ARK: Survival Evolved

登録日:2022/12/10 Sat 18:28:58
更新日:2025/02/01 Sat 00:07:14
所要時間:約 15 分で読めます







恐竜時代を生き延びろ。



ARK:Survival Evolvedとは、Studio Wildcardが開発したオープンワールド型サバイバルゲーム
早期アクセスからSteamで展開され、その後ワールドワイドではPlayStation4やXbox One、Nintendo Switch向けにも展開されている。
日本向けのローカライズ展開はスパイク・チュンソフトが行っており、PS4版(2017年10月)とNintendo Switch版(2023年2月)がにリリースされている。



概要

ある時期を境に激増した「オープンフィールドサバイバル」というゲームジャンルの火付け役のひとつであり、恐竜などの古代生物とSFを融合させた壮大な世界観と独特で奥深いゲームシステム、そして理不尽さすら感じるシビアな難易度で多数のファンを抱える人気ソフト。

映画や図鑑などで見た恐竜が当然のようにその辺を闊歩し、そのまま容赦なく殺しに来るという「怖さ」と、彼らを手懐けて育成することで資源確保や周囲の探索などに役立てる「頼もしさ」を同時に味わうことができる。
原始人同然の状態から、レベルアップによるレシピ獲得と素材収集によって徐々に近代的な拠点や装備を獲得していき、マップによっては最終的にSF全開のオーバーテクノロジーまで手中にできるという成長・発展の楽しみも欠かせないポイント。

また、知識の蓄積という形での「プレイヤー自身の成長」がモロに響くバランスであり、資源の場所や危険生物の判断と対処など、知れば知るほど安全で有利に立ち回れるようになるが、そこまでは当然自然の理不尽さによる唐突な死を積み重ねまくることになる。
まずは周囲の探索を…と少し森に深入りすれば熱中症で水分が尽きて死に、木陰から飛び出してきた肉食恐竜に嵌め殺され、逃げ回って迷った挙句、夜が来て何も見えないまま何かに襲われて死ぬ。
死なないための安全確保という文字通りのサバイバルから始め、慎重さと機転を身に着けながら徐々に行動範囲を増やしていく…という忍耐を要するゲーム進行は好きな人にはたまらないであろう。

尚、システム(とストーリー)の都合上何度死んでもOKなのだが、所持品ロストで済まないケースもある。

苦労して作り上げ、ようやく軌道に乗ってきた拠点に強力な恐竜がフラフラと迷いこんできた挙句勝手に興奮して大暴れする。手懐けたペットは皆殺しにされ、施設は破壊し尽され、復興しようにもその場に居座って近づけない…
死んでも裸で生き返るプレイヤーとは違い、破壊された施設や死んだペットは戻ってこないので、こういったアクシデントで心が折れるプレイヤーも。
しかしこういった不幸は大体のプレイヤーが通る道であり、これがARKだとファンは語る。

一見理不尽なのだが1、2回こういった経験をすれば以降はこんな不幸はまず起こらない。涙を拭ったプレイヤーは学習し、嫌でも対策を立てるからである。
より拠点構築に向いたポイントを探すようになり、柵や壁で防壁を作ったり、高床式にして強引に安全を確保したり、やばそうなやつがいたらあらかじめ有利な条件で排除したりと、知恵と工夫を活かす道が見えるのである。
ARKをプレイする上で死とそれに伴う損害は避けられないので、割り切った上で諦めずに立ち向かうことが大事。



2021年12月10日、公式ツイッターにて、続編である『ARK II』が2023年に発売されることが発表された。また、本作を基にしたアニメ版も2022年に公開予定。でも情報公開から1年たっても新情報がほとんどないのはナイショ。


初期設定

ワールド新規作成時(ローカルではログインごとに)、世界を構築するための設定をある程度いじくれる。

ゲームモード

現行では3つのモードが導入されており、それぞれ違った楽しみ方がある。
  • ローカルプレイモード
一人でじっくり楽しめるモード。所謂オフラインプレイ。
難易度も調整できるので時間がなくてもプレイしやすい。

