ステラ(FE)

登録日:2021/12/04 Sat 00:10:45
更新日:2024/09/27 Fri 12:39:00
所要時間:約 4 分で読めます






ほんのひと時とはいえ、私もベグニオン騎士団に所属していた身……

足手まといにはなりません。



出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


概要

ファイアーエムブレムシリーズ』の『蒼炎の軌跡』及び『暁の女神』に登場するキャラクター。
クラスは『蒼炎の軌跡』ではボウナイト→パラディン
『暁の女神』では弓騎将(アローナイト)白銀騎将(シルバーナイト)


ベグニオン帝国貴族、ディアメル伯爵家の令嬢。ストレートの黒髪ロングが特徴。
父であるディアメル伯爵は自身の地位のために娘たちを政略結婚で無理矢理嫁がせており、
ステラはそんな姉達の姿を見て束縛を嫌うようになる。
そして、元老院のガドゥス公ルカンとの婚姻が決まった際、それに反発して家を出奔。
ベグニオン騎士団に入団し、軍人としての道を選んだ。

ベグニオンでも名家の生まれゆえか周りの兵からは敬遠されがち。
物腰は柔らかくも芯の強い性格ではあるが、お嬢様なためか若干世間に疎いところがある。

『蒼炎の軌跡』

○初期値と成長率、CCボーナス
ボウナイト LV1
HP-20(45)+5
力-6(40)+2
魔力-2(20)+2
技-6(55)+2
速さ-7(50)+1
幸運-3(40)
守備-5(30)+3
魔防-4(25)+2
移動-8+1
重量-29
体格-7+1
属性-風
スキル-エリート
弓D

13章で初登場。
当時のステラは、グレイル傭兵団から抜け出し、護衛として雇われていたガトリーと共に、
神使サナキエリンシアに少しでも早く会おうと密かに手配していた船の護衛についていた。
しかし、そこにネサラからの偽情報をもとに、エリンシア一行を追跡していたデイン将校ノシトヒ率いる船団が襲撃。
神使親衛隊副長タニスの要請で援軍として駆けつけたアイクらと合流し、以後はグレイル傭兵団と行動をともにする。

当初は友軍扱いなので、正式に仲間にするためにはアイクで話しかけなければならない。
しかし、上述の通り登場時は中盤に差し掛かったあたりなのに下級職でレベルも1と低く、しかも敵の目の前にいて、更に本作の弓使いは敵に隣接されて攻撃を受けると一切反撃できない仕様なので、早急に話しかけなければならない。
特に難易度ハード以上だと、1ターン目で会話して仲間にしないと、運が悪ければそのターンですぐに死んでしまう。
初期位置の関係上、アイクが1ターン目に彼女と会話するには「体当たり」又は「ぶちかまし」を使わなければならない距離なのもネック。

初期レベルは低いが「エリート」のスキルがあり、弓でのボスチクもやりやすいので成長はさせやすい。
ここに加えて持ってくるアイテム「騎士の護り」の効果で更に成長率が上がる。
成長率も技や速さをはじめ総じて優秀なので、大変だが育てれば見返りも大きい。
おかげで同じ下級弓使いのヨファを地道に育てる意義が限りなく薄れてしまう。
更にパラディンにCCさせれば、使える武器がもう一つ増やせる。
ギャップ萌えで斧を使わせる人も多いが、本作ではそもそも斧が強いのギャップ狙いでなくともオススメ。

支援はガトリー、サザ、マカロフの3人と成立する。
特に、「『蒼炎』きってのダメ兄貴」ことマカロフには「優しい人物」だと誤認してしまい、彼本人も引くほどベタ惚れする。彼の(色んな意味で)自由な生き方に惹かれたのかもしれない。
サザは当初貴族のお嬢様がなんで傭兵なんかをと難色を示していたが彼女に父親より年上の許嫁、家のために嫁ぎ愛のない生活をする姉達、そんな運命を変え自由を勝ち取るために戦うという強い意志を聞き、考えを改め彼女の未来を応援するようになる。


『暁の女神』

○初期値と成長率、CCボーナス(引継ぎ無し)
弓騎将 LV2
HP-33(55)+4
力-13(40)+3
魔力-8(20)+4
技-16(45)+2
速さ-15(40)+2
幸運-17(70)
守備-10(30)+3
魔防-14(50)+4
移動-9
重量-31+2
体格-7
属性-風
スキル-エリート、再移動
弓B

続編である『暁の女神』ではクリミア王国騎士団へと移籍している。
故国のベグニオン帝国騎士団に戻る選択肢もあったと思われるが、この移籍の明確な理由は不明。
上記のマカロフとの関係からか、あるいは実家と距離を置くつもりだったのかもしれない。

