登録日:2024/06/08 Sat 16:17:42
更新日:2024/09/21 Sat 22:49:44
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出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
クラスは、
蒼炎:重歩兵→
ジェネラル
暁:
槍武将→
将帥。
●概要
グレイル傭兵団の一員で、
シノンの弟分的存在。
FE史上珍しい軽い性格のアーマーナイトで、かなりの女好きだが出会いに恵まれない。
暁では拠点会話で
猫娘とすら仲良くなろうとする。
それでも
グレイル団長の命令には素直に従い、シノンや
ティアマトにはそれなりの敬意をもって接する等大事なところではわきまえている。
団長の息子である
アイクにも先輩風を吹かせつつも気にかけている。
●性能(蒼炎)
重歩兵 LV9
HP-31(80)+3
力-12(55)+3
魔力-0(5)+2
技-6(55)+2
速さ-5(25)+2
幸運-5(25)
守備-14(60)+1
魔防-0(30)+3
体格-12+1
重量-23
移動-6+1
属性-光
武器LV-槍D
はがねの槍
てつの槍
キャラとしては2章クリア後にて初登場。ユニットとしては3章より参戦する。
初期値及び初期レベルが高いので序盤では優秀な壁役としてティアマト、シノンと並び活躍する。
しかし、グレイルが
漆黒の騎士に殺された後、シノンと同時に傭兵団から離脱してしまう。
よりにもよって離脱した直後の8章が防衛戦であるため、
離脱のタイミングの悪さをプレイヤーにネタにされたり恨まれつつティアマトや
オスカー辺りが代理として壁役を務めることになる。
その後13章の船上マップにおいて
ステラに護衛として雇われており、予めアイクとの会話で仲間にした彼女で会話すれば再加入する。
雇い主であるステラを飛び越えて直接アイクで話しかけても仲間にできないので注意。
ちなみに8章までにシノンが死亡しているとガトリーが一人で離脱する展開になる。
後を追いかけた
ボーレ曰く次の団長をアイクにすると伝えた途端「グレイル団長以外認められねえ」と言い、出ていってしまったとのこと。グレイルの死を受け入れられなかったのか、新団長アイクに思う所があったのか…
その割には13章ではあっさりアイクの元に戻ってくるのだが。
力・守備はもとより技・魔防の成長率も高めなので優秀な壁役になれる。
騎士の守りを装備して育成すれば守備・魔防+2とより耐久力が上がる上、なんと速さの成長率が55%まで上昇しレベルを上げれば隙のないパラメーターに仕上がる。
漆黒の騎士の如く主要ステが緑色に輝く強ジェネラルに育て上げることも難しくない(上限値と専用武器という超えられない壁はあるが)。
再加入する13章の少し前に同じ重歩兵の民兵チャップが加入しているが、チャップよりも一回り成長率は高い。
…が、『蒼炎』は『
聖戦の系譜』以来とも言えるほどの「馬ゲー」であり騎士の護りは
騎馬系にも効果があるため、本来物理歩兵の中でも上位に入るそのポテンシャルが陽の目を見ないことも多い。
力や守備の上限ではジェネラルの方が上で奥義の書で習得できる「月光」も強力だが、それよりも移動力・戦闘後の再移動の有無の差が大きく、騎馬系の奥義「太陽」も防御寄りではあるが有用。
本作は槍使いや守備の高い敵が多く斧優遇・剣不遇気味なのだが、ジェネラルはおそらくエタルド使いの漆黒の騎士に合わせてクラスチェンジ後に追加される武器が斧ではなく不遇な剣なのも向かい風か。
(騎馬系はティアマトと
ケビンが最初から斧を使用可能、他の下級ナイトもCC時に追加する武器を選べるため、斧を使えない騎馬系の仲間は最初から槍・弓で固定されている初期上級職のジョフレのみ)
シノンとの会話ではよく怪しい物を売りつけられるなどお人よしで騙されやすい性格であることが明らかになる。
支援Aでも女に有り金全て騙し取られ、憐れんだシノンから一杯奢ってもらうことに。
マーシャとの会話では訓練で良い所を見せようと張り切るが、如何せん相手がアイクなので完敗してしまう。
しかし「ガトリーも強かった」と励まされ元気を取り戻す。
イレースとの会話では贈り物などで気を引こうとするが、当然というか全く手応えなし。
支援Aで食事に誘ったことでようやく反応が見られガトリーは気を良くするが、食いしん坊の彼女は食事にのみ関心が向いていることに気が付いていないのだった…。
ステラとの会話ではティアマトからの又聞きで戦闘の知識を伝え格好つけようとするが、支援Aで彼女に許嫁がいると判明しショックを受ける。
…が、「わざわざそんなことを伝えるということは自分を連れて逃げて欲しいんじゃないか?」と謎の妄想でやる気を取り戻す。
確かに彼女の許嫁は
連れ去ってやった方が良いような下衆野郎なのだが、残念ながらステラの未来の恋人はマカロフである。
組むとしたら歩幅と単独での使いやすさからイレースが良いだろうか。
またはブーツやナイトリングを使った上でステラと支援を組み、騎馬軍団と共に前線で活躍させる手もある。
●性能(暁)
槍武将 LV10
HP-44(50)+4