  • PVEモード
不特定多数の人達とプレイする所謂オンラインモード。
プレイヤーキルができないため他人の干渉を受けずにのんびり暮らせるモード。
ただし野生生物を飛行生物などで運べなくなるうえ、悪質な妨害に対処しにくい。

  • PVPモード
こちらもオンラインモードで、
奪い合いや壊し合いは当たり前の修羅の国でのサバイバル。
スリルは味わえるが、ある程度のアイテムなどのロスは覚悟すべき。


バイオーム

広大なフィールドには境界線が曖昧(マップによってはそれぞれ独立しているものもある)なエリア分けが存在し、生息する生物や採集できるレア資源、気温天候の傾向がある。
比較的安全な海岸部、危険な沼地や山岳、異常成長した巨大樹の林といったものから、雪原、砂漠、海の浅深…マップによっては謎の怪物が跋扈する放射能汚染地帯月面など多種多様。

傾向として危険な場所ほど資源関係の旨みが大きく、ARKを語るには欠かせない要素である「拠点の場所と安全性」にプレイヤーの個性が出てくる。
資源場所の確認と採取の為に臨時の小拠点を作る→いつの間にかこちらが本拠点にという流れは多くのプレイヤーが経験しているはず。



テイム

このゲームの最大の特徴として、「その辺にいる野生生物を手なずけて仲間にでき、ブリーディング(交配)もできる」という特徴がある。さすがに描写も描写なのか「ママあれ何してんの~?」な描写はない。
これらの生物達にもレベルが設定されており、当然レベルの高い個体程強く、さらに成長する。
そしてこのゲーム内の生物の半数以上が、かつて地球上に実在したが現在絶滅している古生物であることと、まったく架空のSF漫画にいそうな人工生命体のような生物であることが特徴である。
例として地上には暴君竜ティラノサウルス、サイの祖先パラケラテリウム、巨大ナマケモノメガテリウム、飛べない鳩ドードー、ラクダのように水を貯めるモレラトプス、マシンガンで針を飛ばす恐竜ベロナサウルスが、水中には巨大鮫メガロドン、剣歯鮭セイバートゥースサーモン、家を建てることができそうな巨大な亀メガケロンが、空には大鷲アルゲンタヴィス、翼竜プテラノドン、伝説の竜ワイバーンが、そして洞窟には大蜘蛛アラネオモーフス、大ヤスデアースロプレウラなどと、かなりの種類がある。
かつて子供の頃、図鑑等で見聞きした記憶のある生物もいるかもしれない。


これらの生物はサドル(鞍)を装備させて乗って移動したり、番犬代わりや荷物持ちや戦闘員や生贄等として役に立ってもらうことができる。
生物ごとに異なる個性があり、様々な場面で活躍してくれる。

ほとんどの生物に共通して「テイムゲージ」というものがあり、それが満タンにすればテイム完了になる。しかし生物が目覚めたり等してしまうとゲージが空になり当然最初からやり直し。
テイムの方法は生物ごとに異なり、生物によって定められた方法を使い分ける必要がある。また、生物ごとの好物はそれぞれ異なるので、エサ次第でテイムゲージの増加量等に影響を及ぼす。

気絶テイム
ほとんどの生物に対して行う最も一般的なテイム方法。麻酔銃や棍棒などで相手を昏倒させ、その生物のインベントリ(持ち物リスト)に餌を入れて食べさせる。昏倒した生物は当然無防備なので、肉食動物などから守ってあげないといけないうえ、溺死する可能性もあるので場所には気を付けて。
でもなんで気絶した状態に餌をあげただけですぐに仲間になってくれるうえ勝手に野生に帰ることもないのかって?これを気にすると本作のネタバレになってしまう。

手渡しテイム
相手に近づき、アイテムスロットの端にセットしたアイテムを手渡すのだが相手によっては相手に気付かれないよう接近する必要があったりするため、相手によっては厄介なことも。ただし、麻酔は必要ない。

特殊テイム
上記二つに分類されないもの。例えば仲間にした生物を殺害(捕食)させる、アイテムを手渡ししつつロデオに耐え抜く、巣から卵を手に入れブリーディングを行う、サバイバーに妊娠させて孵化させるなど。