最初の登場は第2部3章。ケビンらと共にジョフレの指揮下で登場する。

初期レベルが低めなのと「エリート」持ちなのは変わらず。
前作と比べてHP・幸運の成長率が上がった分、技・速さ・守備の成長率がやや低下している。
騎馬系自体の弱体化や段差システムの追加、特効武器の強化もあり、前作ほどの爆発的な強さは発揮しづらい。
今作ではユニット間でのスキルの付け外しができるので、愛が無ければ「エリート」だけ剥がして二軍落ちもザラ。
とはいえ、それを踏まえても高い機動力とそれなりの強さは健在で、特に最強の弓「バルフレチェ」を使える騎馬兵は彼女のみ。
シノン神射手(サジタリー)組がかなり強いので注目されづらいが……。
またエタルドやゼーンズフトも射程1~2なので間接攻撃可能な騎馬兵というだけでは目立てないのも痛いか。

ちなみにマカロフの妹であるマーシャには、「本当に兄さんでいいんですか」といったことを訊かれるシーンがある。
別に彼女がブラコンで兄を取られるのが嫌だから妨害したい、などという理由ではなく、本気でステラの行く末を心配してのことだが、彼女は全く深刻に捉えていない。

第3部終章では前作の支援関係でサザと戦闘前会話があり互いに再会を喜ぶが、どちらも退くことのできない戦いに狼狽えながらも武器を握る。
第4部終章では同郷のベグニオン出身キャラが多いため、戦闘前会話が豊富に用意されている。かつての許嫁のルカンには嫁いでいればこの世の誰よりも不幸になっていたとはっきり言い切った。
ルベールとは面識があり、始めは彼女を戦場から退かせようとしたが、クリミアの騎士だという発言から彼女を戦うべき相手として認識し、彼女の成長を感じていた。

そして、マカロフとの支援がAだと周囲の反対を押し切って遂に彼と結婚してしまう
義妹の悩みのタネが増えてしまった。お幸せに、といっていいのかわからない。

ヒーローズ


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


2021年11月より登場。
緑属性の弓使い騎馬ユニットにあたる。イラストは鳴瀬うろこ氏。

武器は飛行特効と速さ3に加え、応援を使用した時、対象の移動+1と受けている強化を2倍にする「強化増幅」を付与し、
戦闘開始時自身のHPが25%以上なら、戦闘中攻撃、速さを+6する『ディアメル家の宝弓』。

Aスキルは味方と隣接している時、戦闘中自身の速さ、守備を+7、かつ速さ、守備の弱化を無効にする『速さ守備の絆4』。
Bスキルは応援を使用した時または自分に使用された時、自分と相手の十字方向にいる敵の攻撃、守備を-5し、かつキャンセルを付与する『攻撃守備の大共謀3』。

武器効果により、アネット同様に応援を使用すると遠距離騎馬でなければ対象の移動力を+1する。
加えて強化増幅も付与するので、この点ではアネットの上位置換。但しアネットとは応援の種類が違う*1ので、用途によって使い分けるべし。

ステータスは速さが優秀。守備面やHPは低く騎馬特効の弱点もあるので、敵から攻撃を受ける状況はなるべく避けたい。

Cスキルが空いているが、ここに大開放系のスキルを入れ、その対象になったキャラを応援すると効果が大きい。
最も手軽なのは星4以上のミランダから「速さ魔防の大開放3」を継承すること。
これの対象キャラを応援することで、実質攻撃・守備+12、速さ・魔防+10とまんべんなく強化された強烈なバフに仕上がる。
とはいえ大解放の場合、大解放がかかる相手(調整をしていない限り普通は1人だけ)にしか当たらないため、味方全員を戦力にしている場合には「魔防の指揮3」「速さの指揮3」をそれぞれCスキルと聖印でセットするのもいい。
指揮は指揮で味方の編成を縛られる(特に騎馬は1人しか入れられない)上にターン開始時に周囲2マス以内に居るキャラ限定と言う条件は付くものの、味方3人の誰を強化しても全能力+6と強化増幅で全能力+6の計12の強化が得られる。

また、同時実装された開花レーギャルンのような、バフにより更に強化されるキャラへの応援も非常に高相性。

追記・修正は政略結婚を拒否し、ダメ兄貴に惚れてからお願いします。

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最終更新:2024年09月27日 12:39

*1 アネットは「攻撃速さの応援+」だが、ステラは「攻撃守備の応援+」