登録日:2019/12/23 Mon 23:06:37
更新日:2025/04/26 Sat 09:13:41
所要時間:約 4 分で読めるんだねー!
●目次
【概要】
本名は
長島茂。
かつてはバオバブ所属時代を中心に、長島雄一という名義で活動しており、現在もこの名義で広く知られている。
由来はミスター
ジャイアンツこと長嶋茂雄とその息子一茂で、本人も大の巨人ファンだと語っている。
現在の芸名はNHKの人気番組『たんけんぼくのまち』で扮したキャラクター「チョーさん」に由来しており、2006年から「結局どの現場に行ってもチョーさんって呼ばれるから」と改名した。
ファンからもこの愛称で呼ばれることが多い。
二松學舍大学文学部国文学科を卒業。その理由については、役者になる前は国語科の教員を目指していたからである。
その後、役者を志し、文学座演劇研究所、青年座研究所実習科等に入所。劇団座座座、演劇企画シンデレラストアでの活動を経て、1986年よりぷろだくしょんバオバブに所属。
2007年から
東京俳優生活協同組合に移籍している。
温厚な紳士から陰険・冷酷な悪役、ハイテンションなギャグキャラに果ては人外と様々な役を演じている。
俳優、ナレーター、作詞・作曲家としても活動している。
親しみやすさや愛嬌を感じさせる声質をしており、悪役を演じていてもどこか憎めなかったり、根はいい人なのではないかと視聴者に思わせてくれる演技に特徴がある。
「甲虫王者ムシキング 森の民の伝説」で演じたパサーは普段は冷酷な悪役ながら時にひょうきんな様子を見せる人物であり、氏の個性がよく発揮されていた。
死去した寄山弘や松尾銀三、北村弘一、亀山助清、石森達幸、愛川欽也、後藤哲夫から持ち役の一部を引き継いでいる。
『たんけんぼくのまち』には顔出しで出演していたが、放送終了後どこからか
死亡説が湧き立っていた。本人はこれを基に自虐気味に
ラジオなどのネタに盛り込んでいる。
2009年の復刻版でも挨拶で「チョーさん生きてるよ!」と言っていた。
現在ほどネットが普及していなかったことや、声優に転向したのを知らない人が多かったのが一因らしい。
なお、『たんけんぼくのまち』放送開始当時既に27歳であったが、番組内のチョーさんは上京したばかりの19歳の青年という設定だった。
容姿が非常に若かったからできたことだろう。
ちなみに、『たんけんぼくのまち』の後番組で始まった『このまちだいすき』にも第1期の主人公、シラベルのライバルとして
エースのチョーという映画「渡り鳥」シリーズの宍戸錠のパロディキャラとして登場したり、第5期の主人公アチコチの父親
星チョースケ役でも登場。
2023年現在放送されている後継番組『コノマチ☆リサーチ』にも随時ゲスト出演したりしている。
NHKの幼児向け番組『いないいないばあっ!』では、番組開始当初からワンワン役を担当。それも声のみならず、スーツアクターも兼任しており、二重の意味で中の人となっている。
動きがおとなしい子供向け番組だからできることとは言え、還暦を過ぎてもなお気ぐるみの中に入る役者さんはこの人ぐらいのものである。
生アテレコを使うと幼児は音源の方向に反応して着ぐるみキャラクターとコミュニケーションが取れないため、着ぐるみの中から声を出しているそうだ。
ほかにも番組内の作詞・作曲にも携わっている。
20㎏ほどあるとされる着ぐるみを着こなし動き回るため、毎朝のジョギングを欠かさない。
檜山修之氏における「○○王」のごとく、演じたキャラクターの役職が〇長となっている場合、それに応じて〇チョーと呼ばれる(校チョー、班チョーなど)。
斎藤志郎とは文学座演劇研究所の同期である。
『
ロード・オブ・ザ・リング』でゴラムの吹き替えを担当。「ゴラムのいとしいしと……」という台詞が印象に残った人も多いだろう。この
日本語吹き替えを務めた際に、ゴラム役を演じたアンディ・サーキスが来日。その時に本人と共演を果たし、以後サーキスが演じるキャラクターの吹き替えを多く担当している。
有名な番組に出演しており、かつ芸歴が長いため世代によって真っ先に浮かぶイメージが異なることが多い。『
ひだまりスケッチ』で共演した
水橋かおりと
後藤邑子にとってはチョー=『たんけんぼくのまち』のチョーさんだが、
阿澄佳奈にとっては『ぶぶチャチャ』のチャチャであると力説していた。
2012年に出身地の埼玉県鴻巣市のこうのす観光大使に就任。
また2018年には、第12回声優アワードにて、富山敬賞を受賞。
【出演作品】
アニメ
吹き替え
特撮
その他
- チョーさん(たんけんぼくのまち)
- ワンワン(声、スーツアクター)(いないいないばぁっ!)