力-25(60)+2
魔力-5(20)+
技-18(45)+2
速さ-20(60)+3
幸運-15(30)
守備-24(60)+2
魔防-11(35)+3
体格-13+2
移動-4+1
属性-光
武器LV-槍A斧B
鋼の長槍
鉄の槍
強い。
ifの
ブノワ神あたりとシリーズ最強アーマーの座を争えるほど。
簡単に言うと固い・強い・速い。
元祖アーマーの
ドーガをはじめ速さの伸びるアーマーは結構いるとは言え60%は破格。
それでいてしっかりアーマーらしく硬くて強い、さらに今作のアーマーはガトリーも含め魔防がそこそこある。
つまりクラスの宿命である移動力と特効以外ほぼ欠点なしと言ってしまっても良い。
よく見ると力・速さ・魔防の成長率は前作の騎士の護りガトリーから5%上昇した程度でHP・技は低下しているが、初期値の高さと
ライバルだった騎馬系が弱体化しているのが大きい。
また騎士系等を迎え撃つことが多いので斧が解禁されたのが便利で、おかげで同じ傭兵団員のボーレは登場からエンディングまでロクに仕事が貰えないこともあり得る。
同じ硬くて強い
ハールはさすがに別格で移動力やスキル「キャンセル」の差で劣るが、本作は広いマップが多いので同時に使っても全く問題ない。
また速さの上がりやすさや雷魔法が特効ではない点、4部終章ではSS武器ゼーンズフトがウルヴァンと違い間接攻撃に対応しているというハールに対する優位性もそれなりにある。
本作はアーマー系が強い作品ではあるが、全員ガトリーよりも成長率が一回り以上は劣っておりチャップは斧メインなのでより劣化ハールに近く、タウロニオやメグは育成の機会が少ない。
そのため最上級職の将帥まで育てるとしたらガトリー以外を選ぶメリットがあまりなかったりする。自軍のアーマー系で唯一個人スキルを持たないが、素の能力がダントツ過ぎてどうでも良いレベル。
メグはエタルド装備でベオクトップの守備力になり漆黒ならぬ漆桃の騎士として活躍できるが、エタルドは速くて必殺補正のある
剣聖に回した方が強力なので趣味の領域。
将帥になると奥義「月光」を習得し火力が大幅アップ、剣も使用可能と3すくみをマスターし圧倒的な強さを発揮する。
ぶっちゃけハンマーを使わなくても漆黒の騎士にも普通に勝てそうなほど。
ただ戦闘力は文句なしのガトリーだが第3部は足場の悪いマップも多いため、ここぞという時にアテにできないこともあるので注意。
攻略難易度で言えば戦力の平均レベルが低く防衛戦の多い
ミカヤ軍にこそ欲しい人材だった気がする。
4部終章になると魔法系の敵が多いので自慢の守備を活かしにくくなるが、槍使いトップの攻撃力で奥義の発動率も高いという利点は残る(4部終章でメグやハールよりガトリーの方が使える理由でもある)。
本作は優秀な再移動役である
鷺の民がいるのである程度移動力の低さを補いやすく、アーマーの癖にナーシルの「白の波動」サポートがあれば
ラスボスにも追撃できたりする。
移動力が高く奥義「太陽」で自力回復できる
白銀騎将、特効属性がなく必殺補正も付く
聖槍使いといった槍使いの
ライバル候補はいるものの、最後まで第一線で十分活躍できる。
なお今作でも運命の相手は見つからず、ペアEDどころか
フラグが立ちそうなイベントもない。
可愛い子がたくさんいるぞ!よーし、よし。
この中に、おれの運命のひとがいるんだ!
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
2020年9月からシノンなどと共に登場。イラストはダイエクスト氏。
槍装備の重装ユニット。
武器スキルは『士気旺盛の槍+』。
自分が【有利な状態】を受けている時、戦闘中攻撃、守備+4、かつ、敵の攻撃によりダメージを受けた時、奥義発動カウント変動量+1
後の2024年8月には専用武器『重歩傭兵の槍』が実装。
敵から攻撃された時または戦闘開始時敵のHPが75%以上の時、戦闘中、敵の攻撃、守備-5、自身の弱化を無効、自分が受けるダメージ-自分の守備の20%(範囲奥義を除く)、自身の奥義発動カウント変動量+1
特殊錬成はHP+3、戦闘開始時自身のHPが25%以上なら、戦闘中敵の攻撃、守備が戦闘開始時の自分の守備の15%+5だけ減少、
かつ敵から攻撃された時、戦闘中最初の攻撃前に自分の奥義発動カウント-2、戦闘開始時自身のHPが25%以上なら、戦闘後、10回復。
Aスキルは攻撃-2、守備、魔防+6の『守備魔防の城塞3』。
Bスキルは自分のHPが25%以上で敵から攻撃された時、絶対追撃、かつ、敵の奥義発動カウント変動量-1の『抑止隊形3』。
速さが17と低い代わりに、守備は50、魔防も44と他が高くまとまっており、実装時点では重装ユニットとしては完成形ともいえる能力値。
開花フィヨルムの登場までは全能力値の合計の首位は彼が占めていたほど。
空いたCスキルに実装より後に実装された近間の護り手スキルを継承するなどすれば、近年のインフレ下でもそれなりには頑張れる。
弱点は魔防は高けれど遠距離武器への対応ができず、敵の追撃を防ぐ手段が無いため、大体は追撃を受けてしまう事。
追記・修正は運命の出会いを探しながらお願いします。
最終更新:2024年09月21日 22:49