マップ

2022年12月現在、12種類のマップが存在する。
青文字は有料マップ。

The Island

アイランド
基礎マップにして一番最初のマップ。
初めてこのゲームをプレイする際は、まずこのマップから始めること推奨。
ARKのメインストーリーの始まりのマップでもある。南は安全だが資源は少ない。反対に北は資源が多いもののティラノサウルスやダイアウルフなど危険生物がたくさんいる。
洞窟もたくさんあり、中には「アーティファクト」というトロフィーのようなものがある。
マップ端に離島があるが、そこの生態系は草食動物しかいなかったり、肉食動物しかいないという食物連鎖が成り立っているのかすら怪しい環境だが…
また、プレイヤーとは別にかつてこの島で生活し、探索していた人物達が残した「探検家の記録」がマップの至るところに残されている。
他にも、その探検家の一人であり生物学者でもある「ヘレナ」*1が描き記した恐竜達の資料(ある意味図鑑)も残されている。
先にこの島を探索した彼らが何を見て、どんな経験をしたか、そして彼らはどうなったのか…、そもそもこの島は一体何なのか?
ARKのストーリーを知る上で重要な要素なので、興味がある人は探してみるといい。

The Center

センター
2016年5月18日に実装。最初の追加マップ。MOD由来で、空中に浮いた巨大な島、鬼ヶ島のような火山島、巨大な滝に古代遺跡など、風光明媚な光景が広がっている。
非常に綺麗な風景には思わず見惚れること間違いなし。
なお出現する生物はThe Islandと同じ。

Scorched Earth

スコーチドアース
2016年9月2日に実装された初の有料マップ。
ストーリーマップとしては2つ目で、The Islandの続き。
荒野、広大な砂漠、そして溶岩地帯で構成される。
ゴーレムのような「ロックエレメンタル」や砂漠には巨大な「デスワーム」、溶岩地帯には「ワイバーン」など空想世界の生物が登場するが、気温が高いうえ独自の過酷な気候もありかなり過酷。さらに夜は一気に気温が下がる。
肉等の食材も他のマップよりも腐敗する時間が若干早くなっている。
その他諸々もあり、歯ごたえのあるサバイバルをしたい時にはうってつけのマップでもある。
ここではアイランドでも記録を残していたヘレナやロックウェル以外に、新たにここで記録を残している人物も登場している。
話に大きな動きはないものの、各所で無常というか非情とも言うべき悲劇も起きている。とある洞窟にはそれを示すような廃墟も…

Ragnarok

ラグナロク
2017年6月17日に実装。
Crystal Isles実装までは最大のマップ。それまで登場した全生物に加え、新たに寒冷地に出現するアイスワイバーンとグリフォンが登場。生鮮食材の管理が楽なうえ高レベル個体が出現しやすいMODマップの特徴のおかげでワイバーンの厳選、育成は難易度が大幅に低下した。なおScorched Earthは過疎地域と化してしまった。

Aberration

アベレーション
2017年12月13日に実装。ストーリーマップとしては3つ目となる。
これまでのマップで見られた生物は数を減らし、独特の生物(テイム不可なものも含む)が多く登場する。
3層の階層からなり、下に行けば行くほど危険度が増す地上は強烈過ぎる太陽光で燃え盛り、最下層は放射能に汚染された地下空間である。足場が狭いところが多いので一歩でも踏み外すと命取り。
もしも地上に出たい場合は日の光が出ていない夜に、下層へ行きたい場合は放射能を防げるスーツ一式が必要になる。
チャージノードと呼ばれる装置があちこちにあり、特定の資源からエレメントを製作することが可能。出現する生物の多くは「変種」と呼ばれる既存の種を含め体の各所が発光している個体になっている。
このマップにて、ARKという世界の謎が次々と判明していく。そしてある人物が取った行動によっても話が大きく動き出した…そんなマップでもある。

