登録日:2023/05/12 Fri 01:14:59
更新日:2025/03/16 Sun 04:27:47
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概要
沼地や湿地に生息する大型の魚竜。
地味に新規の魚竜種モンスターが本編シリーズに登場するのは、MH3に登場したデルクス以来…実に9年ぶりのことであった。
沼地に適応した体であるため、基本的には沼に浸かった状態だが、時には二足歩行で沼地の外に出てくることもある。
その容姿は
ヴォルガノスとよく似ている一方、泥を纏う習性があり、剥がれ落ちると泥浴びして補修するところは
ボルボロスと共通点が多い。
実際、纏う泥のあり無しで
水属性の通りが変化すること、泥を部位破壊できるところは
ボルボロスと全く同じである。強いて違うところといえば、すっぴんで通りやすいのが火属性ではなく雷属性であるところか。
MHWorld
この作品が初登場。
新大陸での登場フィールドは
ボルボロスと同じ「大蟻塚の荒地」であり、時に縄張り争いになることもあるが、沼地ではジュラトドス、陸上では
ボルボロスにそれぞれ分があり、総合的に見るとほぼイーブン。
本人との狩猟の際は、基本的に水辺…それも深い場所で戦うことが多くなり、そういう場所ではこちらの移動速度が遅くなるのでかなり厄介。さらに泥ブレスを吐いてきて一定時間地面に残るこれに触れると、体を取られてしまい少しの間身動きが出来なくなる。
体はボルボロスのように泥を纏っていてダメージが通りにくく、剥がしても再度泥を纏うことがあるので非常にうっとおしい。幸い部位破壊すればその箇所に泥を纏うことはなくなるので、出来る限り部位破壊することを心がけよう。
体や地面に残った泥はスリンガー水冷弾を使えば剥がせるので、事前に用意しておくことが半ば必須となっている。マルチで挑む際、一人は必ず持ち込んでもらいたい。
水場で動きやすくなるスキル"水場適応"や特殊装具である"耐水の装衣"、アイスボーンで追加されたクラッチクローからの傷つけも効果的。
ストーリーではイベントムービーにて、
謎のモンスターの大量の棘により死亡しているボルボロスの遺体をお持ち帰りしていた。
棘ごとバリボリ喰うのだろうか?
MHRise
鬼門の沼沢
巷説に聞く 泥隠し
危殆 泥濘の如く
深み嵌って 腹の中
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不穏の沼影
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MHRiseではジュラトドスの扱いが格上げされ、引き続き下位クエストから登場する
ボルボロスに対し、ジュラトドスは上位クエストでの登場となった。
初登場時ムービーの、
ズワロポスを泥沼に引きずり込む様は琵琶法師の語りと雰囲気がマッチしており非常に怖い。
しかし、ブラントドス
もしくはフルフルの絆遺伝子を伝承したドスガレオスの如くバインドボイス持ちになっていたり、MHWorldで弱化の要になっていたスリンガーやクラッチクローが無く、打撃武器無しで挑むと怯ませにくいなどの強化から部位破壊も面倒になっており、ある意味では
敬遠されがち。
なお、ジュラトドスは「水没林」、
ボルボロスは「砂原」と登場フィールドが異なるため、そもそも縄張り争いにすらならなくなった。
ところで、超大型拡張コンテンツ『
サンブレイク』のタイトルアップデート第5弾(Ver15.0.0)になってから、ジュラトドスがメインターゲットのイベントクエストが配信されている。
マスターランク |
M★★ |
|
狩猟クエスト |
泥魚竜で消防だ! |
目的地 |
|
メインターゲット |
報酬金 |
12600z |
水没林 |
ジュラトドス1頭の狩猟 |
制限時間 |
受注・参加条件 |
50分 |
MR1以上 |
野良出現ありの1頭狩猟というMHRiseの集会所クエストではありきたりなメインターゲット設定だが、いざ水没林に着いてみれば、ターゲットアイコンは
ジュラトドスが3つ並ぶ。
原珠の救済クエストであると同時に
