてるので、ハナの失言に憤慨するトラという関係性も踏襲していると言える。


【名(迷)言集】
「ご主人、どうせどこから出発するか忘れてますも」
3章にて、これからアヴァリティア商会からスペルビア帝国に向かおうという段になって。
実際トラは10階から船が出ると答えてレックスから4階までしかないぞと突っ込まれたので、ハナの言ってることは正しかった。
ちなみにこの発言の際、トラを指差しつつ腕を上下にブンブン振るという言ってる内容と相まってめっちゃ無礼な仕草をしているのだが、アホなトラ、それに突っ込むハナという構図から非常に微笑ましく可愛らしいシーンになっている。

「レックスはご主人の次くらいにハナを大事にしてくれるんですも。よければ第二のご主人と呼ばせていただきますも」
エキスパンションパスクエスト「星降る夜に」のラストで依頼人が想い人にプロポーズするのをこっそり見守るに際して、レックスがハナを選んだ理由が「こういうのを見るのも成長に役に立つのではないか」という答えに対する返事。
誤解を招きかねないアダルティーな呼び方にレックスはドン引きし、これまで通り普通に呼んでほしいと頼むのであった。

「ハナのご主人が負けるなと言ったんですも。だからハナは勝つ。ただそれだけですも」
スペックで上回るキクを押し返しながら。
トラに対する愛で数値を超えるの能力を発揮するハナは、やはり単なる機械ではないのだ。

「ハナは生まれたばかりだからまだよく分からないけど、きっとブレイドにとってドライバーさんとの思い出はと~っても大事なことなんですも。ハナもご主人との思い出た~くさん作っていきたいっていつも思ってるんですも」
かつて共に戦っていた時の自分はどういう存在だったのか尋ねるカグツチ、それに答えても無意味と切り捨てるシンに対し教えてほしいと頼むハナ。シンは今度も無視するが、ハナの言葉から自身のドライバー・ラウラとの思い出を振り返り沈んだ表情を見せた…



ご主人、引きこもって追記修正してばかりは体に毒ですも。


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