Extinction

エクスティンクション
2018年11月7日追加。4つ目のストーリーマップ。
無人の都市とその周囲に広がる荒廃した土地が舞台となる有料マップで、砂漠や雪原、森林エリアを簡素化したような領域もある。巨大戦闘ロボ「MEK」やミニドローンなどのSFチックなアイテムを作れるほか、軌道衛星上から投下された支援物資や地中から出現するエレメントノードを凶暴化した生物から守る防衛戦が特徴。
ARKのストーリーは一旦ここで終了となる。が、完全に終了ではなく第1部完といったところ。

Valguero

バルゲロ
2019年6月19日に実装。
RagnarokとAberrationを合体したようなマップ。
このマップの固有生物「デイノニクス」は継続ダメージ効果を持つ非常に優秀な生物である。

Genesis: Part1

ジェネシス1
2020年2月26日に追加された第5の有料マップ。
全部で五つ(氷雪地帯、海洋、湿地帯、火山地帯、宇宙)の独立したバイオームに分かれており、それぞれのバイオームごとに固有の生物が生息している。通常の生物に加え、「X種」と呼ばれるマップ固有の生物が出現。このX生物は強力なステータス補正がかけられている。
マップ内で「ミッション」に挑める。ミッションは討伐から回収、探索などからミニゲーム、レースなど様々で、3段階の難易度になっている。クリアすると報酬がもらえるほか、ミッションを重ねると「最終テスト」に挑める。
このマップでは、HLN-Aというメカがサバイバーの周りを常に飛び回り、マップ移動や資源の購入などサバイバルのアシストをしてくれる。
ところどころに「バグ」が散らばっている。バグを修正すると探検家の記録同様経験値2倍効果がある。
ストーリーはここで新たな展開を迎えることになり…

Crystal Isles

クリスタルアイルズ
Genesis: Part1と同じく2020年に追加された無料マップで現状最大の大きさを誇る。
クリスタルワイバーンといった新たなワイバーン等がこのマップに棲息している。
名前の通り、各地に水晶があるほか、紅葉した木に浮遊地形などがある神秘的なマップ。
また、Aberration各地に存在するチャージノードも存在。

Genesis: Part2

ジェネシス2
2021年6月3日に実装。
Genesis: Part1の続編で、超巨大な宇宙船の中の居住スペースのほんの一部に位置する。ミッションも続投。
Genesis: Part1でいう「X種」に当たる「R種」が登場する。マップ左側と右側で大きく環境が異なり、真ん中には無重力空間がある。
マップ右側からは船内中枢部に入ることができるが…
ARKのストーリーの最後のマップ。最後に待ち受けるものは一体何なのか、そして行く末は…

Lost Island

2021年12月14日に実装の無料マップ。原点回帰といえるマップで冒険心くすぐられるエリアがたくさん存在する。
なおマップ自体はMOD時代は杜撰だったり、新生物の不正投票があったとかいう噂が…

Fjordur

2022年6月実装。
北欧モチーフでRagnarok並の広さをしており、城や村の様な遺構や多くの洞窟を有する4つのエリアから形成され、オベリスクがこれまでのマップとは異なる形状をしているのが特徴。

ボス

マップに点在する洞窟の奥地に祀られているアーティファクトを用意し、オベリスクへ捧げることで挑むことが出来る強大な相手。
難易度はγ、β、αがあり、αが最高難易度。高難易度の場合は他に野生生物を倒した時に得られる腕や爪等が必要になる。
討伐に成功すると「TEK装備」等便利なエングラムが解放され、それらを作る際に必要なエレメントを獲得出来る。