- エースのチョー、星チョースケ (このまちだいすき)
追記・修正よろしくお願いします。
- シェンムー2にも出てなかったっけ? -- 名無しさん (2019-12-23 23:18:27)
- あのチョーさんだったんか… -- 名無しさん (2019-12-24 01:57:08)
- 長嶋茂雄もたまにチョーさんって呼ばれるから元の芸名と同じくそっちにもかかってるかもね -- 名無しさん (2019-12-24 09:53:42)
- 全国の幼児のいる家庭では大変お世話になっております。まさかワンワンで紅白出場すると思わなんだ。 -- 名無しさん (2019-12-24 11:04:30)
- 泣く演技はキャシャーンSINGで聞ける -- 名無しさん (2019-12-24 13:59:35)
- 「たんけんぼくのまち」と班長大槻が同一人物だったのに驚き。声優転向ってすげえ。 -- 名無しさん (2019-12-24 20:20:57)
- 単に声を演じるだけでなく着ぐるみの中に入っているから、番組表の出演者一覧では『声の出演』ではなく子役の子と一緒に『出演』欄にクレジットされてるんだよね -- 名無しさん (2019-12-25 17:41:57)
- ↑いないいないばあのワンワンのことね -- 名無しさん (2019-12-25 17:42:45)
- 長さん -- 名無しさん (2020-05-07 20:59:16)
- ブルックの泣くシーンは本当に凄い -- 名無しさん (2020-05-07 21:04:12)
- シンケンジャーの一挙配信の時に「時々ワンワンになってる」と言われてたの笑った -- 名無しさん (2020-05-15 14:51:41)
- カシンと必爺の中の人だな。両方とも十二支の未を元にしたキャラクター。 -- 名無しさん (2021-01-07 22:56:31)
- ボイジャーで知ったわ あとイメージ強いのはタランス -- 名無しさん (2021-03-20 11:24:08)
- 『乱歩奇譚』の喰えない刑事の役みたいな役がうまい -- 名無しさん (2022-01-30 14:26:55)
- 『たんけんぼくのまち』終了後に流れた死亡説を信じてた人、まさか子ども達が毎日のように見てるワンワンこそがチョーさんだったとは思わなかっただろうね。 -- 名無しさん (2022-01-30 14:58:25)
- 『タンタんの冒険』のアニメ映画でアドック船長役で出てます、なんか久しぶりにきれいななチョーさんを聴いた -- 名無しさん (2022-03-24 19:20:58)
- タランスの狂ったような笑い声が一番印象強い。 -- 名無しさん (2022-11-07 03:27:30)
- この間放送されていた『天然素材NHK』で『たんけんぼくのまち』の後継番組『このまちだいすき』にエースのチョーとして出演していた映像が流れたけど。 -- 名無しさん (2023-06-01 00:46:40)
- 「たんけん」のイメージかどうかはわからんが、チョーさんはもうチョー「さん」以外の敬称がしっくりこない気がする(「氏」付けは違和感ある)。 -- 名無しさん (2024-11-30 17:35:35)
最終更新:2025年04月26日 09:13