ライノセラスビートルオルフェノク/スタッグビートルオルフェノク

登録日:2022/04/16 Sat 02:14:13
更新日:2024/03/08 Fri 21:47:17
所要時間:約 3 分で読めます






バカな人だ。社長の怒りに触れるとは……!


終わりですよ、君は……


ライノセラスビートルオルフェノク/スタッグビートルオルフェノクとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダー555』に登場する怪人達である。



【概要】

両者共にスマートブレイン社長・村上峡児直属の部下のエリート社員が変身する。

村上の部下という事もあってか、人間態はオールバックの髪型にゴージャスなダークスーツを纏い、胸元には青いバラを挿している。
そして怪人態の方もモチーフであるカブトムシとクワガタムシにちなんで武士のような姿をしている。

そのため人間態・怪人態を問わず、いかにも強敵という風格を醸し出しているのだが……


【ライノセラスビートルオルフェノク】


演:大塚幸太

データ

身長 222cm
体重 144kg
種族 オルフェノク
モチーフ カブトムシ
特色・力 強固な鎖帷子
カブトムシの角を模した薙刀
スタッグビートルオルフェノクとの連携
クリーチャーデザイン 篠原保
登場回 『555』第33話「真理、死す」

カブトムシの特質を備えたオルフェノクで、変身者はロングヘアーに厳めしい顔つきの男(『仮面ライダー図鑑』では「村上の部下A」と記載)。
上述の通り武士のような姿で、ファイズエッジの一撃をも弾き返す鎖帷子を身に着けており、両腕と両脚からはヘラクレスオオカブトを思わせる茶色の体毛が生えている。
戦闘面においては相棒のスタッグビートルオルフェノクとの連携プレーで相手を追い詰めつつ、カブトムシの角を模った薙刀を軽々と振るっての白兵戦を得意とする。
ちなみに、基本的にオルフェノクの体色は灰色だが、このオルフェノクに関しては黒灰色をベースに、胸元は銅色という独特な体色となっている。


【スタッグビートルオルフェノク】


演:千葉誠樹

データ

身長 218cm
体重 136kg
種族 オルフェノク
モチーフ クワガタムシ
特色・力 クワガタムシの大顎を模した刺股
ライノセラスビートルオルフェノクとの連携
クリーチャーデザイン 篠原保
登場回 『555』第33話「真理、死す」、第35話「復活の謎」

クワガタムシの特質を備えたオルフェノクで、変身者は髭面のダンディな男(『仮面ライダー図鑑』では「村上の部下B」と記載)。
こちらも武士のような姿をしており、ライノセラスビートルオルフェノクとの連携プレーで相手を追い詰めつつ、クワガタムシの顎を模った刺股を駆使して戦う。
なお、こちらの体色は他のオルフェノク同様、灰色となっている。


【劇中での活躍】

両者共に第33話で初登場。
発端となったのは、ラッキークローバーの新メンバーかつ元流星塾生の澤田亜希北崎からもらったデルタギアを、流星塾生達と勝負したいがために草加雅人達他の流星塾生に渡してしまった事から始まった。

デルタギアを勝手に渡した件はすぐに村上に伝わり、彼は澤田に問い詰めた。
この時ちゃんと謝ってわけを話しておけば、まだまともな対応をされていたにもかかわらず、澤田はあろうことか舐め切った態度で返答。


どういうつもりです?デルタギアを自分から手放すとは……。

……

どうしました?何か思惑があるなら教えて下さい。

……別に。

……ふざけるな!


当然ながら村上は大激怒し、ローズオルフェノクとなって澤田を滅多打ちにした。
こうしてラッキークローバーのメンバーから一転して、スマートブレインの反逆者となってしまった澤田は逃亡。
村上はライノセラスビートルオルフェノクとスタッグビートルオルフェノクを呼び出し、澤田の追撃を命じた。


追って下さい。抵抗するならば、命を奪っても構わない。


そして人気のない倉庫に隠れた澤田を発見し、宣戦布告とばかりに胸元の青いバラを澤田に飛ばして侮蔑すると、2人ともオルフェノクに変身して襲撃。
澤田もスパイダーオルフェノクに変身して応戦するも、2対1という不利な状況に加え、村上から受けたダメージも祟って追い詰められてしまう。

しかし、そこへ3本のベルトを手にした草加が参戦。
カイザに変身し、ライノセラスビートルオルフェノクとスタッグビートルオルフェノクと交戦。


何の真似だ…!?俺を助けようというのか!?

お前が以前、真理を助けたのと同じだ!お前は俺の手で倒す!!


だが、流石はエリート社員。見事な連携プレーで草加を圧倒し、遂には変身解除に追いやる事に成功。

だが、草加は今度は澤田が手放したデルタギアを装着して仮面ライダーデルタに変身すると一気に形勢が逆転し、スピーディーな動きで2体を翻弄。
ライノセラスビートルオルフェノクは薙刀を使ってデルタを羽交い締めにするも、肘打ちで脱出された挙句にポイントマーカーを撃ち込まれ、そのまま「ルシファーズハンマー」の一撃を受けて断末魔の叫びを上げながら赤い爆炎と共にあえなく灰化した。

残ったスタッグビートルオルフェノクはなおも戦い続けるが、連携を前提に戦うため単身では全く歯が立たず、背負い投げで投げ飛ばされると不利と判断し、撤退した。この後村上からお仕置きされたであろう……


その後、スタッグビートルオルフェノクは第35話で再登場。
澤田が倒されたという事で今度はデルタギアの奪還を命じられ、草加からデルタギアを受け取った三原修二と阿部里奈の元を訪れた。


澤田さんが手放したベルト……今は貴方が持っているようですね?

……頂きますよ。


草加の言う通り、俺も戦わなければならないのかもしれない……!


オルフェノクに変身し、問答無用で2人に襲い掛かるが、闘う決意を固めた三原がデルタに変身してからは連携プレーが出来なくなった事が災いしてか、それとも三原のがむしゃらな戦闘スタイルが功を奏したのか、
戦闘経験のない三原デルタ相手に防戦一方となってしまい、最終的にほとんど何も出来ぬまま圧倒された末、「ルシファーズハンマー」の一撃を受けてライノセラスビートルオルフェノク同様に断末魔の叫びを上げながら赤い炎と共に呆気なく灰化してしまった。
エリートとは一体……


【余談】

  • ライノセラスビートルオルフェノクのスーツは、第8話に登場したスカラベオルフェノクの改造で、胸部装甲や四肢の造形・体毛にその名残が見られる。
    また、挿入歌「EGO 〜eyes glazing over」をBGMに倒された最初のオルフェノクでもある。

  • 上記の通り三原に倒されたスタッグビートルオルフェノクだが、実は劇中で三原が独力で倒した唯一のオルフェノクで、これ以降三原は他のライダーとの連携プレー以外でオルフェノクを撃破できていない。


追記・修正して下さい。抵抗するならば、規制を依頼しても構わない。


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最終更新:2024年03月08日 21:47