The Island

  • ブルードマザー(BroodMother)
蜘蛛の女王。
毒液やクモの糸で攻撃してくるうえに、部下のアラネオモーフス(蜘蛛)を呼んでくる。
γはまさに最初のボス戦に相応しい難易度だが、αは屈指の難易度を誇る強敵。
実はバルゲロのとある場所にも出現する。なんだか見覚えのある蜘蛛の巣のような場所に足を踏み入れた際は警戒したほうがいい。
  • メガピテクス(Megapithecus)
巨大なゴリラ 。投石攻撃を行い、メソピテクスとギガントピテクスを呼んでくる。戦う場所の気温がとても低いほか、落下死の可能性もあり。
道中の崖は落下すると文字通り即死で、プレイヤーの場合は装備やアイテムの回収は不可能なので、戦う際は転送された初期位置におびき寄せるか、一気に奥の建物のある場所まで駆け抜けて戦おう。
そのまんま、ドラゴン。
部下にプテラノドン、ディモルフォドンを呼び出す。強力な火炎放射などを行ってくる。
溶岩地帯で戦うので高温対策は必至。
取り巻き達は騎乗者貫通攻撃を繰り出してくるので即座に始末しないと危険。
γであっても油断出来ない強敵。
  • TEK洞窟(TEK Cave)
 上3種のボスを倒すと挑める。TEK洞窟は生物持ち込みが制限されているほか、溶岩など即死ギミックのほか、高レベルかつ強力な恐竜が多数存在する。
 TEK洞窟の端には何やら意味深なポータルが。それを起動し、転送された先には…⁉

Scorched Earth

  • マンティコア(Manticore)
 伝説の怪物で、空を飛べ気絶効果のある毒針を多用した攻撃を多く使用してくるなお、HPはやや低い。部下にデスワーム、ロックエレメンタルを召喚。
 砂漠のとある場所には、こいつと思われる像が建てられている。

Aberration

  • ロックウェル(Rockwell)
 タコ足の生えた人型の怪物。毒液飛ばしなどを行ってくる。
 探検家の記録を残していた人物と同名だが、その正体は…?

Extinction

  • タイタン(Titans)
 フォレスト、アイス、デザートの3種が存在し、倒すとトロフィーが入手でき、そのトロフィーでタイタンの王たる「キング(コロッサル)タイタン」と戦える。まんまゴジラ。キングタイタンのアルファは機械のような見た目になるほか、アルファ・キングタイタンとの戦闘時だけMEKを合体させて大型化できる。
 キング以外は3つの「汚染部位」を壊してテイムできる。なお一定時間経過で餓死してしまう。

Genesis: Part1

  • ムーダー(Moeder)
 深海の女王。巨大なデンキウナギのような生物で電撃や渦攻撃などを行う。ARK唯一の水中戦
  • マスターコントローラー(Master Controller)
 ジェネシスシミュレーションの管理を司るAI。「最終テスト」を担当している。
 これまでのボスとは違い力押しだけでは倒すことが出来ない特殊なボス。

Crystal Isles

  • クリスタルワイバーンクイーン(Crystal Wyvern Queen)
 巨大なクリスタルワイバーン。
 取り巻きにワイバーンが出現する他、受精卵を産み落とし、急速に孵化、成長して襲ってくる個体もいる。
 基本的にボス戦に飛行生物は連れていけないが、このボスに限り飛行生物も連れていける。
 地上に降りてくるのを待ってから戦うか、空中戦を挑むかはプレイヤー次第。

Genesis: Part2

  • ロックウェル・プライム(Rockwell Prime)
 どこかで聞いたことのある名前。
 Aberrationのボスとの関連は…?

Lost Island

  • ディノピテクス・キング(Dinopithecus King)
 頭にティラノサウルスの頭蓋骨(プレイヤーの装備スキンでもある)を被ったディノピテクスの王。
 知能は非常に高くグレネードを投げて騎乗者貫通や、騎乗解除も行う攻撃を繰り出し、本人の火力も高い。
 取り巻きで呼び出すこのマップで呼び出す生物達も非常に厄介。
 部下のディノピテクスはアマルガサウルスに騎乗したり、肩にシノマクロプスを乗せて飛行しながら攻撃してくる等、
 全マップ中でも屈指の難敵として君臨している。

用語解説

  • サバイバー(Survivor)
 プレイヤー、および調査書や記録を残した人物。

  • 検体インプラント(Specimen Implant)
 サバイバーの腕にある菱形の機械でインベントリ機能を有しているほか、エングラム、探検家の記録などを保管しておける。

