ラインバック(ゼルダの伝説)

登録日:2012/04/30(月) 04:06:26
更新日:2024/02/23 Fri 15:40:38
所要時間:約 6 分で読めます




「イヤッハーー!!でかしたぞリンク!」




ラインバックとは、ゲーム『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』に登場するキャラである。
大地の汽笛』に登場するラインバック3世についてもここに記す。


【概要】

チンクルテリーサルバトーレに続くゼルダの伝説愛すべきオッサンキャラの一人である。
また、彼はゼルダの伝説シリーズで初めての人間の相方を務めた。
『自称伝説の船乗り』であり、夢幻の砂時計では彼の船で(と彼と一緒に)冒険に出る。

口癖は『イヤッハーー!!』であり、冒険中にも何回か言う。
(孫も2回言う。こちらはボイス付き。)

船乗りだが実はカナヅチ。
また、名もなき島で地図を書くことを提案したり、海上で巨大な魔物を倒すために知恵をしぼったりと頭が回る方のようだ。

専用のBGMがある。
後にこのBGMは3世にも引き継がれている。



【物語への関わり(夢幻の砂時計)】

上記の通り彼の船で冒険に出るため、武器入手(剣と盾)イベントの次は彼を探すイベントが待っている。
メルカ島のバーに行った後、海図を手に入れるために海王の神殿に潜っていたところを主人公(通称リンク)に助けられる。

※後に(財宝のために)幽霊船を追いかけるためには海図が必要であることを話す。

めでたく海図を手に入れ、大海原に出発!
…だが、ついた島は火山の噴火中。
そこで彼は船の修理という名目で港に残ることを決意した!
(ぶっちゃけビビって上陸したくないだけ)

こうして海図を手に入れ、島を探索、神殿に入るを(リンクが)繰り返して幽霊船への手がかりを掴んだ。



【関連人物】

関係している人物の紹介。

ご存知緑衣の主人公。ラインバックの子分という名目で船に乗せてもらう。

  • シエラ
ラインバックへのツッコミ役。リンクのために協力している。

  • シーワン
無茶をしたラインバックを叱った。
だが、ラインバックの協力がないと駄目だというあたりは少しは認めているかもしれない。

  • ジョリーン
女海賊。
昔ラインバックに惚れていたが、財宝を横取りされたことを根に持ってラインバックを追っかけ回しているが…

  • ジョアン
彼に告白した(勘違いで)。




以下ネタバレ(夢幻の砂時計中盤~)





【ネタバレ(夢幻の砂時計)】

幽霊船の手がかりを掴んだ彼等は幽霊船を追っかけ、そして(リンクのみ)乗り込んだ!

…だがシーワンから幽霊船の財宝の話は真っ赤なウソであるという真実を聞き、彼は落胆した。
そしてリンクの冒険への協力をしないことを告げた。

それを見たシーワンは

「頼みを聞いたら『何でも』願いを聞いてやるぞ」

そして…

「何をグズグズしてんだリンク!海王様が困っていらっしゃるだろ!」

彼はキメ顔でそう言った。
そして無事にリンクとラインバックそしてシエラの冒険が再開された。



以下、伝説の船乗りラインバック様のネタバレ。



【ネタバレ(ラインバック関係)】

だが、そんな彼だが冒険をするうちに少しずつ変わっていった。
当初はがめつく臆病な性格だったが、リンクと冒険するうちに少しずつ成長している。
まさに二人三脚(三人四脚)な冒険である。

そしてラスボスを倒すことが出来る唯一の武器である夢幻のつるぎを手に入れた後、最終決戦に挑もうとするリンクを珍しく激励した。
ちなみにこれ以前にも感謝の手紙とささやかなプレゼントを(ポストマン経由で)送っているので、ひょっとしたら自分の感情に素直になれないだけかもしれない。

そして、海王の神殿から飛ばされてきたリンクを船に乗せ、ラスボスが取り憑いた幽霊船をリンクと一緒に追いかけた。

幽霊船を沈めた後は船の瓦礫にリンクがテトラを助けるために上陸した。

…ところがテトラを助けた後、ラスボスが突然あらわれリンクとテトラに触手プレイを行った。
それを見て怯えていた彼…
船は上陸後ラスボスに沈められて無い。

だが、彼は覚醒した。
へっぴり腰ながらもラスボスの触手に夢幻のつるぎを刺して反撃をするという漢を見せ、リンクは脱出に成功。
しかし、その後隙をつかれてラスボスに体を乗っ取られてしまう。
そうしてファントムを倒す為、そして敵となった彼を救う為、リンクは剣と剣での最後の決戦に挑むのだっだ。
ちなみにこの時の戦闘BGMは彼のテーマ曲のアレンジ。


見事ラスボスを倒すことで彼も解放される。
だが、この時の記憶はうっすらと覚えているらしく、リンクに謝った。
それをビックスマイルで許したリンクも海の男である。

シーワンから約束通りに願いを叶えてもらうことになったが、特に願いを言わず、船を直してもらった。
彼もこの冒険を通して成長した証拠である。



そして元の世界に帰る時、本来リンクの世界とラインバックの世界は別世界のはずなのでお別れ。

…と思われたが、何故かリンクの世界に来ていた。
「何でも」叶えられるといった海王への願いが、彼をリンクの世界へと導いたのだろうか…



(エンディングより)



【ラインバック3世(大地の汽笛)】

夢幻の砂時計から約100年後の世界である大地の汽笛では、ラインバックは既に故人である。そのため彼はお墓に眠っている。

……が、その孫にあたるラインバック3世が出演している。

彼には「橋のたもと駅」を訪ねると会える。
初めて会えるのは海の大地に行く時。
橋の修理イベントは必須なので、最低1回は会う仕組みになっている。

性格は祖父(ラインバック)とあまり変わらず、がめつくて主人公を相変わらずパシる。
※ただし祖父の方は夢幻での冒険を経て人間的に少しは立派になり、伝説の船乗りになっている。

Ⅰ大工のゲンゾーを雪の大地から連れて来る。
Ⅱ橋の修理代を返すために祖父が残した王家の指輪探しをたのむ。

以上のことを頼まれるが海の大地に行くためには面倒でもクリアしないといけない。

イベントクリア後はラインバック商会なる店を営業再開しており、汽車のパーツの付け替えやお宝の買い取りなどを行っている。



【余談】

夢幻の砂時計のエンディングでリンクとシエラの船の近くを航行するシーンのあるラインバックだが、この時の船の外観はその時のパーツの組み合わせが反映される。
一式で揃えていたならいいが、ちぐはぐな組み合わせだと一気に雰囲気をぶち壊す。

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ではスピリットで登場。
スピリッツ戦では臆病繋がりかルイージに乗り移っており、護衛のトゥーンリンクと一緒にウーフーアイランドで戦うが通常より溺れやすくなっているので海に落ちないよう落ち着いて対処しよう。
勝利すると密林の探索場が解放され、所要時間は10時間と探索場ではもっとも長いがスピリットを成長させるおやつを入手しやすいのでこまめに活用するべし。



何をグズグズしてんだリンク!
この伝説の船乗りラインバック様の項目を追記・修正するんだ!


…何?もう終わったのか?
イヤッハーー!!でかしたぞ!

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最終更新:2024年02月23日 15:40