グレード(流星のロックマンシリーズ)

登録日:2022/07/19 Tue 01:45:00
更新日:2024/06/26 Wed 13:13:45
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グレードとは、流星のロックマンシリーズのボス、またはバトルカードにそれぞれ設定される記号であり、そのボスおよびカードの強さの段階を表すために用いられる。
原則、そのボスおよびカードの名称の最後に付与される。(例:オックス・ファイアEX、スペード・マグネッツV2)


●目次

解説

ロックマンエグゼ・流星のロックマン共通の特徴として、シナリオ後半のマップでは、名前と色の違う序盤のマップのウイルスの強化版が出現する。
強化版であることの表現として色や名前の変化は分かりやすいのだが、流石にボスキャラの強化版で色を変更するわけにはいかないため、EXやV2といったグレードを付けることで強化版であることを表している。

また、カードを集めてフォルダを組むという性質上、序盤の敵だからといって弱いカードしかないのでは不公平であり、相応の強さのボスを設定することで実用に値するカードが手に入るようにするため、という都合もあるだろう。

エグゼでもSPに限らずGSやRV、FZといった特殊なグレードのボスが登場したが、流星シリーズでも負けず劣らず多様なグレードが存在する。

グレード一覧

ボス・カード双方に存在するもの

  • 無印
基本のグレードであり、流星のロックマン3では「V1」とも。
最初に戦うボスはいずれも無印であり、攻撃力、行動速度、HP共に挑める時点相応に控えめ。最もクリア後のボスは通常ボスのSPやV3と同等以上だったりするが。
撃破した場合、バスティングレベルが高ければそのボスのカードの無印を、低ランクならばゼニーを入手できるパターンが多いが、何も手に入らない場合もある。

カードでも最低ランクのものであり、シナリオ中こそ役立つが対戦では同種を複数用意したいカードでもない限りは使わないだろう。

  • EX、V2
下から2つ目のグレードであり、多くの場合は一度倒したボスが「残留電波」という形で、倒したマップ付近の固定の場所に現れる。ただし「流星1」と「流星3」ではシンボル自体は出現しないため、不意打ち気味で戦闘になることも。
また、終盤のいわゆるボスラッシュでは、序盤~中盤のボスがこの形態に強化されて現れる。
任意に戦闘できるボスは、シナリオが特定の地点まで進むとこの段階にパワーアップする。クリア後に登場するパターンだと無印とV2は1度しか戦わないため忘れられがち

無印から新技の追加や既存技の変化が行われることが多いのも特徴であり、特に「流星2」のブライEXは「定期的に復活するバリアの電波障壁が発生」「体力半分以下で剣を出現させ、攻撃パターンが一新」と、もはや別物と言っていいほどの変化を遂げる。

倒した場合はバスティングレベルが高いとそのボスのEXまたはV2のカードを、低いと無印のカードを入手できる。無印がカードを落とさない場合は無印カード固定の場合が多い。

  • SP、V3
「流星1」では一番上のグレードであり、ステータスは本編クリア前提の数値となっている。
基本的にはEXを倒したエリアでのランダムエンカウントだが、「流星3」では『WARNING』の警告が鳴った後に遭遇し、エリアを跨いで出現する場合も。固定シンボルのボスも本編クリア後はこの形態になる。
倒した場合はバスティングレベルに応じたグレードのカードをドロップするため、このボスを高レベルで倒すことが目標となる。
また、このグレードから解禁する攻撃があるボスも存在する。いずれも解禁タイミングにふさわしい範囲や威力の危険なものがほとんど。

「流星1」「流星2」におけるメガクラスカードの最高ランクでもあり、それらの作品では対応するボスの(リアルブラザー含む)撃破タイムで威力が変動する。

カードにのみ存在するもの

  • GX
ギガクラスカードの「ペガサスマジックGX」「レオキングダムGX」「ドラゴンスカイGX」にのみ存在するグレードで、メガクラスの各ボスのカードと区別するためのグレード。いずれも彼らのSPボスで解禁される必殺技の攻撃を行い、威力も450~500とギガクラスにふさわしい高さ。

  • X
「流星3」のイリーガルカードで手に入るランクであり、V3を上回る攻撃力を持つ。とはいえ隠しボスや強力なウイルスを高ノイズ率で倒す必要があり入手もランダムなため、特定のカードを狙うのは困難。

カードの背景色が違うだけの他のグレードと違い、ボスのイラスト自体も青紫がかった色合いになるのが特徴。エグゼで例えるなら○○DSっぽい雰囲気。

  • GA
「流星3」においてG.A(ギャラクシーアドバンス)および、高レベルのファイナライズフォルダで出現するランク。
メガクラスおよびギガクラスのほとんどに存在し、威力は圧倒的……というわけではなく、メガクラスのXやギガクラスの通常版より若干高い程度。
だが、ノイズ改造カードで威力を上げるものを入力するか、後述のRボスの撃破タイムで対応するものの威力が上昇する。
条件でわかるように、1と2のSPカードの強化関連がこちらに移された形。

ボスにのみ存在するもの

基本的にはシナリオクリア後に戦えるボスのグレードのため、ネタバレ注意。

  • シャドー
「流星1」で登場、サテライトの管理人であるペガサス、レオ、ドラゴンの3体固有のグレード。見た目も電波体の電波部分と目以外が真っ黒なものとなっている。
スターフォースの力を授かる際の最終試練で戦う相手であり、体力が通常ボスの無印相当、攻撃パターンが基本的な2つだけと力の大半を隠した状態。

  • B
暴走状態のアシッド・エースが該当し、他ボスではV2に相当する。
とはいえ無印とは腕試し程度の戦いで終わるため、こちらがシナリオボスとしては通常のグレードとも言えるか。
横3列が範囲かつ中央列がブレイク性能の「ウィングブレード」を解禁するため、それなりにやっかい。

  • IF
「流星2」のクリア後シナリオ「もう1つのミライ」で出現するボスのグレードであり、裏ボスなどの一部を除きすべてに存在する。
いずれもSPを上回るHP、攻撃力、速度を持ち、生半可なフォルダ構成では倒すことは困難。一度倒した後は固定シンボルとして出現するが、倒してもゼニーしか手に入らないので腕試しにしかならない。

人類滅亡後の世界のため基本的にはエランドと電波体が電波変換した姿のはずだが、ジェミニ・スパークIFが元の変身者に近いリアクションを見せるなどややあいまいな部分もある。

  • R
「流星3」のクリア後シナリオに登場するボスのグレードであり、やはりボスの大半に存在する。Rは「リビルド」の略であり、黒幕がそれぞれの電波体を再構築して蘇らせ、侵略の先兵としたもの。
シナリオで撃破した後は固定シンボルとして復活し、撃破タイムがGAカードの威力に影響する……が、自身のドロップするイリーガルカードが渋いのが難点。

  • Z
同じく「流星3」クリア後シナリオに登場するブライが該当するグレード。ステータスはRと同等だが、撃破後は再戦不可能。

さらなるグレード


さらなるグレードその2



追記・修正は、DXボスを全て倒すか、Σボスを4体撃破してからお願いします。

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最終更新:2024年06月26日 13:13