  • キブル(Kibble)
 恐竜のテイムの際に有効なペットフードのような存在。

  • オベリスク(Obelisk)
 各マップに存在する近未来的なオブジェクト(一部存在しなかったり、到達が困難なマップもあり。)。赤、緑、青の3色ある。ボスと戦う空間へのテレポートができたり、アイテム転送をしたりなどができる重要な場所。

  • アーティファクト(Artifact)
 マップ中に点在する洞窟などにある人工物。ボス召喚に不可欠なアイテム。

  • アルファ恐竜
 マップ中にごく稀に現れる通常より大幅に強化された恐竜で、テイムできない。赤いオーラを纏っているので遠くからでも判別は容易。倒すと多くの経験値や、稀少なアイテムやボスに挑むために必要なアイテムが手に入る。

  • TEK種
 マップ中にたまに出現するロボットのような生物。通常種よりもレベルの上限が高くなっている。

  • TEK装備・建造物
 ボス討伐などでエングラムが入手できる近未来的な装備・建築物。

  • エレメント(Element)
 ボス討伐やOSD防衛戦などの報酬などでもらえる物質。TEK装備の製作には欠かせないアイテム。エクスティンクションマップでは容易に回収できるうえ、これを与えると狂暴化する生物もいるが…




追記・修正はイビルジョーのごとく暴れまわるギガノトサウルスを倒してからお願いします。














































…生態系なんてないのだ。ここはただの動物園だ!




ヘレナ・ウォーカー


































!!!この先、「ARK: Survival Evolved」の根本に関わる重大なネタバレがあります。!!!






















…窓の外に浮いている機械に囲まれたその場所こそが、私の住んでいた島だった。未知の惑星の遥か上空の軌道上にあった。島の生態系は管理されているだけでなく、完全にゼロから作られたものだったのだ!


ヘレナ・ウォーカー


























ARK: Survival Evolved(隠されたストーリー)

登録日:2022/05/21 Sat 00:09:42
更新日:2025/02/01 Sat 00:07:14
所要時間:約 6 分で読めます







真の概要

 一見すると何の変哲もない原始時代サバイバルに見えるが、一概に「原始時代」と決めつけるにはおかしい部分がある。下に例を示す。

  • マンモスやケブカサイなど(哺乳類)、ティラノサウルスやトリケラトプス(恐竜)、ディメトロドンやプルロヴィア(単弓類)、ドードーやアルゲンタヴィス(鳥類)はそれぞれ異なる時代に存在して共存するはずがないのに同じ空間に存在している
  • 草食動物や肉食動物しかいない島がある(食物連鎖の概念に反している)
  • 気絶した状態などでエサを与えるだけで自分になつき、野生に帰ることはないうえ、喧嘩や仲間を捕食すらしなくなる
  • 異様に生物のサイズが大きくなったりしている
  • マップ中に点在する「生物調査書」だが一般に知られている生物の学名と異なる学名が記載されている(本来、一般的なティラノサウルスの学名は「Tyrannosaurus rex」だがこのゲームでは「Tyrannosaurus dominum」となっている)。挙句の果てには学名すらない種もいる
  • 爬虫類であり、変温動物である恐竜達が雪山のような寒い環境下でも平然と活動している。

…など挙げるとキリがない。

他にも
  • 探検家の記録を見るに、国や言語が全く違う人達が普通に会話しコミュニケーションを取れている。
  • 現代の人物であるヘレナの他に、19世紀ロンドンの科学者ロックウェル、中国の三国時代のメイ、ローマ時代のネルヴァといった、異なる時代を生きていた人物達が一同に介している。
  • そもそも何故プレイヤーは殺されても復活出来、死んだ場所へ行くと(肉食生物に食べられていなければ)自分の死体があるのか。

「どうせゲームだろ?」と思ったかもしれない。


だが、これこそがこのゲームの根幹となる部分なのである。
先人たる探検家たちが書き記した記録をつなぐと見えるものとは…

マップの真実




ボスの真実





追記・修正は汚染された地球の汚染を取り除き、黒幕の野望を打ち砕いてからお願いします。

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最終更新:2025年02月01日 00:07

*1 パッケージに描かれているラプトルに騎乗している女性でもある。