金冠の救済クエストでもあるため、3頭はそれぞれ大中小サイズが異なる。
イベントクエストであることに盾に、ここにきて
カプコンがネタに走ったようにも見えなくもない。
泥仲間はマスターランクで相対的にまともになったのに対して、ジュラトドスは上述の経緯を引き摺り、MHWorldのタイトルアップデート第5弾(Ver6.00)当時のヴォルガノスの影の薄さと似たような状態になっていたことから、MHWorldのVer6.00で配信されたイベントクエストの名称に因んで、一部で「
我が名はジュラトドス」と擬えられることも。
…魚竜種の後輩という意味で、先輩と同じ轍を踏むことになったのは何の偶然だろうか。
MHNow
World、ライズ共に影が薄い魚竜種だがこちらのスマホアプリゲームのNowでもしっかり参戦。
ただし出現フィールドが沼地エリア限定で、湧きもそこまで多くないことから素材が欲しい時は苦労する。モンスタートラッカーを上手く活用しよう。
開始時点で全身に泥を纏い地面を泳いでいる状態で、最初はかなりダメージが与えにくい。
しかし頭、胴等の部位を集中攻撃して破壊すると飛び出してきてダウンし、その後も確定で威嚇するので長い時間攻撃チャンスになる。(部位破壊出来ずとも)泥を剥がせば攻撃も通りやすくなり、狩猟中は再度泥を纏わなくなるのでまずは一点集中を心がけよう。
武具
MHWorldにおいて
水属性を使うモンスターは、上位まではジュラトドスと
ボルボロスだけである。
また、
ボルボロスの武器は
無属性であることは既知の事実で、MHWorldでもそれが変わることはなかった。
そのため、
水属性武器となると生産ないし強化に泥魚竜素材が求められてくるし、タイトルアップデート第2弾(Ver3.00)で追加された
マム・タロトの武器は仕様的にかなり面倒臭いため、
水属性武器となるとお呼びがかかりやすかった。
超大型拡張コンテンツ『アイスボーン』(MHW:I)で追加されたマスターランクでは状況が変わり、プケプケ亜種が
水属性を扱うため、派生先に恵まれるランス以外は強化過程でプケプケ亜種にその立場を奪われることになる。
Nowでも武器は水属性。ドスジャグラス武器ではなかった武器種では待望の水属性とも言え、長いこと世話になるかも。ただし強化して付くスキルが、瀕死になると防御力が大きく上昇するというピンチになっても恩恵を感じにくい「背水防御」な為、プケプケ亜種や
タマミツネといった選択肢が増えている現状において人によっては乗り換えを検討する可能性も。
一方、防具の方はというと、MHWorldの新規モンスターでありながら、MHWorldの上位装備ジュラα/βシリーズは、MHXX以前のラヴァシリーズのデザイン、それもガンナー用が継承されている。容姿が似ているせいか
固有デザインはMHW:Iのマスターランクで生産可能になるEXジュラシリーズを待つことになる。
Nowでは水属性攻撃強化や背水防御が付き、特に脚装備は強化することで集中2が付くので大剣や弓使いは作っておきたい一品。
余談
上述でヴォルガノスとよく似ているといわれており、近縁種と思われていたが、
生物樹形図によると、ヴォルガノスとは遠縁の種であり、
ジュラトドスの泥魚竜上科は有脚魚竜亜目よりも、早い時点で分化した科目と位置付けられており、
魚竜種の中では原始的な種だとされているらしい。
追記・修正は土砂竜と縄張り争いをさせてからお願いします。
- トビカガチではない -- 名無しさん (2023-05-12 04:04:27)
- ライズだと武器は物理寄りなんだよな、水属性はあるけも属性値はそこまで高く無い -- 名無しさん (2023-05-12 19:41:13)
- トビカガチもそうだがライズでのW続投組は妙に体力高くて違和感が凄い -- 名無しさん (2023-05-12 20:16:59)
- 2018年発売のワールドの新モンスだが、新規の魚竜種は2009年発売のMH3のデルクス以来、実に9年ぶり とかその辺も記述して欲しい。まさかヴォルガノスみたいな魚竜が追加されるとは思ってなかったから結構驚いた記憶がある。 -- 名無しさん (2023-05-12 20:31:56)
最終更新:2025年03月16日 04:27